伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    伊坂氏作品、再読3冊目。

    怖かった。一般人が要人の暗殺事件の犯人に仕立て上げられ、その背景にある組織のデカさや、周到な計画性になす術がありません。なぜそうなったのか分からない、対抗しようもない巨大なものから逃げなければならない、暴力にあったり、知り合いにまで被害が出てくる、そんな状況での逃亡劇。その恐怖にはとても耐えられませんね。

    日本だけど大統領選があったり、仙台が監視都市になってたり、フィクションなお話だけどリアルに感じて、緊張感のある場面がずっと続きます。

    友人の決死の言葉によって逃げ続ける主人公。
    学生時代の仲間との交流が、二度と戻れない時代の思い出として描かれ、ポール・マッカー

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    2026年09月15日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    こんな分厚い本読めるかななんて不安も木っ端微塵に吹っ飛ばされる。先の見えない緊張感と不安感、最後はめちゃくちゃ粋なオチ。面白かった。

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    2026年09月15日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    このシリーズ本当に大好きになった。読みやすいのに飽きずにどんどん面白さが増していく。響野の口の回り方ぜひ見習いたい。

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    2026年09月15日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎が初めて政治色を出したと言われる魔王に続く、50年後の物語。
    上巻では「安藤」というワードが悪事のトリガーとして紹介されつつも詳細は明かされなかったから、下巻で安藤潤也(魔王にて、十分の一イコール一という超能力によって莫大なお金を得た、お金によって勇気を買えると信じた弟)が怪しげな宗教団体の教祖として機能するようになっていた、みたいな展開かと思っちゃった。今考えればこんな展開はないか。

    結末はいい意味であっけなかった。「何もなかった。そういうことになっている。」
    システム化されたこの世の中で、人間はもっと小さな目的のために生きているというメッセージが伝わった。

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    2026年09月15日
  • さよならジャバウォック

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    夫を殺してしまった量子。
    そして学生時代のサークルの友人、桂凍郎と偶然出会う。
    これは偶然か、必然か。

    あらゆるところにモヤモヤと違和感がある。
    時間の流れがおかしい。
    「斗真」と「量子」と章が交互に出てきて、ここに何かトリックがあるのかと思いきや、そうでもなく、むしろ逆。
    そして、水槽の脳、お世話をしていた近所の子供、息子の翔君、七十才の母親、専業主婦で慣れない土地で子育てをしていただけに、世間を知らない量子。
    全部繋がっている。

    最初の段階から全て謎は解き明かされていたのに、私も桂凍郎とかいう、胡散臭い名前の彼に騙された!
    ただ、桂の意図するところがよくわからず、本当に誰が正義で誰が悪

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    2026年09月15日
  • 砂漠

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    大学3年の今、読めて良かったなと もっと前に読んでたら現在の進路選択とか変わってたかも
    夏の衝撃な事件とかあったけど起伏はボリュームの割に少なくキャラも限定的な中で進んでいったので止まることなく読み進めていけた読んだあと思わず今までの大学の道程を振り返ってしまった
    このくらい濃密な日々にしていきたいと再認識した

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    2026年09月14日
  • さよならジャバウォック

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    ストーリーが次から次へと展開し、どんどん読み進めてしまった。最後に霧が晴れたかのようにこれまでの謎が明らかになり、出だしからは想像もできないスッキリとした読後感だった。また、作中で度々語られる人間の特性は納得のできるものが多く、興味深かった。

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    2026年09月14日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    初期の頃の伊坂さん。
    オーデュボンの祈り、ラッシュライフに続く3作目ですね。まだ読んでいなかった作品のうちの一つです。

    さっすが!と思える展開で一気読みでした。伏線も綺麗に回収され、ちょっと瞳孔開いてしまいそうな雑学に、キレッキレの文章。ちょいちょい笑わせてくる感じ。そうそう、伊坂さんワールドだ!
    そしてやっぱり個性的すぎる登場人物たちに愛着を感じてしまう。持ってる特殊能力の発想が異次元だし、面白い。あとギャングの一人が障害を持つ子の親だったりもして。大きく頷けるような、自分なりの気付きも多かったです。


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    2026年09月14日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    人生って自分の思い通りにいかないことばっかりだなーって時、立ち止まって読んでみたくなるアンソロジー

    ■きっと読みたくなるレビュー
    新潮文庫の100冊、50周年記念のアンソロジー作品集。

    今の文芸界をひっぱっている実力派&人気抜群の作家先生を取りそろえたってだけで凄いすよね。いつでもどなたでもページを開いてもらえる内容なので安心、全て短編で15分から30分程度で読める作品ばかりです。きっと自分に合った作家が見つかること請け合いですよ。

