伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    不運な殺し屋「天道虫」こと七尾は、真莉亜からの簡単な依頼で東京の超高級ホテル「ウィントンパレスホテル」にやって来る。
    仕事は、女の子の誕生日プレゼントを父親に届けるだけのはず。
    楽勝…と思いきや、七尾のバカみたいな不運体質が炸裂!
    ホテルに着いた途端、吹き矢を使うヤバい殺し屋六人組に命を狙われ、脱出不可能な状況に追い込まれる。
    そこに、超人的な記憶力を持つ謎の女性・紙屋結花が絡んできて、彼女の逃亡計画と七尾のトラブルが交錯。
    ホテルは一瞬で戦場と化す。
    裏で暗躍する黒幕、錯綜する思惑、伊坂節全開のユーモアと軽快な会話が炸裂しながら、伏線が次々回収されてジャックポット級の爽快感で締まる。
    七尾

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    2025年09月13日
  • ラッシュライフ

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    2回目。
    気持ち悪い描写の部分もあるが、物語の後半でそれぞれの話が結びついて、面白かった。
    1度読んで、もう1回読むとさらに面白そう

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    2025年09月13日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    伊坂さんらしく、無理くり現実感出さないで、フィクションはフィクションのまま楽しんでね!という割り切ったストーリーだったと思う。主人公の特殊能力しかり。
    すごく何か残るってわけではないけれど、程よい謎解きストーリーという感じで楽しめました。

    3.5

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    2025年09月13日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    面白い、面白かった。
    登場人物のセリフや挙動が次々と伏線回収されていったのが気持ちよかった。島に足りないものはなんだろうと、ずっと考え続けていた。
    そして、案山子が言ったこのセリフ。
    「ただ、たんぽぽの花が咲くのに価値がなくても、あの花の無邪気な可愛らしさに変わりはありません。人の価値はないでしょうが、それはそれでむきになることでもないでしょう」
    このセリフが頭から離れない。価値の有無に関わらず、そこにある美しさには変わりはなかった。

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    2025年09月13日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    主人公のどうしようもなさが良い
    各章ごとに同じ流れをなぞるけれども、それぞれ面白いのが良い

    終わり方やあのバスについて明記せずこちらに想像の余地を与えてくれるところが私は好き

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    2025年09月12日
  • 終末のフール

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    地球が滅亡するまで、わずか2年。
    世界が終末に近づいていく中での、ある人々がそれぞれの残り時間を思いのままに過ごそうとする。

    8つの短編集に分けられていて、それぞれが少しずつ絡み合うところも見どころ。
    どんでん返し!というものがあるわけではないけどユーモアな終末の日常に見入ってしまう。

    自分なら、どう過ごすかなぁ、と考えながら読んだ。

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    2025年09月12日
  • AX アックス

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    家族がいる殺し屋の話
    医師から依頼された手術(殺人依頼)をこなす兜。淡々と手術を成功させていくが、妻の一挙一動をとても気にかけ、不機嫌にさせることを恐れている。

    殺し屋を引退するために、兜は人を殺す。

    この登場人物も殺し屋なのではないかと疑いながら読んでいた。

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    2025年09月12日
  • ラッシュライフ

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    5人の主人公の話が交差して進む展開は一気読みをお勧めする(わかんなくなるのは私だけ?)

    とにかく複雑で面白くて読み終わってまた最初から一気読みした

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    2025年09月10日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    購入済み

    まどろみ・たそがれ

    初めて読んだ伊坂幸太郎作品。題名にあるように、まどろみのなかというか、たそがれの境に読者は揺れる感じ。長いけれども、引き込まれる。こういうものかという印象。

    #切ない #深い #ドキドキハラハラ

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    2025年09月10日
  • チルドレン

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    一つ一つの物語は、ちょっとした日常ミステリになっていて面白いんですが、最後まで読むと、全てが繋がっていて、さすが伊坂幸太郎と言う感じで、綺麗に伏線が回収されていき爽快感すら覚えました。

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    2025年09月10日
  • ラッシュライフ

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    10年以上ぶりの再読

    ああそうだ、そうだったと思った。
    これが1番最初に読んだ伊坂作品だったような。

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    2025年09月08日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ―短編集―

    正直、題名を見て、もっと首折り男が登場するのかと思ってたけど、そんなこと無かった笑

    短編同士が少しだけ繋がってたり、視点が変わるけど同一人物が登場してたり。。
    色んな仕掛けがあって面白い。
    神様って、見てない時もあるんだねー。
    黒澤さん魅力あるー!!!

