野口悠紀雄のレビュー一覧
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「音声入力できるようになった!すごい!」がよく分かります。
実際、音声入力を最近試したひとなら誰もが、何度も試して見ては裏切られていたのに、急に使えるようになった!と驚かされるのではないでしょうか。
一方で、今まで、ほそぼそと日本語音声処理の技術を積み上げていた日本企業にとっては、価格でも、変換の精度でも全くたちうちができなくなった状況だと思います。
本書の最後に触れられていますが、グーグルとアップル、マイクロソフトくらいしか、音声入力サービスは提供できないでしょう。
仕事もプライベートも、誰かに何かを伝えるときにこれを使い、これに頼り、なくてはならないものになったあと、これがなくなっ -
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・日本は円安という麻薬を使い続けることによって、経済の流れに逆らい、産業構造を保存したままここまで来てしまった。今後は高度なサービス産業の育成のための教育の高度化(特に金融知識)と人材を外国からどんどん取り入れることが必要だ。金融と言うとイメージが悪いが、リーマン・ショックに代表される金融不安は金融工学が原因なのではなく、金融工学を無視したことが原因。
【ノート】
・第7〜10章はちゃんと読めてない。数字が -
Posted by ブクログ
この逆説的な書名の示すところは、ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」における「人々は、組織から離れ、独立自営業となり、肉屋と燭台職人の時代になるだろう」から来ている。
イノベーションについて産業革命以前から歴史に沿って紐解いていく。大航海時代にイギリスはなぜスペインを追い抜けたのか?産業革命で鉄道から始まる、鉄鋼、石油、自動車というアメリカの「金ぴか時代」。電信、電話からコンピューターの発明とIT革命。インターネットはGAFAの時代を作り、ビジネスモデルは大きく変わり、ユニコーンが生まれる。そしてAIとブロックチェーン。中国の発展。こうして歴史を追うと大きな流れが見えてくる。結 -
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話題のブロックチェーンとは何か、その概要を学ぶのに良い本。
この本の中にあった表現で最もわかりやすかったのが、「今までは情報のインターネット、ブロックチェーンは価値のインターネット」という表現。
原理は割愛するが、ブロックチェーンとは、皆に公開する形で情報を保存し、不正を起こさせない仕組みを安価に実現している。これにより、安価に価値を送れるようになることが”革命”と言われる所以。
・Trust less system:人や組織を信頼しなくても取引できる。
・Proof of work:不正を起こさせない仕組み
※一方向関数: 片方へは簡単に計算できるが、答えから本を逆算するのが難しい関 -
Posted by ブクログ
独学をやろうかなと悩んでいる人にまず読んでみてほしい本です。
読んで一番大事だと感じたことは「独学をとにかく始めること」です。
(準備を完璧にしないととか)や(必要なものを全部揃えたら)で始めるのを躊躇していい時代は終わったのではないかと感じました。とにかく走り出し、必要だと思ったら走りながら準備をすればいいと考えることが重要だと感じました。
内容に関して、前に読んだ「LearnBetter」に比べると納得できないところが多いように感じました。学びは面白いものという筆者の考え方を押し付けているようにも思えました。では、そう思えない人はどう考え対処するべきなのかまで書いてほしかったです。
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