伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ペッパーズ・ゴースト

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    ちょっとだけ先の未来が見えてしまう特異体質の檀先生は、見えてしまった未来が原因で事件に巻き込まれてしまう。物語が交差した時には、ぶわっと気持ちが昂ってしまった。

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    2026年04月19日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    楽観的と悲観的な組み合わせのネコジゴハンターの2人がお気に入りのキャラクター。掛け合いが好きでした。布藤鞠子の小説の中に入ってしまったのか、小説がこちらに来てしまったのか、不思議が残るストーリーだった。
    サークルのメンバーたちは、つらい思いをしたのに結局自分も事件を起こすことにしたのは、「おしまい」にするとはいえなんだか納得できず。やるせないまま、やっぱりやるしかなかったのだろうか。参考文献に書かれた『ツァラトゥストラ』や『ニーチェ入門』を読んだらわかるんだろうか。な、長そう、、

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    2026年04月19日
  • 逆ソクラテス

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    どの話も痛快で、それでいて自分の価値観も所詮は凝り固まったものだって思い知らされる。
    最後の店員さんは、やっぱりアンスポーツマンライクの犯人なのかなぁ。そう思うとこっちまで涙が出てきちゃう。あんな人がやり直せるなんて思いもしなかった。ましてや真面目に生きてるなんて、自分も何でも決めつけてる人間の1人だって思い知らされる。

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    2026年04月18日
  • AX アックス

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    「家族を持つ殺し屋」ってことで、シリーズの中では若干毛色が違う。でも好き!兜の夫・親としての頼りない姿と、業者としての只者じゃない感とのギャップが良い。「気づかないところで守ってくれてた」っていう克己の言葉が印象的です。にしても、人が襲ってくる一瞬一瞬の緊張感を書くのが上手すぎます。唾飲み込めない。「蜂退治」をあんなピリついた空気感で大袈裟に書けるのは伊坂さんだけ。滑稽さもあるから、BEEが一番お気に入りです。

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    2026年04月18日
  • 逆ソクラテス

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    「僕は、そうは、思わない」というフレーズが印象に残っていて、もう一度読みたいなと衝動に駆られて再読。どの話にも口に出したくなるようなセリフが多くて好き。中でも「アンスポーツマンライク」にはスリリングさの中に、戻れない青春と忘れたくない教訓があって満足感がすごい。やり直せるよっていうシンプルなメッセージへの持ってき方も一捻りあって洒落てました。「ギャンブルじゃなくて、チャレンジだ」、この言葉好きすぎてメモっておきたい。

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    2026年04月18日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    タイトルが可愛いと思って購入したのだけれど、人も時間も飛び跳ねて語る白兎について行くとあれよあれよという間に騙されていたことに気付く。
    2度見ならぬ2度読みしてしまう場面もあり、むしろテンポよく騙されていくのが心地よい。話を割と盛るタイプの友人と酒の席で話しているような楽しい読書時間でした。

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    2026年04月18日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    伊坂さん、12冊目。
    大好きな陽気なギャングシリーズ第2弾!

    今回はそれぞれの日常+人助けメインのお話。
    読みやすくて、面白くて大好きです。

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    2026年04月16日
  • AX アックス

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    家族といえどもお互い伝わってない気持ちがある。

    他人には言えない秘密は必ずある、それは大切な人に対しても。

    秘密があったとしても、なるべく嘘はつかないでいたい。

    秘密は言わなければいいだけの事だから。
    秘密は言わなければ嘘にはならない。

    「大人になっても人生はつらいの?」
    「つらいさ」

    さあ、
    レオンでも観ようか。

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    2026年04月16日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    連作短編集というのだろうか?陣内という人物がずっと出てくるが、主人公でもないし、時間軸も前後している。それに振り回される鴨居・武藤・永瀬(と盲導犬のベス)の話。殺人事件ではなく、銀行強盗、恐喝、誘拐、強盗未遂などを裏面から解決する感じ?かな?

