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発想は、何もない、ゼロから生み出すようなものではなく、既存のアイディアや、模倣から生み出される。
そのためには、情報、環境、モチベーションが大事な要素となる。
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2色刷で読み易い。
発想=独創的なものを生み出す。ではなく、出発点は模倣でよい。それには大量の知識が必要である。
また、まず始める。ということが大事。
大雑把にとらえるとこの2点に集約されると思われるが、
これは過去の著名な人にも当てはまっており、且つ自分自身でも思い当たることがあり、再認識できた。
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単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
2000年の本。11年前に読んだのだが、内容は全く覚えていない。
ざっと、見返すと「メモをとる技術」という項目があった。
アイデアの逃げ足は速いので、必ずメモをとること。そのためにさまざまなところにメモ用紙を置いてくおくとある。⇒これは実践して自分のスタイルとして定着している。そして役立っている。
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発想法を知りたくて読書。
発想するためには知識が必要。創造することは無から生み出すという思い込みを捨てること。模倣や過去のアイディアから発展させるものである。
メモ書きを定期的に見直して、組み合わせたりして新しいものを生み出す。メモ魔となることの重要性をリマインドさせてもらう。『仕事は楽しいかね?』を思い出す。
常に考え続けることが大切。『思考の整理学』にもあった一晩熟して、朝起きると解決方法が思いついたりする。
第1章の基本五原則の中の第四原則「環境が発想を左右する」は、最近の実体験で納得する。テレビ依存の生活をしていると思考を停止してしまう。テレビが情報に対して受身にさせて、自分の頭で考えることを放棄させる。その意味でテレビの害を説く著者に同感である。なぜなら、私が大連へ転居して一番よかったなと思うのは、テレビ依存から脱却できたことだと思っているから。現在は、インターネット依存なので五十歩百歩だといえるが、本書で氣づかせてもらったので、自分の中でのルール作りなど対策を講じることにする。
やる氣がなくても、氣が進まなくても、とりあえず、まず始めること。筆を取り書き始めると一氣に進んでいく。集中力もその後に出てくる。
著者の本は巻末に索引があり、参考文献の紹介も豊富なので読みやすく、学ばせてもらうことがとても多い。
読書時間:約1時間10分
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1、原理と原則
<基本原則>
①発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。
模倣なくして創造なし
②アイディアの組み換えは、頭の中で行われる
③データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要
④環境が発想を左右する
⑤強いモチベーションが必要
<発想はどのように行われるか>
・無用のものを試みないで捨てる直観力も大切。
・無益な組み合わせは、有能な発見者の精神には浮かばない。意識に現れるのは、有用な組み合わせとその候補だけである
・きわめて多数の組み合わせの中から有用なものを選び出すのは、審美的な感覚である。
・審美的感情は、成功の記憶によって形成されると考えられる。
・ある問題について考え続けていたために、偶然のできごとがきっかけとなって、大発見に導かれる。
・考え続けていれば、周囲の状況を吸収する能力が高まり、きかけをつかむことができる。だから、発想の条件は、考え続けることだ。
・意識的な活動ののちに、無意識的な活動が生じる。その結果が「啓示」となって現れる。
・無意識活動は、意識のごく近くにある「控えの間」で行われるらしい
・アイディアが生み出されるまでの過程は、没頭期、潜伏期、啓示期に分けられる。
2、敵
3、方法と環境
・逆向き発想法
・図を用いる
・集中した作業のあとに環境が少し変化すると、「啓示」が得られることが多い(散歩、風呂、ベッド)
・歩くことは特別有効。
頭を材料でいっぱいにしてから歩くことは、発想のための最も手軽で最も確実な技術。
・メモをとる
・作業途中の段階で草稿を読んでもらうことは重要。気がつかない指摘をもらえるし、自分の中に「読者の目」ができる
・
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結構飛ばし読みをした。全体的にはマニュアル的発想法への批判的な分析。
■IQは(発想に)影響するのか
■逆にしてみる
●頭をいっぱいにしてから歩く ことは発想のための最も手軽で最も確実な技術である
■インキュベーターとなる集まり
コーヒーメーカーのあるたまり場
は面白かった。
今まで発想法の方法論を調べてたけど「実際(形式張ったものって)使いにくいよね。」という感覚があった。この本を読んで なぜそう思うのかが分かった。
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「五原則」のいずれも、色々な場で助言してもらうこと、行動の中で認識することである。全てをまとめて原則という形で提示されることは無かったが、巷には浸透しているということの裏づけと言える。
発想法の類が、発想には効果的でないということは同感だ。後付の説明には有効であるが、それをきっかけとして発想することが難しいと感じていた。全面的に、書かれていることには同意する。新しい発想法が得られたわけではなく、習熟を高めよというメッセージが残りました。
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模倣なくして想像なし、アイディアの組み換えは頭の中で行われる、データを頭に詰め込む作業がまず必要、環境が発想を左右する、強いモチベーションが必要
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野口氏が一般にも広く知られるようになった「超整理法」に
比べると、他の著書はいずれも普通な感じは否めない。
いや、レベルが低いわけでは決してないんだけど、
「超整理法」が提示した手法があまりにもインパクト大だったので。
現在においては、(特にデスクワークにおいての)発想手法に
関する本ではITの活用が主なテーマとなっているものが多いが、
本書は2000年の発行ということもあってそのあたりの古さはある。
これは当然のことなので、クラウドコンピューティングの隆盛等を
踏まえて2010年版にアップデートしたものを読んでみたいかな。
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発想の本質は考え続けること、に納得。
具体的すぎる説明はかえって本質をわかりにくくする、という説明に、日頃の自分を反省しました。
適度な抽象化は必要なのですね。今後、意識していきます。
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とくにすごいことが書いてあるわけではない。
新しい発想は、すでにあるアイデアの新しい組み合わせや組み換えで生じる。
だから、一発大物狙いではなく、地道にたくさんの知識を詰込むことから始めるべし。
学問に王道なし。
KJ法批判、パソコン利用法など。
著者の多読、多識には感心する
Posted by ブクログ
発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。
だからまず、たくさんの情報と知識を頭に詰め込む。
詰め込んだら、静かな場所をゆっくり散歩する。
散歩しながら考え続ける。
そうしてれば、「何かと何かの組み合わせ」を思いつくんだって。
発想力がない、っていう思い込みを捨てれば誰でも発想できるんだって。やった。