平野啓一郎のレビュー一覧

  • 決壊(下)

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    長編だけどドンドン引き込まれてしまった。
    平野ワールド、報われない思い、バッドエンド、分人、破壊、決壊
    崇がいたたまれない

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    2025年03月23日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

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    最近読書の勢いが増していたが、速く読むことを意識し過ぎているのではないかと自省し、本書を手に取ってみた。面白かった小説などは内容が映像として頭に残っているが、ふむふむと納得しながら読んでいると思っていた新書などは思い出せないものが多い。そんな中で「著者が長年書いたものを短時間に、ましてや速読法などで理解するのはおこがましい」というメッセージは心に突き刺さりました...
    後半は古典作品から抜粋した文章を用いて本の読み方を説明していたが、自分が興味のあるところだけを読みました。本棚に残しておきたい本ではあるので、また気になったタイミングで読破したい。

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    2025年03月21日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

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    2025年03月21日
  • かたちだけの愛

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    デザイナーの仕事にまつわる華やかな世界に触れることができて新鮮だった。恋愛における細やかな心情がよく描かれていた。

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    2025年02月20日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんは不思議な人だ。
    めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
    だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
    この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
    人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。

    私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
    この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
    あとは角田光代さん

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    2025年02月13日
  • 本心

    匿名

    購入済み

    言葉の使い方がとても綺麗です。こんな表現の仕方あるんだと思う所が何度もありました。
    実際にありえるかもしれない未来の話し。あっちとこっちの世界で苦しんでる若者達、寂しかったり心細かったりしました。

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    2025年02月01日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

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    多読•速読を目標に日々読書に励んでいる身だが、非常に勉強になった。
    世界的に評価されている小説を沢山スローリーディングしたい。特に、下記の部分は心に留めておきたい。

    外国人は相手の教養を重視するので、読書をして会話の準備をしておくことが重要である。
    知的に洗練されている人ほど、食事の席などではシリアスな仕事の話や、政治や宗教、教育問題といった話題は避け、小説や映画の話を好む。そのときに、何でもいいから自分の好きな本について手短に内容が説明でき、感想がうまく表現できれば、信頼感もグッと増す。

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    2025年01月29日
  • 「カッコいい」とは何か

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    つまるところ、体感、痺れるような体感があることが必要なんだとか。カッコいいとはということを調べてここまで色々なテーマがあることに驚いた。
    自分の場合は、自分もやっていること、たとえば野球とかで、とても自分には成し得ないようなことをやってのけるヤツはカッコいいし、世間が何を言おうともブレない奴もカッコいい。それは大谷もそうだけど、自分の場合は王選手であり、そして長渕剛なんだが…

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    2025年01月15日
  • 小説の読み方

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    ネタバレ

    小説とはなにか
    究極の述語に至る過程で著者の思惑をどれだけ映すことが出来るかを楽しむもの
    主語を充填するか、前進するか
    プロットの舵の切り方と進路が力量を推し量れる指標となるものだと感じた。
    これから小説を読む際は参考にしていきたい。

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    2025年01月06日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

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    漠然と「こんな感じかな」とやっていた本の読み方だが、改めて言語化されてみるとなるほど、まだまだ世界が広がりそうだ。読み込めるということは、より深く理解ができるということだから、おそらく日常のさまざまな場面でも活用できるテクニックにもなり得るだろう。
    読みながら、どうしてもっとこういう力を高めなかったのかと後悔しながら、今回それを知れたことで何か変わるかもしれない、なんて期待感も生まれた。

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    2025年01月02日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

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    スローリーディングをしても読んだ内容を忘れてしまいます。読書の意味と最後のフーコーの章、一般論→しかし→自説しか覚えていません。丁寧に読めるようになった。
    なので、スローリーディングを実践しつつ、もっと印象に残る読書法を模索していきたい。

    読書の意味 自分なりに考え感じたことをこれからの生活にどう生かしていくか

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    2024年12月20日
  • 小説の読み方

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    ネタバレ

    4つの質問
    1.メカニズム → どうしてそうなっているのか?そう書いたのか?
    2.発展→作者の歴史の中で、その本はどういう立ち位置
    3.機能→作者と読者にとってどういう役割を果たすのか
    4.進化→文学史の中でどういう立ち位置なのか

