平野啓一郎のレビュー一覧

  • ある男

    匿名

    購入済み

    読む価値有り!!

    最近読んだ中で上位に入る作品でした。
    続きが気になりすぐに読み終えました。
    楽しい秋の夜長を過ごせました。
    また、作者さんの他の作品にも興味がわきました。
    是非、読んでみたいです。

    #深い

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    2023年09月23日
  • ご本、出しときますね?

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    小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。

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    2023年09月22日
  • 空白を満たしなさい(下)

    購入済み

    スッキリした

    下巻に入り、謎が次々と明かされていく。
    少しずつ記憶が呼び戻され、周りの人との対話の中で考え方も変わっていく。
    分人の考え方や表紙になっているゴッホの考察も面白かった。家族の在り方もそれぞれだけど、主人公の母親の言葉には深いものがあった。毎日を大切に生きていきたいと思える本だった。

    #アツい #深い #感動する

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    2023年06月24日
  • 空白を満たしなさい(上)

    購入済み

    面白い

    車内広告からストーリーの続きが気になり、上下巻一気に読みました。
    自分が何故一度死んだのか、謎を解き明かしていく面白さと、自分がいない間に起きた周囲への変化を理解していく話の深さに感銘を受けました。

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2023年06月24日
  • 小説の読み方

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    登場した主語に対して、どんな述語が続くのだろうという期待感が持続することが重要
    いじめられて苦しかったのさ分かる。しかし、どうして自殺や殺人という方法を選んでしまったのだろう?他にも選択肢はたくさんあったはずだ。他人に対する「決めつけ」を注意深く回避する。
    小説家にはとにかく書き続けるという無闇な態度が、どうしても必要なのではないか。

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    2023年06月22日
  • 死刑について

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    素晴らしい本だった。数十年来の考え方がガラッと変わった。
    現在、日本人の8割が死刑制度継続を支持しており、年に数件執行されている。死刑制度が無い国が多数派を占めるなか、日本で依然として死刑が行われている文化的背景などが書かれてある。
    本書を読むまで知らなかったのだが、死刑制度が無いことがEU(欧州連合)に加入する条件なのだそうだ。私が居住する国も死刑制度は何十年も前に廃止になっているが、その理由は冤罪が後を絶たないからということだった。
    死刑制度が存続する理由は、被害者に対して責任を取る、自分がしたことに対して罰を受けるというものだ。こういう行動に対して、従来から日本では潔く良いこととされてきた。一方、被害者のケアや、犯罪が起こった背景の分析にはあまり力を入れてこなかった。死刑を執行することにより、その人物がいなかった(社会から抹消する)ことになる。
    著者の平野啓一郎氏は、本当に優しい人なのだと感じた。著者と同様に、私も死刑を積極的に支持というよりは、被害者の心情を考えるとやむを得ないのではないか、というスタンスだった。「大切な人が殺されても許せるのか」と問われれば、許せないし、これは当然である。著者は小説家であるが法学部を卒業している。本書では彼が死刑について考えることや外国の例が理路整然と述べられている。私の知人2人も、この本を読んで死刑に対する考えが変わったと言っていた。ぜひ一読いただきたい一冊である。

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    2023年06月20日
  • 決壊(下)

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    さらっと読めるミステリーもいいけれどじっくり読むミステリーもいい。言葉がとにかく豊かで前篇映像流れてしまった…さすがです。

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    2023年05月30日
  • 理想の国へ 歴史の転換期をめぐって

