伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 重力ピエロ

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    春を産むという決断や、『おまえは俺に似て、嘘が下手だ』という言葉を、全て理解した上で春に掛けられる父親に魅力を感じた。

    作品としては、ミステリーというよりも家族愛や倫理観を問う作品に感じた。
    残り数百ページを残してミステリーの謎は解けるが、春と泉水の言動や倫理観に、自分の考えを照らし合わせながら読んでるとあっという間だった。

    最初のフレーズと最後のフレーズはお洒落だった。特に最後のフレーズは様々な感情を乗り越えた上での微笑ましさがあった。

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    2026年08月01日
  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    5組の人生が交錯する物語だが
    最後まで時系列がわかったようなわからないような
    感じだった。
    読み直したらスッキリするのかもしれないけど
    そんなに好みの小説ではなかったので
    読み直しはしない。
    この後豊田さんと老犬と河原崎さんが良い人生を送れれば良いなと思う。

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    2026年07月31日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    スズメバチの伏線回収や、寺原が轢かれるシーンはびっくりで良かった
    読みやすい
    でも死ぬほど面白いという訳では無いと思った

    危険と分かっていても、実際それが起こるまではまあ大丈夫とどこかで思っているっていうのが、わかるなぁと思った

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    2026年07月30日
  • 楽園の楽園

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    人間はNIからすれば、ウィルスで淘汰されるべき存在。考えさせられる話だった。今の社会は、本当の楽園からはほど遠い。

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    2026年07月30日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    【2026年94冊目】
    猪苗代湖を基点に繰り広げられる二つの物語。スパイと失恋した男、異なる世界で生きる人々の行動が交差したとき、誰かの幸せに結びつく。さあ、作戦会議を始めよう。

    「オハラ☆ブレイク」という音楽イベントに合わせて書かれた短編が、毎年のイベントに合わせて連作短編集になっていったという本作。最初は世界観に戸惑いますが、連続して読んでいるとだんだんと視点と繋がりが見えてきます。

    とはいえ、たまにあれこれ誰の視点だっけと思うところもありました。バタフライ・エフェクト的なお話で、どう繋がっていくのかを探りながら読み進めた感じです。二つの世界のキャラクターたちが、知らずしらずのうちに影

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    2026年07月30日
  • 逆ソクラテス

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    登場人物はこどもですが、作品としてはむしろ大人が読んで学生時代を振り返って楽しめる本でした。大人ってすぐ怒るから困ったものですね。

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    2026年07月30日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    日本の首相がパレードの最中に爆殺された。そして、あろう事か、全然関係ない青年の青柳雅春が犯人とされてしまう。
    時代背景、設定が、現在の常識とは、違っては、いるが、ノンストップエンターテインメントとしては、充分に面白い。

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    2026年07月30日
  • 逆ソクラテス

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    小学生が主人公の短編集

    小学生でも伊坂幸太郎口調っていうのが可笑しかった。伊坂幸太郎が描けば老いも若きも男も女も皆口調が同じなんだなと。まぁそうですよね。

    物語はやはり勧善懲悪ものですね。
    真面目で正直こそ正義。卑怯者や他者を傷つける者は報いを受ける。
    読んでいて気持ちが軽くなる本でした!

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    2026年07月30日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    伏線を回収するために伏線を張ってる感じだった。
    監禁されてからどんどん伏線が回収されてそこからが面白かったけどそれまでは伏線らしきものが増えていくばっかりで大変だった。
    4人の父親らの人柄が素敵なのでアナザーストーリーもいっぱいありそう。
    富田林の詐欺の犯人もだし、鱒二の父が野球選手だったのを富田林が知った経緯もだし、母親についてもだし、もっともっと知りたいことがいっぱいあった。

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    2026年07月30日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    伊坂さん初めてです。
    文体や細かい伏線などは凄いし、大分好みだなと思いました。
    ただ、もう少し早い時代に読めていたらまた評価も変わったのかなと思いました。刺激になれてしまった現代でもっとこの作品に刺激ある展開がみたかったです。

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    2026年07月29日
  • 逆ソクラテス

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    ネタバレ

    短編集だと知らずに購入したが結果的に満足。
    タイトルにもなっている「逆ソクラテス」というのは「無知の知」で有名なソクラテスの逆、つまり「自分は何でも知っている、自分は正しい」と信じる「先入観」や「固定観念」のこと。
    物語ではそんな逆ソクラテス的な思考の小学校の先生に対し、生徒たちが作を弄してその逆ソクラテス的思考を壊していこうという話だった。
    小学生らしいスケールではあるが、だからこその思い切りの良さや行動力の高さにびっくりするとともに、
    最後には「やったぜ」という爽快感があった。
    また、どの短編も続きが気になるような締めくくりになっているが、あえて物語の最後をぼかし、続きを読者である自分たち

