野口悠紀雄のレビュー一覧
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自分の読書で圧倒的に足りないのが「古典」だ。
ということでガイドブック的に活用しようと本書を購入。
当初の目的に十分かなう一冊だったのだが、ちりばめてある一言一言が染みてくる本でもあった。
例えば…、
「歳をとれば肉体能力は低下しますが、知的な能力は高まります。問題は、高まった能力を使い切るだけの時間的余裕がなくなることなのです」
(能力が高まっているかは別にして…)まさに今の自分。積みあがった本を前に「これ死ぬまでに読みきれるのか?」。大量の楽譜の山を前に…、沼にはまったレンズを前に…、ずらりと並ぶ酒瓶…、趣味もリストラが必要かも。
オスカーワイルドは100年以上前に、「昔は、文 -
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野口教授の本は、章ごとの前書き、まとめ、書籍の索引などが充実していて読みやすい。
本内容では、章ごとの前書き、まとめは、「書く」側からもメリットがあるという記述があった。
アイディアが生まれるには、「問題設定」と「材料集め」と「答えを出す」こと
Twitter、Note.com、Google Document等のクラウド・ツールを使いこなして、
- 3層による文章(ファイル)の管理:メタキーワードとファイルリンクとコメントで3層化
- タネ(考えの断片)Twitterベース140文字
- 作物(基本ブロック=まとまった論考)1000から1500文字
=>タネから作物を作る。作物を10 -
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少し古いが、ブロックチェーンのことが大局的に分かる
特に政策的な論点や経済的な論点の提示は面白い
技術的な部分に関してスケーラビリティ問題など若干最近の理解とは異なる気もするが、良い本だと思う
We can understand overview of blockchain revolution by this book.
Especially, political issue, economical issue is interesting.
In additon, the difference about public blockchain and private blockchain -
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AIを原理から知りたい人におすすめ。入門書。
【概要】
●現在のAIに何ができるか、できないか
●AIはどのように思考しているか
●過学習と対処
●AIが作る社会
【感想】
●おそらくAIの入門書としては最適であり、最も内容が深いと思われる。
●AIによって代替されない仕事、新しく生まれる仕事、これに対応できることが重要だと改めて感じた。
●日本が科学技術に後れをとっていることは真実であり、これを裏返しに捉えれば、日本でAIを活用した未開発の分野は多いということ。
●AIが発達する世の中において、生き残っていくためにはどうすればよいか。AIを今の仕事にどのように活用すればよいか。これらを考 -
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著名な経済学者による、外国文学の古典を紹介した本。恥ずかしながら、私はここに紹介されている古典は1つも読んだことがない。著者は、学生時代からこれら外国モノの小説を数多く読んでおり、その読書習慣が、著者の今の地位を築く基盤になったのだと思う。著者にとっては、かなり思い入れの強い本ばかりのようで、古典への想いを熱く語っている。今後の読書の参考としたい。また、今回は外国文学ばかりが対象となっていたが、日本文学についても紹介してほしいと思った。
「「昔作られたもの」の中で、現在、われわれが見たり聞いたりすることができるのは、長い淘汰の過程をくぐり抜けてきたものだけなのです。「淘汰されなかったものは、 -
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ネタバレおもしろい。
日本の戦後経済は終戦後に形成されたのでなく、戦時経済の延長でしかないという。大蔵省に勤務していた経歴をもつ筆者ならではの分析や意見、そして自己の体験談も踏まえた熱い一冊。
1945年8月15日。第二次世界大戦が終わった。
その後、10日あまりで軍需省は商工省に名を変えた。
そして、焦土からの復興。
日本の行動経済成長がはじまる。
そして突然訪れた石油ショック。
やがてバブルになり、土地は使うもの、住むものから、投機の対象になった。
バブルが崩壊し、企業の不祥事が次々と明るみに出る。
大蔵省のスキャンダルや、金融危機が訪れる。
現在、バブルが懐かしいなどという人もいるが、バブルのた