伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    どうだろう、僕は、君のために結構頑張ってるんじゃないかな。

    ・シリーズものと知っていたので、最終的に3人でチーム組むのかと思ってたら対決だった!笑

    ・スズメバチの伏線が序盤すぎて、驚けなかったのが悔しい、、

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    2026年09月20日
  • ジャイロスコープ

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    「仕事でつらいことがあり、捨て鉢になりそうな時は、君のことを考えます。君に恥じないような人間になりたい、そう思うと、きちんとしなくてはいけない、と背筋が伸びるのです。ずれを直し、軌道をもとに戻すような気持ちになります」

    この本のこととは、まったく関わりのない私事なのだけれど、ぼくは上白石萌歌さんのことが大好きだ。

    “長めの引用部分”は『ジャイロスコープ』という短編小説集に収められた最後の一編『後ろの声がうるさい』から。
    ぼくは上白石萌歌さんに対して“恥ずかしくない自分でありたい”と願うことで、まっすぐに立っていられる気がしています。このぼくの思いと、まったく同じことが“長めの引用部分”に記されていた。
    誰もが同じようなことを考えている証拠なのだろうか。それならそれでも、何の問題もないけれど。

    偶然というか必然というか。
    この本を手に入れたのは、2026年5月30日。
    東京駅近くの大きな書店にて。
    この日はadieuのライブの日。
    adieu(アデュー)は上白石萌歌さんのアーティストネーム。仙台から上京して、横浜へ向かう途中でした。
    この日どうしても文庫本、一冊持っていたくて購入した本。なぜ、そんな思いを抱いていたのか。きっと気まぐれだと思う。
    この気まぐれが“偶然のような必然”の始まりだったなんて。

    文庫本を、と思ったのは気まぐれだったけれど伊坂幸太郎を、『重力ピエロ』を、とは思ってた。読みたかったから。新幹線の車内で読めたら、と出がけに覗いた仙台駅ビルの書店に『重力ピエロ』が不在で。こちらの書店なら、と乗り継ぎまでの時間をやりくりして駆け込んでみたものの『重力ピエロ』こちらの書店にも、ありませんでした。

    他の長編小説を手にするほどの気概はなく、なぜなら『重力ピエロ』を読みたかったので。入手機会が訪れるまで、と短編集である『ジャイロスコープ』を手にしました。

    そんな、偶然のような必然のような成り行きで読み始めた。そろそろ読み終えるというところで、冒頭の“長めの引用部分”に出会した。ぼくの想い…萌歌さんへの想いと何かしら繋がっている気がして。それだけで何か、“特別”というか。そんな“特別”は身勝手なものには違いないけれど、ぼくにとっては、大切な思いだ。生涯触れ合うことのない、ぼくと彼女の人生のささやかな交差点のひとつとして、この短編集は、ぼくの記憶に刻まれた。

    この短編集の、それぞれの物語の主人公たちの“不思議な”体験にも引けを取らないくらいの“偶然のような必然”を実感している。こんなことだって、じゅうぶんに不思議な出来事に違いない。

    上白石萌歌さんに対して恥ずかしくない自分でいることで、ぼくは“まっすぐ”に生きていける。

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    2026年09月20日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    中高生ぶりに伊坂幸太郎作品を読んだ気がする。やっぱり面白いなあ。とくに共感したところがあったわけではないんだけど、ただ、面白かった。時間を置いても、続きが気になって読みたくなった作品。深く考えず、疲れずにサクサク読めた。

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    2026年09月19日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    このシリーズはやっぱりおもしろいです。あとがきで意図的にシリーズものとして同じニュアンスの話にされているとあった通り、新鮮さは減ったけどおもしろいです。

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    2026年09月19日
  • 重力ピエロ

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    伊坂幸太郎あるあるの登場人物。ミステリーなので犯人と結末が気になるが、やはり、単純な言動を独特に言い回しをする表現方法が癖になる。

