あらすじ
日本経済の問題点を探りながら、経済を分析するための思考法が身につく。どこにどんなデータがあるのかといった初歩的なことから、実際にどのデータを使えば分析できるのかという具体的な手法まで学べる内容。本書を読めば、これまで政府の発表を鵜呑みにしていた人でも、その真偽を自分の目で検証できるようになる。
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Posted by ブクログ
1.アベノミクス検証 金融緩和・円安
$ベースGDPは減少 世界の中の地位は低下
2.第三次産業の低下 小売業・飲食サービス
人口減少・廃業・ネット移行
3.新事業取り組みの弱さ 人材・教育・企業代謝
4.変革への取り組み弱い 茹でガエル現象
5.Dataで検証 野口先生らしい
IT情報産業への取り組みは起こらなかった
野口先生の痛恨
2020年秋 菅政権のDIGITAL庁構想
安倍政権で全く出なかったのは?
Posted by ブクログ
数字が持つ説得性を大いに感じさせる著書。
経済に疎い自分にもわかりやすく丁寧に説明されている。
2019年の著書で、その後の急激すぎるあり得ないレベルの円安時代を迎えて、今をどう分析するのかぜひ聞いてみたい。
Posted by ブクログ
企業の人件費圧縮による利益の蓄積により、不況が継続して、中小企業から大企業へ、非正規雇用の労働力の移動と併せて、低賃金と消費停滞の悪循環が生じている。