世界経済入門
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世界経済入門

ビジネス・実用
880円 (税込)

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世界経済の動向を理解しなければ、日本経済の行く末を正しく判断することはできません。野口悠紀雄氏が世界経済の仕組みと課題を分かりやすく解説する決定版入門書です。

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日本経済入門 の一覧

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1~2件目 / 2件
  • 日本経済入門
    990円 (税込)
    日本経済は構造的問題を抱えている。1990年代以降、多くの指標が長期にわたる日本経済の低迷を示してきたが、抜本的な改革には手をつけられることはなく、25年以上が浪費した。数年来、大規模な金融の量的緩和が問題を解決するような錯覚を与えているが、幻想にすぎない。事実、株価こそ上がったもの、実態経済が回復する兆しは見えない。危機的な状況にある日本経済のリアルな実態とはいかなるものか。
  • 世界経済入門
    880円 (税込)
    世界経済の動向を理解しなければ、日本経済の行く末を正しく判断することはできません。野口悠紀雄氏が世界経済の仕組みと課題を分かりやすく解説する決定版入門書です。

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世界経済入門 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    世界レベルの知識が必要な時代 日本経済理解のためにも
    日本の地位低下と、中国の地位向上が対照をなす 製造業・輸出の役割交替
    日本は新たな戦略ポジションを見つけられないまま漂流している 戦略不在
    菅総理のもと、デジタルとグリーンが新たな戦略構想だが 掘り下げが必要
    1.GDP 1人当たり 貿易 対外純資産 成長のテコは
    2.貿易 日本の対外資産1,000兆円 米国双子の大赤字
    3.リカード「比較生産費の理論」世界的水平分業の時代→コロナで変わるか?
    4.実効為替レート
    5.アメリカ経済 高賃金の成長 低賃金労働は移民 製造業からITへ
    6.中国 投資主導40%日本20% ルイスの転換点 BAT 
    7.アジア Leap Frog
    8.EU 金融は統一 財政は独自 ターゲット2 ギリシアの救済永遠?

    0
    2020年12月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    為替と世界主要国の経済の関係についてよく学ぶことができた。
    日本の衰退の原因が製造業への固執によりIT産業へ移行できなかったことだという話は前から聞いていたが、具体的な企業名やデータが示されることで根本的な理解を得ることができた。
    日本の産業はつい最近まで「良いものを高く売る」ことで多額の貿易黒字を出していたというイメージだが、
    製品のコモディティ化=“良いもの”を生み出しづらくなっている
    グローバル化による新興国の市場成長=所得水準の低い国の市場では、“良いもの”の需要が弱い
    この2点が産業衰退の原因だと思った。
    自分は高度サービス業務に従事しているが、業務のマニュアルは全て外資の後追いになっていて、日本の後れを強く感じている。
    グローバル化で成長国と成熟国の差がすごいスピードで縮まっていく今、ここが正念場だと思う。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界経済入門 (講談社現代新書) 新書 – 2018/8/22

    日本は新しい条件に合った新しい産業構造に転換しなければならない
    2018年10月18日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    日本経済入門の姉妹本になる。
    2018年8月20日第1刷発行。

    現在、特に1990年代以降の世界がいかに変化してのか。
    日本人が学校で習った事の先を解説している。
    本書のコアメッセージは日本は新しい条件に合った新しい産業構造に転換しなければならないことである。

    印象に残った点を列挙してみると

    われわれは、地図を見るときに、無意識に国土の広さを見ています。
    そして国土面積が広い国は大国であると考えています。
    しかし、国土が広くても、使えない土地が多ければ無意味です。
    使える土地にどれだけの人間が住み、どのような経済活動を行っているかが重要なのです。

    1990年代以降、日本でアメリカやイギリスにおけるような産業構造の転換が進んでいないのは、日本が、内向きの閉ざされた社会になったからです。
    企業も内部者だけで共同体を組織して生き延びようとします。
    海外からの経営の拒否は、日本が衰退した大きな原因の1つです。
    海外企業による日本企業の買収を、外国に支配されることだとしてネガティブに捉えるのでなく、日本を活性化するための手がかりだとしてポジティブに捉えることが必要です。

    日本もイギリスも海に囲まれた国ですが、イギリスが世界に向かって開かれた「海洋国家」であるのに対して、日本は海によって外国から遮断された「島国」であると言わざるをえません。

    リカードの比較生産費の理論
    どの国も相対的な優位性を持つ産業に特化して、その生産物を輸出するのが良い。
    そして、相対的な優位性を持たない生産物は他国から輸入すべきだ

