伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    毎度不満を漏らしつつも結局伊坂作品を読んでしまう私だが、ふと氏の人となりを知りたくなり、本書を購入。各種媒体に寄稿されたエッセイが収録されており、ごった煮感は否めないものの、エピソードトークや作品裏話、書評や映画&音楽レビューなど様々なタイプのエッセイが楽しめる。特に氏の父親絡みのエピソードはどれも面白く、作品に登場する独創的なキャラクターは実はお父上がモデルなのでは?とついつい深読みしてしまった。本書で紹介されている本を色々とチェックしている内に気付いたら『読みたい本』の登録件数が増えてしまいました…。

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    2018年11月15日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    人気作家伊坂幸太郎の短・中編集。
    「動物園のエンジン」
    「サクリファイス」
    「フィッシュストーリー」
    「ポテチ」
    の4つの物語が味わえます。

    どれも楽しめる作品でしたが、
    僕はなかでも「ポテチ」がよかったです。
    ヒロインのさばさばしてユーモラスな物言いが
    魅力的なキャラクターにしている。
    空き巣という犯罪とヒューマンドラマが重ね合わされていて、
    伊坂幸太郎ならではのくだけた感じと相まって、
    読む楽しみを十分に感じながら、
    引き込まれる読書体験になります。
    こういうのを読むと、文章を読んでいても、
    漫画を読んでいるかのように文字の存在を忘れながら
    ストーリーを追う感じになります。
    夢中、という

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    2025年07月15日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    ネタバレ

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    伊坂幸太郎エッセイ集。10年と閏年で、デビュー作の発売日から3652日ということらしい。伊坂らしいちょっとユーモアのある感じのエッセイ。干支エッセイの苦悩がなかなか面白い。パンクっぽい感じが好きらしい。注釈が多く、読むのが面倒な部分もある。下注釈なのでまだましだが。

    映画と漫画は映像を見せるが、小説と音楽は仲間。想像するのがよいのだと。優しさは想像力だと。大江健三郎の言葉に、世界中の人間が想像力を働かせれば核兵器なんて一瞬でこの世から消える。伊集院静、小説というのは理不尽なことに悲しんでいる人に寄り添うもの。青春とは何か、僕にはきっと特別あつらえの人生が待っていると無根拠に思っている時期

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    2018年08月18日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    不可能犯罪の名所、架空の都市、蝦蟇倉(がまくら)市を舞台にした、5人の作家の連作ミステリ。それぞれが少しずつ重なりあっており、人間関係も楽しめる。それぞれの作家の作風はそれなりに違うはずだが、違和感なくマッチしている。全部で11人の連作らしく、地図に記載があるが、出てきていない場所も多い。、しかし、架空の地図はどうしてこんなにわくわくさせてくれるのか。
    個人的ヒットは、伊坂幸太郎作品に出てきたホテル「バスコ・ダ・蝦蟇」なのだが、残念ながら地図には乗っていない。

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    2018年06月26日
  • キャプテンサンダーボルト 上

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    仙台市に住んでいる伊坂さんと山形県出身の阿部さんの共著。どの部分をどちらが書いたのか、アイデアを出し合ったのかなど共著というところに興味を惹かれます。伊坂さんの本は随分読んでいるものの、阿部さんのは未読なのですが、半分読んだところではいつもの伊坂ワールドが繰り広げられているような気配です。
    ドジな怪しい人物と小市民的な人物を取り交ぜ、没発する出来事はハードボイルドな世界を醸し出します。今回も身近な地名が頻繁に出てくるので臨場感タップリ。蔵王の御釜周辺を舞台とした謎を巡るお話は…モチーフは繋がるのか?

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    2018年02月25日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

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    レジェンド1より渋い短編のチョイス!
    4つめの短編『白蘭』、読みながら実際にじんわり苦しくなってくるほど。あ〜遣る瀬無い〜。

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    2018年01月16日
  • キャプテンサンダーボルト 上

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    阿部和重と伊坂幸太郎のキャプテンサンダーボルトを読みました。

    仙台と山形が舞台の物語でした。
    小学校の時の少年野球のチームメイト相葉と井ノ原の二人はひょんなことから国際テロリストと関わり合いを持ってしまいます。
    二人とも個人的に金銭的なトラブルを抱えており、この機を逃さず一発逆転の賭けに出ます。

    宮城と山形の県境にある蔵王の火口湖お釜に隠された秘密とは何なのか、国際テロリストの目的は何なのか、謎が明らかにならないまま物語は展開していきます。

    語り口がよいので面白く読みましたが、全体にストーリーが粗く感じたのは残念でした。

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    2017年12月25日
  • 首折り男のための協奏曲

