野口悠紀雄のレビュー一覧
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『「超」整理法』で有名な、野口悠紀雄氏による、独学法の本。
「独学に才能はいらない」。
「勉強が重要であることは分かるのだが、独学のやり方が分からない」という人のために書かれた本です。
なぜ独学の方がよいのか。
まずは、野口氏の全くの独学による公務員試験の突破法にはじまり(氏は2位で合格)、特に詳しく述べられているのは、外国語の独学による修得法。
私は外国語が学生時代、大変苦手な方でしたが、「ああ、野口氏の方法を読んでいれば、もっと外国語にも意欲を持てただろうなあ」と思いました。
もうひとつ詳しく述べられているのが「検索」による、勉強の仕方。若い方は「検索」なんてごく当たり前に使いこなされているかと思いますが、私はそういうのに疎い方なので、かなり役に立ちました。
最後はAI時代の学びなどにも触れられています。
これから何か独学しようと思われている方、講習などを受けにいこうか迷っていらっしゃる方には一読をお勧めします。
本1冊読むだけで、講習代がまるまるうくかもしれないですね。 -
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ビットコイン、ブロックチェーン、恥ずかしながら何も知らずでやっと入門書を読みました。
僕みたいな本当の入門者にはちょうど良いわかりやすい一冊!仮想通貨はそもそもが投資目的で作られたものじゃないって今更知りました。
この技術と仕組みが世の中の既成概念を変える可能性があることは直感的にわかりましたが、インターネット以来の衝撃かといわれると、自分はまだそこまでピンと来てないかな。
日本人がハードに傾倒しすぎて多くを失ったという記述。
自分は仕事でずっとその「ハード」を担当しているのですが、ハードの開発/製造面のみに目を向けすぎて、他を見失うことがないよう注意しなければとも思いました。個々のデバイスの品質は上がり価格は下がり入手性も昔と違うわけですし。貪欲にいろいろ活かしていかなければと思いました。 -
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ネタバレ日経新聞を読み続けていると、政府よりの考えになってしまうので、ときどき反対論者の説に触れ、フラットに戻しておきたいと思うのです。
過去の金融緩和(2001~2006年)で失敗したのに、
なぜ再び金融緩和政策を行ったのか。
徹底的に緩和政策に反対する著者が、一つ一つ丁寧に反論していきます。
2016年に消費が湧きましたが、これは政策の成功ではなく、原油価格の下落が要因だとしています。確かに一理あると思います。
緩和からの出口については、これから加速度的に関心が高まることでしょう。起こり得る影響について、あらゆる可能性を踏まえた心の準備が必要ではないかと思います。 -
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産業革命以降は、スケールを活かした大企業モデルへが成功の鍵であったが、ブロックチェーンという革新的な技術のおかげで、個人個人がダイレクトにつながりビジネスを展開する時代になる。日本は相変わらず産業革命モデルで成功するための社会構造から変換できておらず、このままではさらに停滞、後退が進む可能性がある。
著者のデータに基づく論理はいつも明解で、日本がデジタルトランスフォーメーションに遅れていく現実をあらためて認識させられた。働き方改革なんかも中途半端だし、モリカケ問題や官僚の不祥事のニュースなんかをみていても、こんなことやっている場合じゃないのに、って思います。 -
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レビュー『世界史を創ったビジネスモデル』(野口悠紀雄)
序章〜「ローマ帝国のビジネスモデル」〜「海洋国家のフロンティア拡大」迄は
歴史を「成功」と「失敗」の切り口語ってくれているので、知っていたはずの歴史もひと味違ったものに感じられたが、それを現代のビジネスモデルの解説になった部分から、新鮮さが感じられなくなってきた。
それは、前半部分で歴史を語りながら、現代のビジネスを参照してきたことが、後半部分で再度重なって語られているように感じられたことと、後半部分でのビジネスモデルの紹介が、前半のローマ帝国の解説に比べて軽く感じられてしまったからかもしれない。
ちょっと厳しい指摘になってしまったように思えるが、それはこの序章で書かれていた『人間は誰でもある時期になれば過去を振り返伝みたくなる。それは、自分自身もその一員である人類という種族が、これまで辿ってきた道がどんなものであったかを知りたいという欲求だ。
歴史の知識を蓄積すれば、これまで知っていた事柄が、新しい光の中で照らし出される。それまでバラバラに把握していたことがつながる。関連性が分かり、一つの大きな構造の中に位置付けられる。
それはあたかも、ジグゾーパズルで絵が浮かび上がるようなものだ。あるいは。クロスワードパズルで文字がつながるようなものだ。ある時、一気に理解が広まる。』という凄くイメージを膨らませる言葉がそこ重みになって、期待を抱かせすぎていたのかもしれない。
そして、経済学博士号を持つ著者が時おり語たる映画の脱線も面白かったが、やはりローマ帝国の反映と衰退を分析している箇所が、歴史家とは違って面白かった。そのひとつがよくいわれる多様性の重要性を説明してる部分、大事だといわれ、それを受け入れてはいるが、「why?」とどこかで思っていた。そんなことへの回答として書かれていた。
【なぜ異質性や多様性がある必要なのか?】
