伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ペッパーズ・ゴースト

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    作中作の小説と現実が交錯していく構造が秀逸で、先が読めず本当に面白かったです!
    奇妙な登場人物たちの魅力と、二転三転する展開に引き込まれました。

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    2026年08月17日
  • オーデュボンの祈り

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    伊坂幸太郎のデビュー作
    はじめは我慢して読み進めて、後半グッと面白くなった!前半にたくさん伏線がある感じだった。

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    2026年08月17日
  • チルドレン

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    主人公の陣内がとにかく変わっていて面白い。意味があるのか分からないことにも行動的で、そのせいでトラブルに巻き込まれたり、逆にトラブルを引き寄せたりする。周りの人まで巻き込んでしまい、良くも悪くも人に大きな影響を与えてしまうところが印象的だった。

    短編集のような構成で、時系列もバラバラに描かれているが、読み進めるうちにそれぞれの話が少しずつ繋がっていくのが面白い。陣内の言動に振り回されながらも、どこか憎めないキャラクターで、楽しく読める作品だった。

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    2026年08月22日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    結末の物足りなさは感じるが、それが良さでもある。
    結末よりも結末に向かうまでの過程が面白い。
    また、情報社会に対しての視点が鋭く、現実もそうかもしれないのではと思えることが多くある。
    何より、緊迫した場面でもユーモアのある会話の掛け合いで途中で疲れないのが伊坂の良いところ。

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    2026年08月16日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    これでもかというくらい繫りがある短編集でけっこうおもしろかった。
    audibleで聴いたけど、登場人物が多く時代も前後するので、本で読まないとそれ誰だっけ?に苦しむ。結局2回聴いて完全にわかった。
    でもaudibleだと斎藤さんの歌がなんとなくのメロディーで聴けて、印象に残るかも。
    「ライトヘビー」と「ルックスライク」の展開が特に楽しかった。

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    2026年08月16日
  • オーデュボンの祈り

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    誰も知らない島でのファンタジーミステリー

    その島は百年以上に渡り外界との交流をしておらず、島民は普通に生活しているようでも、少しずつ違和感のある世界を描いていて不思議な感覚になりました
    島にとっての普通が主人公にとっての異常で、主人公にとっての普通が島にとっての異常で、現実とファンタジーとの境目が曖昧になっていくのが面白かったです
    自分の常識が通じない脅“威の離”島に行っても、自分の使命を全うする主人公の力強さを感じました

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    2026年08月16日
  • 砂漠

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    ネタバレ

    人は新興宗教にハマる。なぜか?それは、大人になれば、答えなどが明確ではないからだ。しかし、宗教には「こうすればいいですよ。」と答えがある。だから、人々は、古い宗教であれ、新しい宗教であれ、ハマるのだ。

    僕はなぜ自分がキリスト教にハマっていた時期があったのか、これでわかった。つまり、ヒントなり、答えなりを探していたのだ。いわゆる、正しいものを追い求めていた。読書にハマるのも同じことで、正しさを追い求めるために読書をする、又は映画やドラマをNetflixで見る。そういう意味で本書は文学的要素がある小説だ。まさに、答えがある小説でもある。

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    2026年08月16日
  • ガソリン生活

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    まさか、主人公が車だなんて。
    伊坂さん、またまた面白い設定を思い付いてくれました。
    私たち人間には分からない、車だけが知ってる世界もあるんですねぇ。
    事件が起こったりドキドキもあるんですが、全体的にほっこりします。

    ラストは胸がいっぱいになって、ホロっと泣いてしまいました。帯にも書かれていたけど、この幸福感。読んで良かったです。

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    2026年08月15日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    いいんです、すごく。
    でも、先に見ちゃったんです、映画。
    瑛太、松田龍平、濱田岳で。
    それが人生No. 1てくらい良かったので…
    映画の方が勝つという珍しいパターン

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    2026年08月15日
  • ラッシュライフ

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    5つの視点から描かれるため一見それぞれ関わりがなさそうに見えるが読み進めると、そう繋がってくるのかとスッキリできる。まさに巧緻な騙し絵のごとき。
    やっぱり他の作品にも出てくる黒澤が好きになった
    よく考えればこの作品に出てくる黒澤が一番最初なのか!ホワイトラビット読み返したくなる
    個人的にはカウンセラーとサッカー選手の話がなかなか可哀想で…

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    2026年08月15日
  • さよならジャバウォック

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    とても読みやすく面白かったのだけど、真逆な方も多いようで驚き。
    最後、かなり綺麗にまとまっているが綺麗過ぎるかな。
    読後感は良い。


    …いや良くなかった。あのあとの世界はどうなったのだろう。結局ジャバウォックは世界から取り除かれてはいない。ジャバウォックの兵器運用研究をルーシー夫妻がやらせていたと世に明かしたとして、ジャバウォックを人から取り除く研究は続けられるだろうか。結局また他の人間が悪用しようとするだろう。イタチごっこのはじまりなのかもしれない。

