伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2002年ワールドカップアジア最終予選の試合終了間近に、日本代表チームがPKを獲得したことでW杯出場が決まるのですが、その場面での謎を、2011年に大臣をしている男が気にするのです。そういったところから始まる、「PK」「超人」「密使」の三作からなる連作短編です。「PK」「超人」は、同じような場面で事実が異なっているところがあり、そこは大切な注目ポイントなのですが、だからといってあとではっきり解き明かされはしません。そういう投げっぱなし加減も、読み手としての自由度として捉えれば、シンプルに、読み手の読み心地のよさにつながっている要素なんだろうなとしてみても、大きく外れてはいないのだろうと思います
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購入済み
短編連作だとは、、、!?
普通の長編小説を期待して購入したのですがまさかの短編連作の形式でしたので、イマイチでした。
短編って面白さがイマイチ練り上げられないなぁ。。。 -
Posted by ブクログ
初めての伊坂幸太郎
温かみのない淡々とした文章だし、なんか世界観が独自だしオリジナルな単語も多く、読みにくいかもと思いましたが、状況が細かく描写されているので脳内で想像しやすいかった
後半でこれまでの話がうまくまとまっていくタイプの構成なので好みだった!
あまりの独特の世界観で、自分とは全然考えることが違うタイプの作家なんだと思ってたんですが、解説を読んでみてそんなことなかったと思いました。戦争が怖いっていう誰もが持っている憂いをぶつけた作品なんだとわかった後だと、また見る目も変わりそうだし、諸々の真実を知った上で2回目を読んでみたらガラッとかわりそう -
Posted by ブクログ
ネタバレ仙台に拠点をおく伊坂幸太郎氏のエッセイ。
震災をはさみ、足掛け8年の仙台にまつわる氏のエッセイ集。飄々としつつ、若干小心?考えすぎ?な性格がユーモラスに描かれています。
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「〇〇が多すぎる」の定型タイトルが9つもあり、途中で強引?な印象も見え隠れ。自ら設定したマイルールに縛られ相当苦労された様子。
なかでも印象的なのは「見知らぬ人が多すぎる」で、声をかけてくる見覚えのない人と氏とのやり取りを描きます。ある時はファンであったり(当然伊坂氏は知らない)、またある時は単なる隣人が声をかけてきただけだったりします(これまた「有名人になったかも?」という自意識過剰感を恥ずかしく思う)。仙台とい