伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • オーデュボンの祈り

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    優午を、カカシを、一生懸命に作っていた男の子、どうしたかな。

    「ダイエット中の女性が手にしたチョコレートを認識してはいけないように…」って一文に汗。

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    2026年03月09日
  • エール!(3)

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    1巻から読むか悩んだけど、好きな作家さんと気になる職業が3巻だったので。
    どれも素敵な話だった!
    色んな仕事があって、みんなそれぞれに悩んだり励んだりしてて元気をもらえた

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    2026年03月08日
  • 終末のフール

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    ネタバレ

    生きる意味ってなんなんだろう?ってたまに考える。そういった答えのない問題を考えるのが好きなので、この本も好きになれた。
    世界の終末が近づいたとき、自分はどう生きるのかな、この人に近い生き方かもと想像していた。
    一番おそろしいと感じたのは世界が終わることよりも、みんなが混乱する渦の中、暴動に溢れかえる街そのもの。
    世界の終わりに近づくにつれて、みんなが生きる上で何を大切にしているかが浮き彫りになっておもしろかった。

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    2026年03月08日
  • マリアビートル

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    グラスホッパーに続く伊坂幸太郎殺し屋シリーズ。映画化されることを狙ったというだけあって、頭からハリウッド的にストーリーが急展開するといえばいいのか、その狙い通りにブラッドピット主演で映画化されたとは大したものだ。
    しかし殺し屋たちは手際良く仕事が出来ずにいろいろ混乱する。これでいいのか檸檬と蜜柑。腹立つ中学生も全くなんだ。ついてないやつを見守るスラップコメディーか。作者の思惑にまんまと嵌められて新幹線の進行と共にストーリーを追いかける。新幹線に追われる感じすらある。結局は人は死ぬけどそれほど酷い話でもないと思わせてしまうとは罪な作家だ。終わりのオチもまあちょっと洒落がある。
    出張の途中では読み

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    2026年03月08日
  • 逆ソクラテス

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    全部受け入れるんじゃなくて「私はそうは思わない」を口に出すのは出来ないので心にこの言葉残しておきたい。

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    2026年03月08日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    高校生の由紀夫と、個性豊かな4人の父親たちの日常を描く。
    突飛な家庭環境だけに、グレてもおかしくないようなところだが、成績優秀でかつ少し斜に構えたような由紀夫のキャラクターが良い。不登校の小宮山、県知事選候補者の盗難被害など、ミステリ的な要素も織り交ぜられ、最後に回収されるのでまとまりもあった。
    肩の力を抜いて楽しめる一冊だった。

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    2026年03月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    1話ごとに違う温かさがあって、しっかり5つの話を読んでる感じもあり、一方で一彦と繭美という濃いキャラのおかげと、一見タイプが違うけど共通して物語の先を想像したくなる5人の女性たちのおかけで、1つの物語として緩やかに筋が通っている感じもしました。
    変わった設定や登場人物に冒頭は少々面食らいつつも(笑)、だんだんその設定とかに馴染んできて、気づいたら設定とかよりも登場人物の会話に楽しくなってきたり、登場人物の気持ちに感情移入したりしているところが、伊坂さんの凄いところだなと感じました。

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    2026年03月07日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    おもしろかった。マリアビートルの前段ということを知らなかった。鈴木の最後が切ない。普通に日常には戻れないのか?

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    2026年03月07日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    壁への落書きと呼応して発生する放火事件。その規則性と遺伝子の関連が明らかになっていき、最後には全ての線が繋がったときには、気持ちいい感じを覚えた。放火やレイプ、癌など、重い題材が出てくる割には軽いタッチで進んでいくのは、伊坂幸太郎という感じがしたが、個人的にはその軽さが、少し読み応えという意味ではマイナスになったかなという感想が若干あった。ネアンデルタール人やガンジーなど、歴史や偉人と絡めるあたりも、いつも通りウィットに富んでいて楽しい作品だった。

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    2026年03月07日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    久しぶり、10数年ぶりに読む伊坂作品。。中学生のときめちゃくちゃ読んでたのに、本を読む習慣がなくなり、ブランクが空いてしまった。これから過去作も追っていこうと思えた、こういう雰囲気が好きなんだったなと懐かしい感覚。

    本著はフェスのために毎年1編ずつ書かれたものをまとめたという経緯がある少し特殊な作品。登場人物が多くなくて助かる。"ナノ"世界と"こっち"の世界が、互いに関わることはないが不思議に交わっていく。こういう辻褄が合って妙に気持ちよくなるストーリー性が伊坂さんの小説だよなあ、とここでも懐かしくなる。

