【感想・ネタバレ】野口悠紀雄の経済データ分析講座―――企業の利益が増えても、なぜ賃金は上がらないのか?のレビュー

あらすじ

日本経済の問題点を探りながら、経済を分析するための思考法が身につく。どこにどんなデータがあるのかといった初歩的なことから、実際にどのデータを使えば分析できるのかという具体的な手法まで学べる内容。本書を読めば、これまで政府の発表を鵜呑みにしていた人でも、その真偽を自分の目で検証できるようになる。

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Posted by ブクログ

1.アベノミクス検証 金融緩和・円安
$ベースGDPは減少 世界の中の地位は低下
2.第三次産業の低下 小売業・飲食サービス
人口減少・廃業・ネット移行
3.新事業取り組みの弱さ 人材・教育・企業代謝
4.変革への取り組み弱い 茹でガエル現象
5.Dataで検証 野口先生らしい
  IT情報産業への取り組みは起こらなかった
  野口先生の痛恨
2020年秋 菅政権のDIGITAL庁構想
安倍政権で全く出なかったのは?

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2020年12月28日

Posted by ブクログ

数字が持つ説得性を大いに感じさせる著書。
経済に疎い自分にもわかりやすく丁寧に説明されている。
2019年の著書で、その後の急激すぎるあり得ないレベルの円安時代を迎えて、今をどう分析するのかぜひ聞いてみたい。

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2024年07月07日

Posted by ブクログ

企業の人件費圧縮による利益の蓄積により、不況が継続して、中小企業から大企業へ、非正規雇用の労働力の移動と併せて、低賃金と消費停滞の悪循環が生じている。

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2020年01月25日

Posted by ブクログ

マクロデータからファクトベースで経済動向を読み解く方法論を学び自分で調べられるところまで持っていければ、この本の価値は高まる。

ただ読み物としては、ちょっと読みにくかったから星三つ。

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2024年01月28日

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