野口悠紀雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
■日本産業の方向
A.現在、アジア新興国の市場が急拡大している。日本企業も参入すべきとの意見が多いが、新興国に最終消費財の市場を求めるのは間違っている。その理由は、次の通りである。
・他国のメーカーがすでに参入しており、競争が激しい。
・新興国では低価格の製品が求められるが、日本の製造業は、低価格製品の生産において比較優位を持っていない。
B.日本企業では、少数の例外を除き、水平分業化・ファブレス化がなされていない。それは、利益の追求ではなく、「従業
員共同体の維持」が企業経営の目的になっているからである。
C.日本の製造業が赤字に陥る中、アップルは驚異的な高収益を上げている。その源は、 -
Posted by ブクログ
1、原理と原則
<基本原則>
①発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。
模倣なくして創造なし
②アイディアの組み換えは、頭の中で行われる
③データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要
④環境が発想を左右する
⑤強いモチベーションが必要
<発想はどのように行われるか>
・無用のものを試みないで捨てる直観力も大切。
・無益な組み合わせは、有能な発見者の精神には浮かばない。意識に現れるのは、有用な組み合わせとその候補だけである
・きわめて多数の組み合わせの中から有用なものを選び出すのは、審美的な感覚である。
・審美的感情は、成功の記憶によって形成されると考えられる。
・ある問題について -
Posted by ブクログ
「五原則」のいずれも、色々な場で助言してもらうこと、行動の中で認識することである。全てをまとめて原則という形で提示されることは無かったが、巷には浸透しているということの裏づけと言える。
発想法の類が、発想には効果的でないということは同感だ。後付の説明には有効であるが、それをきっかけとして発想することが難しいと感じていた。全面的に、書かれていることには同意する。新しい発想法が得られたわけではなく、習熟を高めよというメッセージが残りました。
***
模倣なくして想像なし、アイディアの組み換えは頭の中で行われる、データを頭に詰め込む作業がまず必要、環境が発想を左右する、強いモチベーションが必要 -
Posted by ブクログ
知らないことがたくさん書いてあったから、情報集としてはいい刺激になった。けど、数字の並べ方とかが、露骨に事実を歪めてそうで(比較する対象じゃないものを並べたり、技と必要な数字出さなかったり)読みながらちょっとこれ見せ方歪めてない?っていちいち気になったのが内容が良かっただけに余計残念。
あと彼はきっと昔の日本人のトップを走って近代的(なんなら昔は語学ができたり海外に行けるのはそれこそ特権階級だったんだろうから余計に)特別な生活を送ってたんだろうなっていう自慢がちらほら。本当に恵まれたお金持ちだったんだろうからしょうがないし、だからこそいろいろ知っててこの本が書けるんだろうけど、まーなんていうか -
Posted by ブクログ
「「超」英語法」3
著者 野口悠紀夫
出版 講談社文庫
p267より引用
“バベルの塔で共通語が失われてしまったのは、
こうした楽しみを人間に味わわせてくれるためなのではないか、
と思うことさえあるくらいだ。”
経済学者である著者による、
英語を身につける為の方法をまとめた一冊。
英語学習の間違った方法から楽しいコラムまで、
著者自身の経験がおしみなく披露されています。
上記の引用は、
外国語を勉強する楽しみについての締めの一文。
やはり何事も楽しいということが、
長続きの秘訣のようです。
いつの事だったか忘れましたが、
老人施設でも語学学習をしている所があるとの事です。
痴呆の予防に -
Posted by ブクログ
前著「超」勉強法は勉強方法についての概要を語ったものであるが、これは英語、国語、情報収集について実践的な方法を記している。
「超」勉強法の基本三原則
一.面白いことを勉強する。
二.全体から把握する。
三.八割原則
四.勉強は意欲で進む。
勉強方法を支える基本精神はそのままにどのようにやるのかではなく如何に実践できるかを具体的すぎるぐらいに書いている。第一章「勉強社会を作る」は序論部分である。しかし各章の中でも秀逸である。その中の一文で個人の体験とあわせてもけだし名言と思われるものがあったのであげてみる。
”完璧主義に陥っている。「基礎を完全にマスターしないと先に進めない