市川拓司のレビュー一覧
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購入済み
開放的なショット、刺さる言葉
映画『ただ、君を愛してる』は
開放的で穏やかなショットが印象的。
自由の女神の海辺、登校の広い道、
瑞々しい緑と静かな湖畔。
玉木宏は素敵な一方、片恋の姿を
よく演じていて親近感が持てる。
宮崎あおいは眼鏡のありなしで
こうも変わるんだ。かわいい。
たくさんの文学作品や映画の引用や
題名が出てきて、読みたくなる。
感じは違うが『美丘』も思い出した。
『桜の森の満開の下で』の奇怪さとは
違うが、真の関係でないママゴト的な、
夢の楽しさと非現実な悲しさを感じた。
言葉に、ああそう考えるのかと納得し
たり、同情する。誰のための幸福か
とか、なぜ仲良くしたいのか -
Posted by ブクログ
結婚したらもう一度読み返したい!
そして全ての素敵な夫婦に読んで欲しい!
今まで親子愛に触れる小説は読んだけど、夫婦愛に触れる小説は読んだことが無かったかも!
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「おはよう」とか「おやすみ」とか「美味しいね」とか「大丈夫?」とか「ちゃんと眠れた?」とか「こっちに来て」とか、そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。
それが夫婦なんだと、僕は思った。
すぐにでも家に飛んで帰って、彼女の顔を見たいという気持ちをなだめすかしながら、何とかぼくはその日の仕事をやり終えたのだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本当に素敵なお話。いつまでも少年少女の純粋な心を忘れず生きてきた人間たちの、思いやりのある温かいお話。
思ったことをそのまま口に出すこと。難しいけど、大切なこと。そのときの自分の精神状態によって、同じものを見ても思うことは変わるから、常に自分の精神状態を整えて、美しいものは素直に美しいと言える人でありたい。
すべてが本当の自分なのだ。世界は自分を写す鏡であると同時に、自分も世界を写す鏡なのだ。人に裏表なんてない。人はあるときは一面で、またあるときは違う一面で話しているなんて、そんな単純な生き物ではない。もっと複雑に色んな部分を持っており、そのときによって自分のどの部分で話しているのかが違う -
購入済み
不思議な愛の型
待つがキーワード。眠りから覚めるまで、長い間、待ち続ける。誰が、確実に、送り返してくれるから、待つことができる、私もずっと待っているから、智史の思いが共感できる。ちょっと不思議な愛の型。愛する人がいるという幸せを感じさせてくれる作品でした。
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Posted by ブクログ
彼が持ってきた本。市川拓司さんの小説は高校生の時に買って読んでいたのだけれど、いつの間にか私の部屋にはなくなってた。この本のタイトルを彼が呟いたときに、すぐに著者名がぴったり私の中に寄り添っていたけれど、確かにこの本の単行本を持っていたような記憶があるような記憶があるような気がするのだけれど、単行本の画像を見てもしっくり来る、けれど読み始めも初めて読む感覚だった。物語を全く覚えていない。知らないと言ってもいい。ただ、「ヒューウィック」と犬が鳴いていることは読んだ感じがあった。文庫本いいでしょ?と言ってたけど確かによいかもとおもう。でも新しい本というよりはやっぱり懐かしい本だった。
文章の流