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    2026年04月16日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    出会いの奇跡みたいな短編の集合小説、世代を越えた日常的だが奇跡的な出会いに感謝。特に学びはないが、おもしろかった。伏線回収が秀逸

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    2026年04月15日
  • サブマリン

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    ルールと人間の心情のせめぎ合い。
    世の中は勧善懲悪で語れないことばかりで、それは現代だからというわけではなく、いつの時代もそうだったんだろうと思う。昔話に勧善懲悪が多いのは、その方が伝達しやすいから。
    そういう根源的な問いを、ここまで説教臭くならずに描写できるのはもう本当にこの人の力そのものだと思う。

    それから、毎回思うけど、伊坂幸太郎はかっこいい展開を描くのがうまいなあと。鮮やかな伏線回収に痺れる。

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    2026年04月14日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    父、夫の愛。
    E,Fの時空を超えて父と息子が物語を進めるのは読んでいてとてもドキドキした。解説で『君の名は』を参考に、と書かれていて納得。

    どこまでも息子、そして妻を愛していたんだね、、
    クレヨンのお絵描きや無料チケットをいつまでも大事に持っていたのは心にきた。

    兜の、妻に自然に意見を合わせたりソーセージを自身ありげに頬張ったりするところが殺し屋なのは分かっているけど可愛くて笑

    数多の命を奪ってきたからこそ、フェアでいたかったからこそ、兜が自分の足で飛び降りたのは爽やかだった。

    てか医者こえーよ。まるでタイムマシンで息子を殺しに来たみたいじゃないか。
    それと管理人も絶対殺し屋だろって疑

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    2026年04月13日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    再読。
    結構忘れてたのでまた感動出来ました。
    春くんはずっと死に方を探していたんじゃないだろうか。
    と、最初は思ったけれど
    生き方を探していたんだろう、と思い直した。

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    2026年04月13日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ただの立てこもり事件ではなかった。視点が変わるごとに明らかにされる真実に驚かされ、展開が次に次に進んでおもしろかった。
    オリオン座マニアのオリオオリオというおもしろい設定のキャラもいた。警察に星座の話をしていたとき何の話をさせられているのか、と思いながら読んでいた。
    ベテルギウスと地球は640光年離れているから、今空に浮かんでいるベテルギウスはすでに爆発しているかもしれない。640年後に爆発したかわかる。そういったオリオン座の蘊蓄話が一番記憶に残っている。

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    2026年04月13日
  • 逆ソクラテス

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    作品ごとに好き・苦手がはっきり分かれる作家さんなので恐る恐る読み始めました。
    とてもよかった!

    もう十分オトナですが、明日から「ゴットファーザー」ごっこしたいです。

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    2026年04月13日
  • 重力ピエロ

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    全体に暗いテーマなのに兄弟、家族愛に満ち溢れた作品。
    遺伝子がテーマに放火事件を中心に物語は進んでいくのだが、やや淡々と物語が進んでいく中で後半100ページで一気に持っていかれたかんじ…
    十字架を背負いながら生きていた春のことを思うと胸が詰まる…

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    2026年04月13日
  • チルドレン

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    伊坂幸太郎の魅力が詰まった本


    今までで一番伊坂幸太郎を感じた。
    流石の伏線回収と物語の進め方で
    かなり読みごたえがあった。

    これを読んだら伊坂幸太郎が好きになる。
    嘘のような表現も交えつつ、
    楽しく読めるためとてもおすすめできる。
    ロクな親がこの世にはいくらでもいるとい
    う言葉は、とても自分に響いた。


    小説の楽しさを知りたい方におすすめ

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    2026年04月13日
  • 残り全部バケーション

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    読感きもっちえー
    結末のその後がかなり気になることで読後の余韻が続く
    残り全部バケーションの気持ちを持って生きていきたい

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    2026年04月13日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    死神の千葉、彼が仕事の時は必ず雨が降る。今回担当するのは小説家の山野辺遼。彼を「可」か「見送り」か判断するための1週間。その1週間+αが書かれた長編。
    前作「死神の精度」と違い、山野辺遼、山野辺美樹夫婦の復讐劇をまるまる1冊におさめた1冊だった。
    山野辺夫婦が娘の菜摘を殺した犯人・本城崇に復讐するために動こうとしている。そこにたまたま現れた千葉。そして、ナチュラルに同行する千葉。大事件を起こそうとしている時に、あまり記憶にもない、自分も復讐したかったと嘘っぽいことを言う千葉を連れて行く夫婦のなんと人の良いことか。
    ピリピリした気持ちの中に突如ポっと出現した千葉に、何かを感じたのか、救いを求めた

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    2026年04月12日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    どの文も優しくて、お洒落で、行間に愛があった。直接的な表現が無くても家族の繋がりや愛情が感じられる文章がそこかしこにある。
    伊坂幸太郎の得意とするそれらの文章表現と、また同じくよく出てくる飄々としつつ主人公を支えるイケメンが今回もとても良かった。
    そして最高にかっこよかった父。
    伊坂作品は次に何が起こるか予想が出来なくて、いつもワクワクさせてくれる。

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    2026年04月12日