平野啓一郎のレビュー一覧

  • 平野啓一郎「分人」シリーズ合本版:『空白を満たしなさい』『ドーン』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』

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    分人と個人について

    空白を埋めなさいのドラマを観て興味を持ち読みました。統一されない人格として人を考えると破綻してしまいますが、分人としてレイヤーする状態で存在する人と捉える考え方で少し気持ちが楽になりました。また分人の好き嫌い相手にも半分責任があるという言葉で何処で誰といる時の自分の状態を分析して考えられました。
    自分という言葉も自らが分かる なのか 自ら分るなのか語源を調べて考えてみようと思いました。文明開花がもたらした意識改革は東洋的な自己理解とは異なりつつ整理できないままでしたが本書で整理できました。

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    2022年08月06日
  • 葬送 第二部(下)

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    ショパンとパトロンのジョルジュサンドとの係わりがよく分かる。ポーランド人ショパンのパリやロンドンでの苦闘、作曲や演奏会がダイナミックに描かれている。

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    2022年05月16日
  • サロメ

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    平野啓一郎によるサロメ。解説でご本人が述べられていたが非常に少女性があるサロメになっている。好きな男を振り向かせようとして一生懸命なサロメ。だけど振り向いてくれず最後は殺してしまう。ヘロデも娘を振り向かせようと領土の半分を与えようとする。耽美的になりすぎず一方でサロメ独特の魅力も残したままうまく訳されていると思う。
    平野さんの解説も出色で世紀末の京都の雰囲気が懐かしかった。田中さんのワイルドに関する解説もワイルド、サロメ理解を深めてくれるもので、田中さんのアドバイスがあっての平野訳ということでもあるのだろう。リヒャルト・シュトラウスのサロメとは違うということも解説を通じて知ることができた。
    宮本亜門による舞台は見てみたかった。舞台は終わってしまうともう見れないから残念だ。当たり前なのだけれど。

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    2021年12月26日
  • 葬送 第二部(下)

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    今年は5年に1度開催される『ショパン国際ピアノコンクール(ショパコン)』の開催年、この年にこの本と巡り会い幸運でした。 ショパコンでの演奏曲もちらほらと‥
    ショパンの生に対する限りなく強い思い、執着、画家ドラクロワの鋭い洞察力、そして自由奔放、強い個性の執筆家サンド、三人が織り成す人間模様は複雑です。
    平野氏の三人三様のこと細かな心理描写・思考描写には脱帽、いやその細かさ故に疲労感さえ感じられる場面もありました。
    人の本当の心の中は誰も覗けませんですしね。

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    2021年11月29日
  • 日蝕・一月物語

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    『とある魔術』世界の根源の考察

    〇聖トマスとはトマス・アクィナスですね。
     宗教と科学、神中心と人中心の両立を
     考えた?
    〇もちろん現代人にとっては
     科学的に人造人間を作るとしたら今後かな?
     でも、世界のことわりを知ったら、
     錬金術的に実現していたかもしれない。
    〇両性具有者は単に両性を備えるだけでなく、
     善悪とか全てにわたって統合されているようだ。
     世界とか存在そのものか?
    〇堕落司祭がもっと大きな堕落から
     堕落的に弱まっていて
     むしろ敬虔な修道僧にも見えるというくだり。
     (カラマーゾフ家の父親?水商売を振興する?)
     托鉢僧が、知的に低俗でも労働している者へ
     引け目を持っていること。
     一般的な宗教的高みに対して
     観察者である語り手は
     堕落や労働ともある意味同列に考え、
     また、錬金術、異教にも
     公平な目を持っている。(混乱かも?)
    〇エンターテインメント方面で、
     アニメ『とある魔術の禁書目録』というのが
     あるが、そのエピソードとして、素人が
     魔術を使うことになって
     部屋全体のものの配置に合わせて
     机上に小物を並べるところがある。
     小物と部屋全体が同調する。(風水か?)
     『日蝕』でも村の地図的配置が魔術に
     関係しているようだ。
     司祭が堕落したり、観察者が来ることなど
     起こること全てが真摯な錬金術者の作業
     によって、そうなるようにされたのかもしれない。
    〇両性具有者の登場やその後について
     迫真の描写だと思う。引き込まれる。

