伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • アイネクライネナハトムジーク

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    伊坂幸太郎がちょっと気に入って、昔の本を読んでみました。
    映画化されていて、三浦春馬と多部未華子の共演です。
    色んなところで繋がってる話です。過去や登場人物の視点があっちこっちしますが、ここでつながるのか、と面白かったです。
    途中、脇役で登場する、100円でその人の今にあった歌を選んで聞かせてくれる斉藤さんに、私も会いたいです。

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    2026年06月14日
  • グラスホッパー

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    先にシリーズの3巻を読んでしまったため、1巻から改めて読み始め。
    改めて面白い。
    ストーリーは鈴木・鯨・蝉の3人の登場人物が代わる代わる語り手を務めている。
    鈴木は奥さんを轢き殺した寺原に復讐するため、裏社会に潜り込むものの、目の前で寺原が車に轢かれてしまう。押し屋と言われる殺し屋による犯行、また、一家惨殺を得意とするナイフ遣いの「蝉」、自殺させる専門の「鯨」。
    押し屋を追って3人が繰り広げる殺し合い、押し屋の意外な結末、目が離せない一冊でした。
    次の巻も読まねば。

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    2026年06月14日
  • 逆ソクラテス

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    子供たちの世界を中心に描いた作品。
    教師や友達が固定概念を押し付けてくることについて、「僕はそうは思わない」の一言で思い込みや決めつけを跳ね除けることができる、という話や、
    酷いことをする人を周りはちゃんとみていて、その人が成功した時にそのことをバラされて失脚させられるかもしれない。
    全て未来につながっている、と言うことを磯憲先生から学ぶ。

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    2026年06月14日
  • AX アックス

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    殺し屋シリーズ第三弾。
    第二弾と第一弾を読んでないので、次に借りたいな、と。
    殺し屋なのに、奥さんに弱くていつも奥さんの反応を予測して動いたり反応するところが面白いです。
    後半は息子がメインになり、父親のことを調べ始めるのですが、私はここからが面白く読めました。家族を想う殺し屋の愛情が詰まってました。

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    2026年06月14日
  • 重力ピエロ

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    競馬で話題になったので手に取った…ミーハーでごめんなさい。笑
    仙台が舞台で、東北民としては嬉しかった!
    そして兄弟のなんとも言えない関係性。お互いがお互いを思いやる姿に愛を感じた。そこにお父さんやお母さんの思いも。
    結果的には放火事件の犯人も明らかになるが、そこに至るまでの過程が、二重にも三重にもなっていて面白かった!

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    2026年06月14日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    最初からずっととっても怖い小説だった。
    最後の解説を読んで唸ってしまった。加護エイジと肥後武男が死んだとき、ざまあみろって思ってしまったもの。
    ツナギの男は正義の味方かと思ったけど全然そんなことはなく、行き当たりばったりがたまたまなんとかなってただけ。
    最初は世界の設定が恐ろしくて、後半はツナギの男が絶対的で負けない最強の正義の味方ってわけじゃないことがわかってその先の展開を思うに怖くなって、ほんとに読んでいてずっと怖かった。
    真壁みたいなキャラが死ぬわけないと思ったんだよなあ。やっぱりああいうタイプが常勝なのか。

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    2026年06月13日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    他人の明日の体験を「先行上映」のように見てしまう不思議な能力を持つ中学教師。彼を軸に、猫を愛する殺し屋(?)や、事件被害者のテロ事件など、一見バラバラな要素をパラレル的に展開していく。
    いつもの横にずらすような会話劇と、複数の人間の視点を交差させて描く伊坂ワールドの王道ストーリー。

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    2026年06月13日
  • マリアビートル

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    殺し屋とサイコパスの狂想曲。
    『グラスホッパー』の、あの2人も参戦で、カオス新幹線の行方やいかに?!

    舞台は東北新幹線。
    東京〜盛岡の2時間30分の激闘が描かれる。
    尋常じゃないほど不運に見舞われる殺し屋・七尾と、兄弟みたいな2人組殺し屋・檸檬&蜜柑、復讐のために新幹線に乗り込んできた殺し屋・木村、前作『グラスホッパー』から存在が仄めかされている殺し屋・ミツバチ…
    だけかと思いきや、木村の仇であるサイコパス中学生・王子まで参戦。
    そこに、前作の登場人物・鈴木と槿まで参戦!
    ずっとジェットコースターみたいで「これ。どうなるの?!」の連続。

    何がスゴいって、新幹線の中でしか物騒な事件が

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    2026年06月13日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    面白かった!
    短編集だと気づかずに読んでて、「えっ、首折り男の話これで終わり?」ってなったけど、その後も色々なところで繋がってて、前の話を何回も読み直したりしながら楽しく読んだ
    「首折り男の周辺」と「濡れ衣の話」が好きだったな
    「月曜日から逃げろ」の仕掛けに気づいた時はうわー!ってなった
    ファンタジー味のある話や怪談ぽい話もあって、話毎に雰囲気が違うのも面白かった

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    2026年06月13日
  • チルドレン

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    何も知らずに先に「サブマリン」を読んで面白かったので、その前作である本書も読むことに。

