作品一覧 2024/03/08更新 これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 値引きあり 試し読み フォロー 東京アンダーワールド 試し読み フォロー 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 松井みどりの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか 松井みどり / ロバートホワイティング 野茂選手がアメリカに渡った時に、自分は社会人になった。メジャーで投げる姿は神々しいぐらいだった。その舞台裏にあった近鉄やメディアと野茂の闘いが生々しく描写されている。他にも松坂や石井、佐々木らがどれだけ米国で失望されていたか、日本のメディアから映し出された印象とは大きく異なる状況が描かれている。文化...続きを読むの異なる国で成果を上げることの困難さがよくわかる。 Posted by ブクログ 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか 松井みどり / ロバートホワイティング ロバート・ホワイティングの野茂投手の伝記本。 野茂投手がMLBへ渡った経緯から初期の活躍の様子とMLBに与えた影響、マイナーへの降格やトレード、後に続いた日本人プレイヤーとの関係、そして引退までMLB日本人プレイヤーのパイオニアとしての彼の活躍を描いています。 彼がMLB挑戦を表明した時のバッシング...続きを読むの様子は、鮮明に記憶に残っています。当時はマスコミやプロ野球関係者から、「裏切り者」扱いされ、事情を知らないファンからも見捨てられるほどの酷い状況でした。しかし、ひとたびMLBで好投すると掌を返したように絶賛の嵐になり、MLBの視聴率は上がり、マスコミの扱いも変わりました。 これほど極端に評価が変わった選手も珍しいのですが、本人の考え方は何も変わらず、ただMLBで野球がしたいという夢を叶えるという一途な想いでやった結果が認められたようです。 野茂の軌跡をこの本で知ると、本当に度量の広くて何事にも動じない肝の太さを感じます。もし彼ではなく、他の日本人プレイヤーがMLBに行っていたら(例えば伊良部のように)今のMLBにおける日本人の地位も違っていたかもしれません。 故障で投げれなくなり、マイナーに落ちても、途中でクビになっても、めげずに這い上がって3度もカムバックしています。2度のノーヒットノーラン(両リーグで)とか、日本人選手で初のホームランを放つなど、もう引退してしまったけれどますます好きになりました。 新書本ですが、興味があれば読んで欲しい本です。 Posted by ブクログ これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 菅付雅信 / 東浩紀 / 池上高志 / 石川善樹 / 伊東豊雄 / 水野和夫 / 佐々木紀彦 / 原研哉 / 深澤直人 / 平野啓一郎 / 松井みどり / 山極寿一 多数のジャンルの話をまとめてくださっているので、自分の好奇心の幅が広げる、とても良い機会となりました。 特に資本主義のお話や、アートのお話。デザインではなくアートというジャンルが私にとってはとても新鮮でした。改めて、勉強したくなりました。 Posted by ブクログ 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか 松井みどり / ロバートホワイティング アメリカから見たNOMOってのがまず興味深いわけで、貿易摩擦や人種問題というのが絡んできます。当時は子どもだからそこがリンクするなんて気づかないわけで。そして、野茂でなければ扉は開けなかっただろうことも記されており、これが重要。待ってれば誰かがやっていたはず、なんてことはないと。逆風の中で挑戦したの...続きを読むは、最近では田沢や松井くらいかもしれない…その2人でも果たして野茂と同レベルのプレッシャーに耐えられたかは計り知れません。読み応えある名著。しかし神田うのの名前が出てくるなんて、よく調べすぎじゃないですかね! Posted by ブクログ 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか 松井みどり / ロバートホワイティング 2011年出版。野茂の存在感が改めて思い出される。 華々しいメジャーでの活躍に加えて、何度も引退直前の危機を乗り越えた根性。野球規則の抜け穴を使い、自ら日本球団を退団し、単身でメジャーチームと契約したそのチャレンジ精神。野茂の一番のすごさは日本人がメジャーリーグへ渡る橋を架けた功績だ。 野茂が作...続きを読むった橋がなければ、イチローも松井もアメリカへ渡るなんてことはできず、日本国内でしか話題にならない1プレイヤーのままで終わったはず。著者は野茂の偉大さを語ると同時に、最近の日本人プレイヤーはその橋を我が物顔で往復することに苦言する。 Posted by ブクログ 松井みどりのレビューをもっと見る