野口悠紀雄のレビュー一覧

  • 「超」勉強法

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    古い本だが、読んでみた。勉強法においてなるほどと思う人はみんな暗記の重要性と勉強の効率を言っている。
    勉強には暗記が必要であるのは受験を通して理解している。大学受験に効率的な勉強法を確立しておけば良かったなぁ〜と今にして思うが手遅れですわ。

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    2019年01月30日
  • 日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか

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    ネタバレ

    ・工場のない生産こそアップルの高収益の源
    ・グーグルとトヨタは本質的に異なる企業
     -トヨタは国家の後ろ盾で大きくなった
    ・日本の携帯は競争でなく囲い込みの戦い
    ・垂直統合vs水平分業
     -日本の電気通信は戦後の電電公社独占の影響を受けている
     -競争はハードでなくソフトとで行われる
     -ハードはルーチンワークであり新興国で行える
    ・巨大EMSと協働するサプライチェーン
     -中国に最終製品を共有しても利益にはならない、中国の工場に部品や機械を供給数することが重要(地の利を生かせる)
     -フォクスコンの利益率は2~3%、日本がいくら頑張ってもこれ以上の利益は上げられないという事だ
    ・もともとは国

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    2019年01月30日
  • 仮想通貨はどうなるか―――バブルが終わり、新しい進化が始まる

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    仮想通貨が儲かるかどうかはともかく、それが何かは理解しているべき。そしてあの、熱狂が何であれ、なんであったのかは知っておくべきだし、技術的なところも含めてすごく明瞭になる。仮想通貨の本質がブロックチェーンでありその可能性がこれから始まるというのがよく分かる。

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    2019年01月29日
  • 「超」発想法

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    2色刷で読み易い。
    発想=独創的なものを生み出す。ではなく、出発点は模倣でよい。それには大量の知識が必要である。
    また、まず始める。ということが大事。
    大雑把にとらえるとこの2点に集約されると思われるが、
    これは過去の著名な人にも当てはまっており、且つ自分自身でも思い当たることがあり、再認識できた。

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    2018年11月23日
  • 入門 ビットコインとブロックチェーン

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    仮想通貨の一種であるビットコイン、それを流通させた要素技術であるブロックチェーンについて、Q&A形式で説明を重ねている。まさに発想の劇的な転換を感じる。価値の取引における信頼性の担保が、従来は扱う組織依存であったものを、技術そのものの仕組みに持たせている点は革新的だ。当面は従来型の金融業が脅威に感じ、自ら仮想通貨を発行することを検討中とあるが、その仕組みは従来型管理の延長上でしかなく、本来内在している技術の利点が生かせない。反面、自律型システムに対する管理責任の所在の問題など、社会に幅広く受け入れられるための課題は山積している。夢のような展開が想定される可能性を、どう現実に落とし込んで

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    2018年11月06日
  • 入門 AIと金融の未来

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    読み途中。
    所謂ビッグデータを活用できるAIレディな企業はまだ少なく、それはデータが整備されていないという観点もあるがそもそも個人のデータを同意を取っていない形で使用することに課題がある。

    信用力スコアリングにビッグデータを活用している中国では、個人が評価を損なわない様にきちんとした振る舞いを取る様になったという。AIが社会の風紀委員として機能するとは面白い。

    AI自体が人間の仕事を蝕む時代はまだ暫く来ないのではないか。まずはRPAに職を取られない様に頭を使って事業を人と推し進める力が必要なのだと思う。

    デジタルティスラプター達といかに協働して速いスピード感で事を成し遂げられるかが今後の

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    2018年11月04日
  • 「超」集中法 成功するのは2割を制する人

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    ・ある事項を調べたいときに参考文献が10冊あったとすると、2冊だけ読めば問題の8割程度は理解できる
    ・文章を書く作業は、見たまま感じたままを書くことではない。その中から書くに値することを抽出することである。見たこと、感じたこと、考えていることの大部分を切り捨て、書くに値するものを抽出する
    ・指導者に求められる資質は大局の判断において間違えないこと
    ・現在の日本においては、政治の指導者、企業の経営者などすべて、こうした資質が欠如している。経営者が経営者としての仕事をしていない。これは、今に始まったことではなく、第2次世界大戦中の日本の最大の問題点は、指導者が歴史的大局観を持たなかったこと
    ・大企

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    2018年11月04日
  • 超「超」整理法 クラウド時代を勝ち抜く 仕事の新セオリー

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    ・対象の固有名詞が完全に分かっている場合には、「完全一致検索」を行う。検索語をダブルクォテーションで囲む。それによって雑音を完全に排除する
    ・数学は暗記だ。解き方を覚えて先に進んでよい。理解しないで進んでも問題はない。先に進んでいれば、上から見渡せる。上から見ればいろいろなことが簡単に理解できる。あるいは、理解すべきことと、しなくてもよいことの区別がつく
    ・社長にとって重要なことは、企業運営の日常茶飯事にこまごま口を出すことではなく、また財界活動に精を出すことでもない。「わが社が追求すべき最重要の目的は何か?」と、つねに問い続けることだ。経営幹部は、それを具体的な事業レベルに翻訳する。「このよ

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    2018年11月04日
  • 変わった世界 変わらない日本

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    一言で言うと『産業構造が変わったのに、未だに日本は「物作り・輸出」を方針にしている。これを推し進めるアベノミクスでは日本の成長はあり得ない。』という本

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    2018年10月07日
  • 異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか

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    デフレ脱却、2%インフレ目標の為の異次元金融緩和の誤り
    異次元金融緩和による円安、株高でしかない。
    金融政策では日本経済の成長は不可能。
    規制緩和、構造改革がなされないと経済は成長しない。
    異次元金融緩和を止めない限り、今後の金利上昇、ハイパーインフレ、日銀の債務超過、財政破綻は必至。

