野口悠紀雄のレビュー一覧
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少し古いが、ブロックチェーンのことが大局的に分かる
特に政策的な論点や経済的な論点の提示は面白い
技術的な部分に関してスケーラビリティ問題など若干最近の理解とは異なる気もするが、良い本だと思う
We can understand overview of blockchain revolution by this book.
Especially, political issue, economical issue is interesting.
In additon, the difference about public blockchain and private blockchain is interesting too.
In additon, the relation to IoT and blockchain is new view point for me. -
Posted by ブクログ
AIを原理から知りたい人におすすめ。入門書。
【概要】
●現在のAIに何ができるか、できないか
●AIはどのように思考しているか
●過学習と対処
●AIが作る社会
【感想】
●おそらくAIの入門書としては最適であり、最も内容が深いと思われる。
●AIによって代替されない仕事、新しく生まれる仕事、これに対応できることが重要だと改めて感じた。
●日本が科学技術に後れをとっていることは真実であり、これを裏返しに捉えれば、日本でAIを活用した未開発の分野は多いということ。
●AIが発達する世の中において、生き残っていくためにはどうすればよいか。AIを今の仕事にどのように活用すればよいか。これらを考えるための足がかりになったと思う。新しいアイデアを発想することが楽しいことだと思えるようになってきた。そのための知識の蓄積は続けていきたい。 -
Posted by ブクログ
著名な経済学者による、外国文学の古典を紹介した本。恥ずかしながら、私はここに紹介されている古典は1つも読んだことがない。著者は、学生時代からこれら外国モノの小説を数多く読んでおり、その読書習慣が、著者の今の地位を築く基盤になったのだと思う。著者にとっては、かなり思い入れの強い本ばかりのようで、古典への想いを熱く語っている。今後の読書の参考としたい。また、今回は外国文学ばかりが対象となっていたが、日本文学についても紹介してほしいと思った。
「「昔作られたもの」の中で、現在、われわれが見たり聞いたりすることができるのは、長い淘汰の過程をくぐり抜けてきたものだけなのです。「淘汰されなかったものは、淘汰されたものに比べて価値が高い」と考えるのは、多分正しいでしょう。ですから、古典は平均すれば「淘汰されたものに比べて価値が高い」と言うことができます」p7
「これから分かるのは、沢山の情報を持っているからといって、事態の本質を正確に評価できるとは限らないことです。重要なのは、大量の情報ではなく、背後にある運動法則を正しく把握できるかどうかなのです」p51
「破綻した組織の中にも、ビジネスモデルの転換を熱心に主張した人がいたことに注意が必要です。問題は、それらの人々が組織内で権力を握れなかったことです。つまり破綻した金融機関は、破綻を回避できるようなトップを選べず、現場の情報を意思決定に反映できなかったということです」p59
「多くの人が望む内容の決定をする人が経営者に選ばれるのですから、会社も、トルストイが言う通り「関わりを持つ人々の総意の一致」によって動いてることになります」p60
「仮にサッチャーが現れなくても、彼女と同じように国営企業を民営化し、労働組合と闘った別の人が現れたはずです。その結果、実際にそうであったのと同じように変貌したでしょう。つまり、イギリス社会がそのような政治家を必要とし、生み出したのです。仮にゴルバチョフが生まれなかったとしても、彼と同じようにペレストロイカを進めた指導者が、衰退するソ連に現れたはずです。ヒトラーやスターリンについても、同じことが言えます」p61
「(どんな人にも効果を発揮する有効な褒め言葉)あなたは、本当は実力があるのに、正当に認められていない」p81
「古典というのは「長くて難しくてつまらないもの」と相場が決まっている」p99
「紙に印刷することが必要であった時代には、ある程度以上の価値のものしか供給されることがありませんでした。しかし、インターネット配信の場合には、複製と配送のコストはほぼゼロです。このため、極めて価値が低いものも供給されるようになってしまったのです。そして、供給量が爆発的に増えています。「昔は、文学者が本を書いて、大衆が読んだものだ。いま、大衆が書いて、誰も読まない」」p263 -
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ネタバレおもしろい。
日本の戦後経済は終戦後に形成されたのでなく、戦時経済の延長でしかないという。大蔵省に勤務していた経歴をもつ筆者ならではの分析や意見、そして自己の体験談も踏まえた熱い一冊。
1945年8月15日。第二次世界大戦が終わった。
その後、10日あまりで軍需省は商工省に名を変えた。
そして、焦土からの復興。
日本の行動経済成長がはじまる。
そして突然訪れた石油ショック。
やがてバブルになり、土地は使うもの、住むものから、投機の対象になった。
バブルが崩壊し、企業の不祥事が次々と明るみに出る。
大蔵省のスキャンダルや、金融危機が訪れる。
現在、バブルが懐かしいなどという人もいるが、バブルのために銀行の破綻なども起こり、そのツケは国民が支払ったのだ。
日本の経済は戦時中の、国家のために一丸となって戦うという姿勢を崩していない。当時の体制がそのまま生き延びている。 -
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<目次>
はじめに
第1章ビットコインとは何か?
