市川拓司のレビュー一覧

  • ねえ、委員長

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    どこの国の話なのか忘れちゃうような空気感と、登場人物たちの喋り口調。少数の感じやすい人と、マジョリティのそうじゃない人に一線を引いて、その感じやすい人間に暖かい光を当ててるところが好き!思春期ならではの脆さと瑞々しさに溢れてる

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    2022年08月18日
  • そのときは彼によろしく

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    美しい!作中には幾つもの美しい言葉があった。
    登場キャラクターにはみなに特別なキャラクターがあり、どの人も好きになってしまう。ミンチを除いて。

    15年思い続けた人との再会、そしてまた離れる事を覚悟なんて出来るだろうか、、そしてまた10年待ち続けるなんて、、

    智史のお父さんの言葉には何度も感動した。
    真っ直ぐな言葉が多かった。
    母との思い出、智史をいかに愛して子育てを楽しんだか、そして作品名の、そのときは彼によろしく。
    お父さんの語る言葉全てをもう一度読み直したい。

    間伸びすることなく、作中に散らばる多くの愛を感じられるのがとても楽しかった。

    また読みなおしたい本。

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    2022年07月29日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    愛というのは、曖昧、漠然とした表現であり、この言葉の中には様々な感情を含んでいることに気付かされる。
    優しさ、想い、愛おしさ、慮る、信じる、強さ…
    改めて愛という言葉について、深く考えた。

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    2022年07月17日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    開放的なショット、刺さる言葉

    映画『ただ、君を愛してる』は
    開放的で穏やかなショットが印象的。
    自由の女神の海辺、登校の広い道、
    瑞々しい緑と静かな湖畔。
    玉木宏は素敵な一方、片恋の姿を
    よく演じていて親近感が持てる。
    宮崎あおいは眼鏡のありなしで
    こうも変わるんだ。かわいい。

    たくさんの文学作品や映画の引用や
    題名が出てきて、読みたくなる。
    感じは違うが『美丘』も思い出した。
    『桜の森の満開の下で』の奇怪さとは
    違うが、真の関係でないママゴト的な、
    夢の楽しさと非現実な悲しさを感じた。

    言葉に、ああそう考えるのかと納得し
    たり、同情する。誰のための幸福か
    とか、なぜ仲良くしたいのかとか。
    映画では。塗り薬媚薬論は盛り、友人
    が匂いに気が付くかは引き、湖畔での
    雨を控えるなどうまく調整している。

    #切ない #カッコいい #泣ける

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    2022年05月02日
  • そのときは彼によろしく

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    ネタバレ

    本当に素敵なお話。いつまでも少年少女の純粋な心を忘れず生きてきた人間たちの、思いやりのある温かいお話。

    思ったことをそのまま口に出すこと。難しいけど、大切なこと。そのときの自分の精神状態によって、同じものを見ても思うことは変わるから、常に自分の精神状態を整えて、美しいものは素直に美しいと言える人でありたい。

    すべてが本当の自分なのだ。世界は自分を写す鏡であると同時に、自分も世界を写す鏡なのだ。人に裏表なんてない。人はあるときは一面で、またあるときは違う一面で話しているなんて、そんな単純な生き物ではない。もっと複雑に色んな部分を持っており、そのときによって自分のどの部分で話しているのかが違うだけだ。自分自身も好きな良い部分で話しているときもあれば、自分でも嫌な悪い部分で話しているときもある。自分の素敵な部分で、常に人と接することができれば、世界も素敵な部分を見せてくれるだろう。そう信じている。

    誕生日は私だけの記念日ではない。もっと感謝しなければ。

    人間は見た目や外に出てくる物事だけで判断してはいけない。私自身もそうではないか。うまく振る舞える人もいれば、そうではない人もいるのだ。性格が悪そうに見えて、実は優しい心を持った人や、相手を思いやり自分の嫌な部分を見せる人もいる。外側だけで人を判断してはいけない。もっと内側を見ないと。

