あらすじ
インターネット以来の「革命」に乗り遅れるな! 今、世界中で仮想通貨に対する関心が急速に高まっている。そんな中、日本では「値上がりする投資対象」という面ばかりが注目され、その背後にある「技術革新」にはあまり関心が持たれていない。しかし、実はその技術――それは、ブロックチェーンと呼ばれている――には、「インターネットの登場と同じくらいの重要性」があると、本書の著者である経済学者の野口悠紀雄氏はいう。そこで本書では、ビットコインを始めとする「仮想通貨」、そしてその基礎技術である「ブロックチェーン」について、Q&A方式でわかりやすく、かつ余すところなく解説。 ●ビットコインは本当に安全か? ●なぜブロックチェーンは「社会革命」と呼ばれるのか? ●日本のメディアでは語られない「2つのブロックチェーン」とは? ●新しい資金調達法「ICO」とは何か? ●ブロックチェーンによって「経営者のいない会社」が出現する? この1冊で、ビットコインとブロックチェーンのすべてがわかる! 【本書の項目】●第1章 ビットコインとは何か? ●第2章 ビットコインを実際に使うには ●第3章 銀行が仮想通貨を発行する ●第4章 ブロックチェーンとは何か? ●第5章 ブロックチェーンの応用が広がる ●第6章 シェアリング・エコノミーとブロックチェーン ●第7章 IoTとブロックチェーン ●第8章 分散自律型組織DAOが作る未来社会
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Posted by ブクログ
入門 ビットコインとブロックチェーン (PHPビジネス新書) 新書 – 2017/12/18
AIやブロックチェーンのおかげで人間はより人間らしい仕事に集中できる
2017年12月28日記述
野口悠紀雄氏による著作。
2018年1月8日第1版第1刷発行。
題名通りビットコインとその背景にある
ブロックチェーンについての入門書だ。
Q&A方式で解説されている。
索引や質問項目で気になった点から読めば良い。
新しい分野を学ぶ時、複数の入門書を読む必要があると
立花隆氏は指摘していた。(知のソフトウエア)
近年の仮想通貨、ブロックチェーンについて学ぶ際も
複数の入門書を読むべきであろう。
その中でも本書は必ず読むべき本と言える。
中級書はどんな物を読むべきかまで親切に示してくれている。
現在、ビットコイン等の仮想通貨バブルで浮かれている日本人が多い。
しかし大切な事はブロックチェーンを活用し味方とし
人口減少社会においても利益を上げるビジネスモデルを確立することだ。
中国、アメリカにおいては仮想通貨やブロックチェーンを活用し革新的なプロジェクトをはじめている事例が多く本書に紹介されている。
日本企業がこのような新しい技術を活用する為には自己完結的で閉鎖的な構造をやめる必要がある。
また仮想通貨を胡散臭いものと捉える事をやめること。
マウントゴックス破綻はあくまで取引所が潰れただけでありビットコインそのものが否定された訳では無い。
ビットコインを盗み出した後でもビットコインに価値があると泥棒が確信していたからこそこのような事件が起きたという説明にはなるほどと思う。
価値を認めているから盗んだり、もしくは中国政府が取扱を禁止するのだ。
*ビットコインを禁止した中国ではあるが、ブロックチェーン技術の開発には貪欲というのが興味深い。
本書を一読した感想は仮想通貨、ブロックチェーンは私達の生活を豊かにするに違いないということだ。
特にブロックチェーン技術の発展は人口減少社会に苦しむ私達を大いに助けてくれる。
*つい先日のNHKニュースで2017年に生まれた赤ん坊が94万人1000人と100万人割れした事を報道していた。
対する死亡者数は134万4000人。
実にこの1年で40万人も人口が減ったのだ。
生産年齢人口で考えてみればもっと事態は深刻だ。
だからこのパブリックブロックチェーンを活用するべきだ。
もちろん、現在起きている仮想通貨バブル(働かなくても豊かになれる)は間違いだ。
しかしその背景にあるブロックチェーン技術を否定してはならない。
それを最大限活用していく事が日本の未来を切り開く。
Posted by ブクログ
名著 「ブロックチェーンの革命性」が本著の言わんとするところ
野口先生にはいつも勉強させられる
1.ビットコイン
処理スピード遅い
途上国 銀行店舗ネットを超えて、ビットコイン決済システムへ
