あらすじ
IT革命なんてコワクない!! 頭が悪いのではない。方法が悪いのだ。これを読めばすべてが変わる。
これなら誰でも出来る! ――激変する日本社会。企業はリストラをすすめ、学歴は力を失なう。もはや自分の身は、自分で守るしかない。その最強の武器こそ「勉強」だ。英語、パソコン、そして日本語。いったい何に集中し、何から手を抜けば、いちばん効率があがるのか? 目からウロコ、具体的で今すぐに役立つノウハウが満載された1冊。
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Posted by ブクログ
英語と日本語の勉強法について知りたくて読書。
冒頭の指摘どおり日本はすでに勉強社会へ移行している。著者の推察は的中だと思う。今や明日のために学び続ける。本物から本当に価値を置く時代へ。
『「超」勉強法』の3原則。完璧でもないのに完璧を求めがちなのは自分の改善点だと改めて認識する。8割達成でokとして進む。
「超」英語法の内容がよみがえってきた。現在取り組んでいる『50イングリッシュ』はまさに構文丸暗記の学習法。そして、珍しく1年以上通続いてる。今年後半に向けて目に見える成果にしたいものだ。構文丸暗記とリスニング、文法をバランス勉強していきたい。
日本語を磨く方法として150文字作文を提案している。今ならツイッターである。ブログも文章力を磨く最良のツールとして利用価値が高いと改めて知る。
パソコン通信、MSのブックシェルとどれもすでに懐かしいっという世界である。
読書時間:約45分
本書はバンコクのサンブツクスで購入しました。
Posted by ブクログ
『「超」勉強法』(講談社文庫)の続編。
終身雇用制と年功序列制が崩れ、学歴社会から勉強社会へと変化し、社会人になってもつねに勉強しつづけることが要求されるようになると著者はいいます。本書では、そうした時代の変化を見すえて、主に社会人のために必要な英語、日本語、パソコンの勉強法を解説しています。
英語については、専門分野の英語に触れることや、「聞く」「書く」能力の鍛え方、日本語の勉強法については、ファックスなどの実用的な文章を書く方法とプレゼンテーションの方法が、それぞれ説明されています。
パソコンについては、本書刊行時と状況が大きく異なるので、さすがに古びたという印象は否めません。
Posted by ブクログ
前著「超」勉強法は勉強方法についての概要を語ったものであるが、これは英語、国語、情報収集について実践的な方法を記している。
「超」勉強法の基本三原則
一.面白いことを勉強する。
二.全体から把握する。
三.八割原則
四.勉強は意欲で進む。
勉強方法を支える基本精神はそのままにどのようにやるのかではなく如何に実践できるかを具体的すぎるぐらいに書いている。第一章「勉強社会を作る」は序論部分である。しかし各章の中でも秀逸である。その中の一文で個人の体験とあわせてもけだし名言と思われるものがあったのであげてみる。
”完璧主義に陥っている。「基礎を完全にマスターしないと先に進めない」、「今のところがわからないのはその前がわからないからだ」として、足踏みする。あるいは逆行する。だから、全部できないうちに意欲がなくなる。あるいは時間切れになる。”
全くその通りなのである。中学はさておき高校、大学は常に尻に火がつかないと物事が先に進まないと言う事態を招いていた。八割原則と言う大切さが身に染みる。つまりわからないけど先に進む勇気と後から振り返ることができる時間のゆとりが必要になるのだ。そのためにもスケジュールが大変必要になる。これは集中すべき時ところと手抜きをしていいところを見極めることにもつながる。
インターネット社会を見越した情報収集術についても大変、得るところが大きい。今更ITということ弁じ立てることは遅いのだと実感できる。しかし内容が非常に古い。書いてあることは的を射ても内容面では使えない。これを読むと「超」発想法の情報の扱い方が非常に理解できるのではないか。