伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    最初は目まぐるしく視点移動するので、少々読みづらく感じたけども
    それぞれの人物のプロフィールが浸透すれば、すっと読めるようになりました。
    何点かどんでん返し的展開がありますが
    読者を騙すために時系列を意図的にシャッフルしたり、巧妙に核心を隠したりしているので、これは映像化不可能だろうなぁ。

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    2026年06月16日
  • 砂漠

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    大学時代、暇があれば麻雀してたことや、なんでもないことを不真面目に一生懸命にやっていたことを思い出せた。それでいて終わり方が好き。卒業式での学長からのメッセージ。「学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生を送るなよ。人生にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」。過去の思い出へのリスペクトもありながら、それでいて今を生きる大切さが語られていて清々しさに包まれた。

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    2026年06月15日
  • 楽園の楽園

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    町田その子さんの長編を先に読みました。気になる参考文献→『ストーリーが世界を滅ぼす』『植物は〈知性〉をもっている』『植物は〈未来〉を知っている』

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    2026年06月14日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    伊坂幸太郎がちょっと気に入って、昔の本を読んでみました。
    映画化されていて、三浦春馬と多部未華子の共演です。
    色んなところで繋がってる話です。過去や登場人物の視点があっちこっちしますが、ここでつながるのか、と面白かったです。
    途中、脇役で登場する、100円でその人の今にあった歌を選んで聞かせてくれる斉藤さんに、私も会いたいです。

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    2026年06月14日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    最初からずっととっても怖い小説だった。
    最後の解説を読んで唸ってしまった。加護エイジと肥後武男が死んだとき、ざまあみろって思ってしまったもの。
    ツナギの男は正義の味方かと思ったけど全然そんなことはなく、行き当たりばったりがたまたまなんとかなってただけ。
    最初は世界の設定が恐ろしくて、後半はツナギの男が絶対的で負けない最強の正義の味方ってわけじゃないことがわかってその先の展開を思うに怖くなって、ほんとに読んでいてずっと怖かった。
    真壁みたいなキャラが死ぬわけないと思ったんだよなあ。やっぱりああいうタイプが常勝なのか。

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    2026年06月13日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    他人の明日の体験を「先行上映」のように見てしまう不思議な能力を持つ中学教師。彼を軸に、猫を愛する殺し屋(?)や、事件被害者のテロ事件など、一見バラバラな要素をパラレル的に展開していく。
    いつもの横にずらすような会話劇と、複数の人間の視点を交差させて描く伊坂ワールドの王道ストーリー。

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    2026年06月13日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    面白かった!
    短編集だと気づかずに読んでて、「えっ、首折り男の話これで終わり?」ってなったけど、その後も色々なところで繋がってて、前の話を何回も読み直したりしながら楽しく読んだ
    「首折り男の周辺」と「濡れ衣の話」が好きだったな
    「月曜日から逃げろ」の仕掛けに気づいた時はうわー!ってなった
    ファンタジー味のある話や怪談ぽい話もあって、話毎に雰囲気が違うのも面白かった

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    2026年06月13日
  • チルドレン

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    何も知らずに先に「サブマリン」を読んで面白かったので、その前作である本書も読むことに。

    本書でも陣内さんの破天荒な言動や、屁理屈強めの持論が炸裂していて面白い。
    また、めちゃくちゃかと思いきや、優しさや思いやりが垣間見えるのも素敵だ。

    印象的だったのは、陣内さんが目の見えない永瀬さんのことを「皆と何が違うんだ、俺の方が凄い」みたいなことを言っていたところ。
    変に気を遣うこともなく偏見も持たず、永瀬さんと友人関係を築いていることがわかり、「あっ、いいな」と思った。

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    2026年06月13日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    取りこぼしのない伏線回収!20年以上も前の作品なのに全く色褪せないのがすごい。
    脳内で成瀬は星野源で再生してたんだけど、なんと映像化してるとは!若い大沢たかおもピッタリだと思った!
    続編も読みます。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    誘拐を生業としている兎田が、一番大事にしている嫁を誘拐され、妻との交換条件として組織のお金を横領したオリオオリオを探して差し出すことになり、探知機を追い辿ってきたところ、親子を人質に立て篭もりすることになってしまった。
    様々な「実は」、「実は」、で、とても意表をつかれて面白かった。

