【感想・ネタバレ】サブマリンのレビュー

あらすじ

家裁調査官・陣内と武藤が出会う「少年たち」。報道される事件と、実情が違っていることは少なくない。『チルドレン』から、12年。罪と罰をめぐるものがたり。

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Posted by ブクログ

こんな大人に出会いたかった。
でも近くにはいて欲しくない。

チルドレンから続き、より社会派な味が濃い今作。陣内の少しはみ出るくらい向き合ったり、逆に適当過ぎたり、そんな仕事の仕方がカッコ良くて。

1
2025年09月07日

Posted by ブクログ

読書備忘録952号。
★★★★★。

チルドレンからの家裁調査官シリーズ!
(シリーズ続いていないから寂しい)

陣内、武藤のテッパンコンビによるコミカルな伊坂ワールド。
彼らが直面するのは少年事件。裁くのではなく再生を目指す。
一方で少年事件の被害者としては、再生なんて要らん!裁け!償え!という、ある意味、普通の感覚。これは難しすぎるテーマ。

粗筋備忘はそぐわない作品。
ストーリー骨子備忘禄で。

チルドレンから更に時間は過ぎて。
再び武藤くんは少年事件担当に。
武藤くんは結婚して、二人の子持ち。
更に後輩にオモロイ女子、木更津安奈が参戦!

そして、チルドレンからの盲目の永瀬と優子が非常に重要なキャラ。
盲導犬はチャーリー・パーカーに世代交代している!笑

複数の少年事件がストーリーの骨子となる。
①少年、棚岡佑真。
無免許運転でジョギングの男性をひき殺した。
東京少年鑑別所で観護措置。
武藤が面会に訪れるも、はい、はい、はい、しか言わない。反応しない。
佑真は幼いころ、両親を交通事故で亡くしている。
そして10年前、小学生の頃、未成年が運転する車に友達の栄太郎が轢かれて死んだ。
加害者は未成年であるがゆえに・・・。
佑真が起こした無免許運転事故の真相は深かった・・・。

②青年、若林。
10年前、小学生を轢いてしまった。
ただ、少年であるがゆえに裁かれなかった・・・。
そこからの社会の風当たり、自分はどう償ったら良いのか・・・。
正直に生きようと思った。そんなに甘くない社会・・・。

③少年、小山田俊。
ネットで脅迫を繰り返してきた。試験観察。
全てを知ったかぶる。
そして、ネットの書き込みから実際にことを起こす匂いがわかると言う。
そして、小学校の登下校時間を狙って事件を起こそうとしていている奴がいると言う。
果たして・・・。

3つの骨子が絡み合いながらサブマリンを作り上げる。
この手腕は流石としか言いようがない。

ストーリーを豊かにする小ネタの数々。
複数の管楽器を同時に吹き鳴らす盲目の魔術師ローランド・カークの件。
唐揚げとフロントガラスのフェイクニュースの件。
地下鉄で起きるエスパー永瀬の件。
小山田くんのお陰で実際に事件を未然に防ぐ件。
そして、テッパンの陣内ライブの件。

難しいテーマだったけど、伊坂さんは悲しいエンディングにはしない。
佑真は絶対に大丈夫だと思う。
そして若林。事故で助けた人から電話が掛かってきた!やっとだと思う!やっと!ガンバレ若林!

チルドレンの備忘禄でも書きましたが、陣内は神です。
人間には神のやることは理解できません。陣内を理解できません。
でも神は凄いんです。陣内は凄いんです。
そんな存在だ。陣内。

チルドレン、サブマリンを紹介下さったユーキさま!
あざっす!
どんぐりサマも★だけじゃなくて今からでもレビュー書きましょ!笑

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

チルドレンのような短編集ではなく、今回は長編。
ラスト2ページは、飾らない陣内の言葉だからこそ刺さってしまい不覚にも泣いてしまった。

自分のやっていることは無意味ではと思ってしまうこともあるけれど、手を抜いて適当にやっても99%の物事は問題なく解決してしまうかもしれないけど、それで取りこぼしてしまうかもしれない1%のために手を抜くわけにはいかないというのは、運転も規範を守ることも仕事も同じなんだなと思った。