    実際には輸入品に対して高い関税をかけたり、あるいは直接的な輸入規制をするといったことが行われてきました。
    しかし、「そうするよりは、貿易を自由にして、その後に適切な再配分を行うほうがよい」というのが、比較生産費の理論が提言するところです。

    比較優位原則を無視して食料自給率にこだわるのは、合理性を欠く、愚かな考えです。
    つまり、自給率は低いほうがよいのです。

    日本で食料を国内生産するのは割高です。
    だから、外国から輸入すれば安くなります。
    日本人は高い食料を買わされて、その分だけ貧しくなっているのです。

    輸出制限や売り惜しみが起きると言う人もいます。しかし、そんなことをすれば真っ先に困るのは供給者です。
    アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの農業生産者は、ビジネスとして農業生産を行っています。
    国が輸出禁止命令を出せば、農業生産者からの強い反発は必至でしょう。

    日本にとって必要なのは、TPPやFTAのような閉鎖的クラブを結成してブロック化を進めることでなく、国内既得権益集団の抵抗を排して、人材と資本の面で日本を世界に向かって開くことです。
    それは農業と人材・資本面での開国をはかるということです。
    これはFTAやTPPで行うようなことではなく、日本が自ら行うべきことです。
    これは国内の政治問題ですから、日本が一方的に自由化すればよいのです。
    農業が開国できないのは、農業や農家のためでなく、それを票田とする政治家がいるからです。
    そして、農林水産省や農協があるからです。

    2017年のビックマック価格ランキングでは、ビックマックの価格は、アメリカで5.30ドル、日本で380.00円でした。
    これらの価格が同じでなければならないとすると5.30ドル=380円
    つまり、1ドル=71.7円となります。
    2018年1月の実際のレート112円と比較すると、36%も円安ということになります。
    1つの商品だけ取り上げて「適切な」為替レートといえないことはもちろんです。
    しかし、現在の為替レートがかなり円安に偏ったものであることは、確認できます。

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界経済のことについて基礎的な知識が欲しいと思い読んでみた。FTAのような経済協定は自由貿易とは逆のブロック経済であるという考えは、反対に習っていたのでほんとはどっちなんだろうかと疑問に思った。日本が今は昔と違って技術力が弱まって国際的な地位も落ちていることはよくわかった。香港やシンガポールが技術力と経済力に強いことは意外だった。中国の成長や新興国の成長と日本企業の進出は別の話など、いろんな話が地域別に書いてあり、知らなかった考え方も多かったので勉強に、なった。

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本という国の先行きにはいろいろ暗い話が沢山だ。一方で、メディアなどには「日本すごい」論もいっぱい。一体どっちがほんとなの!?

    これを経済という面から読み解いていくと、国際社会における日本の立ち位置が客観的に見えてくる。

    GDPや対外純資産でいうと、世界の中で依然プレゼンスを占めているが、フィンテックなどでは大きく出遅れ、技術力は伸びていない。

    経済的観点から言うと自由貿易や移民は、日本のように人口減少が見込まれる成熟社会では望ましいが、保護主義的・閉鎖的な傾向がある。

    購買力平価でみた為替レートも長引くデフレでどんどん下がっており、貧しくなっている。

    だいたい予想通りの健康診断書。

    一方本書の後半は、成長を遂げるアメリカと中国の経済について、そのパワーの源泉はどこにあるかを分析し、その流れで東南アジアやEUにまで話がつながっていく。

    ここら辺から見えてくるのは、フィンテックなどの新しい産業へと構造転換しているところは強く、伝統的な製造業に固執しているところは次第に取り残されているということだろう。ドイツは後者だし、日本もそうかもしれない。

    でも、本書の説明はあくまで経済に絞った話で、実際の世界は政治で動いている部分も相当あるから、もちろんこれで全てが説明しきれているわけではない。自由貿易と一口に言ったって、商習慣とか労働に対する考え方の違いといった数字に還元できない部分が様々な問題を引き起こしたりするわけである。

    この本から見えてくるのは、世界は経済の理屈では説明しきれない不透明さをますます抱え込みつつある、という逆説ではないだろうか。昨今、地政学がしばしば人々の口の端に上るのは、政治的なリスクをどう織り込んでいくのかに関心が集まっていることの表れなのだろう。

    野口先生の説明は、難しい概念も相変わらずわかりやすい。

    0
    2019年11月10日

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