亀井静香のレビュー一覧

  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    ネタバレ

    週間現代連載時から早く一冊にまとまるのを楽しみにしていた。
     たとえば、佐高信の目から見たら、人物評価は、ずいぶんと違う物になっていたはずだ。どちらが良いというわけではなく、それぞれの見方で掬い取れるものがきっとあるということで。
     言いたいことが言える。何も生み出さず、ただ長かっただけの時代に、組織の中で、そういう「健全さ」が政党から失われていったことを、歴史として実感する。
     

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    2022年04月03日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    これは国会議員として48年間、日本政治界に君臨した亀井静香さんの著した本。

    半世紀近く、永田町で政治の動乱、荒波を経験した張本人として、彼と面識のあった特徴的な人物を、エピソードと共に振り返っている。

    時間軸として昭和、平成、令和、対立軸として自民党と対峙した、自らと深く絡み合ったという章仕立てで代表的な人物をあげている。

    政治の第一線で長く活躍してきた著者だけに、表も裏もきれいごとから汚いことまで、著者の性格通りの筆致で振り返っている。政治に興味のある人なら、誰でも一瞬で引き込まれるだろう。1人に対してエピソード1つ2つ紹介するという構成なので、深い話には至らないのだが、リズミカルに読

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    2024年11月11日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    政界を引退した亀井静香さんが、政治家人生で自分が知り合った101人の人となりと思い出を語ってくれます。「日本をダメにした・・」という副題がついているけど、人の悪口とか曝露話しというようなものはほとんどなく、むしろ、自分が気に入ってた見どころのある政治家達紹介してくれている。結果的に日本がダメになっているので、日本をダメにしたというのはあながち間違いではなだろうけど。
    本書を読むと、単なる報道だけでは知ることのできない、この50年ぐらいの政界を動かしてきた人間達の活き活きとした様子が描かれていて、なかなか面白い。田中直紀(田中真紀子の旦那)とか、つい先日亡くなった武村正義のところなんかの下ネタと

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    2022年10月07日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    政権交代の激変期に多くの政党を渡り歩き、大臣や政調会長を務めた大物政治家、亀井静香氏が出会ってきた100人の政治家について、様々なエピソードを交えて語った1冊。
    週刊現代の連載をまとめたもので、著者の「俺が…」で始まる歯に衣着せぬ物言いの文章は、書かれた側からすると抗議の1つも出そうな気もしましたが、そこは著者の人柄なんですかね。

    テレビで様々な政治家さんを見る限りでは、「この人が諸悪の根源…?」「この人なんでこんなコトを発言しちゃうんだろ」とか勝手に思っていても、実はそうではなかったり、ちゃんとした背景・事情があったり、というのを教えてくれるのも本著。
    そして著者自身のエピソードもあるので

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    2022年05月15日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    タイトルがイカしてます。歴史の生き証人として、関わった政治家の生々しい姿が書かれていて非常に面白かったです。

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    2022年03月06日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    亀井静香とは名前とは違い本当に五月蠅オヤジだと思っていたが、よく考えている頭のいい奴なのかもしれない
    登場する政治家もいい男(女)が多いのか
    日本のために頑張ってほしい

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    2022年02月21日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    ネタバレ

     亀井静香(1936年生まれ、1979年衆院議員、2017年政界引退)「永田町動物園」、2021.11発行。政治家の光と影、101人の政治家の素顔とエピソードをまとめた書。週刊現代、2018.10~2021.6の単行本化。昭和を築いた政治家、平成を駆けた政治家、令和に生きる政治家・・・、面白かったです。令和に生きる政治家、頑張って欲しいです。自民党以外では、著者は、玉木雄一郎と前原誠司に大きな期待をかけています。

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    2022年01月25日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    政治家を引退しても、まだまだ元気な亀井静香氏が「週刊現代」に連載していたものに、大幅に加筆、修正した作品。この一冊には、亀井氏本人を入れて101人の政治家の素顔、永田町の知られざるエピソードをこれでもかと書いている。

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    2021年12月27日
  • 「YES」と言わせる日本(小学館新書)

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    最後にやはり出ました「ジャパンファースト」!私を含めて、日本人は自信と誇りが足りない。取り戻さねば!!

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    2017年08月09日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    政治家たちの様々なエピソードが盛り込まれた珍しい書籍
    権力闘争の裏側の世界がよく分かって非常に面白く読めた
    ただ知ってる議員は半分にも満たず、自分の政治への疎さを痛感した

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    2025年08月22日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    癖の強い政治家の代表格である著者が、昭和から令和までの101人の政治家を寸評。
    昭和の政治感丸出しで著者の自画自賛的な要素も強いが、各政治家をざっくばらんに評しつつ、著者の愛も感じられる内容でなかなか面白く読んだ。政治家として大事なのは政策よりまず「人」ということを再認識した。

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    2022年10月31日
  • 永田町動物園 日本をダメにした101人

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    「俺が俺が」の亀井氏らしい傲慢さが鼻につくが、歯に衣着せず言いたい放題で、話半分で読む分には楽しめる。それにしても色んな政党、政治家が…いまどうしているのだろう?活気はあった方がいい。「政権にとって政策の中身など関係ない。単に人のつながり」悲しいが、それが現実。

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    2022年03月09日
  • 日本よ、憚ることなく

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    ネタバレ

    歯に衣着せぬ2人が本を書いたらこうなるという見本みたいな本。
    ・日韓併合は、韓国側が決めた事。ロシアか、日本か。どちらを選ぶかは一目瞭然。日本統治時代は韓国が劇的に豊かになった時代。インフラは整備。教育制度が整備。
    ・ドイツは、敗戦時3つを受け入れさせた。
     ①憲法は自国で作る
     ②教育方針は自国で作る。
     ③小さくても国軍を保持する
    ・日本は憲法改正では無く、自主憲法制定といえば雰囲気ががらっと変わる。

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    2021年06月02日
  • 「YES」と言わせる日本(小学館新書)

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    亀井静香は今無所属なのか。悪夢の民主党政権で亀井静香が閣内で踏ん張ってくれなかったらもっと大変なことになっていたね。二人とも最後のご奉公を期待しています。

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    2017年07月09日
  • 自民党という絶望

    匿名

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    石破さん・・・。

    石破さん、こういう安直なプロバガンダ本に名を連ねるのは、数少ない支援者にとっても、気分の悪いものです。自ら腐している党内でどんなヴィジョンを語っても誰も聞いてくれなくなりますよ。

    全てを否定はしませんが、与党の腐敗を言うなら、野党の税金泥棒振りもチャンと書いてください。

    ここに書かれている事が全て真実として、どうしてそんな酷い政党が政権与党を握り続けていられるのですか?
    野党が、それ以上にだらしが無いからでしょう?!

    その辺りも書かなくては、同じ考え方の集まりの「憂さ晴らし本」としか言えませんね…。

    #ダーク #切ない

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    2023年06月09日