    #深い #シュール #ドキドキハラハラ

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    2021年09月09日
  • サロメ

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    サロメはあの絵が有名だからよく知っていた。でもまた絵で見るのと本で読むのとは違ってよかった。サロメの妖艶な感じがよく出ていると思う。

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    2021年08月27日
  • サロメ

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    登場人物それぞれのつぶやきが、他の登場人物にまともに受け止められることなく飛び交いながら、事態は冷たい熱に浮かされながら、ラストに向けて一直線に進んでいく。そしてカタルシス。誰もがこの作品について語りたくなるのがよくわかる。平野の訳註や訳者あとがきもよいが、巻末の宮本亜門の文も面白かった。

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    2021年08月14日
  • 透明な迷宮

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    ネタバレ

    表題作を含む、6編の短編が収められています。
    どれもちょっと不思議で、背中をぞわぞわ感が這いあがってくる平野氏らしい物語。「火色の琥珀」は、火に性的興奮を覚える(?)いわゆる火フェチな男性の話。リアルで怖い。本当に変態的な(失礼)フェチの人とかに取材して書くのかなぁこういうの。想像力のたまものかなぁ。
    「透明な迷宮」は海外で変な集団につかまってしまった男女のその後…。これも最後が怖い。AをBと思って行動していたら実はBはAだった、それで今度こそ本当にBをAと思って行動しようと思ったら今度はAがBだった、みたいな。結局どこからどこまでが自分の真実の感情なのかわからない、どうすりゃよかったのかもわからない~。こわーい!
    「Re:依田氏からの手紙」は時間感覚に異常をきたした男性の物語。1時間が1分に感じられたり、逆に1分が1時間に感じられたりする。退屈な授業が長く感じられて、楽しいことをしていると時が経つのがあっという間に感じられる…という経験は誰でもある。それがすごぉく極端になって、日常生活に支障が出てくる。これも描写がリアルでぞぞぞぞっとする。小説の構造も、本人になりかわって、その体験を小説風に仕立てた人物が、最後に本人に「ところで、いまの一、二分のやりとりはどれくらいに感じられるのか?」と聞くと、さらりと恐ろしい答えが返ってくる、という展開でスゴイ。

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    2021年08月08日
  • ドーン

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    ネタバレ

    平野啓一郎くんの壮大な長編。
    壮大すぎてレビューが長くなりそうだけど書いてみる。

    舞台は21世紀半ばの近未来。
    私たちは、いろいろなものが進化しすぎて複雑化し、世の中がこの先どこへ進んでいくか想像もつかないけど、小説の中ではやはりまだまだ世界は複雑に進化している。
    整理すると…

    ○人類は火星に降り立つ
    ○アメリカはアフガン戦争に続き、「東アフリカ戦争」なるものに介入している
    ○東京大震災がおこり、甚大な被害が出た
    ○テレビ電話的なものが更に進化し、通話相手がホログラムで目の前に登場
    ○車は「自動運転レーン」を走ったりする(しかしウィルスによって事故ることも)
    ○「無領土国家」なるものが登場し、人々はアメリカ国籍や日本国籍を持ちながらもその国家“プラネット”の国民にもなれる。国連にも認められている
    ○コンタクトやサングラスで映像が観られる
    ○「散影」と言って、街中の防犯カメラの映像を誰でも検索して、顔認識機能などを使って人の足取りを追うことができる
    ○「AR」と言って、死んだ子どもの遺伝子情報をプログラムし、まるで本当に生きているかのように成長させることができる。ただし光でできているので触れない