    小生は信条としては愛国者ですが、経済的には非国民(個人の金融資産の外貨建化)にならざる得ないと思量します。

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    2018年09月30日
  • 戦後日本経済史(新潮選書)

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    実は官民ともに第二次大戦中の挙国一致体制が温存されており、戦後(特に朝鮮戦争後)の高度経済成長は戦時体制だからこそなし得た、という著者の史観が書かれている。

    憲法や教育制度の場合は「米国に押し付けられた」という整理が納得感があるが、大蔵省や通産省の官僚は「うまいこと看板架け替えでGHQをやり過ごすことが出来た」と考えていることがわかった。また、その主張は説得力があった。

    昭和を理解するための良書。

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    2018年09月27日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

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    『「超」整理法』で有名な、野口悠紀雄氏による、独学法の本。
    「独学に才能はいらない」。

    「勉強が重要であることは分かるのだが、独学のやり方が分からない」という人のために書かれた本です。
    なぜ独学の方がよいのか。

    まずは、野口氏の全くの独学による公務員試験の突破法にはじまり(氏は2位で合格)、特に詳しく述べられているのは、外国語の独学による修得法。
    私は外国語が学生時代、大変苦手な方でしたが、「ああ、野口氏の方法を読んでいれば、もっと外国語にも意欲を持てただろうなあ」と思いました。

    もうひとつ詳しく述べられているのが「検索」による、勉強の仕方。若い方は「検索」なんてごく当たり前に使いこなさ

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    2018年08月25日
  • 「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

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    転職したこともあったりで現在鋭意独学実践中の小生ですが、(自分の頭がイマイチなのがそもそもなんですけど)、かなり時間をかけても中々身につかない。。。
    本書に独学内容を100%完璧に身につける為の確実な答えは書いておりませんが、書いてある内容には大方賛成で、また非常に体系的に整理されていて、歪みや矛盾もなくスマートだなと感じました。
    「Crutial」と[Trivial]を確実に区別し、Crutialな独学スキルの会得こそが自分のこれからの課題かなと思いました。

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    2018年08月08日
  • 「産業革命以前」の未来へ ビジネスモデルの大転換が始まる

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    未来を開く鍵は、産業革命よりも前の時代に見出すことができる。
    中国ではすべての変化が起こっている。
    日本はどうすればいいのか。

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    2018年07月29日
  • 入門 ビットコインとブロックチェーン

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    ビットコイン、ブロックチェーン、恥ずかしながら何も知らずでやっと入門書を読みました。
    僕みたいな本当の入門者にはちょうど良いわかりやすい一冊!仮想通貨はそもそもが投資目的で作られたものじゃないって今更知りました。
    この技術と仕組みが世の中の既成概念を変える可能性があることは直感的にわかりましたが、インターネット以来の衝撃かといわれると、自分はまだそこまでピンと来てないかな。

    日本人がハードに傾倒しすぎて多くを失ったという記述。
    自分は仕事でずっとその「ハード」を担当しているのですが、ハードの開発/製造面のみに目を向けすぎて、他を見失うことがないよう注意しなければとも思いました。個々のデバイス

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    2018年07月28日
  • 入門 ビットコインとブロックチェーン

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    仮想通貨とブロックチェーンについて
    網羅度高く知ることができる
    良い入門書

    簡単なことが丁寧にわかりやすくかいてある
    というタイプではなくて
    技術的にどういう意義があるのか
    今後、どのように社会を変えていく可能性があるのか
    ということがたくさん書いてある

    細かいことはわからず
    かゆいところには手が届かない面もあるので
    まだ、さらに本を読む必要はある

    よくわからない部分を無視して
    全体像を何となく知るための良書

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    2018年07月26日
  • ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

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    行政へ導入しても効果がありそうだが、まだ、イメージがわかない。
    しかし、分散化された自律組織には魅力を感じる。

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    2018年06月26日
  • 異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか

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    ネタバレ

    日経新聞を読み続けていると、政府よりの考えになってしまうので、ときどき反対論者の説に触れ、フラットに戻しておきたいと思うのです。

    過去の金融緩和(2001~2006年)で失敗したのに、
    なぜ再び金融緩和政策を行ったのか。

    徹底的に緩和政策に反対する著者が、一つ一つ丁寧に反論していきます。

    2016年に消費が湧きましたが、これは政策の成功ではなく、原油価格の下落が要因だとしています。確かに一理あると思います。

    緩和からの出口については、これから加速度的に関心が高まることでしょう。起こり得る影響について、あらゆる可能性を踏まえた心の準備が必要ではないかと思います。

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    2018年06月06日
  • 入門 ビットコインとブロックチェーン

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    ようやく、肝心なところがわかったような気がします。ビットコイン?ブロックチェーン?結局なんなの?という方にお勧めします。

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    2018年05月02日
  • 仮想通貨革命で働き方が変わる―――「働き方改革」よりも大切なこと

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    仮想通貨が浸透すると、通貨のやりとりの経費が格段に安くなるため、ビジネスの形が変わり(より、個を活かすことができる形になり)、働き方も変わる、という内容ですが、これは前半のお話で、後半は、アメリカ経済(というかトランプ政権)の現状と課題、それから、日本経済の現状と課題に重点が置かれていました。

    示唆に富む、面白い本でした。
    ちなみに、働き方が変わる、ということは、労働市場へ人を送り出す役割をもつ、教育現場も変わらなければならない、ということ。
    その点を、俯瞰的に、かつ、一貫性をもって、考えて、取り組んでいかないといけないですね。

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    2018年04月29日