電話網が、優先ネットを超えて、無線電話への移行と似ている
2.ブロックチェーンの革命性
(1)経済価値を送る
(2)信頼を確立する
3.インターネットとの比較「情報のインターネット」
情報を地球上どこへでも「コストゼロ」で送ることを可能にした
ブロックチェーンは「価値のインターネット」
4.ITにおける第三の革命
(1)大型コンピュータからPCへの変革
(2)電話からインターネットへの変革
(3)ブロックチェーン
5.DAO分散自律型組織 Decentralized Autonomous Organization
法体系の見直し・改正 行為の主体・責任
「業法」の意味 誰もがサービスの供給者となる・・・シェアリング
Posted by ブクログ
全体がQ&A形式で書いてあり、ビットコインもブロックチェーンもよくわからない私でも理解できました。
改ざんできないデータが分散システムで保存されるというのはいいですね。
ただ、この仕組みには、マイニングという大量の電力消費する計算が必要らしいのですが、現在は電気料金の安い中国奥地で、少数の業者がその作業を寡占化しているとのこと。それって産油国とそうでない国との力関係みたいなものと同じような問題は生じないのか?とちょっと心配になりました。
Posted by ブクログ
入門書にして決定版
表示に偽りなしですね。
わかりやすく深く書いてあります
僕が昔から漠然と思っていた
国民全員が日銀の口座を持ったらどうなるやろ
って仮想が現実になるかもしれません。
これは送金手数料がゼロに近いというテクニカルな裏付けとセットになるのかもしれませんが日本銀行券だけでなく仮想通貨を日銀が発行する未来が現実化すればかなりインパクトは大きいと思います。
とにかくここ数年の技術の進歩は早すぎるσ^_^;
正直ついて行くので精一杯ですorz
Posted by ブクログ
昨年(2017)後半から仮想通貨及び、それを構成している技術である「ブロックチェーン」に興味を持ち始め、関連書籍を読んでいます。
何人かの解説本を読みましたが、数十年前に「1940年体制」という本を読んで、目から鱗が落ちた、野口氏も書かれているのですね。私よりもはるかにご高齢なのにもかかわらず、素人にもよく理解できる内容で助かっています。
この本は入門書の位置づけなので、巷に出回っている仮想通貨に関連する専門用語をはじめ、仮想通貨が及ぼすことになるシェアリングエコノミーについての解説までなされています。ためになった一冊でした。
以下は気になったポイントです。
・ビットコインの時価総額は2017年11月上旬に、約14兆円となった、1年間で約14倍になっている。日本の通貨である日本銀行券の残高は100兆円以上。世界全体で見れば、仮想通貨はごく一部の比重である(p37)
・エセリウムやリップルなどは、ビットコインの単なるクローンではなく、新しい機構と機能を持つという意味で、ビットコイン2.0と呼ばれる(p40)
・普通の人が日銀券を受け入れるは、他の人が受け入れると思うから。現代社会の管理通貨は、他の人が貨幣だと思うから貨幣になっている(p45)
・フィンテックの分野として、1)送金(ウェブ、スマートフォン)、2)貸付、3)保険、4)AIによる投資コンサルティング、がある(p53)
・アメリカでは、ITのスタートアップ企業が破壊的革新者(ディスラプター)となって、既存の金融機関の仕事を奪おうとしているが、日本では銀行がスタートアップ企業を買収して取り入れてしまっている(p54)
・マイクロペイメントチャネル、ライトニングネットワークという仕組みを使うと、取引相手を信用する必要がなく、第三者の仲介を経ずに、安全で低手数料の送金ができる。これにより、少額高頻度取引が可能となる(p66)
・2017.7.1以降、仮想通貨の取引にかかわる消費税は非課税となった、送金相手がビットコインを受け入れる限り、低いコストで365日24時間送金できる(p71)
・銀行にとって大きな収益源である送金サービスは、潜在的には不要なサービスになるので、銀行が独自の仮想通貨を導入せざるを得ないのは当然である、日本政府が2016.3に閣議決定で仮想通貨を通貨と認めることにしたのも大きい(p74、99)
・ドルとの価値を一定に保つような仮想通貨が日本国内で発行されれば、日本国内にドル経済圏が生じたのと同じことになり、日本の金融政策には大きな圧力が加わる。円の価値を低下させようとすれば、円から資金が流出して、ドル仮想通貨に流れ込むことになる(p108)