    本書でも陣内さんの破天荒な言動や、屁理屈強めの持論が炸裂していて面白い。
    また、めちゃくちゃかと思いきや、優しさや思いやりが垣間見えるのも素敵だ。

    印象的だったのは、陣内さんが目の見えない永瀬さんのことを「皆と何が違うんだ、俺の方が凄い」みたいなことを言っていたところ。
    変に気を遣うこともなく偏見も持たず、永瀬さんと友人関係を築いていることがわかり、「あっ、いいな」と思った。

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    2026年06月13日
  • 逆ソクラテス

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    めちゃくちゃ楽しいタイプの道徳の授業。

    世の中から理不尽に自分を傷つけようとする人間をゼロにすることはできない。その上で、そういう人に出会った時どうすればいいのかを、色んな角度から伝えてくれた作品だと思った。

    表題作の『逆ソクラテス』が、いい終わり方なのに切なくて1番印象に残っている。

    伊坂幸太郎さんの短編は、やっぱり面白い。

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    2026年06月13日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    取りこぼしのない伏線回収!20年以上も前の作品なのに全く色褪せないのがすごい。
    脳内で成瀬は星野源で再生してたんだけど、なんと映像化してるとは!若い大沢たかおもピッタリだと思った!
    続編も読みます。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    誘拐を生業としている兎田が、一番大事にしている嫁を誘拐され、妻との交換条件として組織のお金を横領したオリオオリオを探して差し出すことになり、探知機を追い辿ってきたところ、親子を人質に立て篭もりすることになってしまった。
    様々な「実は」、「実は」、で、とても意表をつかれて面白かった。

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    2026年06月12日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    細切れに読んだら登場人物や時間軸がよくわからんくなった 繋がってるので一気に読むのがおすすめ‪笑 出会いがどうなっていくのかは未来にわかる どんな出会いも大切にしたくなる話

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    2026年06月12日
  • AX アックス

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    無敵の殺し屋兜には友達がいない。

    せっかくできた友達もすぐに離れていってしまう。

    克己に、父さんはどうして母さんにいつもヘコヘコするのかと不思議がられるが、本人にその自覚がない。

    克己と兜の会話が面白い

    もう一度産まれ変わっても、迷わず母さんを選んでお前が産まれるってところが良かった

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    2026年06月12日
  • ラッシュライフ

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    緊迫した状況のなかで交わされる、頓狂な会話が可笑しいw

    ところどころ、『オーデュボンの祈り』や『チルドレン』を匂わせる言葉もあり、同じ世界線で起きている出来事であると思わせる。伊坂ワールドのなかにある、いくつものアトラクションのひとつを楽しんでいるようだ。

    異常な世界が展開されているが、どこにでもある日常のように自然な結びを迎えていくような……。

    読み終わった途端に再読したくなる書き方は見事としか云いようがない。

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    2026年06月12日
  • サブマリン

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    ネタバレ

    陣内はやはりかっこいい。短編じゃなくて長編だった。鴨居については残念なことになってるのが少し悲しい。不良少年が更生しておしまい!って話じゃないところが伊坂幸太郎っぽい気がする。最後も希望があっていい。小山田俊がいいキャラしてた。結構すき。
    それにしても陣内が漫画描き上げさせるのめっちゃかっこいい。約束忘れてないところもめっちゃかっこいい。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    友人に面白いよと勧められて読んだ。
    白兎事件とはなんぞや。と思いながら冒頭を読み、目まぐるしく変わる登場人物の語りを読み、次々と訪れる展開を乗り越え、気がつけば完全に術中にハマっていた。いつの間にかすっかり騙され、現れた真相に視点を据え、様々な登場人物たちの人生に起こる、いろいろなことやよんどころなき事情を知り、物語は結末にいたる。
    まるで落語か戯曲を観ているかのようだった(あまりどちらも嗜んでいないのだが)。
    これが、伊坂マジックだと言うのか…とても鮮やかで素晴らしかった。

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    2026年06月12日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    特殊能力を持った4人のギャング仲間のお話。
    絶対に人の嘘を見抜ける成瀬、演説大好きな響野、秒単位で正確な体内時計を持っている雪子、スリの名人の久遠。

    響野の奥さんの祥子、雪子の息子の慎一も頼もしかった。

    特に久遠が好き。
    まっすぐな感じがする。銀行強盗だけどね。
    許せないもののワースト3を語ることで、慎一を助けに行こうと、響野を説得したシーンはおもしろくもあり、さすがだった!

    後半のドキドキハラハラ展開も最高だった。
    もちろん続編も読みたい。


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    2026年06月11日
  • 重力ピエロ

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    「春が二階から落ちてきた。」
    書き出しについてはいろいろなところで語られているが、良いものは良いので自分も書いてしまう。物語の掴みとして強烈で堪らない。
    遺伝子という一本の話の軸から、複雑に絡み合った展開で最後には爽快感から読後の余韻の温かさ。本当に最強の家族でした。
    「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」春のこの言葉を実行しているような物語だった。

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    2026年06月11日