野茂英雄 日米の野球をどう変えたか

野茂英雄 日米の野球をどう変えたか

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

「みなさん、信じられますか! 日本人投手が、今、アメリカのオールスター戦に先発しているんですよ! 信じられますか!」95年のMLBオールスター戦の実況アナウンサーは、立ち上がって興奮気味に叫んだ。この年、野球史が変わった。日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなったのだ。野茂英雄――彼が日米の野球に与えた影響は計りしれない。また、アウトサイダーで口数少なく、チャレンジ精神に満ちた野茂の人柄は、メジャーリーガーに大きく評価されている。ドジャースの元投手コーチ、ジム・コルボーンは、「成功したのは、そこ(才能)に人格がプラスされたからだよ。才能は、彼の成功のほんの一要因に過ぎないさ」と述べる。本書はこのようなメジャーリーグ関係者の声や、日本にはなかなか伝わらない現地のMLBファンの声も多数掲載する。ベストセラー・ライターによる決定版!

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野茂英雄 日米の野球をどう変えたか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    野茂選手がアメリカに渡った時に、自分は社会人になった。メジャーで投げる姿は神々しいぐらいだった。その舞台裏にあった近鉄やメディアと野茂の闘いが生々しく描写されている。他にも松坂や石井、佐々木らがどれだけ米国で失望されていたか、日本のメディアから映し出された印象とは大きく異なる状況が描かれている。文化の異なる国で成果を上げることの困難さがよくわかる。

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    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    ロバート・ホワイティングの野茂投手の伝記本。
    野茂投手がMLBへ渡った経緯から初期の活躍の様子とMLBに与えた影響、マイナーへの降格やトレード、後に続いた日本人プレイヤーとの関係、そして引退までMLB日本人プレイヤーのパイオニアとしての彼の活躍を描いています。
    彼がMLB挑戦を表明した時のバッシングの様子は、鮮明に記憶に残っています。当時はマスコミやプロ野球関係者から、「裏切り者」扱いされ、事情を知らないファンからも見捨てられるほどの酷い状況でした。しかし、ひとたびMLBで好投すると掌を返したように絶賛の嵐になり、MLBの視聴率は上がり、マスコミの扱いも変わりました。
    これほど極端に評価が変わった選手も珍しいのですが、本人の考え方は何も変わらず、ただMLBで野球がしたいという夢を叶えるという一途な想いでやった結果が認められたようです。
    野茂の軌跡をこの本で知ると、本当に度量の広くて何事にも動じない肝の太さを感じます。もし彼ではなく、他の日本人プレイヤーがMLBに行っていたら(例えば伊良部のように)今のMLBにおける日本人の地位も違っていたかもしれません。
    故障で投げれなくなり、マイナーに落ちても、途中でクビになっても、めげずに這い上がって3度もカムバックしています。2度のノーヒットノーラン(両リーグで)とか、日本人選手で初のホームランを放つなど、もう引退してしまったけれどますます好きになりました。
    新書本ですが、興味があれば読んで欲しい本です。

    0
    2021年08月21日

    Posted by ブクログ

    2011年出版。野茂の存在感が改めて思い出される。

    華々しいメジャーでの活躍に加えて、何度も引退直前の危機を乗り越えた根性。野球規則の抜け穴を使い、自ら日本球団を退団し、単身でメジャーチームと契約したそのチャレンジ精神。野茂の一番のすごさは日本人がメジャーリーグへ渡る橋を架けた功績だ。

    野茂が作った橋がなければ、イチローも松井もアメリカへ渡るなんてことはできず、日本国内でしか話題にならない1プレイヤーのままで終わったはず。著者は野茂の偉大さを語ると同時に、最近の日本人プレイヤーはその橋を我が物顔で往復することに苦言する。

    0
    2012年07月14日

    Posted by ブクログ

    Speaking of a pioneer who played in Major League Baseball, everyone might think of “Nomo Hideo.”




    After he played in Japan for five years, he went to America to play as a major leaguer.




    He was not the first player who played in America. The first player was Murakami.




    However, it was the first time that Japanese top player played in MLB.




    As you can see from his records, Nomo Hideo was the best pitcher in those days.




    He became fed up with the Japanese traditional way of thinking, “gut is the most important thing.”




    In those days, Japanese coaches didn’t know any scientific ways of practices but ways of practices with a lot of guts.






    Nomo wanted to practice reasonably. He thought that he would be injured if he kept playing in Japan.




    So, he decided to exile himself to MLB.




    Many Japanese people condemned him at first, but he made their mind change by his astounding performance.




    And he also changed Japanese baseball players’ mind that they can make their mark in MLB.




    Today, many Japanese players play in MLB.




    It is because Nomo created a path toward MLB.




    英雄 is a hero for NPB.

