伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ネタバレ

    独特な才能をもった4人が銀行強盗をする物語。
    と思いきや、そのお金を奪われる。そして奪い返しにいく。文で表すとずいぶんボリュームの多い内容だと思うが、そこまで複雑に語られていないため読みやすい。
    また、作中にそれぞれの子供を大切に思う気持ちが丁寧にそして幾度と描かれているのが印象的である。また最後の怒涛の伏線回収にクスッとしてしまう。フラッシュが焚かれないフィルムカメラがこうも役に立つとは。警官の制服が3着あると言ったセリフはこの3人のためだったのか。不思議な車はこう使うのか。あぁそうだ訓練があったんだ。
    さくっと読めてしまう物語であった。

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    2026年07月27日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    4つの中編を収録。やはりこの人の作品は伊坂ワールドといっていいくらい独特で、人間模様がとびきり面白い。特に映画化にもなった【フィッシュストーリー】と【ポテチ】は読後感がとても温かい。

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    2026年07月25日
  • ジャイロスコープ

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    7つの短編集
    浜田青年ホントスカ、ifがお気に入り…
    浜田青年〜は伊坂ワールド王道の作品。最後まで転じて転じての流れは読後感含めて良い作品…
    ifは超短編であるが20年にわたる後悔の念、ほぼ変わらないバスの乗客、特に親しいわけでもなく顔見知り達みんなが思い続けてきた鬱憤を晴らす時の盛り上がりはシュール過ぎるな…と
    でも1番楽しめたのは巻末の作者インタビューで作家生活15周年を迎えた当時の気持ち…悩みや葛藤の中での産みの苦しみは大変なものかと…

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    2026年07月25日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    友人でも恋人でも同僚でも家族でも、今ある縁も新しい出会いも大事にすること。
    それは回りまわって何か面白いものに繋がっていくのだな…一期一会でも。
    ミステリでない人間ドラマもなんだか爽やかで面白かったです。

    「この人が誰のお嬢さんか知ってて仰ってるんですか?なんて命知らずな…」みたいな戦法が脈々と受け継がれていて笑いました。

    登場人物が多くて、でもこの人はこの人の…!と入り乱れ関わり合っていく関係に「伊坂さんコレコレ〜!」と思いながら読みました。
    連作短編集さすが。ちゃんと「あの人か」と思い至れる。
    時系列バラバラなのに途中で気付かされるのにも、やられた!という気持ちになれます。

    ラストも

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    2026年07月25日
  • ラッシュライフ

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    何人もの人生が交差してそれぞれの物語が進行しながら話が展開していく、推理小説要素もあり読み進めていくうちにどんどんとのめり込めるそんな作品でした。
    生々しい描写に少し引いてしまったが、それ以上に先が知りたくなってしまった。
    一応ハッピーエンドになるのかな?終わり方としては。
    最新作も読んでみたい

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    2026年07月24日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    面白い!
    尖ったキャラクター、コミカルでありながらテンポ良く読めるし、ちゃんと伏線も回収して気持ちの良い終わり方です。

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    2026年07月24日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    グラスホッパー、マリアビートルほどの面白さがあったかと言われると、個人的には少し物足りなく感じてしまったかも。

    これまでに登場した殺し屋達にも劣らない、魅力的なキャラクターの「兜」。
    殺し屋の側面と、恐妻家の側面と、2つの顔を持ち、家族のために苦しみながらも殺し屋の仕事を引き受ける姿に、これまでの殺し屋達とはまた違った魅力を感じました。

    特に「AX」の章は、かなり好みでした。
    ラストの1ページも、ぐっときました。


    ただ、
    ・1章「AX」で仄めかされた犯罪集団たちの話はどこにいったのか。
    ・「結婚し、家族を持つ」=「殺し屋としてはこれ以上ないほどの弱点」になり得そうなのに、それでもなお、

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    2026年07月26日
  • 砂漠

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    自分の学生時代を思い出す。
    今は砂漠。だがあの時をオアシスだったとは思わず生きれている気はする。キャラがそれぞれ良すぎてこう言うグループでいたかったなと思うと同時に、自分の学生時代のグループもこんなキャラ濃くてよかったなと思い直した。
    リアルなようでリアルではない伊坂の世界。なぜか自分が彼らを側から見ている同級生のような感覚になった。砂漠に雨を降らせると言う感覚が好き。

    なんてことはまるでない。

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    2026年07月24日
  • オー!ファーザー

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    人は防衛本能でムッとする生き物なんだというところで、ムッとするのは自分を弱者だと認めてしまう行為なんだなと思ったのでムッとするのやめます。ブチギレて行こうと思いました。

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    2026年07月24日
  • AX アックス

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    家では妻に頭が上がらない恐妻家だが、一流の殺し屋「兜」。
    子供が産まれたことで引退を考えながらも、日々淡々と仕事をこなしていた…。

    伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ第3弾。
    他作とはテイストが違い、ハートフルで切ない読後感でした。
    伊坂先生は殺し屋シリーズに限らず、身も心も強い女性と一見頼りなさそうなのに逞しい男性キャラが多い印象です。
    本作もまさにその構図が夫婦になっていますが、最近『モダンタイムス』を読んでいたのでその奥さんよりはマシだなあと思ってしまいました。笑
    伊坂作品で恐妻家の解像度がどんどん上がっている気がします。

    兜は殺し屋であり文房具メーカーの営業マンであり、家に帰れば普通の

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    2026年07月24日
  • フーガはユーガ

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    双子特有の俺らなら理解し合えるみたいなのが最高だし、ハッピーエンドとは言えないけど最後にこれも意味あったんだって通じてくる構成のうまさがとっても好きだった。久しぶりに見返したけどやっぱり面白いな。風雅と優雅がどうしてもどっちがどっちか覚えられん。二回目でしたが、最高でした

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    2026年07月24日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    この作品を読む前に、第一作の『陽気なギャングが地球を回す』をぜひ読んで。
    この作品も、伊坂ワールド炸裂!
    ここでこんなんあり⁈そう来たか!とツッコミたくなる展開。
    伊坂ワールドの沼にどんどんハマっていく…

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    2026年07月23日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    伊坂幸太郎さんのイメージであるミステリーとは違って、色んな人の家族、友人、恋人関係、そのエピソードが描かれている短編小説。
    でも軽快な物語の進み方は伊坂幸太郎さんぽくて、テンポよく読み進められた。
    何者かにならずとも身近な幸せを大切にすること、人をおとしめたりひどいことをしないこと。小さい頃には知ってたような当たり前のことを思い出させられる。

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    2026年07月23日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    「届けよ、誰かに。頼むから」
    帯にも書かれていたこのフレーズがもう大好きで。メロディーのように口ずさみたくなります本当に最高です。笑

    短編だけど読後にしっかりと重みも爽快感もどちらも味わえるような一冊でした。
    タイトルにもなってる「フィッシュストーリー」はやっぱりホロッときましたし好きですが、他のどのストーリーも奇抜で面白いし、キャラクターも個性的で楽しい。
    「ポテチ」に出てくる今村のお母さんと彼女の掛け合いが抱腹絶倒でした!今村、こんな二人が付いてるんだから大丈夫だよと言ってあげたい。いずれ二番煎じにならない世紀の大発見をしてくれることを期待しています。笑

    あと他の伊坂さん作品でもあちこ

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    2026年07月22日
  • 逆ソクラテス

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    ネタバレ

    子供の頃に読みたかった。あの頃は先入観ばかりに囚われて、大人になってから気づいて後悔してます。僕はそう思わない。口には出さなくても心の中でそう思うことの大切さ、自分の内側だけでも守る言葉かなと。子供だけじゃなく大人にも必要な言葉だと思います。

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    2026年07月22日
  • 重力ピエロ

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    重い題材を取り上げているのに、それを読者が暗い気持ちにならないように描いている。これはなかなか真似できるものではない。人物の心情描写が見られる部分は少なく、それを偉人の言葉や比喩を使いうまく表現している。ミステリーかと思って読んでいたが、途中からこれは家族の物語であることに気づいた。最初は読むのに時間がかかる作品だと思ったが、軽快な文体で最後まで読むことができた。

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    2026年07月22日
  • 重力ピエロ

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    なんとも複雑な話だったが最後に春が救われて良かった。やはり家族というものは遺伝子だのは関係なくて繋がりや絆がものを言うんだなと思った。

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    2026年07月22日
  • あるキング

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    山田王求の野球の王様になる物語…
    シェイクスピア、マクベスが物語に色濃く反映されている。マクベスは悲劇なので山田王求の物語も悲劇であることを認識しながら読み進める。
    王求は野球のセンスは規格外で既に小学校の時にプロの本気速球をホームランにしてしまうという…
    悲劇は
    ①野球を続ける為に人間が命を落としている
    ②愛想が悪く、人間関係に苦慮することを放棄している
    ③優秀な野球選手であること
    両親の育成方針も王求の野球スキルレベルアップに重きを置き、王求自身も他人との協調性に欠ける成長となってしまう…
    天才は天才ゆえの苦痛、生きづらさもあるだろうが人間社会で生きていく為には少なからずの協調性、人間力も

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    2026年07月21日
  • グラスホッパー

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    2026.07.20

    777→マリアビートル→グラスホッパー
    の新作順に読んだが、特に違和感もなくそれぞれ独立した話なので楽しめた。
    順位をつけるなら
    777>>マリアビートル>>>>>>>>>グラスホッパー
    かなと。

    最新作が面白すぎたので少し物足りなさもあるが、終わり方がとても綺麗で伊坂幸太郎作品をまだまだ読みたい、、となった。

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    2026年07月20日
  • オーデュボンの祈り

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    世間と隔離された島で起こる「喋るカカシ殺し」。未来が見えたカカシはなぜ殺されてしまったのか?
    序盤は少し退屈な内容だが、一連の出来事が最後に繋がる部分はさすが伊坂作品。

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    2026年07月20日