伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    兜の日常と仕事の様子のギャップ?がすごい。家族愛にあふれてて、幸せな気持ちになってたけど、さらっと兜が死んでしまって衝撃。読み間違えたかと思ってその部分2回読んじゃった。最後に兜が文字通り一矢報いてて痛快。でも兜が死んで奥さんがすごく悲しんでたのがまた痛ましい。

    0
    2026年05月07日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    殺し屋シリーズ②弾
    グラスホッパーに続き様々な殺し屋が登場。
    新幹線が発車してから2時間30分のノンストップ映画を見ている感じ…
    今回も暗い物語のなかに蜜柑と檸檬、ついてない七尾などブラックジョーク的な役回りの個性溢れる登場人物が登場。
    王子の掻き回しが物語を複雑にさせる…
    エンターテイメント作品として素晴らしい仕上がりになっている…
    AXも早く読みたい

    0
    2026年05月07日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    古くから存在しているものには、敬意を感じる。

    逆に、子供が知っていても大人が知らないことはある。
    大人になるにつれて、忘れてしまうのだろうか、、
    “毎日こんなに楽しいよ”ってことを。

    やりたい時にやれ、人生は日々減っていく。

    さあ、
    弾丸列車でも観ようか。

    0
    2026年05月07日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.5
    凄く面白い
    5人の登場人物一人一人の個性が濃くて、全員が主人公のようだった。それぞれの視点をこうもうまく描き切れるものかと感動
    檸檬と蜜柑はぶっとんでて好きだったから死んでしまって悲しい。檸檬は残忍で直情的だけど、だからこその歯切れの良さがよかった。更木剣八感。
    王子の残忍性と人を見下すような態度が本当に気分悪かった。檸檬も殺されたし。でも鈴木先生と木村夫妻のおかげで最後スッキリした

    なぜ人を殺してはいけないのかと言う問いに対してのそれぞれの意見も面白かった。

    0
    2026年05月09日
  • 陽気なギャングが地球を回す

    Posted by ブクログ

    銀行強盗の会話を通して、進んでいくのが斬新で面白い。4人それぞれのキャラクターが光っている。成瀬の優秀が惹きつける。伊坂幸太郎先生ならではの伏線回収が気持ち良い

    0
    2026年05月06日
  • 陽気なギャングが地球を回す

    Posted by ブクログ

    4人組の銀行強盗たちが愉快に騒いでる感じで楽しい。
    冒頭の文章がかなり好き。「二人組の銀行強盗はあまり好ましくない。〜というわけで銀行強盗は四人いる」

    0
    2026年05月06日
  • グラスホッパー

    Posted by ブクログ

    3人の殺し屋を中心に描かれる物語。それぞれ殺しの方法や狙う相手も異なり、別々に進んでいた話が少しずつ交わっていくのが面白かった。テンポも良く、独特の世界観に引き込まれながら最後まで楽しめた。シリーズものということで、続きの作品も読んでみたいと思う。

    0
    2026年05月06日
  • 火星に住むつもりかい?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『火星に住むつもりかい』です。
    伊坂さんの本のなかではそれほど有名ではなかったので期待しないで読んだらとても面白かったです。

    仙台は政府の実験都市として「安全地区」に指定され、犯罪を未然に防ぐという名目で平和警察が導入されます。しかし実態は、市民同士が互いを監視し、密告された者が取り調べ施設に連行され、暴力的な尋問や公開処刑を受けるという恐怖政治でした。市民は疑われないために善人を演じ続ける生活を強いられています。

    大学教授の金子が中心となり、平和警察に反抗するための「金子ゼミ」が結成されますが、これは平和警察の真壁が仕掛けた罠で、参加者たちは取り調べ施設に捕らえられ、過酷

    0
    2026年05月06日
  • 死神の精度

    Posted by ブクログ

    短編小説で読みやすかった。
    死神が主人公で、死ぬ直前の人間の物語だが、ほっこりできるのが伊坂幸太郎らしかった。
    短編小説なので、あっさりとしていたので、軽い本が読みたい時におすすめ

