野口悠紀雄のレビュー一覧
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データを制する者が世界を制する。いま、世界で「マネー」という最強のデータを巡る競争が始まっている。この新たなデータ経済の本質を、野口悠紀雄氏が平易に解説する書籍。
世界では、データが経済的価値を生む「データ資本主義」が加速しつつある。米国の「GAFA+M」をはじめ巨大IT企業は、ビッグデータを資本として巨額の収益を生み出している。
最近、次のような「マネー」が登場している。
・電子マネー:銀行預金のシステム上に作られた、預金口座から振込を行う仕組み。日本のPayPayなどが該当する。
・仮想通貨(暗号資産):インターネットでやりとりされる送金のデータ。ビットコインが有名。
この他、中央銀行 -
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大金をかけて、全く利用されないWebサービスやアプリが生み出されていく様は、質の悪い喜劇としか思えない。
本当に笑えない状況だと思うのだ。
この状態で日本は今後どうなっていくのだろうか。
私もすでに50代となり、会社の中でも物事を決めて推進していく立場にあると言える。
(年齢的にも役割的にもそうだというだけで、役職が高い訳では決してない)
しかしながら、未だに社内のデジタル化は一向に進まない。
その一端を担ってしまっていると思うと、本当に情けなく思ってしまう。
正直、国家も会社も、何をどうしてよいか迷走しているようにしか思えない。
これは私自身も一緒で、一体何からどうやって手をつけたらよいのや -
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ネタバレ2040年の日本の姿をデータとともに紹介してあります。
日本の未来に関する本は、読むと悲しい気分になりますが、本書もつらい現実を紹介しています。
特に、日米中のGDP(購買力平価による比較)が衝撃的でした。2060年には中国のGDPが日本の10倍になるデータが紹介されてあります。今後の中国との付き合い方を考えさせられるものでした。
日本の置かれた現状と今後の予測を詳しく知ることは、未来を変えるためにも重要であるため、未来を変えたいと考えている方には本書はおすすめです。
本書の最後に、政治と行政の近視眼的バイアスをどう克服するか、みんなで考える必要があると書いてあります。まさしくその通りだと思い -
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今の日本に繁栄をもたらすにはどうすればよいのかという問いに答えた本。著者の意見は、ほぼ正しいと思う。データも豊富に示されており説得力がある。ただし、既知の内容が多く、新たに得られた知識は少なかった。さらに渡辺努氏のように、学術的な掘り下げはなく、データの読みは表面的で、解釈に疑問が残る点もあった。
「賃金や給与を考える場合には、付加価値=「稼ぐ力」が最も重要な指標だ。本書の議論は、この指標を軸として展開される」p6
「日本人の賃金を引き上げることは、日本経済を再活性化することとほぼ同義であり、その実現には、日本社会を根底からオーバーホールすることが必要だ」p9
「平均賃金が20年間上昇してい -
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【1行説明】
情報はどんどん保存し、検索する
【趣旨】
ストレージ容量やネットワーク環境の改善により、ローカル・クラウド問わず膨大な量の情報をコンピュータ上に保存することが可能になった。また、コンピュータ上の情報は「検索」をすることが可能である。
そのため、今後は「必要最低限の情報を取捨選択する技術」ではなくタグ付けなどにより「上手に保存・管理・検索」する技術が必要になる。
【引用文3つ】
1. 本文中にキーワードを書き込んでいれば、検索の効率を向上させることができます。
2. 適切な構成を作るために、それまで書いたものを捨てる必要がある場合があります。(中略)ただし、「阿智で必要になるの -
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会社の情報管理にGoogleのアプリは使えない。個人のアイディアの整理や記録には良さそうだが、数百人の組織で共有するデータの管理には向かないように思った。Googleフォビアを変えよう!という話もあるが、そのためには、エライ人やエライ組織を説得しなければならないのであって、正直、そこまでの気力はない。
本書で推奨されるのは、個人のための整理方法であると割り切り、組織の情報管理に応用する場合、どう応用するかを十分考えないといけない。著者が整理法の基本として提唱する、Least recently usedや、Move to frontも組織の情報の管理にはおいそれと使えないように思う。