野口悠紀雄のレビュー一覧

  • 戦後経済史―私たちはどこで間違えたのか

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    丁度私が結婚した頃(1995)に、本書の著者である野口氏が書かれた「1940年体制」という本が出され、それを読んだ私は衝撃を受けたのを覚えています。

    戦争が終わってかなり経過した(当時で50年です)のに、まだ戦時体制において決められたものが多く残っているということです。戦争中に決められたものは、すべてGHQを始めとする占領下において無くなったと思っていた私には衝撃的でした。あれから15年、その本の増補版が発行されていることを最近知って、それを読み始めました。

    まだその本は読みかけなのですが、野口氏が最近(2015.6)に、「戦後経済史」というタイトルで、戦後の歴史(戦後から現在まで)を経済

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    2017年11月19日
  • 世界は数字でできている―数の「超」活用法―(新潮文庫)

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    「数字」を材料にしているのですから、もう少し理屈っぽくてもよかったように思います。ところどころで紹介されている「ジョーク」には面白いものがいくつかありました。

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    2017年11月06日
  • 仮想通貨革命で働き方が変わる―――「働き方改革」よりも大切なこと

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    30年前の私が大学生であった頃からこの本の著者である野口氏の本は読んできておりますが、77歳を迎えられた今でも最新の情報に精通して、精力的に執筆活動を続けられていますね、頭が下がる思いです。

    今年(2017)後半から興味を持ち始めた仮想通貨の魅力について気づかされたのがこの本を読んだ収穫でした。以前は、仮想通貨とは資産運用をする株式投資のようなイメージでいましたが、送金手数料が殆どゼロに近いので少額送金や頻繁な送金をするのにメリットがある、そして手数料ビジネスで利益を確保してきた業界に多大な影響を与えることがあると認識したことです。

    また通貨とは本来は受取り手が納得すれば、どんな通貨でもや

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    2017年11月05日
  • 仮想通貨革命

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    ビットコインの仕組みや社会に与える影響について書かれた本。2014年の本だが、2017年に読んだ今でも十分に通用する内容。

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    2017年10月23日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    ・ブロックチェーンは「価値のインターネット」
    ・従来的な会社組織はなくなる可能性がある。DAO。個人の時代。

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    2017年10月01日
  • 仮想通貨革命

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    ビットコインは送金手段としては優れており、マイクロペイメントや国際送金が容易になって、新しい経済活動を可能にする。

    ブロックチェーンには公開鍵ではなく、そのハッシュであるアドレスが表示される。アドレスから公開鍵やその保有者を同定することはできない。公開鍵からはいくつものアドレスを生成できる。ビットコインが匿名性を重視しているのは、ハッカーからの安全性を確保するため。

    ブロックは、プルーフ・オブ・ワーク(POW)によって正しいナンスの値を最初に見出したコンピューターがネットワークに送信し、他のコンピューターがそれを正しいと確認すると、直前のブロックの後ろに接続される。2017年までは、正しい

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    2018年10月31日
  • 仮想通貨革命

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    仮想通貨virtual currencyの過程、仕組み、影響について書かれている本。

    3年前の2014年に初版発行であるが、現実として、日本でも仮想通貨が乱立してきて一般的にも少しづつ利用が進み始めている。
    仮想通貨により、海外送金、少額取引などの手数料が格段にダウンするため、ビジネスの在り方が変わる革命になりうる。電話の登場、IT革命、などに続き、仮想通貨革命。

    このような技術革新は、既存事業を喰って新しい事業が出てくることを示しており、危機感と可能性を把握し、行動することが大切だと感じた。

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    2017年09月03日
  • 世界は数字でできている―数の「超」活用法―(新潮文庫)

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    有名な作家兼評論家の野口悠紀雄が、様々な角度から数字を分析した一冊。

    当初、文系数学と理系数学という分類に抵抗があったが、彼は文系でも数字を使うことが大切だという意味で使っており、非常に腑に落ちた。

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    2017年07月27日
  • 世界は数字でできている―数の「超」活用法―(新潮文庫)

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    前半は、世の中にはんらんする数字の読み方について説いている。曰く“文系人間こそ数字に親しむべき”。一見逆説的に思える言葉だが、数字を使って世の中の仕組みを説明する件を読めば、著者の言っていることに納得である。

    後半は、数字にまつわる歴史的な話(と言っていいでしょう)。未だに解決途中の(はやりのフィンテックで、解決する時期は近いが)、海外送金問題については、IT先進国と自称するだけの日本だが、本当にIT先進国であるのか?と思わずにはいられない。

    非常にためになった。

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    2017年07月27日
  • 世界史を創ったビジネスモデル(新潮選書)

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    著者の価値観はぶれず、ビジネスマンが歴史をどう読み解くかがわかり、非常に参考になる。ただ、ビジネス書をたまに読んでいる層にとっては、近現代の話は知っていることが多く、トリビア集に思えてしまうかもしれない。もちろん、ローマや大航海時代に明るい人にとっては逆の可能性が高い。

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    2017年07月17日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    ブロックチェーンは、組織に頼らずに何が正しいか立証することを可能にした。相手や管理者を信頼しなくても取引が可能になり、ネットで経済的価値を送れるようになった。この技術で社会の仕組みが変わる。