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    知性、思想、お人柄において信頼という意味では間違いない大澤真幸さんと平野啓一郎さんの、2019年1月平城天皇退位宣言の直後、コロナ禍となった2020年8月そしてロシアによるウクライナ侵攻後の2022年4月に行われた対談をまとめたもの、
    コロナ禍、ウクライナ侵攻という大きなパラダイムシフトととなるような危機、事態を目の当たりにし、大変冷静に語られている。帯には、鍛え上げられた施策と言葉で日本をバージョンアップする、と書かれているが、悪夢の安倍一強政権(アベスガ時代)の後岸田政権以降もマシになりどころか酷くなるばかりの中、なかなか現実にはバージョンアップは起こりそうにない。
    大澤真幸さんは前書きで、今は、絡み合ういくつもの問題があり一つの問題の解決に集中できなくなっており、行動の前に考え抜くことが必要と書いているが(前述の日本における政権、政治勢力の、考え抜かなさ視野の狭さ状況を悪化させる早計浅薄な行動が止まらぬ中、、)なかなか日本バージョンアップの道は険しそうだ。
    平野啓一郎さんが言う、相変わらずな日本人。日本列島に長く住んで文化的に均質な人たちというイメージからいまだ抜けられない人が多い、多様な人たちが存在して日本が成り立ってきたことを認められない人たち、だから多様な人、社会における共通認識の形成がないと。そのような想像力や世界観の欠如から、例えばいかに少子化を克服するかを浅薄に考える限り、労働力を集めるとかなにか条件付けて子どもを産ませるとかそんなことで労働力(外国人に共に暮らす社会を形成する仲間隣人として移住共生してもらうのではなく使い捨て労働力のイメージのまま。うわべだけの外国人研修制度の改変とか国際目線では全くありえない人権侵害レベルの難民法ならぬ入管法改悪とか。LGBT 差別禁止も夫婦別姓も行動として至極当たり前なのに法制化もしたくなければ現実に実施することもできない、マカ不思議な日本)どの問題を取ってもバージョンアップはなさそう。
    歪んだ歴史認識、あいまいな日本人という 同一性が幻想や一部の人の妄想ではなく支配的であること、多様性に移行できない政治それにより教育や自由な考えが歪められ相対的にも絶対的にも世界から取り残されてきているだろうと思っているので、その感覚をしっかりとしたお二人の思想で裏打ち、増強していただけた。そしてさらに悲観を強めてしまうのだが。

    平野さんの文人主義、個人の中に複数性を抱えながらいきることは不可欠ということが通底している。

    日本を日本たらしめる天皇制直結の元号という区分による時代感覚、集団的記憶もさまざまに語られていて新しく知ることも多かった。
    お二人が多岐にわたり本を引き合いに出して語られるので、ブックガイドとしても有用であり刺激的。
    三島由紀夫、ベンヤミン、ブルシットジョブのグレーバー、斉藤幸平、ベルクソン、谷崎潤一郎、ジャレッドダイアモンド、ベネディクトアンダーソン
    (想像な共同体)など。膨大なおふたりの知をお裾分けいただきたくさんのヒントと、なんとも言えない心地悪さ(悲観)をいただいた。あとがきで、平野啓一郎さんは、
    未来予測はどうしても時間的になりがちだが私が大沢さんとエッチしているのは半シニシズムであり自己批判なきナルシシズムおよび「現実主義」を偽装した「現場追認主義」への批判であること、とし、それぞれにあるべき未来の理想について語りその選択の仕方を考えたと、書いている。
    未来の理想など提示されないこの国で、未来の理想を考えること諦めないこと知恵を求め使うこと。理想は思索の糧となり理想は現実を追求する。
    良書。落ち着いて考えていく。

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    2023年05月14日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • 葬送 第二部(上)

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    ネタバレ

    今回もかなり盛りだくさんでした。
    ✔︎ショパンのピアノ論(リストとの比較)
    ✔︎ショパンの演奏会
     →表現が秀逸過ぎて音色が聞こえるようだった
    ✔︎人々のショパンの演奏会の感想(技術面に特化した)に対してのドラクロワの反発
     →分析よりも驚嘆が先に来るはずだというドラクロワの芸術論。「知識の増加が感性の摩耗を招くというのは、どうした不幸な現象だろう?」
    ✔︎フォルジェ男爵夫人の恋心と葛藤
     →会えない寂しさと、会うことによって生じる寂しさ
    ✔︎ドラクロワの天才としての葛藤、それをヴィヨに言えなくなってしまった気まずさ
    ✔︎ショパンの事故
     →死への恐怖よりもピアノが弾けなくなる恐怖の方が大きい
    ✔︎ドラクロワの花の模写
     →「個々の事物を意味の交わりに於て眺めるのではなく、その色の関係に於てのみ観ることに彼は強い安堵と心地好さとを感じた。」

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    2023年03月22日
  • 透明な迷宮

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    記憶の連続
    寝て起きたときの自分は、昨日の自分の続きである。疑いもなく信じている。その人が、その人であることを支えるものとは何なのか。記憶なのか、記録なのか。
    日常のすぐそばに紛れている非日常を描くことで生み出されるリアリティ。人にはどこか思い当たることがあるのではないかなぁ。短編6話。

