伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    間隔開けてちょこまか読んでたので、少し読むのに時間がかかってしまったけど、毎回読むと新鮮でハラハラしてた。
    伏線が多すぎるとめんどくさくなる時もあるけど、伊坂さんのは絶妙に少しずつ回収されていくから読みやすいと思っている。

    内容に関しては、読者の大半がそうだと思うけど、青柳に感情移入して読み進めた。自分がもしあの立場に置かれたら、なんでありえないこと考えながら読んでたけど、多かれ少なかれ、何かをでっち上げられた人はああいう気持ちになるのかな?今後自分の身にあんなことが降りかからないことを願うばかり。

    0
    2026年03月21日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安定の面白さだった。伊坂作品のシリーズものは前作をあまり意識しすぎず見れる点が良い。新鮮さがある。でも陽気なギャングシリーズは不変さがより愛着が湧く気がする。皆んなが求めている4人のたわいもない会話を聞きたいんだろう。敵対する人物の遥か上をいく作戦、緻密に計算された伏線が絡み合いスピード感があってこのシリーズにしか摂取できない栄養がある。いつにも増して役に立たなかった響野が大好きだ。あのポジティブさ、鈍感さは見習いたい。9年越しの三作品目だったらしいが、最近見始めた自分はラッキーだった。四作品目がもう待ち遠しい。

    0
    2026年03月21日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎デビュー25周年を締め括る長編ミステリー。

    優しいと思っていた夫は、量子の妊娠・出産を経て暴言を吐くようになった。
    息子のためそれに耐えて子育ての日々を送ってきた量子だったが、
    ついに暴力を振るわれ、弾みで夫を殺してしまう。
    もうすぐ息子が幼稚園から帰ってくるのに......と途方に暮れる彼女だったが、
    その時大学時代の後輩の桂凍朗が尋ねてくる。
    「問題が起きてますよね?自分が何とかします」と......。

    いわゆるよくある設定の物語に思えるのだが、そこは伊坂幸太郎。
    この後、全く予想もしていなかった展開が繰り広げられる。

    脳に寄生すると言われるジャバウォックと呼ばれる寄生虫。

    0
    2026年03月21日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    白兎事件というその名前(?)だけを読者は聞かされ、ある立て籠り事件を中心に、警察、空き巣一味などのストーリーが進んでいく。何の変哲もない事件だが、読み進めていくとこちらが思っている事件の構造とは全く違っていた、ということに気づき、そこからはページが止まらなかった。文章も堅苦しくなく、立て籠り事件にしてはそれほど緊迫感も感じられないが、このようなトンチを効かせたストーリーには非常に合っていると後々になって感じた。白兎事件も、兎田というキーパーソンに関連しているだけでなく、因幡の白兎をモチーフにしていることが後々わかり、稲葉という登場人物もいるなど、読んでなるほどとなる仕掛けが沢山あり、サクッと読

    0
    2026年03月21日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    息子の渉に重傷を負わせた子供・王子に復讐するため、盛岡駅行きの新幹線に乗り込む木村。監禁から救出されたドラ息子と金の護送を依頼され、新幹線に乗り込む蜜柑と檸檬。金の入ったトランクを奪い途中駅で降りるよう命じられて新幹線に乗る七尾。新幹線というある意味密室の空間に居合わせる殺し屋たちのストーリーが交錯し、展開していく様は、長さを感じさせなかった。中学生でありながら木村をはじめとする大人を見下し、達観したようなことを言う王子に、読みながらフラストレーションが溜まりながらも、ハッとさせられる場面は何度もあった。「正しいとは何か」「なぜ戦争や虐殺は無くならないのか」「なぜ人を殺してはいけないのか」。悪

    0
    2026年03月21日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    教えてGrok。
    『ジャバウォックって何?』

    ✾さよならジャバウォック
    ✾伊坂幸太郎
    ✾双葉社
    本屋大賞2026 ノミネート

    一番最初にしたこと。
    それは『ジャバウォック』を調べること。

    ジャバウォックはルイス・キャロルの鏡の国のアリス内の『ジャバウォックの詩』というナンセンス詩に出てくる架空の怪物のこと。

    ふ~ん。そうなんだ。

    そう思って携帯を置いて、読み出した。

    読み始めに『うわぁ、素敵だな』って思える表現を見つけてから本の世界に入り込んだ。

    そのキーワードは“スノードーム”。

    文章を読むだけで脳内に鮮明に映像化される。
    しかもその映像の美しさ。
    ゆっくりもったりとした流動

    0
    2026年03月20日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    ミステリーで面白いと話題の本。
    読み進めていくと衝撃!伏線も色々と回収されていって読んでいて面白かった。もう一回読み直したら気付いてない部分も見つかりそう。

    0
    2026年03月20日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎、最後の伏線回収は流れ石だよ!