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    2026年09月29日
  • ラッシュライフ

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    面白かった。五つの物語がバタバタと忙しく進んでいく中、意外な所で交差し繋がっていく展開に驚きと納得の連続やったね☝️
    伊坂幸太郎の小説で面白いのは、この作品だけじゃなく別の作品にもちょこっと繋がっていくのが面白いところなのかも知れない。

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    2026年08月11日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎ファンの友人からのおすすめで読みました!
    まだ幼い双子の主人公が父親からの暴力を受けるシーンからはじまります。読むのキツイかな...と思ったら年に一度双子が入れ代わるというミラクルが発覚して、重くなりすぎずに読み進められました。
    双子の父以外にさまざまな形の暴力が出てくるのですが、暴力を振るう側の狂気、受ける側の心の中がフィクションとはいえすごくリアルでした。
    読み終える頃には風我と優我の性格の違いがはっきり分かるほど、思い入れを感じました。
    難しい言葉はなくともすらすらと読みすすめられるのに、心にずっしりと残る伊坂幸太郎さんの表現力が素晴らしかったです。

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    2026年08月10日
  • チルドレン

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    伊坂先生のそれぞれの短編が繋がってる短編集がとても好きで、その中でも特にチルドレンは傑作だなと思います。
    登場人物が魅力的で読んでてとても楽しかったです。爽やかな読後感を味わえました。

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    2026年08月09日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    銀行強盗集団の久遠、成瀬、響野、雪子は、ひょんなことからハイエナ記者の火尻に彼らの正体を気付かれる。弱みを握られた久遠たちは火尻の借金を帳消しにするために、奮闘する。シリーズ三作目。

    個性的なキャラクターがテンポのいい会話を繰り広げ、トラブルに巻き込まれながらも、物騒な事件を見事に解決する。読者が求める伊坂さんらしさがふんだんに詰まった、伊坂作品の中でも大好きなシリーズ。

    約10年ぶりに再読したけど本当に4人の会話が魅力的で引き込まれる。
    特に、響野は事件への貢献度は低いものの、「個性的なキャラクター」「テンポのいい会話」という意味では、澱みなく言葉を紡ぐ演説の達人の彼がもっとも重要な人物なのかもしれない。自己評価と他者評価が違ううえ話し出したら止まらなくて実際にはすごく厄介なんだろうけど、騒がしくて面白い。

    とはいえ今回は動物に詳しい久遠が大活躍!
    カジノのあるマンションにセアカゴケグモならぬマダラヒメグモを蒔き、その間に防犯カメラの情報を消す。そしてカジノグループのリーダー大桑に追って来させる。
    大桑が久遠に負けず劣らず昆虫に詳しかった時は焦ったけど、ここで響野の「いいか、人間というのはな、目の前で作業を堂々と云々」防護服を着たNASAの職員やキャビンアテンダントの例を久遠が思い出し、無事にマダラヒメグモの駆除終了(そうでなくても成瀬がなんとかしたはずだが)。

    シリーズ終わりなの悲しいなあ

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    2026年08月09日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    「ペッパーズ・ゴースト」とはなんぞや?と。
    コショウに幽霊、何の関係があるのかと思っていたけど、そのような言葉知があったのか。

    本作は主人公の壇先生の物語と、女学生の書いた小説が交差しながら進む。
    本当に交差する。
    途中でどっちを読んでいたのか?いやどちらも現実か?と訳がわからなくなってしまった。
    伊坂幸太郎のすごいところだと思う。

    少し仕事も忙しくて、この本を読み終わるまでに長い時間をかけてしまったので、また改めて読み直したい。

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    2026年08月09日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    セツ強い!セツと宮子の協力シーンアツい!!
    ヴェレカセリは結局止められなくて、水戸は植物状態のようになってしまって、東西断絶の壁もできるかもしれなくて、なかなかしんどい終わり方。そのなかに少し希望があるだけなんだけど、不思議と暗くなりすぎない。

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    2026年08月09日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    ロシアンブルとアメショーのコンビがとても好きだった。ふたりが境目を飛びこえて壇先生の前に現れたとき、ふたつの物語が合わさってさらに大きくうねり始める感覚にはワクワクした。

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    2026年08月08日
  • サブマリン

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    第二段
    今回も軽やかなタッチで、テンポよく読み進んでいく感じ!

    当たり前だけれど、
    それぞれにいろいろな背景があって、
    中々見えてこない想いもある

    なんだろうな
    少年たちが更生へ向かうまでに
    どんな人に出会えるのか
    それはすごく大事なことなのかもしれない

    「一人で考えていても限界がある」
    ほんとに、きっとそう

    この本でも、
    「目の見えない人は世界をどう見ているのか」
    が参考になっていて、また気になってきたかも

    あらすじで怖めかなと少し躊躇があったけれど、
    読めてとてもよかった!

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    2026年08月09日
  • 残り全部バケーション

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    そもそも表紙がかわいいしタイトルにも惹かれました

    この終わり方に対して、「好きだなー!」って思えるのは、私が伊坂幸太郎のファンだからなんだろうな!文章も、するすると体の中に入っていく感じで相性が良いのです

    章によって登場人物は変わるんだけど、ちょこちょこ関わり合っているのがやっぱり好きポイント!悔しいけど気付けなかった部分もあるが

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    2026年08月07日