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    2023年04月05日
  • ある男

    購入済み

    複雑な背景に戸惑いながらも、その物語の世界に引き込まれていった。何も疑うことなく過ごす中で、触れることのない事実があるということが、衝撃的でもあった。人を愛することが人としての全てなんだと思う。家族のかたちはそれぞれであるが、子どもが穏やかに成長できるように、その根底に愛は存在して欲しい。

    #切ない

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    2023年02月24日
  • 『ある男』無料試し読み

    購入済み

    気になる

    いくつか無料試し読みを読ませていただきましたが、最も続きが気になりました。
    映画も上映中で、読んでから見るか、見てから読むか悩ましいところです。

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    2022年12月13日
  • ご本、出しときますね?

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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

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    2022年12月04日
  • 『ある男』無料試し読み

    匿名

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    面白い

    平野さんが提唱する分人主義を念頭に読むと見方が変わるように思う。人は誰しも割り切れない気持ちを抱えていきているのではないだろうか

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    2022年11月24日
  • 理想の国へ 歴史の転換期をめぐって

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    読み易さと内容の濃さの両方を叶えた充実した対談。この組み合わせでは当然と思えるが、改めて1990年以降の日本が辿ってきた道を考えさせられる。本筋とはやや離れるがイチローが変えたベースボール感には鳥肌がたった。

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    2022年11月20日
  • 『ある男』無料試し読み

     

    ネタバレ 購入済み

    何も見ずに読んでほしい

    映画もやってますが、個人的には小説のほうがよかった。内容がどうというよりも文字のほうが作品とあっている気がするので

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    2022年11月16日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    面白すぎてあっという間に完読。
    物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
    勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
    【諦め】ということ。
    対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわからない人にもオススメ。
    若林くん、佐久間さん、素晴らしい企画をありがとうございます。

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    2022年11月08日
  • ある男

    ネタバレ 購入済み

    とてもいい作品

    最近読んだ中で1番良い作品で、1番表現しにくい作品。
    最後に幸せがそこにあって、本当のことを言うべきなのかすら悩んだのではないか、その事で3回目の自殺だったのではないか...。
    想像できる限りの当事者の心情を慮ったが、正解はわからない。
    生きるとは誰しも難しいのだと、そこに立場や出自は関係なく皆悩みながらそれぞれ懸命に生きているのだと思った。

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    2022年09月17日
  • ウェブ人間論

    Posted by ブクログ

    何と、15年強も前の本だったということにびっくり。たしかに、FacebookやTwitter、スマホが一般化する前の時代として語られている。当時でも十分にネット社会の到来を思わされていたけど、いまになってみれば隔世の感あり。特に梅田さんの予測的発言なんか、2022年のいまとなってはどうだろうなんて底意地悪く読んでみたんだけど、けっこう的を射たこと言ってたんだなという印象。
    当時にしてどっぷりウェブ社会にハマっている梅田さんと、ちょっと懐疑的に見ている平野さんの対話が面白い。平野さんのほうがだいぶ頭カタいなあという印象。自分もどっちかというと、(いまでもなお)平野さん寄りだけどその自分ですらそう思う。
    でもそれって、ウェブ社会のとらえ方しだいなんだなとも思った。あくまでもポジティブに楽観的に先を見てウェブ社会の台頭を歓迎する梅田さん。平野さんが懐疑を呈しても、その切り返しになるほどそうかも、と思わせてしまうものがある。なかなかの論客のはずの平野さんがちょっと形無しな感じ。それって、従来の枠を軽く凌駕してしまう……具体的にいえば、平野さんが誰であろうと忖度せず発言する梅田さんのような……ウェブ社会の人たちならではといえるとも思う。
    みんなの良心で世のなかを変えていかなければ的に述べる平野さんと、自分の楽なほう、したいほうへ向かっていけばいいという梅田さんも一見対象的。でも、ポジティブに楽観的に考えれば、みんながそれぞれの望む方向へ進んだ先がみんなにとって居心地のいい世界になる可能性もわりとありそう。つまり、ウェブ社会って根底に悪意がない世界とみなすべきってことかなと思った。
    ウェブ的な世界って敬遠傾向にあるんだけど、見方が変わったというか、ウェブ的な世界をポジティブに見る視点を知った。スター・ウォーズ信奉者の集まりだってこととかね。

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    2022年09月03日