・インターネットで経済的な価値を送るために必要な条件として、1)銀行のような管理者が存在しなくとも取引記録を信頼できる、2)記録された情報が改ざんできない(p146)
・ICOはインターネットで行うクラウドファンディングの一種、ブロックチェーンを用いているので、コストを著しく低下させることができる、IPOのコストの10分の1程度であろう(p165)
・ウーバーの良いところは、1)混雑時などに料金を引き上げられる、2)利用者がタクシーの運転手のサービスを評価できる(p189)
・日本では、タクシーは道路運送法により、旅館は、旅館業法があり、事業として部屋を貸すには制約がある(p196)
・消費者保護を名目として行われてきた規則は、実態的には既得権益を保護するものとなっている、規制が新しい技術の導入を阻んでいる(p198)
・LaZooというイスラエルでのプロジェクトによれば、ブロックチェーンを用いたサービスでライドシェアリングを行っている。空席がある車を持っている人と、同方向へ移動する人のニーズをマッチングして、空席を提供して輸送の無駄をなくす分散型のサービス、支払いはサービス提供者と利用者の間で、独自の電子通貨Zoozを使って行われる(p204)
・自動車の自動運転は2020年頃に実用になりそうだが、車が自動で走り客を乗せて運賃を受け取り、給油をしてガソリンスタンドへの支払いも行う。これらはすべてブロックチェーンに記録される(p221)
・組織の4形態として、労働者の有無・経営者の有無により、4つに分類される。現在は、両者がいるケース。労働者がいなくて経営者がいるのが、ロボットを使う会社、労働者がいて経営者がいないのが、DAO(分散自律型組織)、両方ともいないのが、AIとブロックチェーンによる完全自動会社である(p239)
・ロボット化とは、1)労働者の仕事の自動化、2)工場のオートメーション化、3)銀行窓口をATM、ブロックチェーンの利用とは、1)管理者の仕事の自動化、2)ルーチンワークをブロックチェーンで自動化、3)DAO(分散自律型組織)(p239)
・AIやブロックチェーンがあるからこそ、人間はより人間らしい仕事ができる。コンピュータが得意な仕事はAIやブロックチェーンに任せて、人間は人間にしかできない仕事をする。そのような世界が実現数rことが期待される(p244)
2018年1月2日作成
Posted by ブクログ
主に「ブロックチェーン」の基礎入門編というような感じ。
ビットコインを世間的には知っているが具体的に知らないという人向け
暗号資産の本来の用途や、ブロックチェーンのシステム等、暗号資産を持つにあたり知っておいた方がいいことが記されてる本
Posted by ブクログ
ビットコインの革新性やブロックチェーンの基礎について、わかりやすい解説されており理解できた。
著者の思いが先行している印象もあるが、全体的には読みやすかった。
Posted by ブクログ
タイトルにあるようにまさに『入門』です。
投機的な過熱を見せる仮想通貨及び暗号通貨に興味があるため、まずはこの本を手に取りました。
ビットコインの技術的・専門的な話ではなく、世界的な仮想通貨における社会的な枠組みやざっくりした仮想通貨の仕組みを、1個ずつFAQ形式でまとめていて見やすいです。
自身が読み進める中でこれはどうなのか?なぜなのか?と感じる部分をしっかり質疑応答のような書き方で回収してくれるので安心して読めます。
ここからより専門的な本に踏み込めば理解度が深まる本です。
Posted by ブクログ
前半でビットコイン、後半でその基盤組織となるブロックチェーンについて説明されています。多くの質問に対して順に答えていくという形式ですが、一連の流れとして話は繋がっています。ビットコインのみならず多くの関連技術の仕組みやそれを活用した現在や未来の姿について簡潔に説明しており入門書として読みやすいと思います。ただ専門用語や概念が多く出てくるので、基礎知識がないと理解が難しい箇所も多少ありました。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章ビットコインとは何か?
第2章ビットコインを実際に使うには
第3章銀行が仮想通貨を発行する
第4章ブロックチェーンとは何か?