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    2025年09月08日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ライトでとても読みやすい。内容もコミカルで会話劇が楽しい作品だった。シリーズ物とのことなので続編も読んでみる。

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    2025年09月08日
  • AX アックス

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    評価の通り、面白い。

    伊坂幸太郎さんがコメディ要素のあるサスペンスを描くのも珍しい気がしました。

    何より兜の外では殺し屋、家では嫁さんにビクビクっていうキャラがいいよね。息子の克己の空気の読め具合もリアルだし、嫁さんの絶妙〜に相手に気を遣わせるオーラのある怖い感じ?もリアルだった。笑

    テンポもいいし、読書初心者さんでも読みやすい!

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    2025年09月08日
  • SOSの猿

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    「私の話」と「猿の話」が交互に語られまして、察しの悪い読者は、最初ドギマギしてましたけど、「猿の話」がずっとファンタジーなのに対して、「私」の話はどうやら「私」に不思議な能力あるの?っていうじわじわ展開。
    最後は絡み合うんだなと思って、読んでましたけど、軽く裏切られました…けど、面白い。
    助けられない事象に自己嫌悪を抱いてしまう心情を掘り下げられて、染みる。

    そして、あとがきで知ることになる(事前に情報入れとかない私が悪い)本書は五十嵐大介氏の「SARU」とリンクされてるんです!!
    本書で置いていかれてた私の「はて?」は回収されるのか!?

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    2025年09月07日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    宇宙らすれば人間は
    「はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました。」いろいろある中に幸せな瞬間を少しでも感じたいと思った。いろいろあるよね生きてれば。

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    2025年09月06日
  • サブマリン

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    10年以上前に読んで、すっかり内容を忘れていた”チルドレン”の続編です。家庭裁判所調査官の武藤とその上司の陣内が無免許運転で死亡事故を起こした棚岡少年の心の闇に光を当てていくという作品。生真面目な武藤と破天荒な陣内のコンビについては、個人的には陣内の言動にイライラする事もあるが、終わり良ければって感じなんでしょうか。私の失敗を繰り返さぬ様、チルドレンを読んだら直ぐに読む事をお勧めします。

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    2025年09月06日
  • オー!ファーザー

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    由紀夫の同級生2人が鬱陶しくて、途中で読むのを諦めそうになったけど、後半は動悸が止まらなくて、最後まで読んでよかった!!!
    伏線回収も気持ちよくて、これだから伊坂幸太郎さんはやめられない。

    あと途中で映画の存在に気づかなくてよかった。
    映画化に気づいてたら、同級生の鬱陶しさに耐えられずに、読むのをやめて映画で済ませちゃうところだった。

    (余談すぎるけど、由紀夫グリフィンドールすぎる)

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    2025年09月06日
  • オーデュボンの祈り

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    いやあ、面白かったですねえ
    一見すると関連があるとは思えないような話が繋がっていくかんじ、面白かったなあ

    最後には登場人物たちにとても親しみを覚えていた。伊藤にも日比野にも優午にも桜にも、みんな。
    というか、自分も外から荻島に来た人間のようにも思えた。

    結末を知った上でまた読むのも面白いかも。

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    2025年09月05日
  • 砂漠

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    ネタバレ

    個性豊かで不思議な大学生5人の話。落ち着いてる主人公の北村、明るい鳥井、熱い男西嶋、超能力者の南、美人の東堂は性格が大きく異なり、友人関係が成り立っているのが不思議だが、お互いに尊重と理解をしていることがわかる。彼らの大学生活は仲良くなるきっかけだった麻雀を繰り広げながら描かれるが、想像もできない方向へ進んでいく。自分が過ごした大学生活とは違うが、自由気ままに過ごせる大学生の気持ちに少し戻れた気がする。社会人になった今だからわかるが、砂漠(社会)での生活も悪くないし、彼らなら楽しんで過ごしていけそう。

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    2025年09月05日