伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 火星に住むつもりかい?

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    たしか解体全書で伊坂幸太郎ご本人が一番好き?自信作?って言ってた気がするので読んでみた!
    そんなに数多く作品を読んでるわけじゃないけどかなり拷問の描写がきつくてちょっとびっくりした。
    ずっと大学生の子がヒーローだと思ってたから、まさか死んじゃってると思わないし、全然別の人がヒーローの正体だったりあの人が本当は……みたいなずっと面白い そんで読みやすい
    平和警察なんかできたら終わりだよー

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    2025年09月28日
  • グラスホッパー

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    結構前にマリアビートル読んじゃったけど殺し屋シリーズものだったんだと知って一作目から!
    伊坂幸太郎の文章って本当に読みやすい〜〜何読んでもこれ思うのなに??
    鈴木、鯨、蝉それぞれがこうも交わるか!という感じで物語が交錯していく感じと 一瞬でも気を抜くと命がなくなる感じ読んでてずっと面白いなー
    ところどころ鈴木が奥さんのことを思い出す描写がすき

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    2025年09月28日
  • 逆ソクラテス

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    〜ができるようになった、という単純な成長ではなく、1人1人がある経験を通して自分のあり方が少し大人に近づいたような変容が見られる短編集でした。夏に読んだこともあり、夏休み明けの少し成長した子ども達の様子を覗き見したような感じで読みました。
    大人を信用してもいいし、しなくてもいい。
    僕はそうは思わない。反抗的に使うのではなく、価値観の違う人との意見交流の中で、自分の意思表示として使えたらいいな。

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    2025年09月28日
  • 重力ピエロ

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    ・ミステリー仕立ての復讐小説/家族(兄弟)小説
    ・半分しか血の繋がらない「私」と「春」
    ・遺伝子の強さか、家族の強さか
    ・善か悪か
    ・犯人は弟の「春」。実の父を殺す話。

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    2025年09月28日
  • グラスホッパー

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    伏線が散りばめられてて気になって一気読み
    映画から先に観てしまって、原作読みはじめるまでに時間がかかったのが残念…先に原作を読むべきだった。

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    2025年09月27日
  • グラスホッパー

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    伊坂幸太郎の描く殺し屋がとてもキャラクターが特徴的であり、殺し屋の苦悩やそれに巻き込まれる一般人鈴木の復讐劇というのだろうか。
    人が死んでいく描写のディテールが細かく表現されており、殺し屋の仕事の熟練度がとても高い。
    そして、物語のラストは鈴木はどうなったのか、押し屋に押されて死ぬという含みも持たせた終わり方であり、死からは逃れられないという筆者のメッセージともとれる。

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    2025年09月27日
  • 777 トリプルセブン

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    初めての「殺し屋シリーズ」で、想像以上に軽快な表現で骨が折れたり、人が死んでいくのが衝撃的だった。
    何人もの死体が転がっているとは思えないほどのテンポ感で、ストーリーが進んでいくのも新鮮に感じた。

    「何でも覚えられる」「一度見たら絶対に忘れない」というのは、一度ならず思わぬ「忘却」によって後悔をしたことがある身からすると羨ましい。

    しかし、人間は忘れる生き物であることによって、救われている部分も大きいと感じた。

    自身の記憶力によって、人との深い繋がりに積極的になれなかった紙屋さんが、天童虫、ココさん達との関わりも経て、乾との関係を築いていくことに繋がるラストが印象的だった。

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    2025年09月26日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂幸太郎さん節がきいていて面白かった。
    結末が曖昧なので自分で想像することができて色々考察する楽しさが読み終わったあとにもある。
    伏線回収のセリフや場面が多いので、何度も楽しめる作品!

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    2025年09月26日
  • 砂漠

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    それぞれの登場人物のキャラが立っていて面白かったです。

    西嶋の偏ってるけど熱いところや、
    鳥井の実は純粋な気持ち秘めているところや、
    北村の徐々に出てくる感情的な部分もすきです。

    メインじゃないけど、さらりと重要なことを言う鳩麦さんも印象的でした。

    大きなオチがあるわけでもない、ミステリーでもないけども大学生の貴重な4年間のストーリーが素晴らしかったです。

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    2025年09月25日
  • 重力ピエロ

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    目次から魅力的な興味を惹く言葉が羅列されていて「オングストローム」「ヘップバーニング」「エンジン、円陣、猿人」など、その期待値に読む前からそれら語感だけでご飯一杯は食べられる仕様になっている。タイトル自体も初見はどういう意味?と訝りながら読み進めるけどその造語の意味する巧みさにうーむと唸る。春のした事、泉水の下した判断を論じるよりも春が毎日毎日考え続けたというその苦悩の深さに着目したい。さもすると崩れそうなアイデンティティが家族の愛でセメントのようにガッチリ固められた春は最強に美しく強かった。