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    2026年06月12日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    細切れに読んだら登場人物や時間軸がよくわからんくなった 繋がってるので一気に読むのがおすすめ‪笑 出会いがどうなっていくのかは未来にわかる どんな出会いも大切にしたくなる話

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    2026年06月12日
  • ラッシュライフ

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    緊迫した状況のなかで交わされる、頓狂な会話が可笑しいw

    ところどころ、『オーデュボンの祈り』や『チルドレン』を匂わせる言葉もあり、同じ世界線で起きている出来事であると思わせる。伊坂ワールドのなかにある、いくつものアトラクションのひとつを楽しんでいるようだ。

    異常な世界が展開されているが、どこにでもある日常のように自然な結びを迎えていくような……。

    読み終わった途端に再読したくなる書き方は見事としか云いようがない。

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    2026年06月12日
  • サブマリン

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    ネタバレ

    陣内はやはりかっこいい。短編じゃなくて長編だった。鴨居については残念なことになってるのが少し悲しい。不良少年が更生しておしまい!って話じゃないところが伊坂幸太郎っぽい気がする。最後も希望があっていい。小山田俊がいいキャラしてた。結構すき。
    それにしても陣内が漫画描き上げさせるのめっちゃかっこいい。約束忘れてないところもめっちゃかっこいい。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    友人に面白いよと勧められて読んだ。
    白兎事件とはなんぞや。と思いながら冒頭を読み、目まぐるしく変わる登場人物の語りを読み、次々と訪れる展開を乗り越え、気がつけば完全に術中にハマっていた。いつの間にかすっかり騙され、現れた真相に視点を据え、様々な登場人物たちの人生に起こる、いろいろなことやよんどころなき事情を知り、物語は結末にいたる。
    まるで落語か戯曲を観ているかのようだった(あまりどちらも嗜んでいないのだが)。
    これが、伊坂マジックだと言うのか…とても鮮やかで素晴らしかった。

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    2026年06月12日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    特殊能力を持った4人のギャング仲間のお話。
    絶対に人の嘘を見抜ける成瀬、演説大好きな響野、秒単位で正確な体内時計を持っている雪子、スリの名人の久遠。

    響野の奥さんの祥子、雪子の息子の慎一も頼もしかった。

    特に久遠が好き。
    まっすぐな感じがする。銀行強盗だけどね。
    許せないもののワースト3を語ることで、慎一を助けに行こうと、響野を説得したシーンはおもしろくもあり、さすがだった!

    後半のドキドキハラハラ展開も最高だった。
    もちろん続編も読みたい。


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    2026年06月11日
  • オー!ファーザー

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    4人の父親がいる高校生男子。ん?な設定もこの父親達がかっこよーい♡頭のよい父、喧嘩強い父、ギャンブルの強い父、女性にもてる父、この父の全てを受け継ぎ学んでいくとこんな高校生になるのねー。トラブルをほっておけず色んな事件に巻き込まれてしまう優しい主人公。ピンチには父が必ず助けてくれる♡

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    2026年06月11日
  • シーソーモンスター

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    かなり感情移入して楽しみながら読むことができた。
    現実離れしたストーリーは好まないが、山と海の嫁姑問題だったり現実にもある問題を提示して、将来の現世にありそうな問題でスピンモンスターで取りあげられていたり面白かった

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    2026年06月11日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    終わりに向けてどんどん盛り上がって面白かった。
    それぞれ個性があって魅力的な父親達に愛され守られている由紀夫くん、素敵な男の子に育ってる。
    どのキャラも良い。

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    2026年06月10日
  • 首折り男のための協奏曲

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    まさに伊坂ワールドという感じでこういうのを読みたかった、と嬉しくなりました。
    こういう薄く繋がってる短編集が大好物です。

    「月曜日から逃げろ」の仕組みに気付いたときは震えました。思わず読み返してしまいましたね。

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    2026年06月09日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    重厚ではないけれど、サクッと読めてふわっと心が軽くなる。
    大きなみんなも小さなみんなも、今福島のどこかで幸せにやっているだろうか。

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    2026年06月09日