    ■各作品の簡単レビュー
    ●ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
    作家の僕は白河ヨフネを探偵とした小説を書いていた。ヨフネと僕の間にはいろんなエピソードがあって…

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    2026年09月14日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7つの短編集で色々な要素が詰まっていて面白かった。「真実のトランク」「きっとあの日の光と同じ」が好みだった。宮部みゆきひさびさに読もうかな。有名だけど普段は読まない作家に触れられるのがこういう作品の良いところよね。

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    2026年09月13日
  • 逆ソクラテス

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    「先入観は敵」テーマが一貫していて、生きるために大事なことを見失わないように子どもも大人も読むべき作品だと思った。高城かれんの罪と罰、「もしアンスポーツマンライクファウルだったら、相手はフリースローが与えられた上で、さらにリスタートの権利がもらえる。」、逆ワシントンの主人公の母の言説。自分や相手がやったことはいつか未来で因果応報として返ってくるかもしれないしこないかもしれない。先入観で一方的に決めつけず背景にある事情にも目を向けるべき、という考え方は大事だな。

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    2026年09月13日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「夏」をテーマにした短編集ということで
    暑い間に読み切れてよかった。

    どれも面白かったけど、
    伊坂幸太郎さんのウッドペッカー荘事件、
    町田そのこさんのきっとあの日の光と同じ、
    宮部みゆきさんの真実のトランクが特にお気に入り。




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    2026年09月13日
  • オーデュボンの祈り

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    それなりに量のある本だったが、一気に読んでしまった。
    奇想天外?予測不能?ミステリー?
    けっこうやばい島だから、住みたいとは思わない。でも…

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    2026年09月13日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    分厚いのに展開早くてスラスラ読み終わった。
    こういう濡れ衣着せられて逃げてる夢たまに見るんだけど、なんなんだろう
    伏線回収がすばらしいっっ
    時系列バラバラに描かれてるところ、頭悪くてたまに混乱しながら頑張った

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    2026年09月13日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    現在と2年前を交互に描く形式に最初は少しもどかしさを感じましたが、物語が進むにつれてどんどん繋がっていって興奮しました。現在の川崎が過去のドルジだと明らかになった時に、彼が抱いていた思いの深さを感じました。現在のパートは椎名の物語だと思わせておきながらも、実はこの物語は現在過去どちらのパートも琴美とドルジと川崎の物語であったという視点の変化にやられたという気持ちです。物悲しい雰囲気のボブ・ディランの曲が物語に良い味を出していると思いました。

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    2026年09月13日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    前2作同様、キャラクターにとても惹かれました。私の好きな響野の出番が少なかったですが、、、
    今回も楽しませてもらいました。ストーリーがどんどん展開していくので、一気に読み終わった感じです。「人間が仮死する薬」など、必ず後々につながるので、いつ出てくるんだろーとワクワクしながら読めました。

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    2026年09月13日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    面白くてスラスラ読めた。
    物語をラストまで読んだ後に、量子の一度目の母との電話のシーンの見方が変わった。
    ラストまで読んで、すぐ見返したくなる作品っていいね

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    2026年09月13日
  • 砂漠

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    ネタバレ

    本の終わりまで長く感じましたが、最後まで読むと驚きがあり、読み終えて良かったと思える本でした。

    小説を読みたいなと思って本屋に行き、これまで伊坂幸太郎さんの本を読んだことがなかったのでたまたま目に止まったこの本を買いました。
    個人的にかなり分量があるなと感じ、読み切るまでにかなりの期間をかけて読みました。途中でこの先の結末は何なんだろうと読み切るのをやめようかと思いましたが、最終的に読み終えて良かったと感じます。特に構成について驚かされました。自分が思っていた時間軸とは違うことに最後に気付かされ、読み切ったあとに再度思い返すと確かにそう言われればそうかもと感心しました。北村たちの大学4年間を

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    2026年09月13日
  • AX アックス

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    殺し屋シリーズの他の作品を10年以上前に読んでいて連作とは知らずに手にした。
    あ〜そんな殺し屋いたいた〜新幹線聞いたことあるな〜と随所で懐かしく。
    後半は、きたきた伊坂節ー!!!という感じで止まらず一気読み。だよねだよね、伊坂さんはそうでなくっちゃ!ちょっと寂しいけどやっぱりスッキリ。
    解説にあった「大事なことほどサラッと言う」内容は衝撃で二度見した。

    関連作品もまた読み返したい!

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    2026年09月13日
  • さよならジャバウォック

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    本の出だしのところから考えると、想像とはだいぶ違うストーリー展開だった。話についていくために読みながら自分でもあれこれ考えて、それも楽しかった。でも結局最後は予想外。

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    2026年09月13日