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    2025年09月25日
  • 首折り男のための協奏曲

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    首折り男とその周辺、黒澤さんの物語。
    繋がっているようで、繋がっていないところもあって不思議な読後感。
    首折り男の那覇市から徐々に黒澤さんの話になり、また首折り男に。
    黒澤さんは自分を脅す新聞記者を逆に陥れる、時空のねじれを感じさせる不思議な構成の話。

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    2025年10月10日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    黒澤さん出演作品の短編集。
    サクリファイス、ポテチ…。
    それ以外もなかなか良かった。
    動物園のエンジンも良かった。
    やっぱりユーモアがあるね。

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    2025年10月10日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    黒澤さん目当てで読みました。
    今回は探偵としてのお仕事、しっかりやってます。
    もちろん本業も。
    泉と春の兄弟、放火、過去のレイプ事件、父親の病気、遺伝子などたくさんの要素があるのにきちんと全部まとまります。
    素晴らしい作品でした。

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    2025年10月10日
  • チルドレン

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    陣内という変わった人物と周囲の話。
    鴨居という同級生と銀行強盗に遭遇、目の見えない青年永瀬と出会う。
    武藤という家裁に勤める男の同僚(先輩)に陣内がいる。”陣内”という変人に振り回されるがそこが面白い。
    公園で2時間、ずっとそこにいる人の顔ぶれが変わっていないという出来事に時間が止まっているという、そんな奴。

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    2025年10月10日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    前作、陽気なギャングが地球を回すに続けて拝読。
    個人的には前作より、レベルアップして面白かった。
    きっと前作で4人の登場人物の性格や特徴を知った上で、今回この作品を読んだからだと、思う。

    4人それぞれの短編の話と、銀行強盗を働いたあとの物語が描かれている。

    4人がそれぞれ体験した出来事が後々の銀行強盗の話で意外な点で繋がっていたり、あ、あの人物だ、あのセリフはここに繋がっていたんだというフラグの回収が読んでいて心地いいし、スッキリとした。

    4人が互いにテンポよくイジりあったり罵り合ったりする場面が、可愛げがあって、でも、とっても仲の良い信頼し合っている関係性なのが垣間見えて素敵だなぁ、と

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    2025年09月24日
  • ラッシュライフ

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    黒澤のターンになるのが待ち遠しかったです。
    見事に交差していく登場人物のストーリーに圧巻されっぱなしでした。
    伊坂幸太郎の他の作品も楽しみです。

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    2025年09月24日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    フィッシュストーリーの冒頭の文章『僕の孤独が〜違いない』の部分。誰が書いたどんな小説なんだろう?と調べた人、多そう。もちろん私も調べましたよ笑

    ポテチ。車の中で今村が塩味とコンソメ味を間違えて渡してしまったシーン。そして今村が号泣したシーン。思わず唸った。

    さすが伊坂さんだなぁ

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    2025年09月24日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    飛沫感染によって未来が見える国語教師の行く末とその教え子の女子中学生が創作する虚構の世界、交わるハズのない世界が交わったとしたら⁉️

    映画で例えるなら、エンドロール後も席を立たずに鑑賞してくださいという感じの作品でした❗️相変わらずの伊坂さんらしい展開と最後はもう一捻りが加わっていて、最近出版されている長編では結構惹き込まれました。

    余談ですが、最近ジャッキーチェンの出演する映画、ベストキッドレジェンドが公開されているのですが、本作ではそのジャッキーの魅力が描かれていて、昔よく観ていて好きだった作品を懐かしく思いました❗️

    個人的には、クライマックスの野球場のシーンは、『死神の浮力』の自

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    2025年09月24日
  • 砂漠

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    面白かった!
    タイトルの意味がよくわかった。
    私も学生時代を懐かしんでもあの頃は良かったと思う人生を送ることがないようにしよう。

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    2025年09月23日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂幸太郎節がガンガンに効いてるから、苦手な人は苦手かも。わたしは伊坂幸太郎を久しぶりに読んだからか、やっぱ面白いな〜伏線回収気持ちいいな〜と楽しんで読むことができた。

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    2025年09月22日