    などなど…
    もっと面白い設定があって全部書きたいけどやめとく。

    まぁこのような世界で、医師だった主人公の明日人は、まず東京大震災で息子をなくし、その後心の傷をいやすため(?)宇宙飛行士を目指すことに没頭し、2年半かけて火星への往復を果たしたのだが、その過程で様々なトラブルに見舞われる。
    読み終わってみればやはり、これは壮大なようでシンプルな明日人個人の物語なのだと思うが、同時にアメリカの大統領選挙の駆け引きと宇宙開発事業との関係、それに巻き込まれる宇宙飛行士たちがドラマティックに描かれているし、大統領選で共和党が勝つのか民主党が勝のかによってこれからの世界の在り方が大きく左右されるため、個人の物語でありながら世界がどこへ向かうのか、善悪とは何かという物語でもある。
    私たちはいかにして、「正しいこと」を選びとれば良いのか。
    世界ははたして、「正しいこと(もの)」と「凶悪なこと(もの)」にはっきりと分けられるものなのか。
    アメリカ的民主主義は本当に善なるものなのか。
    また、この物語の中でもっとも大きなテーマだと思ったのは、私たちは、個人「individual」の中にいくつもの分人「dividual」を持っている、とされていること。
    現代を生きる我々も、個人の中に多面性があることは認めているが、近未来はもっとはっきりと、相手やシーンによって「分人」を使い分けている。
    職場にいるときの自分と、家族と一緒にいるときの自分は全く別物である、という認識だ。それに合わせて、特殊な整形技術で顔を変える人さえいる。
    これは一見、荒唐無稽な設定のような気もするが、現代の私たちは、ネット上では本当の自分とはまったく違うキャラを演じていたりするので、それがますます進んでいくとこういうことにもなり得るのかも…と思った。
    とにかく色々な面で興味深い。
    明日人の陥る状況がひど過ぎて、もしかして最後には以前読んだ「決壊」のような結末になるのか!?と不安になったけど…最後はシンプルだけれども納得の結末でした。
    最終章のタイトルが「永い瞬きの終わりに」だったので、こんなにも壮大な物語でありながら、ここまでの章は「永い瞬き」か!?深い!と思った。
    やっぱりレビューが長くなりすぎた。
    ちゃんと読んで下さった方、ありがとう。

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    2021年07月31日
  • ドーン

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    これって、去年の大統領選挙よりずっと前に書かれた作品なんだよなあ、と思いながら読み終わって、2009年の作品、と知って衝撃を受けた。
    去年のどころか、その前のトランプ旋風選挙も、東日本震災も、宇宙関連でいうと、はやぶさ(1号!)の帰還もまだはるか先の話の時代の作品。
    この作者の、「今」考えていることを追いたいと思いました。

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    2021年07月04日
  • かたちだけの愛

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    ネタバレ

    ありきたりな言い方しかできないけど、ほんとに本当に、読み応えのあるすごい小説です。
    「ドーン」も、宇宙開発から米大統領選まで、すごい壮大な話でありながら、最終的には「愛」のストーリーだったことに驚かされたけど、これはタイトルからしてもちろん「愛」の話です。
    「愛とは何か」っていう究極の問いから書かれた小説なのか、分からないけど、お腹に「ずん」と来る読み応えのある場面が随所に出てくる。

    事故の場面、事故にあった女優をたすけた主人公の“相良”が、彼女に会いに行く場面、彼女と体を重ねる場面、「魔性の女」と言われた彼女が縁を切れなかったヤクザな男との対決場面・・・。
    あと、いい小説は、脇役のキャラが良い。興奮して自分の言うことに「ええ!ええ!」と相槌を打ちながらしゃべる「曾我」、小さなことでも大きなことでも驚きを「マジっすか」で表現する「緒方くん」。義足を作る装具師の「淡谷大三治(あやわだいさんじ)」。

    「かたちのない愛」「かたちだけの愛」「愛のかたち」。
    相良を導いた女性が言う、「愛にはかたちも大事ですよ。単なる恋とは違うんですから」。
    うーん、深い!!!

