野口悠紀雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第二次世界大戦後、日本経済は歴史上かつてない高度成長を遂げた。筆者は、「戦後の日本経済は、戦時期に確立された経済制度のうえに築かれた」とする。それは、戦後の日本の経済の仕組みはGHQにより築かれた、とする従来の通説とは異なるものである。「戦時期に確立された経済制度」のうち、最も重要な役割を果たしたのは、企業へのファイナンスの仕組みである、と筆者は主張する。すなわち、これは検証可能なことなのでもあるが、日本企業は資金調達を、直接金融市場(株式市場)ではなく、間接金融(銀行からの借入)でまかなってきたところに大きな特徴がある。結果、企業は株主の影響力や市場の圧力を逃げることが出来、終身雇用や年功賃
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Posted by ブクログ
盲信できるもの—— 幼少期ならば、両親や先生。大人。教科書。本。まだ古い時代は、新聞やテレビニュース。逆に手放しでは信じられないものとして、ネットや動画がある。自らの経験則でこれらを並べてみると—— 信頼できる順に「本>教科書>新聞>ニュース>人>ネット」。複数比較できたり校閲の質や権威性から、こんな感じ。一方で接する頻度はこれとほとんど逆向きになるから社会は危うい。
で、ここに「AI」をおいてみると、かつては「人やネット」と同程度だったと思うが、今や「新聞やニュース」くらいの水準には来ている気がする。
AIの進化は早い。そのため、こうしたChatGPTを解説する本つまり“出版物“で -
Posted by ブクログ
「超」シリーズの野口氏による本。無尽蔵に増えていくデータの具体的な整理法を挙げている。
具体的にスマホなど端末を操作していく内容なので、通勤電車で読んでいると読み流しになってしまう。さらに6年前(2019年)の本なので今でも挙げているメニューを使えるか怪しいものもあるので、整理の考え方として読み進めた。データは「捨てる」ではなく「検索する」ことにエネルギーを使う方が良いというのが大枠。
非常に参考になったのは実物の書棚の整理で「使ったものから左端に置いていく」というもの。これだと使わないものはだんだん右端に追いやられるので削除対象になる。
後半は日々進化するAIとの向き合い方に言及。無限