第5章ブロックチェーンの応用が広がる
第6章シェアリングエコノミーとブロックチェーン
第7章IOTとブロックチェーン
第8章分散自立型組織DAOが作る未来社会
P145 ブロックチェーンのできることインターネットでできなかったこ と ①経済的な価値を送る、②信用を確立する
P174 GUARDTIME エストニア政府と連携して、
エストニア国民の生涯の健康・医療データーの記録
管理にブロックチェーンを利用する~
福岡市、市民の医療データーを東京海上日動火災保険 のデーターを連携させる実証実験を始めた
P202 ブロックチェーンはシェアリングエコノミーを進化させる
現在のシェアリングエコノミーでは仲介者がいるが、ブロックチェーン
によって直接できる
P220 IOTの未来~インフラの管理と修理
壊れてから修理→壊れる前に予防保全
生体モニターのような医療機器、生体情報の収集、
分析、管理システムへの取り組み
2018/1/8初版
2017/12/24空港で購入
すぐ読みだしたけど途中で頓挫して放置、
こないだスタバで集中的に読んだらすぐいけた。
ブロックチェーンへの記述が興味深い。今ならよく
わかる。
上海にいたとき、ちょうどこの本が発行される前くらい
に、隣の事務所の上海人がビットコインを買え買えと言って
いた。そのときに買っていたら、3倍で売り抜けて
いただろうに。。。
Posted by ブクログ
仮想通貨の一種であるビットコイン、それを流通させた要素技術であるブロックチェーンについて、Q&A形式で説明を重ねている。まさに発想の劇的な転換を感じる。価値の取引における信頼性の担保が、従来は扱う組織依存であったものを、技術そのものの仕組みに持たせている点は革新的だ。当面は従来型の金融業が脅威に感じ、自ら仮想通貨を発行することを検討中とあるが、その仕組みは従来型管理の延長上でしかなく、本来内在している技術の利点が生かせない。反面、自律型システムに対する管理責任の所在の問題など、社会に幅広く受け入れられるための課題は山積している。夢のような展開が想定される可能性を、どう現実に落とし込んでいくか、今後の動向に注視したい。
Posted by ブクログ
ビットコイン、ブロックチェーン、恥ずかしながら何も知らずでやっと入門書を読みました。
僕みたいな本当の入門者にはちょうど良いわかりやすい一冊!仮想通貨はそもそもが投資目的で作られたものじゃないって今更知りました。
この技術と仕組みが世の中の既成概念を変える可能性があることは直感的にわかりましたが、インターネット以来の衝撃かといわれると、自分はまだそこまでピンと来てないかな。
日本人がハードに傾倒しすぎて多くを失ったという記述。
自分は仕事でずっとその「ハード」を担当しているのですが、ハードの開発/製造面のみに目を向けすぎて、他を見失うことがないよう注意しなければとも思いました。個々のデバイスの品質は上がり価格は下がり入手性も昔と違うわけですし。貪欲にいろいろ活かしていかなければと思いました。
Posted by ブクログ
仮想通貨とブロックチェーンについて
網羅度高く知ることができる
良い入門書
簡単なことが丁寧にわかりやすくかいてある
というタイプではなくて
技術的にどういう意義があるのか
今後、どのように社会を変えていく可能性があるのか
ということがたくさん書いてある
細かいことはわからず
かゆいところには手が届かない面もあるので
まだ、さらに本を読む必要はある
よくわからない部分を無視して
全体像を何となく知るための良書
Posted by ブクログ
ビットコインとブロックチェーンという単語を最近よく聞くが、無知に等しかったので本屋で手にした一冊。
ビットコインという仮想通貨の描く未来は、これまでの中央集権型の貨幣経済(日本ならば日本銀行)が握っている円の世界を変えてしまうかもしれない。
日本銀行だからメガバンクだからという信頼(企業ブランドのようなもの)によって支えられていた貨幣価値、送金制度が、ブロックチェーンを土台とする貨幣通貨に移り変わる可能性がある。
ブロックチェーンというシステム自体の信頼は、中央集権的なあり方を、我々個人それぞれが担い手となる分散型貨幣経済へと変えていく。
インターネットは瞬時に情報をやりとりする世界を切り拓いた。そして、ブロックチェーンは、価値を一瞬にして送り合う世界を描かせてくれる。
ブロックチェーンに基づきこれまでの企業が中心となったいた事業は、個人や小規模企業にも扱える可能性が生まれている。
水面下で動いていると思っていた仮想通貨の波などがこの一冊を読み、実は近い将来にやってくる変動なのだと気づいた。
そのとき、日本のような大企業に変革ができるのか。正直できる姿が想像できない。
ただものを右から左に流す人の仕事はなくなり、人間にしかできない仕事ができる人が、本当の価値を生む人として重宝される時代がやってくる。
仮想通貨、ブロックチェーンの動向を掴むとともに、自分にしかできないこと(人にしかできないこと)を考えていきたい。