    誤解のされやすい言動をしてしまったら、素直な部分を相手に伝えることもときには必要だ。みんな下手くそなだけで、本当はみんな優しいのだ。上手に振る舞えるように練習しよう、みんな。

    人の汚い部分ごと愛することができる人が、本当に器の大きい人間だと思う。みんな汚い部分は持っているのだから、それごと愛そう。そして、きれいな部分で世界と接する機会が増えれば、いずれきれいな部分が自分の世界のすべてとなる。はずだ。

    身勝手で傲慢な人間が、いい思いをする世の中じゃいけないんだ。

    愛し合うって、寄り添い、綺麗なものを共有し合うことだと思う。汚い部分も当然見せ合うことになるけれど、自分たちの外の世界にある美しいものを1番に見せたい人こそが、愛すべき人ではないだろうか。
    いつでも考えている人のことを愛そう。

    人と同じようにせず、自然体で振る舞うことは難しいこと。素敵な人を見つけて、「自分もあんな風に振る舞えたらな」と考え、努力するのは良いことだと思う。人の良いところを真似るのは良いことだ。それでもやはり、力を入れて自分をねじ曲げるのは違うと思う。ゆっくり、時間をかけながら、素敵な人間たちに囲まれて、互いに良い影響を与えあいながら生きていきたい。

    人が好すぎることは弱点なのだろうか?わからないなぁ。

    幸福が少なすぎるから取り合いになる。もっと幸福を増やしたい。わかるなぁ。幸せはどうすれば増やせるのか。自分の幸せを他人に振り撒くしかない。ギバーになろう。

    大人になると、自分勝手に想いを言葉にすることが無責任になることがある。感情のままに行動することが許される子ども時代は終わりか。切ないなぁ。純粋な気持ちを持ち続けている人々の物語のはずなのに。

    純粋で、不器用な人たちだと思う。これを美しいと思うか、馬鹿げていると思うかは、人それぞれだ。私は美しいと思う。

    ちょっとした気の迷いかぁ。気まぐれかぁ。そうかもしれないけれど、ちゃんと愛すると決心すれば、誠実に振る舞えると思うけどな。

    私はあの両親のもとに生まれ落ちたことに幸福を覚えたことがあるだろうか?親に感謝できる人って、それだけで素敵だし尊敬できるな。

    想いを言葉にして伝えるって大事なことだ。

    もっとシンプルに生きられないのだろうか?人を大切に思って、ややこしいことを考えずに、愛すべき人を愛することってできないのか?タイミングや状況もあるだろうけれど、なにがこんなに状況を複雑にしているのだろう?難しいなぁ、恋愛って。

    言葉ではなく、心で繋がる関係。

    誰もが触媒。それが生きるということ。

    悲しみも人生の一部。苦しみも人生の一部。その通りだ。

    私はちゃんと人を育てられているだろうか?
    でも、人にありのままを認めてもらえるって素敵なことだと思う。
    教えはシンプルで良いのだ。複雑な物事は教えなくて良い。自然と学んでいく。私たちは、どのような環境においても決して忘れてはならない、生きる上での基本を教えてあげればそれで良い。
    そして、私の教えに、私自身が恥じる振る舞いをしていないだろうか?

    すごいなぁ。最後にちゃんと愛を伝えられて。

    恋は複雑なんだな。

    10年待つということが、どれ程すごいことか。
    この2人だけが理解できる会話って素敵だな。2人だけが笑いあえる冗談の応酬。

    伏線が至るところに散りばめられていることに、2回目に気づく。やはり2回読むと、小説は面白い。

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    2022年02月13日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    2回くらい読んだ。
    映画を見て、原作が読みたくなって買った本。
    変わってる女の子が好き。
    面白かった。

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    2022年02月08日
  • そのときは彼によろしく

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    不思議な愛の型

    待つがキーワード。眠りから覚めるまで、長い間、待ち続ける。誰が、確実に、送り返してくれるから、待つことができる、私もずっと待っているから、智史の思いが共感できる。ちょっと不思議な愛の型。愛する人がいるという幸せを感じさせてくれる作品でした。

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    2021年12月26日
  • そのときは彼によろしく

