野口悠紀雄のレビュー一覧

  • 期待バブル崩壊

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    「アベノミクス」が失敗であることを豊富なデータで論証している書である。
     本書は、報道での経済動向を聞く時に新たな視点を提供してくれる良書であると思えた。
      なるほど専門家はこう評価するのかと、いちいちうなづく思いがしたが、はたして事実は本書のように推移するのだろうか。

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    2014年04月30日
  • 「超」説得法 一撃で仕留めよ

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    野口教授の「超」シリーズはもう何作目になるでしょうか。
    「『超』整理法」から始まり、かなり読ませていただきました。
    章ごとにまとめがある書き方は、振り返りがしやすく、読みやすい構成になっているのは定番となりました。

    今回のテーマ、説得は、従来長時間かけてじっくりと行うもの、という印象だったものを、根本から覆し、効果的な説得を目指します。
    なかなか経験を経ないと「一撃で仕留める」なんてことは難しいものですが、具体的なヒントも多く、実践しやすい内容も多いため、参考になります。

    説得する範囲を1対1の場だけでなく、スピーチや文章についても言及していますので、即活用できる内容になっていると思います

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    2013年07月13日
  • 超「超」整理法 クラウド時代を勝ち抜く 仕事の新セオリー

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    しかし、本当に10年前には想像もつかないような世界貸せきたなぁと思います。

    まぁ、いろんなことほとんど全部をGoogle様に握られていて、ときどき、教えていないのに「ここ自宅」、「ここ仕事場」と、めちゃくちゃ的確に指摘されて、ちょっと怖い時もありますが。
    それも、じきになれる。……なれていいのかどうかはわからないけど。

    わたしらみたいな半端なニューロには、情報って生きていくのに絶対的に必要なインフラになっちゃった気がします。

    そして、デジタルオフィスができて、紙が減ったかというと、しょーもない情報も送られることになって、プリントアウト自体は増えていたりするんだけども……。

    でも、あとも

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    2013年06月14日
  • 1940年体制(増補版) さらば戦時経済

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    今の日本企業がいかにして出来たか、そしてそれは別に古来からの日本的なものではないということ、が面白かった。

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    2013年06月11日
  • 日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか

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    ネタバレ

    チェック項目22箇所。日本の中心産業である製造業全体が深刻な経営危機に直面している、「その他」ではなく「中核」が問題を起こしているのだ、このことこそ、日本が抱える問題の本質である、個々の細かい対処でなく、基本の方向付けを誤っているために、こうした事態に陥っている。いま日本にとって必要な標語は「考え直そう日本」である、「日本を含む先進国は所得が低く、新興国の大部分の人々の所得は著しく低い」という当然の事実を再確認し、それと矛盾しないビジネスモデルを構築することである。自動車をはじめとする多くの分野の企業が、「これからの市場は新興国」と考えている、新興国の市場が成長することは疑いないが、そこで利益

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    2013年05月21日
  • 「超」勉強法

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    本当に次々とノウハウ本を作るものである。
    勉強法というものは、やはり重要なものであると思う。
    勉強の方法は、わかっているようでわからないことが実状であろう。
    どのように勉強するかは、

    個人にあった一番やりやすい勉強法
    を見つけることが必要であろう。

    「どのようにして勉強すべきかという方法論は、
    系統的に教えない。」

    勉強ができないのは、能力が低いからでなく、
    勉強のやり方に問題がある。

    「学力」と「得点力」は別のものである。

    「何歳になっても勉強はできる。
    勉強を始めるのに、遅すぎることはない。
    人間は何歳になっても、
    学習によって進歩する動物なのである。」

    「投資」としての勉強で

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    2013年04月05日
  • 増税は誰のためか

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    身近な税金である消費税。この税率アップが妥当かを旧財務官僚や経済学者等が分析している。
    消費税の増税をめぐる議論の中で、政治をいかに私達が、政府に丸投げしていたか気付かされた。

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    2013年02月06日
  • 日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか

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    ・日本企業は、事業の中核部分が赤字を起こすという大問題を抱えている。
    ・アップルは独自技術を新たに開発したわけじゃない。そもそも新しい技術なんぞ、原爆とロケットくらいなもの。
    ・一票の格差は、農村対都市という側面もあるが、第二次産業対大三次産業という要素もある。
    ・大学のキャンパスの国籍構成比が次の20年後の姿。
    ・日本企業は垂直統合に美学を感じてきたが、これがまずい。
    ・日本は、自動車減税やエコカー補助など、製造業中心の保護をしようとしているが、全く間違っている。
    →対外資産の運用利回りをアップしろ。
    ・中国で造ればたくさん売れるので利益が出るというのは幻だ。

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    2013年02月02日
  • 戦後日本経済史(新潮選書)

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    予想以上の面白さ。間接主体の金融は、額面発行増資の時代に、利益、株価重視ではなく、トップライン重視になり、間接主体になったとの弁に納得。買ってもいい本。

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    2013年01月12日
  • 「超」英語法

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    英語を「聞く」ことを最も重視し、「聞く」ためにはどのような勉強法が最適かが書かれている。これから英語を勉強する人は必ず読んでおくべき本。