第2章ビットコインを実際に使うには
第3章銀行が仮想通貨を発行する
第4章ブロックチェーンとは何か?
第5章ブロックチェーンの応用が広がる
第6章シェアリングエコノミーとブロックチェーン
第7章IOTとブロックチェーン
第8章分散自立型組織DAOが作る未来社会
P145 ブロックチェーンのできることインターネットでできなかったこ と ①経済的な価値を送る、②信用を確立する
P174 GUARDTIME エストニア政府と連携して、
エストニア国民の生涯の健康・医療データーの記録
管理にブロックチェーンを利用する~
福岡市、市民の医療データーを東京海上日動火災保険 のデーターを連携させる実証実験を始めた
P202 ブロックチェーンはシェアリングエコノミーを進化させる
現在のシェアリングエコノミーでは仲介者がいるが、ブロックチェーン
によって直接できる
P220 IOTの未来~インフラの管理と修理
壊れてから修理→壊れる前に予防保全
生体モニターのような医療機器、生体情報の収集、
分析、管理システムへの取り組み
2018/1/8初版
2017/12/24空港で購入
すぐ読みだしたけど途中で頓挫して放置、
こないだスタバで集中的に読んだらすぐいけた。
ブロックチェーンへの記述が興味深い。今ならよく
わかる。
上海にいたとき、ちょうどこの本が発行される前くらい
に、隣の事務所の上海人がビットコインを買え買えと言って
いた。そのときに買っていたら、3倍で売り抜けて
いただろうに。。。 -
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[本の簡単なまとめ]
仮想通貨に応用されているイメージの強い
ブロックチェーン技術だが、現在(2016年)に
利用されている事例や将来的に利用されると
期待される事例が非常に多く紹介されている。
序盤にはブロックチェーン技術の概要と
その堅牢なセキュリティや対改竄性能の説明
それ以降は、金融やITなど様々な場面における課題と
ブロックチェーンを活用してそれがどのように解決
されるかを解説してくれている。
[学んだこと]
これを読んだのは2020年だが、
2016年時点でもブロックチェーンを主軸とした
スタートアップが多く創立されている点に
非常に驚いた。
全体を抽象的にして説明するとすれば、
ブロックチェーン技術によってできることと
現行のシステムに大きな齟齬がある分野が、
いずれ根本的に変容するであろう、もしくは
変容することが理想的であろうという事だった。
[こういう人におすすめ]
ブロックチェーン技術に対して、
イメージが湧かない人や怪しいと感じている人に
ぜひご一読いただきたいと感じた。
逆にブロックチェーンのアルゴリズムなどを
詳しく知りたい人向けではない。 -
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「世界は数字でできている」野口悠紀雄著
1.購読動機
欲望の資本主義。戦前、戦後そして今の経済の変遷を辿る番組。そこで解説していたのが野口さん。
小難しい言葉を使わない解説は、理解しやすかった。
そこで、彼の著者を手にしたわけである。
2.本書の面白み
ちきりんさんの後書きがそのものである。
「現代社会を理解する教養の書」。
生活空間、歴史、宇宙、時間、貿易らを数字で説明している。
僕は、生活空間が親近感がわいた。
たとえば、都内の地下鉄移動10駅の所要時間の算出。
数字で理解する、組み立てるは、ビジネスそしてプライベートともにラクになれる。
#読書好きなひとと繋がりたい
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全体を通して、現在日本が低迷していると一般的に信じられていることは表面的すぎる、内容だった。
デフレは金融緩和で解決できる₋
日本経済が停滞している理由は、経済政策だけでは解決できない。そもそもの日本の産業体制を変えるべきだ。というのが筆者の主張。
特に高付加価値のサービス産業(IT,工場を持たない、設計やマーケティングのみをする製造業等)に移行しないと、新興国に勝てない。現にアメリカや中国、シンガポールやアイルランドは脱工業化をし、高付加価値サービス産業に重点を置いて成功している。日本も製造業信仰から脱さないと、新興国にすら追い付かれてしまう。
この主張はごもっともだと思う。いまだに就活の際でも
メーカーが人気ということに違和感を持っていたが、著者が説明してくれた。
しかし、高付加価値を付けるには自分にはまだまだ能力がない。将来に向け、自分が高付加価値を付けられるような人材にはどうすればいいか、経済について勉強しながら、自分の中にあるものを棚卸し、戦略を立てていかないといけない。