    0
    2026年05月05日
  • モダンタイムス(上) 新装版

    Posted by ブクログ

    年内58冊目
    【おすすめ度】
    ★★★★
    【こんな人におすすめ】
    伊坂幸太郎さんの作風が好きな方
    魔王を読んで面白いと思った方
    【感想】
    「魔王」の50年後の世界。
    殺し屋シリーズで伊坂さんの本は正直もう読まなくていいかなと思っていたが魔王を読んでからというもの作風にどハマりし、続編を読むことに。今回もなかなかに面白かった。
    検索がもたらす不幸の先に何があるのか気になる。作品にも伊坂幸太郎さんならぬ作家の井坂好太郎が登場する。彼がキーパーソンなのだろうか?

    0
    2026年05月05日
  • 火星に住むつもりかい?

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎の物騒な話は大体ハズレなく面白い。
    前半は平和警察の暴走ぶりやそこに属する各人の暴虐さが生々しく、正直胸糞悪いパターンの物語かと思っていた。登場人物は多かったが、それぞれキャラクターが立っていて、特に真壁は面白かった。ただ、こいつは実はこっち側で、などなどおそらく一回だけでは全ての伏線を理解できていない感じがあったので、何度か読み直したいところではある。
    偽善や一面的な勧善懲悪を風刺しているとは分かっていつつも、平和警察の人間が死んでも因果応報と思ってしまったり、分かりやすく息子のために無謀な取引に応じる母に同情したりと気づいたら読者も本作の世界に片足を突っ込んでしまっているような体

    0
    2026年05月10日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    ユーモアと切なさが同時に押し寄せる、殺し屋でありながら恐妻家の父の物語。

    「相談のタイミングは機嫌次第」とか、「大げさに相槌を打つ」とか、「記憶のない話でもうまく合わせる」とか。
    これは兜が妻に対してやっていることだけど、自分はこれを実母にやってるな…と妙に感情移入。笑
    自分を少し演じることで関係がうまく回る瞬間って、わりと誰にでもある気がする。共感の連続で、思わず笑ってしまった。

    前作までの「人がバタバタ死んでいく」テンポとは少し違い、今作は「家族」と向き合う物語。
    大切な妻と息子がいるからこそ、「辞めたい」と願う兜の選択が重く刺さる。

    「愛」と「死への不安」が静かに積み重なっていき、

    0
    2026年05月04日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    作家のデビュー作はいつも新鮮だ。ここだけの牧歌的世界感と俗世界と同じ
    人間の醜さも表現したものがたり。猟奇的表現は嫌いだが、後半スピード感が増す展開は心惹かれた。

    0
    2026年05月04日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    『グラスホッパー』に続き、伊坂作品四作目。SNSにてオススメ頂いた作品。作者自身は伏線回収はつまらない的なことをどこかで見聞きした覚えがあるが…読者であるわたしはそれぞれ別々の点が複雑に絡み合い、繋がっていく様を観るのはやはり楽しい。わくわく、ニヤニヤして仕方なかった。笑。
    またどの作者も自分の世界観を持っているとは思うが、この作品もまた伊坂さんにしか描けないよなぁ…と、しみじみ思いました。冒頭の二人が物語にどう関係していくのかずっと不思議でしたが…そう来るかっ?!と唸りました。最後はピタッと収まるところに収まったな、という感じがしてとても良い読後感でした!
    p.s.デビュー作『オーデュボン〜

    0
    2026年05月03日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    数年振りに読み直しました。

