市川拓司のレビュー一覧

  • 本からはじまる物語

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    短編で不思議な話や心温まる作品などたくさん入っていて楽しいアンソロジーでした。
    作品の色が出ていて読んでいて楽しかったです

    飛び出す、絵本 恩田陸
    十一月の約束 本多 孝好
    招き猫異譚 今江祥智
    白ヒゲの紳土 二階堂黎人
    本屋の魔法使い 阿刀田高
    サラマンダー いしいしんじ
    本棚の片隅から 柴崎友香
    読書家ロップ 朱川 湊人
    バックヤード 篠田 節子
    閣魔堂の虹 山本 一カ
    気が向いたらおいでね 大道珠貴
    さよならのかわりに 市川 拓司
    メッセージ 山崎 洋子
    迷宮書房 有栖川有栖
    本棚にならぶ 梨木香歩
    23時のブックストア 石田衣良
    生きてきた証に 内海隆一郎
    The Book Day 三崎亜記

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    2026年09月29日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    世界が終わるお話。コンビニやスーパーに群がる人たちを「教会みたい、助けを求めてる人に手を差し伸べている場所だ」って書いてあって、ああ本当だなと思った。世紀末もののお話でその場面が出てきたら暴力的にしか思えないのに。

    改めて、自分の周りを優しい世界にするために、できる限り良い人間でありたいと思った。恋愛もうまくいかないんやけど。愛を心から信じて過ごそうと思った。じんわり。

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    2026年07月13日
  • いま、会いにゆきます

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    はじめから寂しくて、悲しくて、切なかった。
    でも決してそれだけではない。

    自分の抱えているマイナスな要素をまるっと理解して包み込んでくれる人と出会えることの素晴らしさ。人を傷つけるのも、人をあたためるのも、人間なんだと。

    何よりも佑司という人物の強さ、弱さをぐっと感じた。

    また読み直したい。

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    2026年07月12日
  • いま、会いにゆきます

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    ネタバレ

    読み始めは、普通なら漢字で書かれるはずのところが平仮名で書かれていたり、親子の会話がとぼけたような雰囲気で、読みにくいと思ってしまった。しかし読み進めるにつれて、色んな「不具合」がある巧も、それについて何も文句を言わずに付き合う息子の佑司も愛おしく感じ、「あなたがいてくれるだけで幸せ」とみんなが思い合っている家族がとても羨ましく感じた。「存在自体に意味がある」という考えは澪が亡くなっているからこそより一層感じるものなのかもしれないが、アドラーの心理学にも出てきたとおり、この考えは人を幸福にするのだよな。度合いは違うにせよ、周りの人たちみんなに、そう思いながら関わっていきたいな。

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    2026年06月10日
  • いま、会いにゆきます

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    とても心が綺麗になる物語だ
    映画も素敵で何度も観たけど、
    小説は実は初めて。

    澪とたっくんの純粋が、
    2人がお互いのことを想ってずっと行動している姿

    2人はずっーと恋をしているんだろうなぁ
    イングランドの王子様もずっとママが大好きで
    一緒にアーカイブ星で出会うんだろうなぁ。

    本当に素敵な愛の物語です。

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    2026年05月20日
  • いま、会いにゆきます

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    すごく優しい作品。
    家族のやさしさ、愛しているという気持ちがとても伝わる作品です。
    まだ読んでない人にはぜひ読んでいただきたいです。

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    2026年03月08日
  • いま、会いにゆきます

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    恋愛と家族愛を描いたファンタジー小説。一年前に死んだはずの妻が夫と息子の前に生身の姿で現れた。家族生活の先に待ち受けるものは・・・

    純愛に浸れる作品です。ギスギスした現代社会で一服の清涼剤となるお話は大切ですね。
    ファンタジーに仕立てているのが功を奏しています。現実感を排除したことで、純愛のわざとらしさが気にならず、ストーリーにまっすぐに向き合えました。

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    2026年02月15日
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで

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    近所の商店街に最近できたセレクト本系の書店さんでお見かけして、読んでみました。
    市川拓司さんの書籍は初めてでした。
    どうしても"発達障害"と聞くとまだまだ社会や周囲からはネガティブに捉えられたり、何かしら支援が必要なのではと窓口を廻ったりという印象が強いかもしれませんが、本作中における市川さんの、何の変哲もないことであるかのように/ごく当たり前に/ありのままにご自身を、発達障害だから自分はこういう特徴があって、こういう工夫や対策を行なっている、面倒臭いでしょう?とでもいうようなあっけらかんとした至極自然に捉えられていらっしゃる姿が、とても素晴らしいと感じました。
    当の私もASDの診断を受けているので市川さんと診断名としては同じことになりますが、具体的な特性や困りごとについては、非常に共感できるものと、あまり重ならない点とが入り乱れていて、あぁ本当に十人十色なんだ、ひとりひとり異なるのだ、と改めて実感できました。