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    2026年07月29日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    突然首相殺しの犯人にされてしまった青柳の逃走劇。
    ラストは結局投降せず、整形して別の人間として生きて行く。
    真犯人は最後までわからず。
    元カノの樋口靖子が整形した青柳に気付き、子どもに大変よくできましたのスタンプを押させて終わるラストが粋で良かった。

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    2026年07月29日
  • チルドレン

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    実家から再読したい本を引っ張り出してきたうちの一つ!おそらく中学生の朝読書ぶりに読んだ。やっぱり伊坂さんの作品は読みやすい。すっと情景が浮かぶし言い回しも好きだ〜伊坂作品の中でもだいぶ柔らかくあったかくファニーな一冊。また再読できてよかった!(脳内の陣内役は大王ポットさんで)

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    2026年07月28日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    物語は個人的にマリアビートルズが好き。七尾が出てこないと物足りなさを感じてしまった。

    この殺し屋シリーズはどこかで繋がりがあるから面白い。印象的なのは鯨かなぁ。良い人ではないのに、なぜか、彼は救われて欲しかったなぁと思ってしまった。

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    2026年07月28日
  • 重力ピエロ

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    [春が2階から落ちてきた。]
    このフレーズから始まり、このフレーズで終わる。
    これが世間では評価されているっぽい。
    個人的にはそれがすごいとかは思わなかった。
    内容は性犯罪、性に対する考え方、芸術、遺伝子、家族、兄弟の絆が描かれていた。
    偉人の言葉を引用する箇所が50はあった。特にガンジー。
    伏線みたいなのがわかりやすすぎて、回収しに行ってる感じがして伏線回収すげーみたいにはならなかった。だから評価は3。ただし、弟は血が繋がっておらず、強姦魔と母親の間に生まれたという強烈な設定にひかれた。そして、それによる弟の抱えていた苦難や、血のつながりなど関係ないという考えを持ちながらもそのことを考えてし

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    2026年07月28日
  • 残り全部バケーション

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    あーこれこそ伊坂幸太郎だ!って感じの作品だった
    短編なのに繋がってるのこれすごくタイプ
    ラストの終わり方もthe伊坂幸太郎って感じでいい
    いいなー私も残り全部バケーションにしたいや

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    2026年07月27日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    複数の短編が独立しているように見えて、実はすべてのエピソードが繋がっている。この作品は、そんな人と人との繋がりの尊さや、出会いの大切さに気づかされる一冊だった。

    作中で特に心に残ってるのは、「これが出会いだ、ってその瞬間に感じるんじゃなくて、後で思い返して分かるもの」という言葉です。この言葉に触れ、私自身の現在の価値観も、これまでの様々な人との出会いによって形作られてきたのだと改めて実感しました。今後も大小様々な出会いを経験していくと思うが、その瞬間の関わりを大切にできれば、相手への見え方や関係性もより豊かになっていくのかなと感じた。

    また、この作品には一貫して「世界チャンピオンに挑戦する

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    2026年07月26日
  • 重力ピエロ

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    「私」・泉水と出生に事情がある弟・春が連続放火犯を捕まえるために次の放火場所を推察するミステリです。

    犯人が誰かは予想がついてしまいますが、それ以上に物語全体に広がるけだるい雰囲気が良いです。弟・春の葛藤や兄弟の絆、春を受け入れた父と母の愛に「私ならどうするか」と考えさせられます。
    難しいDNAの説明もわかりやすく書かれていて、一緒に予測したくてどんどん読み進められました。ところどころに散りばめられた本や絵の知識も興味深く、読み終えたら付箋がいっばい付けていました。

    この本を読んだきっかけはオークスで勝ったジュウリョクピエロに感動したからなのですが、血統が最も重要な競馬の世界でこの本の題名

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    2026年07月26日
  • 楽園の楽園

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    大規模停電や感染症の拡大など、世界が混乱する中、その原因とされる人工知能「天軸」を探すため、選ばれた3人が旅に出る物語。AIの暴走を止めることが目的と思いながら読み進めたが、物語は予想とは異なる方向へ展開し、最後には世界の見え方が一変するような結末が待っていた。短編ながら壮大なスケールで、人間とAI、そして「知性」とは何かを考えさせられる作品である。伊坂幸太郎らしい伏線とテンポのよい会話も健在で、一気に読み終えた。

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    2026年07月26日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    今村、中村とか、登場人物の多さが私の脳の容量を超越してて(そこまで多くないが)ところどころよくわからなかったけど、やっぱり伊坂幸太郎特有の軽快な語り口好きです

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    2026年07月25日