    購入済み

    予想外

    著者によるあとがきにもありますが、首折り男が主役から脇役、ストーリーの1アイテムまでこなす、短編集。
    予想外の作品でしたが、色々な人間模様がみられて、楽しめました。

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    2017年09月06日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」という架空の市で起こる数々の事件(「不可能犯罪」と呼ばれる)を、5人の作家が描いたアンソロジー。そしてそれは少しずつ繋がっている、というところが面白い。
    やはり、伊坂さんの章が特に面白かったな。最後までまんまと罠にはまってしまった。
    福田栄一さんの「大黒天」の物語の運びもよかったな。これもどんでん返しあり。
    大山誠一郎さんの「不可能犯罪係自身の事件」も展開がテンポ良く、引き込まれた。
    こういう物語の構成、好きです。

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    2017年07月11日
  • グラスホッパー

    予想通り

    これは複線なんだろうなと、思っていた出来事が見事に的中していて、ああ、やっぱりかよ。と思った。
    ちょっと鼻高にもなれたが、ちょっと失望もする。

    それはさておき。
    ミステリーとしてはキャラクターの個性も立っていて、本当にこんな業界があるのだろうかと、興味深く読めました。

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    2017年06月17日
  • エール!(3)

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    エールという題目だけあり、どのお話も最後は頑張ろう!いいな♫と思える終わり方で読んでいて爽やか!そんな中にも自分に当てはまって感じる事もあったり。ちょっと読むのに楽しかった!2017/3/10完読

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    2017年03月11日
  • Waltz 1

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    テンポがよく引き込まれる。名もなき殺し屋。謎の男に出会って蝉と名付けられる。元ネタがあってのスピンオフだったようで。知らなかったけど、独立したストーリーでこちらだけでも大丈夫そう。

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    2017年01月24日
  • グラスホッパー

    購入済み

    んー。

    結末は読者によって異なるかな。
    けっこうこの本は評価が高いが自分にはあまりハマらなかった。

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    2017年01月15日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ほとんど読まないアンソロジー。
    ふだん読まない作家の作品を読めるのが、いい。

    作家や登場人物よりもさらに、
    蝦蟇倉市に愛着がわいた。
    実在して、ほんとうに登場人物たちが
    暮らしているみたい。
    それぞれの話のなかに、別の作品の登場人物が
    さらりと出てくる、その感じは、現実社会みたい。

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    2016年07月31日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ネタバレ

    蝦蟇倉市で起こる不可解な事件の数々を題材としたアンソロジー。
    まさかまさかの展開に驚いたのは、やっぱり道尾さんと伊坂さんの作品ですかね。
    微妙にお話が繋がっている所もよかったといいますか。

    <以下、ネタバレです。>

    で。
    道尾さんのラストについて。
    車にはねられたのは、一体、誰なのか?
    心情的には、ひき逃げ犯の彼であって欲しいんだけど、ネットでネタバレを検索すると、私的には考えもしなかった刑事さん説が。←
    部屋の位置、車の進行方向を考えると、そうなる…んだろうか?
    でも、あの刑事さん、別のお話でも出てくるんですよねー。
    時系列でいうと、道尾さんのお話直後だと思われますし?
    うーん。

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    2016年06月24日
  • エール!(3)

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    お仕事系小説シリーズの第3弾。
    あまり心に響く作品がなく、かといって実力作家が揃っているだけにつまらなくもなく、淡々と読み終わった印象。

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    2016年04月23日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    何人かの作家たちによるアンソロジー。
    不可能犯罪ばかりが起こるがまくら市を舞台に、不可能犯罪を描いた短編集。
    それぞれの作家の色が出ていて面白い。

    いくらなんでもその犯罪はありえないと言うものから、すっきりするもの、オチまで行かないとさっぱりわからないもの、色々あります。

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    2016年04月03日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ミステリ短編集。
    伊坂さんの短編はジャイロスコープで読んじゃったから、そこだけ残念。
    いろいろな不可解事件で警察の仕事量と住民の死亡率はめちゃくちゃ高そうだから、町には住みたくないけど、謎マニアだったらその事件の新聞記事を読むのがが楽しみになりそう。

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    2015年11月28日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    いろんな作家が一つの街を舞台に殺人事件を書いている。
    最初の2つがいいのであっと言う間に読める。
    動機とか強引なところはあるものの、短編なので気にせず楽しむのが正解だと思う。

    轢かれたのはアイツかよ…

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    2015年11月14日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」を舞台にしたミステリー連作。面白い町ですが、人死に過ぎなので住むには適さないな(笑)不意の「バスコダ・ガマ」に吹いてしまった。

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    2015年09月25日