    個人的なメモに近いですが、以下に共感できた点を、備忘録的に箇条書きさせていただきます。

    ーーーーーー
    ・ひどい目に遭わされた人間への「恐怖心」はいつまでも消えなくて、そのことは決して忘れない。なので常に用心して距離を置くようにしている
    ・「ASDは恋に落ちるのではない、相手に命懸けで懐くのだ」
    ・ASD的特性から、僕は自分から誰かに声をかけるということをほとんどしない。かなり内向的で閉じている。しかし諍いを避けたいという防衛本能からなのか、声をかけてきた人間には愛想良く振る舞おうとする。
    ・集団欲がなく「生まれながらの民主主義」体質なために、怒りはむしろ一般の人よりも遥かに感じにくくできている。だけど僕は怒りを感じるべき場面で、概ね悲しくなる。なぜ人ってこうなんだろう?と悲しくなる。怒りがなく、代わりにとびきりの不安を加える。
    ・僕は閉じた人間なので、視界に人が来ると、それだけでストレスを感じてしまう。
    ・僕は自分の言葉で他者に行動を促すことが苦手なために、人に物を頼むことができない。徹底して不干渉でいかにも自閉的な体質だ。
    ・似たような夢をずっと昔から繰り返しみてきた。隕石や輝く飛行物体。あと大型のジェット機が墜落する夢もよく見る。
    ・一度やると決めたことはいくらでも続けることができるって性格は、ASDに依るところが大きいと思う。「習慣を変えたがらない」「こだわりが強い」
    ・外見的特徴。すごく痩せている。首が長く、手足も長い。髪がくるくるの天然パーマ。
    ・僕はとにかく人の攻撃心が怖い。怒り、憎しみ、妬み、権威的な威圧、全てが恐ろしい。そんな感情を露わにするひとを見ると、それこそチビりそうになる。こういった感情は僕らに底知れぬ恐怖を呼び起こす。未知なるものへの恐れ。異常な行動を目にした時の気味悪さ。
    ・「愛妻家」「真のマイホーム主義」妻、親、子供とのつながりは大切にする一方、それ以外の人とは積極的に交流を持とうとしない。
    ・僕の背中には数本の固くしこった筋が走っている。「すじゴリ」。結構深いところにあるので、かなり強く押さないと届かない。それを押されると、何とも言えない快楽が全身を貫く。
    ・ストレスというのは人の生を損なうので、それもできるだけ感じさせないようにしたい。なので言い争いはしない。

    ーーーーーー
    これだけ多くの共感できる本に、お方に出会うことができて、私は救われた思いがしました。

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    2026年02月09日
  • そのときは彼によろしく

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    色んな愛が垣間見れる作品。
    全体的にノスタルジックというかふわふわとした雰囲気に包まれていて、読んでいて心地よかった。
    タイトルを誰が回収するのかと思いながら読んだ。

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    2026年01月01日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #共感する #ほのぼの #エモい

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    2025年11月22日
  • そのときは彼によろしく

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    14歳の頃、智史、佑司、花梨の3人は、常に一緒にいた。とても、とても大切な親友だった。
    時が経ち、29歳で念願のアクアプラントショップを営み智史のもとに、一人の美しい女性が現れる。アルバイトとして採用し、その店に寝泊まりする事になる。実はその女性は花梨だった。
    花梨には、眠ってしまうと夢の世界に行き、しばらく目覚めないと言う大きな秘密があった。
    智史と花梨の絆、愛情を描くファンタジー。非常に綺麗なお話です。

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    2025年11月21日
  • いま、会いにゆきます

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    映画化された原作本。
    再読。ママは死んだんじゃない、アーカイブ星にいったんだ。シングルファーザーの巧と佑司が不器用ながらも、必死に生きて入れ様に心打たれる。
    澪の妖精のようでいて、弱い巧を暖かく包み込んでくれるような人に、憧れるのだろうか。
    これは男性が考えたメルヘンなんでしょうね。何回読んでも良い

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    2025年11月17日
  • そのときは彼によろしく

    匿名

    購入済み

    とても綺麗で不思議な物語でした。
    かなりの変わり者達だかれど心の綺麗な人達ばかりです。

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    2025年08月03日
  • 本からはじまる物語

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    著名な作家達による「本」がテーマのアンソロジー。
    甘酸っぱい恋の話しやちょっとゾクッとする話、不思議なお話など本というテーマ1つでも色んなお話が書けるんだなぁと楽しく読ませてもらえました。
    中でも本が飛んでいったり、飛んできたり、飛んでる本をつかまえたり…といった本が飛ぶ話がいくつかあり、作家さんには本が飛ぶという発想があるんだなぁ〜と思いました。
    どれも良かったですが、本多孝好さんの「十一月の約束」が好きです。