    社会にとっての価値を、的確かつ簡潔に表現できる力はすごい。

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    2017年07月16日
  • 世界史を創ったビジネスモデル(新潮選書)

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    野口悠紀雄氏による経済学始点からの歴史解説。氏いわく歴史学の専門家でないからこそ、歴史から学び自由に意見をいえるとのこと。ローマ帝国の強みを、軍、許容性、税制にまとめるなど塩野七生氏と近い視点ながらも、よりドライに分析されてわかりやい。「世界史の」とありながら約半分はローマ史だが内容は充実して面白い。時折日本の状況に照らし合わせての解説と提案は、わかりやすい面と強引な面、両方を感じた。日人口オーナスだけが日本の経済停滞の原因ではない、なぜなら人口が伸びいていた90年台から停滞がはじまっているから、という論理は反論のための反論で思える。すでに90年台は減少はしてないが1.2億人での頭打ちが完全に

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    2017年07月08日
  • 仮想通貨革命

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    仮想通貨革命

    7/19の一橋フォーラムの予習として。ビットコインとは何かということやビットコインが何をもたらすかということが書いてある。筆者が強調していることは、ビットコインとは送金に強みを持つもので、資金の保存・保有には向かないというものだ。マウントゴックスというビットコインの運営会社が破たんしたことで巨額の損失を被った人がいるが、その人たちは、そもそもビットコインの性質が保存や投機に向かないことを知らなかったゆえの失敗だとしている。マウントゴックス破綻により、ビットコインに関する注目度は下火になっているが、筆者はビットコインの可能性について過小評価されているという。
    岩井克人の貨幣論や平

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    2017年07月03日
  • 変わった世界 変わらない日本

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    昨今の日本経済について、幅広く論評。

    一貫して、日本企業の体制に問題有りとの意見。古き良き時代の体制を引きづっており世界から取り残されている。本来は淘汰されるべき存在が国によって保護されてしまい、逆に生まれるべき若い組織が生まれなかった。
    政府が全ての責任ではなく、経済は市場で生まれるべき。

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    2025年12月28日
  • 仮想通貨革命

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    仮想通過を含めたブロックチェーン技術の解説にとどまらず、現在の経済システム含めた社会基盤の抱える課題を踏まえたうえで、それに与える影響と、日本が進むべき方向が、コンパクトにまとめられている好著。

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    2017年05月13日
  • 仮想通貨革命

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    難しくて理解しきれていない部分も多々あるのだけど、ブロックチェーンはお金のやり取りだけでなく社会の仕組みそのものに大きな影響を与えうるものだ、ということは捉えられた、と思う。

    ビットコインじゃないけど、ケニアのエムペサの話は印象に残っている。お金は銀行のATMで引き出すものだと思っていたけど、ATMの普及よりも携帯の方が速かった、だからそこに送金のシステムを組み込んだ。

    お金というものの概念、あるいはもっと広い視野でいうと取引記録や情報管理などの仕組みがどう変わるか、そしてそこに人間の理解と意識がどこまで追いつけるか…楽しみだなぁと思う。

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    2017年04月30日
  • 変わった世界 変わらない日本

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     金融改革と高齢者対応策で、今後の日本をとらえよう、という本か。戦後~現代までの日本の状況を金融、経済視点で説明してもらった。知識不足で、理解のおぼつかない点も多々あるが、他文献等ですぐフォローできるので問題ではない(フォローしないと理解できないので必ずやります)。ではどうするか?の観点での記述が、後半にわずかに記されているのみだったので、別書で補いたい。

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    2017年03月16日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    職場同僚が熱く語っていたので、思わず購入。

    僕も前半、かなりのめりこんだ。
    ブロックチェーンという技術とそれがもたらす社会の可能性がいきいきと語られている。

    DAOについては、たとえば、ホラクラシー組織と似ているように思えた。

    疑問は、Proofの仕組み、改鼠の可能性について。
    まだよく理解できてませんね、きっと。

    この本と並行して、『人工知能と経済の未来』を読んでいたので、AIやらで純粋機械化経済になると、ほんとにどうなるのかなーという妄想を繰り広げて。。。収拾つかなくなってきました。

    本書は300頁を超えるので、後半は少しだれてきました。
    でも、AI含め、この領域を実地に試して、

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    2017年03月15日
  • 知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能

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    知識を独占できることで特権的な地位を持つことができる時代は過ぎ去った。
    インターネット時代における知識生産と供給のビジネスモデルについて考えさせられる本。
    野口氏の考察は本当に鋭いといつもながら思う。
    御年76歳というから驚き!

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    2017年01月31日
  • 知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能

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    2017年の読書初めの1冊。
    我々が「知(知識)」として持っておりものの歴史を簡潔にまとめてある1冊。歴史上知識がどのように扱われ、これからどこに向かうのかが分かりやすく説明されている。特に、知識があふれる現代において、我々がどのように生きていくべきなのかのヒントが隠されている。正解はない。それは多くの中から取捨選択を余儀なくされる我々だから。それは幸なのか不幸なのか。まだ見ぬ未来に向けて、私たちと知との対話はまだまだこれからも続いていく。

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    2017年01月16日