    結局一番好きな作家さんだなぁと再確認。

    まず余計な性描写ほぼないのがいいんです。結構色んな人の読んでると、え?この描写いります?みたいな気持ち悪いの多くて一気に冷めてしまう。。

    伊坂さんはほぼそれもなくストーリーは面白く読みやすいのでいつも楽しませてもらってます。

    フーガはユーガは双子の話しで誕生日に体丸ごと入れ替わるというぶっ飛んだ設定ながらもなんかちょっとリアルな感じを醸し出させるところがさすがでした。

    伊坂さんの作品にしてはたまにあるなんかちょっとこう救われない終わり方のやつです。

    双子共々生きてて欲しかったです。何しろどっちもいいキャラだったので

    0
    2026年05月03日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    致死率が非常に高いウイルスを媒介とする村上病。
    正義感の強いチンピラ相葉。真面目だがある裏稼業を行い金策に勤しむ井ノ原。峰不二子の様に暗躍する桃沢。不死身の殺し屋。そして、有能すぎるカーリー犬ポンセ。
    もう、材料が揃いすぎてる。伊坂幸太郎の御膳立てする設定最高!そして、その料理法も完璧。

    最後までワクワクさせてくれる傑作だった。
    カーリー犬飼いたい。

    0
    2026年05月01日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    凄いなぁ〜!凝ったストーリーに圧倒されました。
    文庫本裏のあらすじに、バラバラ死体とか書かれていて、怖くて今の今まで読まなかったのですが、大好きな伊坂さんの本なのでやっと手に取りました。
    怖い部分もありましたが、それ以上に内容も構成も面白くて、すぐにでも読み返したくなるような作品でした。登場人物の視点もあちこち入り組んでいて、さらに「今どこ?いつ?」って何度も思ったので。まさにエッシャーの騙し絵に迷い込んだみたい。豊田と老犬の絆には涙してしまうし。こんな本が書けるなんて凄すぎます。

    本筋から逸れますが…
    先に読んでいたホワイトラビットで出てきた黒澤さんがいる!と一人で大興奮。さらに、ん?この

    0
    2026年04月30日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    作者が籠城物の決定版を書こうという本作。一筋縄ではいかない、落ち着いて読まないと登場人物にもなる戯作者のような語り手に翻弄される。籠城って何?誰がどこにいる?ベンチャー企業のような犯罪グループ?いろいろな要素が詰め込まれてるけど、これってあの小説のあの人に繋がるのかしら、と思い巡らせたくなるのも伊坂ワールドにハマってるからこそか。
    上司を信頼する、部下を頼りにする、それがなければ犯罪組織は成り立たない。そんなことが伊坂幸太郎ミステリーにはいつもあって、ちょっとスカッとする。煙に巻かれているのかもしれないけど。

    0
    2026年05月03日
  • チルドレン

    Posted by ブクログ

    時間の違いはあれど独特でクセのある陣内を中心に物語は進む短編集。
    陣内のものの例えを駆使した会話や突拍子もない発言は不思議と仙人の格言にも思える…
    陣内の発言や行動は全てを見越したものなのかそうでないかは全く微妙なラインが物語を面白くしている。
    特に陣内と目の見えない永瀬の関係が1番お気に入りである。
    伊坂小説で饒舌クセキャラがおきまりのように登場するがどのキャラも愛すべき存在である。

    0
    2026年04月29日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    最初は恋愛モノの短編でそれぞれが繋がるのね、ハイハイとあまり期待せずに読んでいたが、ラスト2篇の「メイクアップ」と「ナハトムジーク」でグッと作品の持つ深みに引き込まれた。ボクシングの試合の白熱具合やリアリティは小説を読んでいるとは思えないほど生々しい。ページを読み進める手が止まらなかった。
    全ての人物や話が綺麗に繋がりすぎて少々こっちが冷めた目で読んでしまったのはただ単にこちら側が捻くれていただけかもしれない。ここまで綺麗に偶然の再開みたいなのは起こらないけど小説の中ぐらいなら夢見てもいいのかもなぁ、小説だし。

    0
    2026年04月29日