    大きい矢印(プロット)があり、それを進める小さい矢印がたくさんある。この矢印は、主語と述語の述語から方向性が分かる。

    また、述語には2種類あって
    1.主語充填(深み)
    2.プロット(速さ)
    このバランスが読み応え、読みやすさに関わってくる。

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    2024年12月20日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    ネタバレ

    未解決事件の遺族である入江杏さんが主宰する集まりの場「ミシュカの森」。
    そこへ招かれた方々が「悲しみとともにどう生きるか」をテーマに様々に語ったことをまとめた一冊。

    六人の方それぞれの悲しみに対する向き合い方に考えさせられたり理解が深まったように感じたり。

    第4章東畑開人さんの「アジールとアサイラムとパノプティコン」という話が興味深かった。避難所と収容所。シェルターと管理所。
    そしてその後の対談の中で「自分の物語を物語ることによる癒し」という話がなされます。河合隼雄先生が物語によって生きる力や癒しを得られるというようなことをいくつかの著作の中で語られていたことを思い出しました。
    読みながら

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    2024年11月20日
  • 決壊(下)

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    前編あわせて久しぶりの長編小説。
    ラストに行くにつれ不気味な展開になっていき、鳥肌がたつような寒気がした。
    それでもやっぱり、どっぷり小説にハマるのは楽しい。
    平野啓一郎の小説は、「マチネの終わり」のように文章の綺麗さ、読みごたえが好きだが、この小説はどちらかというと小難しい言い回しが多く、理解が難しいところもあった。
    でもやはり、色々考えさせられる。
    信じるというのは難しい。

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    2024年11月03日
  • ご本、出しときますね?

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    西加奈子さん、朝井リョウさん、加藤千恵さん、羽田圭介さんなど、多数の著名な作家さんとのトークがとにかく面白い。
    みなさん言葉選びが秀逸で何気ない話でも深さが出て思わず笑ってしまう。
    親交の深い若林さんだからこそ聞ける攻めた質問も多数あって興味深かった。
    いろんな作家さんの人間性が垣間見れる。
    マイルールやオススメの一冊などを紹介してくれていて、読みたい本も見つけらた。

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    2024年11月03日
  • 自由のこれから

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    ネタバレ

    ちょっと難しかったっす。自由のあり方が変わっていくよな、とか、監視を受け手が望んでいる部分あるよね、とかはなるほどってなった。

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    2024年10月20日
  • 空白を満たしなさい(上)

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    他の作品と比べたら、すらすら読める。

    分人主義を先に読んでおくと深く読めるかも。
    ミステリー感は強めで下巻を読むのが楽しみ。


    ※ハイライト
    人の死は悲しいものだと、みんな当たり前のように考えている。しかし、「死」というそのたった一音が耳に触れただけで、スイッチでも入れたように、人はそんなに簡単に悲しめるものだろうか?  そういう知人は、他にもたくさんいたはずである。ずっと会ってなかった昔馴染みにとって、「どこかにまだいる」ことと、「どこにももういない」こととは、一体、どう違うのだろう?  二度と会うことも、連絡することもない人は、死ぬ遥か以前から、実は死んでいるも同然なのではないだろうか

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    2024年10月17日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

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    「スロー·リーディング」とは、焦らずゆっくりと自分の読書ペースで読むことで、作品への理解が深まるとのことだった。速読も魅力的だと思っていたが、この「スロー·リーディング」もなかなかいいと思った。実践編での、森鷗外の「高瀬舟」の解説は、真に迫っていたように感じた。読書の量ではなく、質にこだわってみたいと思った。

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    2024年09月30日
  • 透明な迷宮

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    愛情や欲求、善悪、時間や空間の掛け違い、すれ違いといった、平野さんの描く異次元ワールドを、次々に擬似体験させられる傑作短編集。不思議な後味がしばらく残ります。

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    2024年09月14日
  • 死刑について

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    死刑制度の存廃を筆者平野啓一郎の言葉から考える。この国の死生観や儀式、宗教、そしてムラ社会の因習などが背景となって、復讐心と人権の対峙は責任と優しさを天秤にかける。現状の看過は社会の荒廃へと連なっていく。そこに私たちは気付く、教育や情報リテラシーの大切さが問われている。謀(はかりごと)は便利アイテムやお得ポイント、そして怪しい "豊かさ" に包装されて見えにくくなっている。死刑制度も鵜呑みは危ない。被害者心情を名目とした "同情" や "憎悪" は "人間らしさ" と "尊厳の軽視" の表裏一体

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    2024年08月16日