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    2026年09月18日
  • 重力ピエロ

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    良い作品とのことを聞いたので読んでみた。僕にはあまり合っていなかった。響く人には響くのであまり悪くは言えない。僕には合わなかっただけ。

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    2026年09月18日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎のエンターテイメント作品。
    彼の作品の中では、個人的に好ましくなかった。
    大筋の話の流れに納得感が薄かったことが、いまいち没入できなかった理由か。

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    2026年09月18日
  • グラスホッパー

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    殺し屋シリーズ一作目!(だがAXを先に読んでしまった)
    AXの方が好きだったかな。このハードボイルド系統、殺し屋ものはわたしはそこまで好きじゃないかも?とはいえ、面白く読みました!

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    2026年09月17日
  • 逆ソクラテス

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    逆ソクラテス ☆☆☆☆
    スロウではない ☆☆☆
    非オプティマス ☆☆☆
    アンスポーツマンライク ☆☆☆☆
    逆ワシントン ☆☆☆

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    2026年09月17日
  • 楽園の楽園

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    「楽園の楽園」(伊坂幸太郎)を読んだ。
    あっという間に読み終わる100頁くらいの短編。

    主人公の三人の会話は
    〈ああ伊坂幸太郎作品らしいなあ〉
    と思わせる。
    けど
    〈うーむ、これはさぁ、ちょっと、ワタシ好みではなかったなぁ、言わんとすることはわかるような気もするけどさぁ〉
    というモヤモヤ感のまま終わってしまった。
    読み込みが甘いのかもしれないが。

    [あくまでも個人の見解です!]

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    2026年09月16日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    孫悟空が出てくるお話。「楽園の楽園」もそうだったけど、伊坂先生は西遊記のモチーフがお好き?引きこもりを悪魔祓いで救おうとする遠藤二郎のお話と、謎の孫悟空が語り部のシステム管理の五十嵐真のお話、の2つが交互に進み、途中で世界が繋がるエンタメ作品で、伊坂さんぽい。物語自体はそれほど好みではなかったけど、好きな名言もありました。雁子さんの「遠くから降ってくる大事な感覚(p.209)」は共感。思いって、直接その言葉(または歌や絵画)のまま伝わらなくていいよね。あと二郎君の母好き。「人を知るには三つの面があるわけ。①外から見える様子、②その人が説明してくれた内面の様子、そして、③心の中の景色そのもの」っていうの、意外と②③の違いって大事だよね。あと孟子孔子の漫才ききたい。笑

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    2026年09月15日
  • 重力ピエロ

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    語り口もセリフもどこか非現実的で、物語というかアートな感覚にあふれている。
    皆が皆、文学的で詩的で、芸術的で、おしゃれで・・・ストレートにいうならカッコつけている感じかな?
    そのため、凡人なわたしは、共感できる部分が少ないので、物語に引き込まれることなく、読むのに時間がかかった。
    世界観に入り込めないまま、読み終わった。

    好きな人はすごく好きなんだろうとおもう。
    文体の好みって恋みたいなものだと思う。
    世界観が好き!ってなれたら、沼のようにハマって読めそうな文体だった。

    20代の頃にオーデュボンを読んで、しっくり来なかったので伊坂幸太郎を避けてきたが、どの時代にもわたしの近くには、伊坂幸太郎が好きという人(特に男性)がいた。
    40代になり再チャレンジするも、やはり通じ合えなかった。でもよい作品なのは間違いない。

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    2026年09月15日
  • 重力ピエロ

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    2003年刊行。
    伊坂幸太郎の3作目にあたる長篇。