Posted by ブクログ
Q&A方式で、とてもわかりやすいです。入門書としてお薦め。
仮想通貨とブロックチェーンのプラス面もマイナス面も書かれています。将来像についても幾つかオプションがあり、全体的に偏りのない印象です。
仮想通貨のマイナス面が目立つ報道が多いですが、いつの時代も新しいものはネガティブな反応がありますね。
読後は、これらの技術を使ってこれからどんな未来がやってくるのか、楽しみになってきました。
Posted by ブクログ
ビットコインなど仮想通貨の基礎を知りたいと思い、評判が良かったこちらを入門書として読んでみました。
昨年末からビットコインの価格が乱高下していることともあり、投機的な通貨として取り上げられがちですが、この本ではテクノロジーや概念の部分を中心に説明されています。
マウントゴックス破綻やコインチェックの流出事件などが報道されると、仮想通貨は怖い、信用できないもののような空気が漂います。このような事件と、仮想通貨の価値についても、分かりやすく説明されています。
仮想通貨は管理者がいない通貨。この技術や概念が広がると管理者がいない組織、経営者がいなくても回る組織などに繋がり、未来の企業の形にも触れられていることが興味深かったです。
Posted by ブクログ
ビットコインとブロックチェーンについて正しく理解し、どのように社会が変化して、どうその波に乗ったらいいのかヒントになればと思って読んだ。
概要は何となく分かった気がした。
それにしても、この著者は1940年生まれというから2018年現在78歳。それなのに新しい技術にこれほど知見があるというのは驚きでしかない。
Posted by ブクログ
・分権型の革新性
・普及すれば金融、保険、情報のあり方が変わる
・管理者不在でも信頼できる
ビットコインは投資的価値があるのならやるべきだか、期待のしすぎは禁物。産業のあり方が変わり、様々な仕事が増えたり減ったりしそう。
インターネットの普及よりインパクトがあると思えなかった。国際決済が安くなるというのはかなり変わりそう。一般人の生活がどう変わるかという点はどのようなサービスが普及するかで変わってきそう。
Posted by ブクログ
ブロックチェーン入門
インターネットで、できなかった2つを革命的にできるようにした
1.経済学な価値を送ること
2.信頼を確立すること
ビザンチン将軍問題の解決
相手の組織を信頼する必要がない、trustless社会の実現
管理主体を必要としないマネーが送れる
巨大組織の有利性の消滅
組織に縛られずに働ける→プラットフォームを必要としないP2P
パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーン
Posted by ブクログ
ビットコインを始めとする仮想通貨や、その基礎技術であるブロックチェーンをQ&A形式でわかりやすく解説した本。
本書を読めば、仮想通貨やブロックチェーンの基本的なことを理解できます。Q&A形式で構成されているので、自分が疑問に思うところだけ読むこともできます。
Posted by ブクログ
ビットコインやブロックチェーンという言葉はよく聞いたことがある。しかし、その仕組みについてはこれまで興味もなく流してしまっていた。
そんな私にはぴったりの本でビットコインがどういう仕組みでどういう意味があるのかがよく分かった。
データの改ざんが出来ず、管理者も不在でよく、送金コストが格段に低下するし、少額取引でも世界中に送金が可能となる革新的な技術である。
その基礎となっているのがブロックチェーンという情報技術である。
この技術の記述は大まかなものだったので理系出身者としては少し物足りないものがあった。
しかし、この技術を使うことで、人々の暮らしが大きく変わってしまうほどの可能性が秘められていることが分かった。
特にシェアリングエコノミーとしてすでに広く利用されているUberやAirbnbなどは現在が過渡期で将来はこういった会社不在で自立型のサービスとして成り立っていく可能性があることは非常に興味深かった。
Posted by ブクログ
本当の入門書。
QAベースに書いてあるので、自分には読みにくかった。
たまたまビットコインのビジネスの話を聴く機会があったため、これを読んでいて助かった。
Posted by ブクログ
20180421 ブロックチェーンについて入門書を探していたら目に入って来た。QA形式なので素人でも理解し易いように工夫されている。さらに深く知るにはどうするか?とりあえずこの本を辞書的に繰り返し確認してみようと思う。
Posted by ブクログ
【ハードではなくソフト】
とりあえず流行っているので理解しようと思い読んでみました。
正直、ビットコインよりもブロックチェーンの方が興味をそそられます。
ブロックチェーンによって運営され、経営者のいない会社なんておもしろそうです。
既得権益のあるものを破壊しましょう!