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    2025年06月10日
  • そのときは彼によろしく

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    再読。
    高校生の時に『恋愛寫眞』で市川拓司にハマって、この本も何度も読んだ。
    いつからか恋愛系の小説が合わなくなって、この本もずいぶん長い事読んでいなかったけど、久しぶりに読んで、あぁやっぱりこの人の恋愛小説はすごく好きだなぁと改めて思った。

    なんでこうも心がきゅうっとするような言葉や表現、比喩ができるんだろう?
    この本は恋愛要素だけじゃなくて友情、家族の愛もあって全てが胸をついてくる。
    ねちっこさや重苦しさがなくて、ただただ優しい雰囲気。
    それなのに泣かせられる。
    久しぶりに市川拓司の良さを思い出せたのがなんだか嬉しかった。
    他の読めてない作品も読もう。
    優しくて切なくて、それでもって穏やかな気持ちにさせてくれてありがとう。

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    2025年05月25日
  • いま、会いにゆきます

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    あぁー、とても切ないけど素敵な話だった。15才の春から始まった二人の恋の物語はポコ、ポコと小さい音をたてるようにゆっくりと進んでゆく。
    話は主人公の巧の視点でゆっくり、ゆっくり語られる。それはきっと巧が心と身体に不具合を抱えている為ゆっくりとしか前に進めないのと、6週間の雨の日が終わるまでと期間が限定されているからだろう。ゆっくりと語られることによりその風景や描写、雰囲気、臭いがより深く伝わってくる感じがする。
    特に妻の澪と交際したての頃の初々しさ、冷たくなった手を相手のポケットに入れて温め合うシーンとか、お互いを思いやる気持ちや不器用さ、純粋な愛情、何か心地が良かったな。
    ある事が原因で澪はアーカイブ星へいってしまうが1年後の雨の日に彼女は再び巧と息子の佑司の前に現れる。しかし夏がくる前にまた澪は…
    後に澪から手紙で意外な真相が語られる。涙、涙。
    もし自分だったら、つらい別れがもう一度待っていたとしても、やはり会いたい。
    物語のなかで、ノンブル先生が澪の事を「アジサイのような女」と言っていた。「雨とともに訪れ雨とともに去ってゆく」それだけの意味だろうかと思い花言葉を調べてみたら、良い意味も悪いのもある。一番しっくりくるのはこれかな「6月の誕生花」「芯が強くて、お互いに足りないものを補いあって助け合う」「強い愛情」。
    あと、2人の会話のなかでいいなぁと思ったのが「君のとなりは居心地が良かった」ってフレーズ、大切な人に言って貰えたら凄くいいなぁと思う。
    ゾウサンとクモの巣の歌、本当にあったんだ。コミュニケーション能力や友達と遊ぶ楽しさを知る目的とした歌らしいです。知らなかったー。

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    2025年03月26日
  • そのときは彼によろしく

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    カバーの手触りがとても良かった
    内容の優しさを表しているようだった
    犬の絵はイメージと違うけど

    ゆったりと時間が流れてて良い
    続きは気になるが、ゆっくりと読みたい本

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    2024年11月07日
  • いま、会いにゆきます

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    何より主人公のキャラの良さが好き。
    すごく魅力的なキャラクターに囲まれて進むストーリーに心を温められるだけでなく、最後にはしっかりといい展開が待っていました!
    良かった!!

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    2024年11月01日
  • 永遠に解けないパズル

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    ネタバレ

    佐々時郎
    将来の夢はハリウッドで脚本家になること。母子家庭で一人っ子。

    南川桃
    時郎と同じクラス。時郎に自分の伝記を書く依頼をする。傲慢で、わがままで、気紛れ。粗野、かなりがさつ。二年生の秋に父親が町の縫製工場の支社長に就任して家族ごと引っ越してきた。

    高見アキ
    桃が引っ越してくるまでの女王。工場幹部の娘。

    JG
    アキの恋人で工場幹部の息子。

    R2
    JGの相棒。

    菊池サユリ
    日系の三世か四世。

    加山飛男
    学校一の不良。

    潤一
    桃の兄。八つ上。

    香川ユカ
    時郎がちょっといいなと密かに思っている女の子。

    ミィ
    ミノル。あいまいな男子。

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    2024年09月24日
  • いま、会いにゆきます

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    ネタバレ

    6週間の妻の復活。そのままアーカイブ星に戻ったでもよかったのではないか。タイムスリップで過去から来て、未来を知った澪として過去出会うという伏線回収は無理がある気がした。実写ドラマではミムラと成宮寛で

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    2024年09月18日