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    ネタバレ

    どのジャンルに分類するか?恋愛ものではあるけど・・・やはりファンタジーですかね。花梨と美咲、どちらを選ぶのかと思っていたら、まさかの急展開。もっとまさかなのは、タイトルがあの人の言葉だったこと。ラストはハッピーエンド、涙は出ませんが、良かったーと思えます。

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    2021年11月16日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    ネタバレ

    世界は確かに終わりに向かってるのに、感じるのは人の優しさ、愛情だけで、とても澄んだきれいなお話。

    「人生が一冊の本だとしたら、できることならそのすべてを愛の言葉で埋めてしまいたい。」
    という文中の言葉が大好きです。

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    2021年09月14日
  • そのときは彼によろしく

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    再読。愛すること、愛し続けること。父から子への愛。友から友への愛。男と女の愛。愛に満ち溢れるお話です。

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    2021年07月08日
  • 壊れた自転車でぼくはゆく

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    市川拓司さんの作品は、
    いつも透明で美しい愛が綴られている。
    今回も 持ても綺麗な作品だった。

    世界はいつも、純粋に愛する2人を
    理不尽に呑み込もうとしてくる。
    そんな世界でも 変わる事なく愛し続けられることは
    誰にでも出来ることでは無い。
    この2人の流れる時間は
    きっと他の人が入り込む余地すらない、
    2人はきっと、普通の時間とは別の時間に生きているのだろぅなと思う。

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    2021年06月18日
  • 私小説

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    共感する節が沢山あった。個人的に「選択的発達者」「ケシザル星人」の言い回しが気に入った。奥様との会話や生活の様子は、読んでいてホッコリ。私も植物に囲まれたシンプルな生活をしてみたい。

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    2020年05月28日
  • 壊れた自転車でぼくはゆく

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    始業前に読み終わり真っ赤に目をはらして涙をぬぐっているのを職場の人に見つかって、スギ花粉が酷くてと取り繕いました。人間嫌いを公言しているくせにまだ救いを求めているのが恥ずかしくなると同時に人に優しくありたいと切に思いました。

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    2020年04月05日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    切なくて悲しかった。
    やっぱ市川拓司さんの世界観。
    2人の関係がもどかしすぎて、
    あーってなるけど、あーってなったまま終わった。

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    2020年02月20日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    これからこの人の作品を沢山読もう。
    独特な空気感と外国作家のような洒落た言い回し。全てが私にきらきらをくれる。

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    2020年02月02日
  • 私小説

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    自らを『選択的発達者』と称する作者。
    発達障害の内側@市川拓司 の場合が詳細に綴られている。
    一度講演会を聞きに行ったことがあるが、たしかに「宇宙人的」で、納得しながらほっとした。

    他人事ながら、この奥様と結婚出来て、よかったね。

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    2019年05月30日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    純粋な恋愛小説っていいと思った本でもそんなにもう一度読みたいと思わないのに、これはまたいつか読んでみたいと思うほど、とても感動した本。

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    2019年04月20日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    題名と表紙に惹かれて購入。
    世界の終わりがこんなにも優しくて
    こんなにも優しい人の隣で迎える事ができたら
    幸せなのかな。

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    2019年03月23日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    ネタバレ

    世界に降り注ぐ青い光。その光に照らされた者はそのまま固まり動かなくなる。青い光はどんどん広がり、世界はゆっくりと終わっていく。世界が終わる前に君に会いたい、その思いで旅に出る優。旅先で会うたくさんの人たちの優しさと彼らの終わり。市川拓司作品特有の、不器用で世界と馴染めない男性と、彼を理解する素晴らしい女性との純愛、そして主人公を暖かく見守る優しいお父さんに涙が出た。

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    2018年04月20日
  • ねえ、委員長

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    まだ若い男の子と女の子の間の淡い気持ちを描いた3つの短編集。彼らの気持ちがどんなに近くても、まだ世界に逆らう力のない子どもだから、無残に引き裂かれてしまうのが悲しかった。ハッピーエンドの香りを残して終わってほっとした。

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    2018年04月04日