    門倉課長のエピソードだったり、松嶋くんの物語

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    2026年03月06日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    2007年くらいにグラスホッパーを読んだきり、
    時を経てなんとなくマリアビートルを買った。

    木村→果物→七尾と展開が始まるわけですが、
    冒頭から木村が出てきてこれが主人公(?)と思いきや、ここで提示していたのは完全巨悪の王子の存在、そのあと七尾のコミカルさを認識して初めてこっちが主役かと気付く。

    王子に関しては一から十まで不快さを覚えさせてくれた。
    特に暴発拳銃や檸檬の合言葉など、前半で仕掛けた伏線を王子が全て、見事にかわしてしまう、読者からみれば不快で仕方がない。
    「思惑が外れて苛立ちを感じる読者を王子というキャラクターが嘲笑っている」という意味合いもあるんだろうか。そうだとしたらうまい

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    2026年03月06日
  • 重力ピエロ

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    「春が二階から落ちてきた」の冒頭にやられる。
    スローモーションで春が落ちてきたシーンが脳内に浮かび上がる。

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    2026年03月06日
  • 重力ピエロ

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    血のつながらない兄弟をめぐる、重く切ない物語。悲しみや葛藤の中でも家族の絆が力強く描かれている。これほど重い題材でありながら、読後に爽やかな余韻が残るのは、さすが伊坂作品だと感じさせる一冊でした。

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    2026年03月06日
  • 重力ピエロ

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    春が2階から落ちてきた。
    冒頭と締めを担うこの一文がしめす意味をはじめ、読前と読後で春の印象が二転三転もした。
    どこかで春が放火魔なのだろうと読み進めていったが、主人公もまた形は違えど同じ結末を望んでいたことに驚いた。主人公の1番近い存在である春の君の悪さの描写がよかった。
    重力に逆らう存在であるピエロ。
    重力は作中にも出てくる少年法などの法、性を表し、それに逆らうピエロは春を表す。最終的には主人公もそこに加担し、奇妙であり愛情深い家族像ができた。
    また、文中様々な作品の冒頭がでてくる。それらの引用によって登場人物の会話が進んでいくところに文章の綺麗さがあった。

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    2026年03月06日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    読み終わると気付けば心が温かくなっているような本だった。
    不器用な登場人物たちが、一生懸命に進んでいく様が想像できてほっこりしてしまう。短編小説だけどそれぞれの章が繋がっていて、一つの長い小説を読んだ感覚になり読後の満足感もしっかりと感じられた。

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    2026年03月07日
  • オーデュボンの祈り

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    これはミステリーじゃないのではないかと思えるほど、世界に入り込むことができた。伊坂幸太郎先生のデビュー作として、とても面白かった。優午は、ただの案山子ではないんだな

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    2026年03月05日
  • 777 トリプルセブン

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    いまや映画界では殺し屋が跋扈しているけれど、このシリーズはその遥か前から書かれているんだよなとふと思ったりしました。「マリアビートル」がアメリカで映画化されたのは必然だったのかもしれない。
    相変わらず個性的な登場人物が沢山出てきて、どうなるんだろうと思わせながら最後はきちんと伏線回収されて気持ちよく読み終えるのはいつもの事ながら流石と思わざるを得ない。
    このシリーズまだまだ続いて欲しい!

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    2026年03月05日
  • サブマリン

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    少年犯罪に関与する仕事について知れておもしろかった。陣内のキャラクターがとても好きだった。複雑な内容に心がいたむ。

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    2026年03月05日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    春が二階から落ちてきた。
    本書はこの1文にサンドイッチされている。さすがは伊坂幸太郎、洒脱なセンスだ。
    さて、この「重力ピエロ」という話は、語り手である「私」だけの物語ではない、と自分は思う。
    この物語の主人公にはあと2人「春」と「父」がいる。あくまで本書は、三者の視点の中の一つの「私」の視点に限定されている。それはなぜなのかは、本書は一応ミステリー小説であるから、説明するまでもないだろう。

    重力。それは誰もが知る概念である。
    そんな当たり前に、唯一逆らう存在。
    それはサーカスで、空中ブランコに平然と飛び乗るなどの凄技を披露し、観客を夢中にさせ、挙句の果てには重力の存在などといったものを忘れ

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    2026年03月04日
  • マリアビートル

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    アクション映画のような緊張感と高揚感を味わえた。人を殺してはいけない理由で、「国家が困るから」は新視点。王子の最後にスカッとしました笑

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    2026年03月04日