伊坂幸太郎のレビュー一覧
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「この文章は、解説というよりはお祈りに近い」
15年の軌跡を気軽&濃密に辿る一冊
エッセイは苦手と自虐するけど、一つ一つの文章や仕事に手を抜かない人柄が伝わって、もっと好きになっちゃうじゃないか!
特に干支エッセイ。ニヤニヤが止まらない。Posted by ブクログ -
「僕は、楽しい話が書きたい」
人生の半分以上を仙台で過ごす伊坂さんが、地元紙『仙台学』に寄稿したエッセイ集+α。
作家としての地位を確立しつつも、地元の時間の流れと人や猫とのディスタンスの取り方に緩~く悩む重度の心配性、伊坂さんにほのぼの。Posted by ブクログ -
伊坂氏のエッセイ。伊坂ファン必見だと思う。
以前、別の作者のエッセイを読んで失敗しエッセイは苦手かもしれないと思っていたが、伊坂氏のエッセイは面白かった。
本人は刺激の少ない平凡な毎日だと書いているが、人気作家になった人の日常が見れた気がして私には刺激的だった。
伊坂氏がお父さんの事を書いてい...続きを読むPosted by ブクログ -
軽快でコミカル、それでいて人生のヒントをもらえるような素敵なストーリー。
レ・ミゼラブルの引用がかなり出てくるのでレミゼファンは堪らなそう。
泥棒の黒澤さん出てきます。 -
gogleのおすすめのサイトを見て購入。
面白くて一気読みでした。
初めて伊坂幸太郎さんの本を読みましたが他のも買いあさってみようと思います。
学生、社会人どちらでも楽しめる一冊だとおもいます! -
ギャングシリーズ3作目
特殊能力を持つ4人の銀行強盗が久しぶりに登場
むつかしい事はなく、児童書のようにテンポよくするする読めた。
キャラクターが愉快だからシリアスな場面も重くなりすぎず、ひたすら楽しく読める。
悪い奴がきちんと懲らしめられるので、読んでて安心する。Posted by ブクログ -
河崎の正体は伏線も多くて分かったけど、琴美は死んだと思わせて生きてる? とか、麗子を信じるなとか黒幕? とか色々予想できて面白かった。
裏口が悲劇に繋がってるとか、アヒルと鴨の話とタイトルの繋がりとか、あーこれも繋がってくるのかーと伏線の回収がすごいなと思った。
シッポサキマルマリの持ってきた数...続きを読む -
仕事は手早くをモットーに犯行中は演説で巻き込まれた人々のケアも忘れないなど、鮮やかな手口で犯行を重ねるどこか憎めない強盗団の活躍が痛快。
今回も軽妙な会話の中に巧みに伏線が仕込んであるのが最後に繋がって面白かった。
タダシの電話が予言のようだったというのが、グラスホッパー幻覚説の元になった田中の...続きを読む -
下巻になって物語はとんでもない方向へ進む。荒唐無稽だし都合が良すぎる気もするが、読んでいて飽きさせない。最後は爽快で、良質なエンターテイメントだった。解説でも触れていたが、結局二人の作者のどちらがどこを書いているのかはわからずじまい。でもそんなことを気にさせない力業だった。最後のボーナストラックにま...続きを読むPosted by ブクログ
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短篇ミステリ傑作集。傑作集というだけあって、どれもこれも珠玉です。でも読んだことがあるのは「菊の塵」だけだったので、連城さんにはこういう味わいの作品もあるのだなあ、と新しい発見があった気になりました。
お気に入りは「夜の自画像」。これ、レアな作品らしいです。「花葬」シリーズ最後の作品でもあるそうだし...続きを読むPosted by ブクログ -
伊坂幸太郎初のエッセイ。
「オーデュポンの祈り」でデビューして10年を祝って出版。
今までの様々な雑誌でのコラムや書評などを集めたもの。
小説しか読んだことがなかったので、エッセイを読んでみて、また違った側面を知ることが出来た。
意外と気が小さくて人が良くて、出不精ってこともわかって何か面白かった。...続きを読むPosted by ブクログ