野口悠紀雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【由来】
・
【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・日本は円安という麻薬を使い続けることによって、経済の流れに逆らい、産業構造を保存したままここまで来てしまった。今後は高度なサービス産業の育成のための教育の高度化(特に金融知識)と人材を外国からどんどん取り入れることが必要だ。金融と言うとイメージが悪いが、リーマン・ショックに代表される金融不安は金融工学が原因なのではなく、金融工学を無視したことが原因。
【ノート】
・第7〜10章はちゃんと読めてない。数字が出てくると途端にスピードが落ちる。これはきちんとフォローしていくのが苦手なのか、経済についてまだ背伸びをした本を読んでいるからなのか。
【目次】 -
Posted by ブクログ
この逆説的な書名の示すところは、ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」における「人々は、組織から離れ、独立自営業となり、肉屋と燭台職人の時代になるだろう」から来ている。
イノベーションについて産業革命以前から歴史に沿って紐解いていく。大航海時代にイギリスはなぜスペインを追い抜けたのか?産業革命で鉄道から始まる、鉄鋼、石油、自動車というアメリカの「金ぴか時代」。電信、電話からコンピューターの発明とIT革命。インターネットはGAFAの時代を作り、ビジネスモデルは大きく変わり、ユニコーンが生まれる。そしてAIとブロックチェーン。中国の発展。こうして歴史を追うと大きな流れが見えてくる。結局成功するのはその時代時代に合わせてビジネスモデルを変えることができた企業だ。
日本が取り残されている要因は社会制度にある。企業においても教育においても、システムが時代に合わせて変わっていかなければならなかったのに、成功体験、抵抗勢力が要因となって変革できていない。
今必要なのは、一人ひとりの変化だ。そのためにはまず今起きていることの本質を正確に把握すること。自分にしかできない価値をいかに生み出すかを考えることだ。 -
Posted by ブクログ
話題のブロックチェーンとは何か、その概要を学ぶのに良い本。
この本の中にあった表現で最もわかりやすかったのが、「今までは情報のインターネット、ブロックチェーンは価値のインターネット」という表現。
原理は割愛するが、ブロックチェーンとは、皆に公開する形で情報を保存し、不正を起こさせない仕組みを安価に実現している。これにより、安価に価値を送れるようになることが”革命”と言われる所以。
・Trust less system:人や組織を信頼しなくても取引できる。
・Proof of work:不正を起こさせない仕組み
※一方向関数: 片方へは簡単に計算できるが、答えから本を逆算するのが難しい関数(例 素因数分解)
・ハッシュ関数、一方向関数で前の取引データから、取引内容を引数とした関数
ゴールドマンサックスの推計
スマグリ分野、分散的電源市場がブロックチェーンにより可能になり、アメリカだけで25〜70億ドルのマーケットが創出
今までは情報のインターネット、ブロックチェーンは価値のインターネット
送金コストがゼロ近くまで下がる
クレジットカード決済の手数料は4%前後
Dapp decentralized application, 分散型アプリケーション
DAO decentralized autonomous organization, 分散型自立組織
Ex) Slock.it スマートロック、La’Zooz ライドシェア、Colony クラウドソーシング
スマートコントラクトに基づき管理者なく運用される
イーサリアム: 自由にプログラムできる -
Posted by ブクログ
独学をやろうかなと悩んでいる人にまず読んでみてほしい本です。
読んで一番大事だと感じたことは「独学をとにかく始めること」です。
(準備を完璧にしないととか)や(必要なものを全部揃えたら)で始めるのを躊躇していい時代は終わったのではないかと感じました。とにかく走り出し、必要だと思ったら走りながら準備をすればいいと考えることが重要だと感じました。
内容に関して、前に読んだ「LearnBetter」に比べると納得できないところが多いように感じました。学びは面白いものという筆者の考え方を押し付けているようにも思えました。では、そう思えない人はどう考え対処するべきなのかまで書いてほしかったです。
特徴的な文章
◆多くの場合重要なのは、大学名そのものだ。したがって、「卒業する大学名を獲得する手段が勉強」ということになる。(中略)「これまでの日本社会において、大学に入学してから後の勉強は、あまり重要ではなかった」ということになる。
◆日本人が豊かになってから、「勉強したい」という意欲が失われた。ハングリー精神を失ったのである。「勉強しなさい」と言われ続ける今の日本の子供たちは、あわれだ。