0
2025年09月01日

Posted by ブクログ

チルドレンの続編。

チルドレンがおもしろかったので、読む前からとても楽しみだったサブマリン。

読み終わるのがもったいなくて、最初はゆっくり1行1行味わいながら読んでいたけれど、結局は一気に読んでしまう。

少年犯罪が題材とは思えない明るさで安心して読める。いつもふざけてばかりに見えるけれど、きちんと大事なことを少年たちにも読者にも教えてくれる陣内さん。

陣内さんの名言が多すぎて、チルドレンのときよりさらに陣内さんのファンになった。

最後に若林青年にかかってきた電話、期待しちゃうよね。
少年たちの穏やかな未来を願いたい。

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2025年08月28日

Posted by ブクログ

陣内が相変わらずで、でもきちんと(?)大人になっているところが胸にじんわり来た。
懐かしい人達も登場するので、チルドレンを読んでからの方がお勧め。
武藤くんとのやり取りがクスッと笑えてとてもいい。

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2025年08月17日

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チルドレンに続きめちゃくちゃおもしろい。
読みやすくてつかまれる。

少年犯罪にテーマを置いて今回はずっと書かれているが、相変わらず陣内の言動は読んでて飽きない。
ぜひ続きを出してほしい。

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2025年05月17日

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チルドレンと共に、すごく好きな作品。陣内さんが親戚のおじさんにいたらな!陣内さんが家裁にいてくれて、よかったなと思う

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2025年04月11日

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家裁調査官2人の続編はまたまた面白い、かつ考えさせられる、そして答えの出にくい話だった。
犯罪にかかわる方々の葛藤は容易に想像できるし、立場により色々な考え方があり、正解を1つに決めつけられないものと感じている。
そんななかでの陣内の口癖、面倒くさい、は誰もが共感できる一言だと思う。私だったら面倒くさいと感じればなかなか行動に移すことはできないと思うので、行動力のある陣内を尊敬する。
今作も様々な人々の立場に応じた思いがあり、答えを出せずにいたが、なんとなく清々しい読後感を味わせてくれる伊坂幸太郎さんの筆力には救われる気持ちになった。
また2人の活躍?ドタバタが読みたい。

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2025年04月10日

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永瀬出てきてくれたの嬉しすぎるな。
自分のなかで新しい世界の見方が見つかったわけでも、めちゃめちゃ驚くような展開があったわけでもないけれど、チルドレンに続き好きな一冊になった気がします。

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2024年12月28日

Posted by ブクログ

チルドレンに続き、大好きな陣内さんに会えた。
大学で心理学を学んでいるため、「少年法は罰するためではなく更生が目的」ということは理解しているつもりだったが、罰ではなく更生が目的ということの難しさに対する理解が欠けていたと気付かされた。
更生と言っても、そこまでの道のりや介入の仕方は少年によって異なるし、どうなれば更生と言えるのかも定かではない。
そのような曖昧模糊としたものと対峙し続けなければならない家裁調査官を、陣内さんのような良い意味でも悪い意味でもド直球な人が勤めるというのは、読んでいて非常に面白かった。
また月日を経て読み返したい。

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2024年12月26日

購入済み

安定

前作も大好きで楽しみにしていました。いろいろ考えさせられますが、読み終わると心が暖かくなります。

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2020年09月10日

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伊坂幸太郎さんの小説は、やはり村上春樹さんの小説に似ている。若い頃、村上春樹さんを読んで育ってきた僕にとっては、とてもホーム感があるというか、懐かしい感じで読める。

なんか、かるいんだよなあ...
でもこのかるさを人として失いたくないんだよなあ...、と思う。

そして、優しくて強い。いいかげんなようでいて、人と真摯に向き合う。そんな陣内や武藤の姿は、ギスギスして理不尽で慈悲のない世の中を生きていく我々に勇気を与えてくれる。人に優しくしなきゃと思わせる。
あたたかい小説。とても好き。

ところで、小説の中で出てくるローランド・カークのサックスが聴きたくなり、さっそくチャールズ・ミンガスの「Mingus At Carnegie Hall」をダウンロードして聴いたが、これが本当にヤバイ。作中の記述のとおり凄まじい咆哮、雄たけび、爆音に笑ってしまった。こちらも最高!