    平野くんは、たまたま小説家になったけど、もしかしたら宇宙飛行士になっても医者になってもデザイナーになっても一流なんじゃないかな、と思った。

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    2021年05月30日
  • 高瀬川

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    ネタバレ

    短編「清水」
    中編くらいの表題作「高瀬川」
    詩「追憶」
    2つの小説が並行して進む実験的な「氷塊」
    の4つが入っています。

    「高瀬川」と「氷塊」はすごく良かった。
    「高瀬川」は、最終的にパンティがペットボトルに入って流れて行っちゃう話。
    その情景がすごく印象的なのと、コトに及ぶ男女の会話のぎこちなさが良い。
    村上春樹の小説で男女の会話がウィットに富んでいてリズミカルな感じなのと真逆で、すごくぎこちなく恰好悪く描いているのが妙に魅力的。
    「氷塊」はページの上半分が少年目線、下半分が30代の女性目線で進んで行って、ときどき真ん中に共通目線の文章が差し込まれる。
    どう読むかは読者次第だと思うが、読み進め方によって印象も変わるだろうし、とても面白い。
    共通の文章の差し込まれる感覚が、最初は長く、後の方は短くなっていくので、小説にスピード感が出てきてドキドキする。
    おもしろかった。

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    2021年05月30日
  • 「カッコいい」とは何か

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    「カッコいい」という感覚を言語化することの奥深さを知った。

    感覚的なイケてる、ヤバい、スゴいといった言葉にも共通する「理屈抜きの形容詞」をどのように明らかにするかということは、自分の美学を確認することに違いない。

    自分にとってのカッコいいとは何か、を突き詰めることは自分探しと言える。

    単なるルッキズムと言い切れない。
    カウンターカルチャーとしての反骨精神、感情をコントロールできる人、家族や身近な人をまもれる人、卓越した職人技を持っている人、、などなどもカッコいい。

    かわいいは目下に使う。
    カッコいいにはリスペクトを含む。

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    2021年04月14日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    個人的に興味深い作者名が並んでいたこともあり、本屋で衝動買いしたもの。ただひたすら真摯に、悲しみと向き合ったからこそ到達し得た心境が、ことばで生きている諸氏によって語り起こされる内容は圧巻で、それぞれに異なった対峙方法にも関わらず、通底する温もりは十分に享受できる。心のどこかに本書の存在を認識しているだけで、ずいぶん楽に感じられる、そんな座右の一冊。

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    2021年01月12日
  • マチネの終わりに

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    キレイ キレイな文章と情緒あふれるストーリー。誰も悪くない。
    最後の5ページは部屋の外では読めない。

    冷静と情熱の間に似た世界観。

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    2026年04月28日
  • ドーン

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    『空白を満たしなさい』に続いて分人主義が通奏低音になっている作品で、監視カメラネットワークやAR(拡張ではなく添付)そして火星有人探査などの実現する近未来が舞台。ただそこで語られるテーマは紛争、移民、そして民主主義のあり方など「近い将来ありある」というよりすでに今現在の私たちの社会で起こっていることを考えさせるものです。今年はちょうど米大統領選の年ですし、日本でも首相交代が行われたタイミングでもあるのでこの本を読んで少しだけ考えてみても良いのでは。

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    2020年10月03日
  • 『ある男』無料試し読み

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    偏狭な民族意識や差別感情の
    あふれる現代に「暮らしながら」「悩みつづける」私たちが読んでおくべき逸品であると思う。

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    2020年09月30日
  • 『マチネの終わりに』無料試し読み

    購入済み

    非常にリアリティと親近感を覚えます。
    しかも、その前後の2人の心理、回想、受能動的な先への向かい、
    身に覚えすら感じ、震えと奇妙な安堵すらもたらしてくれました。

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    2020年09月30日
  • ドーン

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    すごいよかった!

    いまは強固で社会の地盤となってるものごと、
    みんなが持ってる価値観が
    将来は跡形もなくなくなってるのかもしれない。
    と同時に人間が未来も解決できない
    しょうもない問題もあるんだなぁ

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    2020年09月10日
  • 「カッコいい」とは何か

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    ネタバレ

    いやあ、平野啓一郎の洞察は深いなあ。そして難しいテーマも簡潔に整理されていて、それでいて何度でも読み直したい。まさにクール。この新書自体が「カッコいい」な。印象に残ったのは、カッコいい人は、カッコいい名言を残しているということ。しびれるような経験を言語化することができて初めて物語に内包されて体感されるということ。カッコいいを語るにも知性が必要なんだなあ。

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    2020年09月06日