話が少し反れてしまったが、著者の主張は少し偏っているところもある(原油価格低下は日本にとって特しかない‥原料などが下がるのはわかるが、それこそ高付加価値の金融サービスなどが原油先物などをしていて損が出てしまうのでは‥等)が、日本の経済の構造について、基本的なことも含めながら新たな示唆を得られてことは良かった。
円安等の為替情報や、貿易に関することもしっかりと追っていきながら、新聞を読むようにしていきたい。 -
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Googleレンズで、読めない外国語も入力できる。
捨てないで検索できる仕組みを作る。
情報は分類しないで検索する。
AI時代のメモ帳。
NOTEの超メモ帳のページにリンクがある。
Googleフォトの設定、容量解放、圧縮、を選ぶ。ドライブの記録で写真がゼロになっていることを確認する。
写真は、間接的な方法で検索できる方法をつくる。
日付と写真の内容を、メモ帳に記録する。日付がわかればグーグルフォトから探せる。
カスケード方式からキーワード方式、タグ方式。
重要重要重要、保存保存保存、あああ、いいい、ううう、えええ、おおお、などをキーワードに入れて、検索するとモカのものに埋もれない。
音声入力で、、短い文章をたくさん作る。とにかく始めることが最初の一歩。文章を書き始めるのが楽になった。
ドッペルゲンガーシンドローム=どれが正本がわからなくなる。常にGoogleにあるものを本物にすることを意識する。
Googleレンズのほかのアプリ=オフィスレンズ、アドビスキャンなど。
NOTEのアイデア農場プロジェクト。
始めればいつかは完成する。
時間がたつと別人になる、別人の自分に推敲してもらう。
Googleレンズで読めない外国語の本を読める。
音読させることで、学習できる。
名刺にQRコードを入れる。QRコードはワードで作れる。
新聞記事は、見出しだけ保存する。Googleレンズか音声入力でテキスト化する。 -
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2020年代の幕開けにふさわしい一冊。
ビッグデータがメインテーマだが、それを理解するためにはデータサイエンスや人工知能、IoTやブロックチェーンに関する知識も必要なわけで、それらを短く見事にまとめてくれている。いまデジタルの領域で起こっている事のダイジェストのよう。
21 世紀、データは石油のような資源、というが本質は全然違う。玉石あるデータはどこにでも存在し得るものだが、使いこなす力と、そもそも使う事を是とする社会システムの問題があり、後者は個人主義や自由主義との相性がいまいち。
20世紀にテクノロジーを牽引してきた欧米諸国が、その根幹をなすイデオロギーを維持する事で、近い将来、中国に遅れをとる。そんなシナリオが予想される。
GAFAへの規制は果たして正しいのだろうか。 -
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ネタバレ日本という国の先行きにはいろいろ暗い話が沢山だ。一方で、メディアなどには「日本すごい」論もいっぱい。一体どっちがほんとなの!?
これを経済という面から読み解いていくと、国際社会における日本の立ち位置が客観的に見えてくる。
GDPや対外純資産でいうと、世界の中で依然プレゼンスを占めているが、フィンテックなどでは大きく出遅れ、技術力は伸びていない。
経済的観点から言うと自由貿易や移民は、日本のように人口減少が見込まれる成熟社会では望ましいが、保護主義的・閉鎖的な傾向がある。
購買力平価でみた為替レートも長引くデフレでどんどん下がっており、貧しくなっている。
だいたい予想通りの健康診断書。
一方本書の後半は、成長を遂げるアメリカと中国の経済について、そのパワーの源泉はどこにあるかを分析し、その流れで東南アジアやEUにまで話がつながっていく。
ここら辺から見えてくるのは、フィンテックなどの新しい産業へと構造転換しているところは強く、伝統的な製造業に固執しているところは次第に取り残されているということだろう。ドイツは後者だし、日本もそうかもしれない。
でも、本書の説明はあくまで経済に絞った話で、実際の世界は政治で動いている部分も相当あるから、もちろんこれで全てが説明しきれているわけではない。自由貿易と一口に言ったって、商習慣とか労働に対する考え方の違いといった数字に還元できない部分が様々な問題を引き起こしたりするわけである。
この本から見えてくるのは、世界は経済の理屈では説明しきれない不透明さをますます抱え込みつつある、という逆説ではないだろうか。昨今、地政学がしばしば人々の口の端に上るのは、政治的なリスクをどう織り込んでいくのかに関心が集まっていることの表れなのだろう。
野口先生の説明は、難しい概念も相変わらずわかりやすい。