伊坂幸太郎のレビュー一覧
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〈あのバス〉とは?
繭美の外見は?
星野はなんで五股した?
などなど、さまざまな想像をしながら読めた。なかなか読み応えあって楽しかった!Posted by ブクログ -
SF、アクション、サスペンスと熱い要素てんこ盛りのうえ構造的な話や創作論まで入っていてめちゃくちゃ面白かった。「小説で世界なんて変えられねえ。ただ、1人くらいに、届くかもしれねえ。」なんてセリフを”胡散臭い小説家”井坂好太郎なるキャラクターが放つものだから、季節外れの炎天下ひとり昼休み中華屋の行列に...続きを読むPosted by ブクログ
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まず、これが20年近くも前に書かれた話であることに驚きました。
物語の中にスマホが出てこなくて違和感を覚えたほど。
最後は「え、ここで終わり?!」という感じでしたが、続編といわれる作品も読みたくなりました。
匿名 -
動物園のエンジン、サクリファイス、フィッシュストーリー、ポテチの4編を収録。
短い中に、伊坂幸太郎らしいひねりの効いた台詞回しと謎、最後にパズルのピースがカタカタカタ、とはまっていくような爽快感。
フィッシュストーリーの、売れないロックバンドの最後のレコーディングがそこにつながる?という設定が特に面...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルの物騒な印象とは違ってあたたかく、そして救われる(私にとっては)物語でした。他の伊坂幸太郎さんの作品と同様に、氏の考え方、優しさが感じられる言葉がたくさん溢れていて、また物語としても大変面白かったです(語彙力よ…)。
ますますファンになりました。Posted by ブクログ -
「吾輩は車である・・・。」かな。(*^_^*) 何だか、自分が車になったみたいな感覚で読んでた。読み終わった時のほっこり感とスッキリ感が心地いい。急に車が愛おしくなって、乗って話しかけちゃった。やっぱり、伊坂さんの世界は面白ね。(^_^)vPosted by ブクログ
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つながりのない話を集めた短編集だと思って読んでいたところ、共通したテーマやキーワードがちょこちょこ出てくるので、繋がってるの?と逆に驚いてしまった。ゆるーく、繋がっているようだ。
多くの話に共通する「天罰」が印象的だった。以前、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読んだとき、「神様ってこういう気まぐれなスタン...続きを読むPosted by ブクログ -
裏表紙のあらすじに惹かれて読んでみたけど、読めば読むほどに面白さが増してくる。下巻に向けての謎の深まりが十二分にあり、早く下巻を読みたくなる。…というか、不倫を疑い怖い筋の人を差し向ける奥さん…ワイルド過ぎだろって思った。Posted by ブクログ
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伊坂先生の本は初読みでした。
中盤、檀先生の前に
シアンさんとアメショーさんが現れた時には
唖然となりましたが。。。
えええ?っと嬉しくケムに巻かれながら
ぐいぐい引き込まれました。
話の真ん中あたりに「ニーチェ」がいて
「奪われる時には奪われる」
ズシンと来る言葉も
ジャブのように浴びました。
...続きを読むPosted by ブクログ -
読みながら感じる違和感。
あれ❓と思うことが続きながらも読み進めた。
最後まで読んで全体像がなんとなく見えてくる。そこからページをめくり直し、ひとり、この物語の全体像を考える時間が続く、、、
なんて面白い物語なんだ。
Posted by ブクログ -
いろんな角度から俯瞰して見ることができる、というのが、私はとても好きなのかもしれない!たまにこんがらがるけど、繋がった瞬間の気持ち良さよ〜。全短編面白かった。Posted by ブクログ
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「伊坂幸太郎」の連作短篇作品『首折り男のための協奏曲(英題:a Concerto)』を読みました。
『3652―伊坂幸太郎エッセイ集―』に続き、「伊坂幸太郎」作品です… 先月に読んだ『火星に住むつもりかい?』以来、6作連続で「伊坂幸太郎」作品ですね。
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再読。
銀行強盗シリーズ二作目。今作は、各々が遭遇する不可解な出来事から物語は始まり、本丸の誘拐事件に巻き込まれていくストーリーとなっている。
前作とは少し構成が異なりミステリー要素も加わっているため、続編ではあるものの新鮮な気持ちで楽しめた。「木は森に隠せ、って言うだろ。失敗は大失敗に隠すんだ」他...続きを読むPosted by ブクログ -
「伊坂幸太郎」の長篇作品『火星に住むつもりかい?(英題:Life On Mars?)』を読みました。
「伊坂幸太郎」作品は昨年5月に読んだ『仙台ぐらし』以来なので、ちょっと久しぶりですね。
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この状況で生き抜くか、もしくは、火星にでも行け。
希望のな...続きを読むPosted by ブクログ