伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    とりとめもなく淡々と進んでいくストーリー
    ん?って最初は理解が追いつかないけれど、そこは伊坂幸太郎っていうネームバリューの安心感があってさすが。理解できなくてもちゃんと読み進めていけばちゃんと理解が追いついてしっくりくる瞬間はある。それが経験上分かってるから何も気にせず読み進めることができる。
    子供の頃に行ったことがある猪苗代湖、今度足を運びたいなって思います。

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    2025年11月15日
  • 終末のフール

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    終わりが見えてしまった時の人間の残酷さともろさ。同時に本当に大切なものに向き合うそれぞれの物語はどれも読んだ後温かい気持ちになりました。
    明日があるのは当たり前じゃない、という当たり前のことに改めて気付かされました!

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    2025年11月15日
  • オー!ファーザー

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    父親たちの愛を読み進めるごとに積み重なって。個性的な父親たちに由起夫は愛されてるな
    終わり方も良かった。高校生って感じ。

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    2025年11月14日
  • 777 トリプルセブン

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    読み始めて気付いた、これ、殺し屋シリーズだったのねー!
    前3作と同様、相も変わらずついてない天道虫くんがどんどんトラブルに巻き込まれていきます。
    難しいこと考えずに(まあ、ヒトが簡単に死にすぎる感はあるけど)読める、いいエンタメ小説だと思います。

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    2025年11月14日
  • 楽園の楽園

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    放っておいても良くならない。そのことが判明したのかもしれない。
    ヒトの世界をヒト以外はそうみてるんだな、納得しかない。

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    2025年11月14日
  • 死神の精度

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    死神という人間ではない存在が語ることから、どこか他人のように描かれる人間の生活や特性が伊坂幸太郎さんらしさ全開でとても面白かった。
    自殺や病死などによる死は管轄外である死神にとって、「癌という死神に蝕まれて」というレトリックには憤りを覚えるという表現が1番お気に入り。

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    2025年11月14日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    現代版 御伽噺。
    随所に伊坂さんらしさがでています。

    こちらの世界とあちらの世界。
    空間を異動する何かがそろえば出現する扉。

    物事には絶対はない。

    幸せとは。

    あの頃に戻りたいって そういうコト言わない/あの頃に戻りたいって それじゃ今日に失礼


    音楽イベントに合わせて作られた書き下ろしを毎年更新。
    そしてできた一冊。
    とても素敵なお話にできあがっています。
    ホッコリできました。

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    2025年11月14日
  • シーソーモンスター

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    久々に読んだ。実は以前に単行本版を読んでいたので再読の形になる。
    以前読んだ時は伊坂幸太郎にハマっていた時でその時に読んでいた。今回は螺旋プロジェクトの中にシーソーモンスターが入っていたので流れで再読。最初に読んだ時も面白かったけど、螺旋プロジェクトの内容を知りつつ読んでみるとまた違った面白さがあって再読読んで良かったなぁって思った。

    対立軸を意識して物語を読み進めていくことに必然的になっていくので内容がストンと入ってきたし、その中での対立軸以外の構造にも目を向けられて物語全体を楽しめた気がする。特にスピンモンスターに関しては初めて読んだ時は何が何だかといった印象だったので改めて読み直すこと

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    2025年11月12日
  • サブマリン

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    伊坂節です。
    物事を違う角度から見て、ホントに大切なことを問いかける。答えを伝えようとするときもあれば、答えがないときもあり、そういうときはこちらが考えさせられる。
    今回も1本筋が通っていたお話でした。

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    2025年11月12日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    理由もわからず首相の暗殺犯になる気持ち…一生わからんわ笑。国家レベルの冤罪VS一般人。そんな中でも洒落たセリフ回しで物語を重くしないのは著者らしさが色濃い。終わり方が独特で余韻が残る。

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    2025年11月12日
  • 逆ソクラテス

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    『逆ソクラテス』
    まずこのタイトルに興味を持ち、カバーイラストの美しさに魅了されて読み始めました。