    破魔矢くんと絵馬ちゃんの関係が本当に伊坂幸太郎ぽくて好きだった。
    『こっちにわざわざ来てもらっちゃってごめんね』の回想シーン(p.174)はほっこりした。しかもこれって、嫁姑の会話だったってことよね。余計にほっこり。奥さんに優しくしとる息子だと分かったとき、すごく幸せな気持ちになっただろうな。

    時折哲学的な説明があって、難しくも、噛み砕いて説明してくれるから読みやすかった。そして哲学的な話が故に、考えさせられる。

    他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。

    そうだよね。ヒトは残忍なことをしてきたし、しているけれど、これからは変えられる。

    0
    2026年03月20日
  • グラスホッパー

    Posted by ブクログ

    さすが伊坂幸太郎!途中ダレることもなく最後までハラハラで読む手が止められなかった。これから私はシジミを見るたびに蝉を思い出すんだろうな。

    0
    2026年03月20日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

    Posted by ブクログ

    交わらないんだけどすぐ近くで起きてる物語。
    あの人が幸せだったらいいな、て思える話。
    伊坂幸太郎って、ありえないような偶然とか、へんてこな状況とか、よく書いてる気がするんだけど、登場人物はそれを自然なものとして受け入れてる感じがして、びっくりはしてるんだろうけど、なんか素敵ね、まあ、そんなこともあるんじゃない?世界は広いんだし。て、そんな空気がする。世界は素敵なことで溢れてるのかもしれない。と、ポジティブに感じさせてくれる。

    0
    2026年03月20日
  • 残り全部バケーション

    Posted by ブクログ

    長編小説の次はテンポが良くてスピード感が心地良い作品を、ということで伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」。
    一作一作が短編なのにちゃんとどこかで重なる世界線にさすがだなぁと舌を巻いてしまう。
    まさかの離婚寸前、離散直前の一家との話からよもやこんな結末になろうとは。。

    というか本を閉じてから気づいたけど、カバー作品田中達也さんでは?!?!
    青山美智子さんの作品から意識するようになったけど何気に田中達也さんの作品って色んなところでお目にかかれてすごく嬉しい。

    0
    2026年03月20日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    繋がる、繋がる。
    しかも少しずつ、絶妙に。

    日本人は即効性を求める
    もっと優雅に生きれば人生は長い

    自分も即効性を求めている気がする
    ブータン人に言われそう、
    「だめでしょ、馬鹿でしょ」って

    とりあえずクラクションは鳴らさずに、細かいことは気にせず生きていこう。

    なんかとっても悪い事がしたくなったら広辞苑でも盗みに行こうか、

    いや、
    やっぱり広辞林にしよ。

    あれ?、、、今は大辞林か、なら無理か。

    0
    2026年03月19日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白くてするする読んでしまったけれど、回収しきれない伏線があるようにも思えた。医師が無事なくなったのは良かったけれど、槿に仕事を依頼した意味、DIYの正体など気になることが複数ある

    0
    2026年03月18日
  • 逆ソクラテス

    Posted by ブクログ

    本書が出版された年に読み、約5年後に再読。ドラマ『ラムネモンキー』を見ていて、また読みたくなった。『あれ?変だぞ』違和感を感じる問題に対する答えがわからない。そもそも問題の捉えどころも曖昧。けれど、子どもたちが『どうにかしたい』と正義のために一途に行動する姿がやはり眩しい。行動の源に哲学や映画、漫画、伝記のエッセンスがあるところがいい。

    0
    2026年03月21日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    マリアビートルに続く殺し屋シリーズ

    今回もまぁ沢山の死体ができあがり、それなのに面白いってどんだけ?
    映像化するなら天道虫はもはや大泉洋さんしか出て来ない!
    ことごとく不運な殺し屋と着地点が最後まで読めない展開がサイコー

    0
    2026年03月18日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ伊坂幸太郎。
    どんどん読み進められて、引き込まれる。
    でも、どこか現実味がない。「伊坂幸太郎ってこんな感じかあ」と思いながら読み進む。

    で、終盤一気に心掴まれた。で、読みながら「えーーーっ」と声が出た。
    なるほど伊坂幸太郎、面白いと聞いていたけど面白いぢゃないか!!
    次は何を読もう☺️

    0
    2026年03月18日
  • 首折り男のための協奏曲

    Posted by ブクログ

    物騒なタイトルの割に、なにか社会全体を揺るがすような大きなことが起こる訳でもない。それぞれの主人公達の日常と繋がっているのか繋がっていないのかわからないようなところで「首折り」が起こる。

    現実もそんなものかもしれない。幸せなことも悲しいことも、毎日どこか遠くで起きていて、自分の人生に影響を不思議に及ぼしたり及ぼさなかったりする。

    それぞれの短編がゆるやかに繋がっていて、伊坂幸太郎ワールドっていう感じ。楽しみながら読めた。

    0
    2026年03月18日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

    Posted by ブクログ

    伊坂先生の作品は登場人物たちの繋がり方が好き。
    あとバンドの名前入ってくるの。読みながら聞きたくなる。

    0
    2026年03月18日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

    Posted by ブクログ

    4人のキャラクターが今回もしっかり生きてて面白かったです。伏線もうまい具合に散りばめらてて、読みながら予測できたのもよかったです。

    0
    2026年03月18日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いろんな人がつながっている物語で、おもしろかった。
    最後の小野がラウンドボーイのに触発されて戦い切るところが一番印象的だった。
    こういう縁がいろんなところで実はあるのかなと思ったし、縁を大事にしたいなあと思った。

    0
    2026年03月18日