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    2011年05月08日

    Posted by ブクログ

    野茂は凄かったと改めて思う。打者を全く寄せ付けなかったメジャー初戦の印象は、未だに強烈。
    取材の行き届いたよい本。殿堂入りするかどうかは問題ではないと思うが、殿堂入りについて多数の関係者から集めた賛否両論の意見は興味深かった。

    0
    2011年03月27日

    Posted by ブクログ

    改めて野茂の凄さがわかる本。

    後半の野球殿堂のところでは否定的な意見が続くが、やはり生で見ていた自分にとっては思い入れのある選手。
    改めてその数字だけを見返してみてもメジャーで2000奪三振近いというのはすごいと思う。

    中身も日本野球とメジャー共に精通している著者によってやや主観的な文章でつづられていて面白い。
    後半の日本に関する章では日本野球界ももう少し変わらないかなぁという印象を受ける。

    野球好きならかなり楽しめる本

    0
    2011年01月24日

    Posted by ブクログ

    松井に国民栄誉賞が与えられるとか。ワールドシリーズのMVPを取りNYの優勝パレードでは史上初めてニューヨーカーが日本人に声援を送った。一般のアメリカ人に最も愛された日本人かもしれない。国民栄誉賞いいんじゃないですか。

    では野茂には国民栄誉賞は与えられる日が来るのか?本書の最終章では野茂が野球殿堂入りするかどうかに1章裂かれている。野茂がいなければ後に続く日本人大リーガーの出現はもっと遅れ、WBCも無かったかもしれない。94年のストライキとロックアウトは野球離れをすすませ、バブル期の日本のイメージはロックフェラーセンターやコロンビアの買収など貿易摩擦もあり一般的なアメリカ人の対日感情は必ずしもよくない。野茂が大リーグに行ったのはそういうころだ。

    当時日本プロ野球から大リーグに挑戦するには相手球団の許可が必要というのが常識だったが日本で任意引退した選手がアメリカで契約することには制限が無いと言う抜け穴が有った。94年肩の故障で8勝7敗に終わった野茂は契約更改で20億、6年契約を申し込む。却下したフロントに任意引退を告げ大リーグ挑戦を表明する。マスコミや球界関係者は野茂を批判したが野茂は揺るがなかった。その後の活躍はNOMOマニアを生み出した。

    大リーグ挑戦後野茂は2度の復活を果たしている。98年以降成績が低迷し球団を渡り歩いた後BOSで2度目のノーヒッターを達成、02−03は各16勝を挙げている。04、05と低迷しマイナーやベネズエラリーグに行った後08年にKCのテストを受ける。キャンプ当初はストレートが130km以下、39才で体重はKC担当のレポーターよりも重く世間は失笑した。しかし後半調子を上げ開幕時には25人枠に入った。残念ながら成績は残せなかったが著者のホワイティングはこの最後の復活をもっとも賞賛すべき業績とたたえている。

    野茂は無口でマスコミには無愛想、選手同士ともあまり話さなかったようだがインタビュー内容からは大リーグに適応しようと努力し、コーチたちからも評価されている様子がうかがえる。例えば復帰したLADで前半線防御率が4.00まで落ち込んだ際にはコーチのジム・コルボーンが野茂に「ツーストライクをとったあとに、続けてストライクを投げてみないか」「君は今まで、コーナーぎりぎりのアウトサイドに投げていたけど、それを変えてみるんだ」と助言され野茂はそういうやり方は自分の好みではないが、お望みならやってみてもいいと答えた。その年最終的には16勝6敗防御率3.39と好成績を挙げている。

    野茂の通算奪三振率は9.28(MLBでは8.74)、1イニング1三振以上の数字であり大リーグを通じても2000イニング以上投げて9を上回っているのはノーラン・ライアン、ランディ・ジョンソン、ペドロ・マルチネス、サンディ・コーファックスの4人のみ。両リーグでノーヒッターを達成したのも大リーグ全体で5人。そして12年間で323試合に登板し内先発は318試合、7年間先発ローテーションを守り3回の開幕そして95年のオールスターの先発をつとめた。

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    2013年04月05日

    Posted by ブクログ

    幼い頃からの近鉄ファンである僕にとって、野茂英雄は文字通り「英雄」なのだ。彼の生き様は憧れを通り越し、尊敬せずにはいられない。彼以上に「ストイック」という言葉が似合うアスリートは未だに現れないし、彼のように自分を「自分以上」に見せようと絶対にしないプロスポーツ選手は本当に稀だと思う。
    彼のように生きたい。
    きっと、や、絶対に無理だけれど。

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    2012年10月03日

    Posted by ブクログ

    彼がいるから、松井や松坂が大リーグにいます。彼の功績はすごいものでり、実力も確かなものです。ルーキーイヤーに見たホップするストレートの切れ、マジックのように落ちるフォーク。魅了されました。この本で、改めて彼のすごさを認識しました。ちょっと、彼から脱線しているところが…。

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    2011年07月24日

    Posted by ブクログ

    野茂の強靭な精神力、開拓者としての困難を改めて知ると共に、日和見主義のマスコミ(野茂を非国民扱いしていたが、一旦メジャーで活躍し始めた途端、賛美に転じる)のレベルの低さにげんなり。マスコミのみならずプロ野球の重鎮と呼ばれる人もしかり。あの熱血監督とか。

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    2011年03月31日

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