2016年3月発表

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

少年犯罪、自動車事故という難しいテーマを扱った作品。シビアで重くなりがちな展開ですが、陣内さんという超クセ強、家庭調査官のお陰で上手く緩和してるかなと。この辺はさすが伊坂幸太郎さん。加害者と被害者、少年達に明日はあるのか希望を持って生きていくのか。罪を償った後は。なかなか難しい問題でけど、少しの希望があればいいなと思いました。それにしてもこの陣内キャラは過去作の死神の千葉や泥棒の黒澤みたいに好きかも。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

伊坂節です。
物事を違う角度から見て、ホントに大切なことを問いかける。答えを伝えようとするときもあれば、答えがないときもあり、そういうときはこちらが考えさせられる。
今回も1本筋が通っていたお話でした。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陣内が今回も絶好調。
前作より少し落ち着きを感じたのは年齢的なものかなあ?パワー・トゥ・ザ・上司のくだりで吹き出してしまった。
また続編出ないかな。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

10年以上前に読んで、すっかり内容を忘れていた”チルドレン”の続編です。家庭裁判所調査官の武藤とその上司の陣内が無免許運転で死亡事故を起こした棚岡少年の心の闇に光を当てていくという作品。生真面目な武藤と破天荒な陣内のコンビについては、個人的には陣内の言動にイライラする事もあるが、終わり良ければって感じなんでしょうか。私の失敗を繰り返さぬ様、チルドレンを読んだら直ぐに読む事をお勧めします。

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2025年09月06日

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『ついてない、だとか、やってられるか、だとか言ってもな、途中でやめるわけにはいかねんだ。どう考えても高得点にはならない場合もある。だけどな、できる限り悪くないてを目指すほかないんだよ。』

『彼のはじめの手牌は良くなかったかもしれない。ただ、その中で、できる限り最高の手を作ろうとした』

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陣内と武藤の掛け合いが、テンポ良くてクスッとしてしまうシーンが多く好きだった。チルドレンの続編だと知らずに、先にこちらを読んでしまったが、読みやすくストーリーとしてもテンポの良さが心地よかったが、少年犯罪をきっかけに「悪」とはについて考えることもできた。
極悪犯罪者に、目に目をで同じような制裁を与えること自体、犯罪だからダメなことではあるものの、本当に?なんでダメなの?と思ってしまう側面もあって、世の中に怖い事件が山ほどあるからこそ、ルールだから、では終わらせられないよなと思ったりした。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

家裁調査官の武藤と、上司の陣内が犯罪を犯した子供たちと仕事上の交流を深めながら、更生への道を模索するストーリー。
少年期の子供たちの心が揺れ動く様子が描かれていて、とても良かった。また事件の経緯や登場人物との関係性が暴かれていくところも、目が離せずページを捲る手が止められなかった。
チルドレンを読まないまま読み始めてしまったけど、陣内・武藤コンビがとても良かった!

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

チルドレンとセットで読みたい。チルドレンを読んでから読んでほしい。
懐かしの愛すべきキャラクターが出てきて、関係性が変わりつつも、その後も触れられているので、お、そうなったんだ!と。想像が委ねられる描写も。
少年犯罪の加害者被害者それぞれの点からストーリーが描かれ、伊坂さん特有の推理小説ぽさも楽しめつつ、身近でいつ起こるとも分からない事故、犯罪について考えさせられる。答えはない難しいことではあるが、武藤さんの豪快ながらも熱さに引っ張られて、前向きになれる小説だった

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

結構好き。みんないいキャラしてる笑
前読んだ伊坂幸太郎がシリアスだったからびっくりしました。もちろん色々考えさせられるけど、心が疲れてる時でも読めそう。

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

おもしろかった!
少年犯罪だけど、シリアス過ぎずコミカルで!

