伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
口を付け、飲んでみる。コーラの味が少し、マイルドになり、美味しい。
うん、美味しい、と内心で呟きながらも、やはりどこか、昔飲んだものとは異なっているようにも感じる。記憶というものは、常に変化し、誇張や嘘が混じるものなのだ。
今回、このエッセイの序盤に、「仙台という街の大きな流れのようなものが観測できるかもしれない」と大きいことを書いたにもかかわらず、最終的には、小さな喫茶店の、ミルクコーラなどという、強末な話題になってしまい、少々、ばつが悪い気分ではある。
ただ、様々な物が新しくなり、消えゆく中で、ミルクコーラが残ってたよ、というのもそんなに悪い話ではない。