伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • あるキング

    Posted by ブクログ

    私の知ってる伊坂幸太郎作品とは異なる趣だったが面白かった。野球でスターになることを運命づけられた主人公と取り巻く人物のスピード感のある心情の移り変わりのテンポが良かった。このエンディングにも関わらず清涼感のある読後感で楽しめた。

    0
    2022年10月23日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな伊坂さんの新作。

    あとがきに、ご本人自ら「いつもの僕の小説とも雰囲気の異なるものになりました」と書かれているように、今までの伊坂さんの作品とはテイストが違いました。

    真の天才。
    神懸かった存在。
    そんな人間が実在したら。

    実在しないから、何となく漠然と切望しがちなその存在の、与える影響力の大きさを感じることができました。
    主人公・王求がたまに見せる平凡な人間らしさに、安堵感を抱いた読者もいるのでは?

    人間、というか大人のエゴ。
    いかにして私達大人がバランスを取っているのか。
    当たり前という価値観の個人差。

    そんなことを考えました。

    凡人な自分に感謝。

    ただ殺人の証拠品とな

    0
    2022年10月17日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

    Posted by ブクログ

    ファンとしては大満足な内容でした!伊坂さんの人柄と、人となりが伺えて、これからも応援します。伊坂さんの好きな小説や映画も観てみようと思います。

    0
    2022年09月25日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    「伊坂幸太郎」のファンタジー作品『あるキング』を読みました。

    『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』、『モダンタイムス』に続き「伊坂幸太郎」作品です。

    -----story-------------
    天才が同時代、同空間に存在する時、周りの人間に何をもたらすのか?
    野球選手になるべく運命づけられたある天才の物語。

    「山田王求」はプロ野球「仙醍キングス」の熱烈ファンの両親のもとで、生まれた時から野球選手になるべく育てられ、とてつもない才能と力が備わった凄い選手になった。
    「王求」の生まれる瞬間から、幼児期、少年期、青年期のそれぞれのストーリーが、王求の周囲の者によって語られる。

    0
    2022年09月17日
  • フーガはユーガ

    購入済み

    やるせなさが残る

    双子の主人公の人生、活躍があるが、一方で登場人物の理不尽さや暴力がリアルで、印象に残る。読んでいる途中は、必ずしも楽しい気分だけではなかった。

    0
    2022年09月16日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎が読みたくて購入。

    伊坂幸太郎と山本幸久が頭一つ抜けて面白い。

    もっと読んでみたくなる短編を書いている。

    0
    2022年09月12日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

    Posted by ブクログ

    あらすじが観光スポット
    語りが移動手段

    なるほど。

    最近読むことが目的となり、熟読すること、語りを楽しむことができていないと感じていた。

    どちらか良いとかでなく、私はスピードではなく、トルクの回転数を上げた読書や会話をしたい時期にいる。

    0
    2022年09月03日
  • アイネクライネナハトムジーク (下)

    Posted by ブクログ

    伊坂は苦手なので原作は未読。
    時系列とつながりを追うのが少し大変
    斉藤和義ファンはたまらんだろなぁ!

    0
    2022年08月25日
  • キャプテンサンダーボルト 上

    Posted by ブクログ

    序盤は展開が読めなかったが、後半につれて読むのが止まらなくなる。独特のユーモアもあり、下巻が楽しみです。

    0
    2022年08月16日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    弱小チームのスーパープレーヤーを信仰する
    両親から生まれた天才野球少年の成長を
    第三者目線で語っていく一風変わった作品。

    物語全体として暗い雰囲気だが、
    その分バッティングセンターの津田さん、
    同級生の不良乃木が頑張って野球しちゃうとこ、
    ヒラメの号泣等等、
    微笑ましいシーンが強く心に残った。

    0
    2022年05月05日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎さんの短編集収録の彗星さんたちが良かったので、元のアンソロジーの方も読んでみました。それぞれの作家さんの色が出ていて楽しめましたが、短編自体あまり好きではない方なので、評価は普通になってます。

    0
    2022年05月01日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    幼いころからとてつもない才能の持ち主、「王求」。

    応援する分には、問題ない存在。

    でも、身近にいても友達にはなれない。

    0
    2022年03月07日
  • 首折り男のための協奏曲

    Posted by ブクログ

    キーワードやモチーフがところどころ共通しているので最初から意図された連作短編だと思ったんだけど、バラバラに発表された短編に加筆修正してまとめたものだった。それはあとがきと解説を読まないとわからない。

    それぞれの短編はそれなりにおもしろい。とくに最後の合コンを舞台にした短編は語り手と語り口が色々と変わっていくちょっと実験小説っぽい作りが興味深かった。でもそれまでの短編で語られたり語られなかったりした首折り男についてのあれこれがここでまとめて回収されるのかと思ったらそうではなく、とはいえラストはなんだかきれいで、うまいことまとめられちゃったなという気がしないでもない。

    伊坂作品に慣れてない人に

    0
    2024年11月27日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    最初は野球好き夫婦のトンビが鷹を産む様な能天気な話だと思った。次第に空恐ろしい雰囲気になりました。少し狂喜じみている。小学生の子供の野球試合に両親があんな事をするなんて。後味の悪い小説でした。

    0
    2022年01月27日
  • グラスホッパー

    購入済み

    久しぶりの伊坂さん

    そういえば読んでこなかったグラスホッパー。バラバラに動くストーリーが繋がっていく様は、伊坂さんならでは。楽しめました。

    0
    2022年01月11日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

    Posted by ブクログ

    これまですすんでエッセーを読んでみようと思ったことはないのだが、先日伊坂幸太郎の「モダン・タイムス」を初めて読み、その読ませる文体に惹かれて手に取った。
    くすっと笑えて気軽にスラスラ読める。
    仙台に暮らす伊坂幸太郎の人となりが見えて、面白いです。

    0
    2022年01月03日
  • グラスホッパー 1巻

    無料版購入済み

    原作とは雰囲気が違うが

    ストーリー展開は原作にまずまず沿っているが、主要登場人物のキャラクターイメージが原作とは随分雰囲気が違う。原作を先に読んだせいか、イメージの違いに随分戸惑ってしまった。鈴木くらいかなイメージが一致したのは。原作とはまた別の作品だと思えば、それなりに楽しめるかな。

    0
    2021年12月03日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    つまらないわけではないけど、あまりに報われなく淡々と短い一生を傍観する感じが読んでいて辛かった。ラストに一筋の希望を書くことが伊坂さんは多いけれど、これには希望はなにひとつない。

    0
    2021年11月07日
  • 掌篇歳時記 春夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二十四節気をさらに三等分した七十二候をもとに、年末から夏にかけて、それぞれ人気作家がつづる短編集。
    季節がテーマで、純文学系の作家が中心ということで、その表現を楽しむ小説であることは間違いない。
    でも、その反面、連想で思考があちこちに飛んでしまうので、集中できないのも確か。
    寂聴氏の作品を初めて読んだが、住職っぽくなく驚いた。もうすぐ100才。

    0
    2021年10月23日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    お仕事短編集の第3弾。自分が一番共感できたのは第2弾だったかな。就活中の人なんかが読んだらいいんじゃないかと思いました。人生でいくつの仕事を経験できるか、そんなに多くないから小説で擬似体験、、

    0
    2021年09月17日