    主人公は二人の兄弟。
    遺伝子調査を専門とする会社に勤務する兄・泉水と、街の壁に描かれた落書きを消す仕事をする弟・春。

    春は母親がレイプされた時に出来た子供だった。家族も、春自身も自らの出生の経由故に苦しんできた。春は、性的なものを憎悪し、人一倍の正義感を持った青年へと成長した。

    二人は、仙台の街で立て続けに発生する連続放火事件の現場近くに、決まって奇妙な英文の落書きが残されていることに気づく。
    そして、春が発見した規則性を頼りに事件を調査し始める。

    以上があらすじ。

    「春が二階から落ちてきた」
    冒頭のこの一文が有名な小説だが、今回初読。

    率直に、伊坂幸太郎の小説にしてはあまり好みではなかった。
    デビュー間もないことを差し引いても、ストーリーが単線的で、作者の良さがあまり出ていないと感じた。

    伏線も分かりやすくて、繋がることへの意外性に乏しい気がする。

    遺伝子、家族、死、罪と罰、悔恨と反省。
    今作が取り扱うテーマが重く、それ故の読み応えはある。
    一方、テーマにストーリーが殺されるというか、上手く噛み合っていない感じがする。

    だが、魅力のあるキャラクターとユーモアの効いた言い回しは健在。

    「このあいだ寺の前に書いてあったんだ。『まさか、楽するために生まれてきたんじゃあるまいな』って」

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    2026年09月15日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    さすが読ませるんだけど、正直レ〇プが出てくる話は非常に不快になるのと、途中でだいたい先がわかってしまった。

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    2026年09月14日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    終わり方としてはTRUE ENDで顔変えて逃げ延びるていうのは良かった。樋口がエレベーターのボタンの押し方で気づくことと昔はもらえなかった「たいへんよくできました」を最後に押す演出がよかった。
    でも、やっぱりハッピーエンドが好きなんやなと思った。

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    2026年09月14日
  • グラスホッパー

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    『鈴木』、『鯨』、『蝉』3人の殺し屋が、一人称形式で交錯して進行する。殺し屋としては、そのほかに『押し屋』が登場する。
    ハードボイルドなんだろうか。殺し屋なんだが、そのせいなのか、亡霊に付き纏われ、夢と現実に追われている。
    作中で、群集相のバッタは、生き残りのために、慌ただしくなり、凶暴になる。人間もそれと同じだと言う。
    人が淡々と破壊されていく。

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    2026年09月14日
  • グラスホッパー

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    ハードボイルドで全体的に重い。グレーで曇天で血生臭い。登場人物達の心の葛藤が丁寧に描かれているせいだと思う。岩西と蝉の関係は好き。

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    2026年09月14日
  • グラスホッパー

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    11年振りに再読
    殺し屋シリーズ第一弾
    ハードボイルド小説なんだけと伊坂さんの文体が軽いのか読みやすくて怖さよりpop感覚でスピード感良く小気味よい感じでスラスラ読めた
    3人の物語が中盤から交わるところからよりスピード感を増してくるのが良かった
    第二弾も楽しみたいです

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    2026年09月13日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    久しぶりに読んだ伊坂作品。ドラマ『Tシャツが乾くまで』で充がコインランドリーで読んでた作品がこれっぽかったのもあり、タイミングが良かったので読んでみた。
    現実世界での戦いとファンタジー世界での闘い、そのリンクが明示されきらないところがよかった。とはいえ自分なりの解釈があるわけでもないが。
    事件が大袈裟すぎず、解決も鮮やかすぎない。コロナ禍のことが想起されるが、コロナ禍前に書かれた作品。
    解説がSAOの作者なのもおおとなった。

    不思議な読後感だった。表紙の英語がan emotionなのも気になる。

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    2026年09月13日
  • オーデュボンの祈り

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    ファンタジーの世界のミステリーって感じで、最後は科学的に解き明かされるのか、それとも何かオチがあるのかと思っていたら、ファンタジーはそのままだった。
    でも色んな伏線があって繋がって、その世界の中では謎解きされてて、この設定を受け入れてしまえば面白いかも。

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    2026年09月13日