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    2012年07月29日
  • 戦後日本経済史(新潮選書)

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    ・仮にあなたが、高校卒の銀行員だったとしよう。出向先の地方銀行で定年を迎えようとしていた矢先に、中堅商社の社長になっている昔の上司から声がかかり、その会社に就職することができた。早朝から深夜まで粉骨砕身で働き続けたのが認められ、専務にまで取り立てられた。
    あるとき、社長が得体のしれない人物を連れてきた。会社の役員にするのだという。そして、その人物が手掛けている得体の知れない事業をあなたが担当するよう命じられた。あなたなら、それを断れるだろうか?(イトマン事件)

    ・なぜ山一だけが破綻したのか。営業特金(法人の資金を一任勘定で預かり、利回りを保証する。自由に売買できるので手数料は稼ぎ放題だった。

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    2013年12月29日
  • 経済危機のルーツ モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか

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    市場経済はなぜ歴史遺産を残せるのか。
    →文化を残すのは市場。多くのひとの判断が反映される分権社会では極端に間違ったことは起きない。

    技術上の変化と経済政策の思想の変化、どちらが大切か。
    →技術。特に90年代のIT情報技術。しかし、分権や自由という概念と技術の進歩は密接に結び付いている。

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    2012年06月04日
  • 1940年体制(増補版) さらば戦時経済

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     野口先生の本は、役所にはいった30年くらい前から連続して読んでいる。今でもわかりやすい。

     この本は、名著といわれていたが、なぜか読み飛ばしていたので、改めて読んでみる。

     大事な主張は、年功序列とか、間接金融中心の金融システム、持家主義、直接税中心主義など、現在の日本の経済社会システムの特徴といわれるものが、第二次世界大戦直前の1940年ぐらいに整備された戦時体制の結果であるということ。

     これを丁寧に説明していてわかりやすい。また、このシステムが、高度成長期、あるいは石油ショックなどからの回復にうまく対応したけれども、もうそろそろ、システムを改革しないといけないというのがこの本の主

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    2012年05月27日
  • 増税は誰のためか

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    いやはや、財務省のデタラメさに驚き、野田政権の不甲斐なさに落胆し、私はどうしたら良いのか途方に暮れました。(;´д`)
    貧乏非正規母子家庭は、ふんだくられるだけなのか?税金を払ってるという実感は、湧きませんが何か?払うばかりで、公共サービスは、大して受けられないという…。

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    2012年04月24日
  • 「超」勉強法

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    ■超勉強法

    第一原則:面白いことを勉強する。

    第二原則:全体から理解する

    第三原則:八割原則

    ◎八割までやる、残り二割は難しい。
    ◎基礎を八割理解したら応用に進む

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    2012年02月02日
  • 超「超」整理法 クラウド時代を勝ち抜く 仕事の新セオリー

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    テクニック的なものは結構実践しているものが多かった。

    後半の「考え方」的なものは参考になりました。

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    2012年01月30日
  • 「超」英語法

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     自分は、公費で1年アメリカに留学させていただいたのに、まことに努力不足で、英語が苦手である。

     軽く日常会話はできるが、特に、英作文が苦手。読むのは、学校で、話すのと聞くのは、英会話学校と現場で経験したのだが、英作文は結局のものになっていない。

     尊敬する、野口先生の英語法を学んでみた。

    (1)英語の勉強は何歳になってからもできる。「40歳をすぎたら無理だ」などと言ってはいけない。トルストイは老年になってイタリア語を習得した。シュリーマンは64歳になってからも新しい外国語に挑戦した。(p266)

     年は関係ないんだ。努力しよう。

    (2)WEB現代と、野口悠紀雄onlineにインター

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    2012年01月07日
  • 「超」整理法4 コミュニケーション

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    まあ、コミュニケーションというよりも、連絡方法みたいな感じの話です。

    会議がもうちょっと短くなったらいいのになぁ。
    それはでも、どっちかとうとトップダウンでしか実現しないような気がする。

    変なことは、トップダウンなのに、こういうことはなかなかですね。偉くなるほど、暇になるからかなぁ。

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    2011年12月29日
  • 大震災からの出発 ビジネスモデルの大転換は可能か

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    野口先生の著書は、発想の転換を得られ、目からうろこが落ちる思いをすることが多いが、世の中がその意見のとおりになっていかないのは、世の中のどこかに何かが足りないのであろうか。まずはよく社会を観察し、自分の頭で考えていきたい。

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    2011年10月13日
  • 「超」勉強法

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    ネタバレ

    文章の書き方など、大変参考になった。
    1.一つの文で、複数の内容を述べない
       曖昧接続の「が」を絶対に使わない。
    2.主語述語のねじれをなくす。
    3.修飾関係をはっきりさせる。

    目次
    序章 勉強はノウハウ
    第1章 「超」勉強法の基本三原則
    第2章 英語の「超」勉強法
    第3章 国語の「超」勉強法
    第4章 数学の「超」勉強法
    第5章 「超」暗記法
    第6章 「超」受験法
    第7章 勉強の「超」ヒント集
    終章 未来への教育

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    2011年09月24日