伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ああしておけばよかった」と後悔するはめになるから最善を尽くさないと「運が悪かった」とは嘆けない、みたいなことが書かれててそこにハッとさせられた。
伊坂幸太郎もつんく♂もそうだけど、めちゃくちゃノリノリで流れるように作品に触れていると急に誰かの人生が救われちゃうようなひとつまみを入れてくるからたまらない。
6人にもっと痛い目を見て欲しかったし、ソーダとコーラ、マクラとモウフのキャラももっと濃くてかっこよくてスマート、檸檬と蜜柑くらいの濃度が欲しかったけどなんか今回出てきたチーム達は今時の若者っぽくてそれはそれでよかったな。なんか軽くて、なんとなくで、後先のことも考えてなくて、深い繋がりもなく -
Posted by ブクログ
かなりコメディな伊坂
読みやすくわかりやすくライトな感じで楽しめる。
教室と自宅の行き来をベースに事件に巻き込まれる王道的・漫画的な感じはとっつきやすく要所要所イメージがしやすいのでサッと読める。
親っていいよなと適当に思いながら読む。
起承転結の結にあたる部分はいまいちパッとせず、終盤も緊張感というかメリハリが少なくだらっと読んで終わった。作者の手癖??的な趣向を強く感じちゃったな。(それはそれで好きだけど……)
続編あるなら納得できるけどそうではないのでなんか雑な終わり方にみえてしまう。
風呂敷畳みきれてないのでもう少し補完欲しいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は「死神の精度」を読んでから、(後書きでこの作品の登場人物が存在すると知って)読みました。
かなり初期の伊坂さんの作品は、ちょっと怖いイメージがあって敬遠してしまってたのです。
でもやっぱり読んで良かったです!
春は私(泉水)の母親が強姦された時に身籠った子だったんですね。それを知った春の気持ち…計り知れないです。
何で周りがその事を知ってそんな目で見るの?とか、春が知らなければこんなにも苦しむ事はなかったのに、どうにか知らないままで守れなかったの?とか色々考えてしまいました。(いやそしたらそもそも物語が成り立たなくなっちゃうし、と自分にツッコミ。)
物語が終わった後も、春の心は救われるの -
Posted by ブクログ
お友達からプレゼントしてもらった本。
ちょうど去年、前作「オーデュボンの祈り」を読み終わっていたので、早速読んでみた。
ラッシュライフー豊潤な人生
何人もの登場人物が出てきて、一体この話はどこに向かうんだ?ちゃんと結末を迎えられるのか?と心配になるくらい様々なストーリーが交錯していたが、段々とそれが同じところに戻り、何度も巡る景色があることに気づく。
それぞれの人にそれぞれの突拍子もない人生があるが、それは決して特別すぎることはない。外側から見れば、日常に溶け込んでしまうような一幕。けれども平凡では無い。
そんな堂々巡りのようなお話。
いつも伊坂幸太郎の発想には驚かされる。
話の面白さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀行強盗なのですが、愛すべきメンバーで、実害がない分応援態勢で読んだ。ガンバレ四人組 m(__)m
伊阪さんの作品は「死神の精度」もそうだが、ピリッと気の利いた反面とぼけたところもある面白い短編集も好きだ。
読後の安心感と、お得感がある。
文章(会話)もおしゃれで、ウイットもユーモアも、テンポもキレもいい。
スピード感も緊張感もある。
深刻な世界観を様々な形にくるんで、時々は幻想的な風景に紛らせて作り上げてくれる。
好き度マッハな作家に入れている。
楽しいという「面白い」もあるが、これには文章や内容、設定人物が興味深いという面白要素が多分にある。
主人公たちは実際ならアウトロー。泥棒だから