伊坂幸太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎初のエッセイ。
「オーデュポンの祈り」でデビューして10年を祝って出版。
今までの様々な雑誌でのコラムや書評などを集めたもの。
小説しか読んだことがなかったので、エッセイを読んでみて、また違った側面を知ることが出来た。
意外と気が小さくて人が良くて、出不精ってこともわかって何か面白かった。彼の薦める本も相当メモらせもらったので、早速どんどん読んでみようと思う。
「いいんじゃない?」という章が好き。
彼は元はサラリーマンと兼業していた。ある日、通勤のバスの中で、大好きな斎藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」という曲をウォークマンで聴いていたとき、何故かその日はいつもより新鮮に聴こえ、「小 -
購入済み
大体愛らしい
学生時代に読んだ作品でしたが学生時代の記憶が抜けていてさっぱり抜け落ちていて伊坂幸太郎の新刊を読んだ気になっていました、サブマリンを中古で買ったので手前陣内の話を初めから思い出したいなと思い電子で購入し2日ほどで完読です。
世界は結果論で満ちている、あらゆることを結果論で考えればうまくいきそうなのでそうします。 -
Posted by ブクログ
ジュブナイルリミックスと銘打ってる事もあり原作とは違う箇所も多いがそんな事気にならないくらい面白い!
猫田市という架空の都市を舞台に自警団グラスホッパーを率いるカリスマ美青年・犬養と、自分が望んだ台詞を他人にしゃべらせる特殊能力「腹話術」の使い手の普通の高校生・安藤が対立する話。
作画担当は女性と言う事もあり、絵柄に華がある。
キャラクターも瞳が大きくて可愛らしく原作より美形度三割り増、最初マスターと鯨を見間違えてしまいました……。
見開きの迫力は絶品!
二巻に収録されている巻頭見開き、安藤と犬飼のツーショットは美麗すぎ……カラーで見れないのが惜しい!
悩める安藤を取り巻く登場人物も多彩で飽き -
Posted by ブクログ
ネタバレこれ、次の巻で完結しちゃうんですね!だから展開がスピーディーで面白いテンションのままだったのか~。
映画みたいですごく面白い。読み終えてしまうのがもったいない。
帽子卿かと思ったコンビニ店員は帽子卿ではなく、殺しを命じた岩西たちの雇主だったとは。
スズメバチに襲われたら怖いけど、ミツバチにたかられてるのはなんか可愛かった。チクタクの姉さんのプロ根性は見上げたものだ。結構好きだったのに、残念です。
首折り男、やっぱり生きてた!?首折り、苺原、チクタク、帽子卿、蝉たち、絶妙に入り乱れてドキドキの展開でした。
岩西サンタの贈り物、蝉、喜ぶだろうなあ。