    最初の感想は小学生か中学生の時に読みたかったということです。少なからずこの本を読んで視野が広がったり、救われたりする子は必ずいると思いました。
    次に、「偏見や先入観に基づいた思考の危険性」や「疑うことの重要性」に気づかせてくれました。
    ソクラテスが説いた無知の知の逆つまり自分はなんでも知っている、知らないことはない、この先生のような「逆ソクラテス」状態の大人は沢山います。そんな大人に一矢報いる逆ソクラテス作戦。短編5作の中で1番好きでした。作中さまざまな教訓や答えのない問いが出てきて、感心した

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    2025年11月11日
  • 楽園の楽園

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    100ページ足らずの短編。挿絵が印象的だ。
    伊坂ワールド全開だが、短いので数時間で読んでしまった。
    AIならぬN I(nature intelligence)が実際にあるような気がしてしまう。

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    2025年11月11日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    目の前で起きる不思議なできごとを、自然と受け入れる登場人物たち。そして物語が交錯していく。
    僕も自分が興味を駆り立てられることや、偶然などを思い切って受け入れていくことで、「奇跡が起きる」とか「人生が好転する」とか、そんな物語が始まるのかもしれない、と少し暖かい気持ちになれました!

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    2025年11月11日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    伊坂幸太郎は今年何冊目?やっぱり安心感がある。
    いつもの伊坂節はもちろんやねんけど、時系列は揃ってても世界線がズレてる今回の構成はなかなか面白かった(同じ世界線ではあるけどズレてる)
    設定のぶっ飛び加減もほどよいし、帯にも書いてある「どこかの誰かが幸せでありますように」っていうとおりで、ホッコリする作品
    猪苗代湖行ってみたくなった

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    2025年11月10日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    安定の伊坂ワールド。ぶっとんでる~
    これは21世紀後半の話?50年後くらいには徴兵制復活してる設定らしい、、こわ。
    小説内に出てくる井坂好太郎?のことをこき下ろす感じで書いてるのが面白かったし、伊坂幸太郎さん本人のことなんだろうなって思うともっと面白い。
    そこで伊坂幸太郎さんの小説の書き方とかを読み解いてるのがなるほど、と思った。

    奥さん謎過ぎるし、不倫相手の女の子も本人出てこないまま行方不明になっちゃうし、占いなんぞやだし、よくわからない男たちに襲われるし、首相が関わってるとか議員が関わってるとか昔の事件とか、、、色々引っかかったまま下に行きますが、、これ全部どんなふうに回収してくれるか楽

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    2025年11月10日
  • ガソリン生活

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    車とお話ができたらさぞかし楽しいだろうなあと思わせる、ほのぼのとしたストーリーでした。
    緑デミが可愛い‼️

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    2025年11月10日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    2年前と現在がストーリーが進行すると繋がる。書店を襲う手伝いをするという描写から始まるが、それも今後伏線になってくるところが面白かった。タイトルがどういう意味かも読み進めるとわかってくる。

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    2025年11月10日
  • 777 トリプルセブン

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    恩知らずは運に見放される
    他人と比べた時点で、不幸は始まる

    スイスイ人ってスイス人と間違えそうだね

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    2025年11月10日
  • AX アックス

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    殺し屋シリーズで一番好きな作品でした。
    想像もつかない殺し屋の仕事ですが、家庭に帰れば妻に頭の上がらない普通の父親になるあたりに共感しました。

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    2025年11月10日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    一般的に、伊坂幸太郎作品の中でもかなり評価の分かれている作品だと思う。伊坂作品では象徴的な小説や文学が物語のKeyとなることが多いが、今回は哲学の中でも難解だという噂のニーチェ『ツァラトゥストラ』の中の
    『永遠回帰』やら
    『人生で魂が震えるほどの幸福があったならば、それだけでそのために永遠の人生が必要だったのだと感じることができる』『これが生きるということだったのか、よし、もう一度』
    という訳のわからない屁理屈やらが
    どうやらKeyとなっているようで
    「わけがわからない」という感想が
    踊っている。
    …とB氏が批評した。

    「何言っているんだ!」
    と、伊坂ファンのA氏は強弁する。
    「これは近来希

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    2025年11月10日