作品一覧 2024/04/10更新 文藝春秋 NEW 試し読み フォロー 「YES」と言わせる日本(小学館新書) 試し読み フォロー 自民党という絶望 試し読み フォロー 永田町動物園 日本をダメにした101人 試し読み フォロー 日本よ、憚ることなく 試し読み フォロー 繁栄のシナリオ 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 亀井静香の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 永田町動物園 日本をダメにした101人 亀井静香 週間現代連載時から早く一冊にまとまるのを楽しみにしていた。 たとえば、佐高信の目から見たら、人物評価は、ずいぶんと違う物になっていたはずだ。どちらが良いというわけではなく、それぞれの見方で掬い取れるものがきっとあるということで。 言いたいことが言える。何も生み出さず、ただ長かっただけの時代に、組...続きを読む織の中で、そういう「健全さ」が政党から失われていったことを、歴史として実感する。 Posted by ブクログ 文藝春秋 2015年 6月号 立花隆 / 梅原猛 / 塩野七生 / 伊集院静 / 坪内祐三 / 後藤謙次 / 御厨貴 / 古川貞二郎 / 山内昌之 / 養老孟司 / 川島裕 / 浜田宏一 / 綿矢りさ / 西加奈子 / 川淵三郎 / 松田美智子 / 小池真理子 / 和田誠 / 金田一秀穂 / 岡井隆 イイネ 10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが... cerami 文藝春秋2月号 文芸春秋3月号 年間購読にしているのですがどうしたら読めますか ほっとさん 永田町動物園 日本をダメにした101人 亀井静香 政界を引退した亀井静香さんが、政治家人生で自分が知り合った101人の人となりと思い出を語ってくれます。「日本をダメにした・・」という副題がついているけど、人の悪口とか曝露話しというようなものはほとんどなく、むしろ、自分が気に入ってた見どころのある政治家達紹介してくれている。結果的に日本がダメになって...続きを読むいるので、日本をダメにしたというのはあながち間違いではなだろうけど。 本書を読むと、単なる報道だけでは知ることのできない、この50年ぐらいの政界を動かしてきた人間達の活き活きとした様子が描かれていて、なかなか面白い。田中直紀(田中真紀子の旦那)とか、つい先日亡くなった武村正義のところなんかの下ネタとか、自分がもらっていた裏金のこととか、こんなことバラして良いのか、という部分も散見される。 Posted by ブクログ 永田町動物園 日本をダメにした101人 亀井静香 政権交代の激変期に多くの政党を渡り歩き、大臣や政調会長を務めた大物政治家、亀井静香氏が出会ってきた100人の政治家について、様々なエピソードを交えて語った1冊。 週刊現代の連載をまとめたもので、著者の「俺が…」で始まる歯に衣着せぬ物言いの文章は、書かれた側からすると抗議の1つも出そうな気もしましたが...続きを読む、そこは著者の人柄なんですかね。 テレビで様々な政治家さんを見る限りでは、「この人が諸悪の根源…?」「この人なんでこんなコトを発言しちゃうんだろ」とか勝手に思っていても、実はそうではなかったり、ちゃんとした背景・事情があったり、というのを教えてくれるのも本著。 そして著者自身のエピソードもあるのですが、機敏さ、とはこういうことか。そして、かくも機敏な人でさえ、政治の波には翻弄されてしまうのか…というのを感じました。 「竹中の言いなりで政策を進めた小泉政権は、ひとことで言うと『人災』だ」として、国としての自殺行為を働いていたと指摘しており、昔は「小泉さんの敵」的な印象だったのですが、今となっては「そういう思いで動いてたのか…」と。。 本著を読んでいて悩ましいのは、政治家って、どんな人がなるべきなのか?ということです。 様々なエピソードが並びますが、ほとんどが政治家同士の足の引っ張り合いの「政局」で、将来を見据える「政治」は少ないのでは?と思ってしまいます。例えば・・・ 「大事なのは、仲間に金を配ることだ」 「能力のある政治家というものは、みんな刑務所の塀の上を走っているようなものだ」 「毎晩料亭で侃々諤々と語り合った」 「利害調整ができて、党内の空気に敏感に反応しつつ策を立てて動き、さらには義理人情で接する」 「権力を奪取するためには、手段を選ばない」 ただ、その裏に背景が透けて見える記述もあって、平沢議員を評したくだりでは「わずかでも時間が空けば地元に戻り、会合やお祭り、冠婚葬祭をハシゴする。(中略)タバコを買うときは、一箱ごとに買う店を変え、散髪するときは毎回違う店だ。選挙民に顔を覚えてもらう意味もあるが、最大の目的は、地元の人たちが何に困っているか、生の声を聞くためだ」というのは、肚落ちする感じがありました。 脇道の話ですが、本著に挙げられた100名の政治家「以外の人」の方が、ちょっと気になりました。 エピソードベースでは名前が出ているので、単に接点がなかったとは思えない…という方もいたりして、本著のサブタイトル「日本をダメにした101人」という言葉の意味合いを考えてしまいます。 Posted by ブクログ 亀井静香のレビューをもっと見る