①同じ人ばかりだと、「内輪の論理」「仲間内の論理」「なあなあ主義」が蔓延しやすい。同質の人ばかりだと、遺伝子が劣化しやすい。不祥事はこういった体質の企業で発生する。
②既得権益保護が最優先事項となり、企業のビジネスモデルを変更できなくなる。新しい事業に着手するのは難しいし、古い事業を切り捨てるのは絶望的だ。このため、組織は硬直化し、衰退する。
*80年代頃。日本企業の「企業一家」的な同質性が、高く評価された。ただそれは、大量生産というビジネスモデルの大枠が既に出来上がっていて、それをいかに効率的に実行するかだけにあったからだ。革命的な進歩よりは、積み上げによる改善が重要だった。
③外的条件が大きく変化した場合、異質性が生き延びるための最終的な保険となることにある。極度に環境適応した「最強メンバー」では環境が激変すると、生き延びられない。だから、異質なものを積極的に残しておく必要があるのだ。
恐竜時代の哺乳類が、異質なものとして現在に我々を残している。
(「周囲の人には彼らが日本で暮らすのは大変なんだから」と包容力のあるフリをしながら、しっかりと鍵をかけたかを確認して街に出て、彼らの行動に必要以上に注意を払ってしまう) -
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ビットコインとブロックチェーンという単語を最近よく聞くが、無知に等しかったので本屋で手にした一冊。
ビットコインという仮想通貨の描く未来は、これまでの中央集権型の貨幣経済(日本ならば日本銀行)が握っている円の世界を変えてしまうかもしれない。
日本銀行だからメガバンクだからという信頼(企業ブランドのようなもの)によって支えられていた貨幣価値、送金制度が、ブロックチェーンを土台とする貨幣通貨に移り変わる可能性がある。
ブロックチェーンというシステム自体の信頼は、中央集権的なあり方を、我々個人それぞれが担い手となる分散型貨幣経済へと変えていく。
インターネットは瞬時に情報をやりとりする世界を切り拓いた。そして、ブロックチェーンは、価値を一瞬にして送り合う世界を描かせてくれる。
ブロックチェーンに基づきこれまでの企業が中心となったいた事業は、個人や小規模企業にも扱える可能性が生まれている。
水面下で動いていると思っていた仮想通貨の波などがこの一冊を読み、実は近い将来にやってくる変動なのだと気づいた。
そのとき、日本のような大企業に変革ができるのか。正直できる姿が想像できない。
ただものを右から左に流す人の仕事はなくなり、人間にしかできない仕事ができる人が、本当の価値を生む人として重宝される時代がやってくる。
仮想通貨、ブロックチェーンの動向を掴むとともに、自分にしかできないこと(人にしかできないこと)を考えていきたい。 -
Posted by ブクログ
ビットコインなど仮想通貨の基礎を知りたいと思い、評判が良かったこちらを入門書として読んでみました。
昨年末からビットコインの価格が乱高下していることともあり、投機的な通貨として取り上げられがちですが、この本ではテクノロジーや概念の部分を中心に説明されています。
マウントゴックス破綻やコインチェックの流出事件などが報道されると、仮想通貨は怖い、信用できないもののような空気が漂います。このような事件と、仮想通貨の価値についても、分かりやすく説明されています。
仮想通貨は管理者がいない通貨。この技術や概念が広がると管理者がいない組織、経営者がいなくても回る組織などに繋がり、未来の企業の形にも触れられていることが興味深かったです。 -
ホリエモンさんがオススメしてた
ブロックチェーンやいまの通貨制度がわかりやすく開設されているのがとてもよかったと思う。
ブロックチェーンが仮想通貨技術の核であり、他サービスの応用もできる重要なファクターなので、こういったことが詳しく解説されているのはとても良いと思う。
ICOやその他基礎知識については当サイトにも記載しています。
http://kasotuka-news.xyz/ -
なんていう本だ
ブロックチェーンやいまの通貨制度がわかりやすく開設されているのがとてもよかったと思う。
ブロックチェーンが仮想通貨技術の核であり、他サービスの応用もできる重要なファクターなので、こういったことが詳しく解説されているのはとても良いと思う。
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Posted by ブクログ
本のテーマは、3つある。
第1のテーマは、知識の価値が隠す事で高まるのか、広めていく事で高まるのか?
そして、第2テーマが、このインターネット時代に、知識生産と供給のビジネスモデルが確立出来るのか?
第3のテーマが、人工知能の時代に、人間が知識を保有する意味があるのか?
知識を限られた人の中で閉じ込める事で、財を産むモデルであった事をギルドや聖書、ラテン語、医学、大学の歴史を通じて解説してくれている。百科事典の出現による知識の解放とインターネットによりフリーに近付く知識。
大量の知識が情報としてあふれるインターネットの世界で、もはや知識が財を産む事は無くなってしまったのか?
情報を人より速く手に入れる事で財を成した人、情報をフリーでばら撒く事で財を成した人、情報をコピーして財を成す人、情報を公開して他人に作業をさせる事で財を成した人など、情報や知識を供給する仕組みにフォーカスする事で、第2のテーマへの考察がある。
第3のテーマは、人間が知識を獲得する事への喜びある限り、人工知能に取って代わられる事はないという筆者の慧眼が説明される。
筆者は、野口悠紀雄氏。三年ほど前?にブロックチェーンの本を読んで、当時、まだあまり明らかにされていなかったブロックチェーンの仕組みやビジネスモデルについて非常に分かりやすい本を書かれていたのが印象的、そちらの本もお薦め。
この本は、情報や知識をビジネスにしている人に考えさせられる良い本だと思う。