将来有望な青年が徹夜で研究した後の不注意で、歩道を正しく歩いていたら指名手配犯を偶然轢いて死なせてしまったら

不良グループの男が明け方注意散漫で歩道につっこみ男性が死亡

自分の印象なんてチョロいなと思うし
肉付けされる言葉次第で色々と考えさせられる

あと、こんなニュースを見ると亡くなった人可哀想と思うけど、確かに隣にいた友達も被害者で大なり小なりその人の人生に被害を与えていて
それがドミノ倒しみたいに哀しい連鎖が起きてしまっていること、たくさんあるんだろうなとも。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チルドレンに続いて

今回は長編として1人の少年(もしくはもう1人)を重視して進んだ。

伊坂幸太郎作品では、黒澤や千葉のように独特なキャラクターが出てくるが陣内も同様

陣内が上の2人とちがうのが少し人間味があるところねで、めんどくさがりでちょっと自分勝手で迷惑なところ。だけど、ものごとを深く考えすぎないから一つ一つを単純に切り込むのがすき

作中では明確に許せるか許せないか判断できないものを取り上げてこちらに投げかけてくる

どれも自分の中で決めきれないので、頭を抱えたが、放棄することはできないものばかりだった。

例えば 罪を犯したあと、自分を許していいのか、被害者に何かできないのか、しようとするのが正しいのかなどなど、
1番いいのは人の大切なものを傷つけないこと、失わせないことだとわかってはいるけども、間違いは起こってしまうのでその際に自分は逃げないでいられるか振り返りたいなと思う作品だった

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

チルドレンを読む前にこちらを読んでしまった。時間はかかったが、伝えたいことはよくわかる一冊。
陣内さんが結局最後もっていくよねー

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

陣内さんの行動が伏線回収していって面白かった。
意図的でなければいいのか、被害者が悪人だったらいいのか、ややこしく考えてもわからない。
手を貸してもどうにもならないこともあるし、それで救われる人もいる。
最後はそれぞれが少し救われた形でよかった。

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

自分が固定観念まみれであることを気付かされる。陣内さん、とてもよい。常に謎理論を展開し、頑固で、軸がしっかりしているところがとてもよい。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

短編集チルドレンの続編だと知らずに読んだ。話のテンポや登場人物の性格によりかなりサクサク読める本だったけど内容が重かった。悪いことをした人に、どこまで寄り添うべきなのか、犯罪者は全員が全員完全に悪い人であるのかどうか、自分の中でニュースを見たりするときに考えなければいけないなと思った。

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2025年03月15日

購入済み

また前作チルドレンが読みたくて

ウィットに富んだ会話とうんちく、張り巡らされたふくせんの妙、何よりステキな仲間たちと織りなす物語、もう一度前作チルドレンを読み直したくなりました。

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2021年02月03日

ネタバレ 購入済み

おまえみたいなやつもいる

久しぶりに著者の作品を読んだ。
面倒くさい登場人物に伏せんではなく、短編が一編の物語を織り成していくのに、面白味と安心感を覚えながら読了。
性善説ではなく、人は関わる人によって善くも悪くも変わるんだと、思わせられます。

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2019年10月14日

購入済み

伊坂幸太郎ワールド!?

ひと味違う伊坂幸太郎ワールドを堪能しました。
陣内さん、いい奴なんだよね〜

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2019年07月21日

Posted by ブクログ

面白かった。前作のチルドレンも読みたくなった。
罪の重さについて考えさせられる本だった。これ以上不幸の連鎖は起こらないでほしい。棚岡少年も若林青年も私は幸せになってほしいと思う。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

チルドレンに続き、こちらも読み返した。
陣内さんと武藤さん、それぞれの形の優しさがあるなあと思った。ちゃんと伝わる優しさは、触れると温かい気持ちになる。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

チルドレンという前作があったことを知らずに読んだけど、楽しめた。でも、皆さんの感想を読んで、やはりチルドレンを読んでからの方が一層面白かったのだろうな…。
それぞれのキャラの良さと思わぬところでの伏線回収はさすが伊坂さん!テーマは結構重めで考えさせられる…。陣内さんみたいな家裁調査官が本当にいたら良いのになと思う。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

サラッと読めた。
未必の故意?不能犯?大学の刑法の授業を思い出した。
因果とは…最後の逆恨みおじさんも、もしかしたら同情できる背景があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
重要なのは結果なのか過程なのか?答えのない問いを考えさせられるお話。

陣内さんのキャラが好き。

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2025年07月24日

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