市川拓司のレビュー一覧

  • 永遠に解けないパズル
    ジロも、モモも、飛男も、みんなかっこいい
    この著者が書く人物は、みんな強くてまっすぐで心が洗われる。
  • ねえ、委員長
    Your song
    よかった。やっっっと思いが伝えられて。

    泥棒の娘
    あの子はきっと、君のことだって気づいてたよ。会えて、言えるといいね。

    ねえ、委員長
    全身全霊で想いあってる2人がとてもよかった。
    けど、委員長の言葉遣いが若干気になった。優等生だとしても、そんな言葉遣いしなかったよ。
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    中高生の頃、大好きで読み漁った作家さん。愛があるけど切ない世界観が好きで。発達障害だったのか。
    人間の種類をサルで分けるの分かりやすかった。私はテナガザルではないと思ったけど。。
    さすがに一筋縄の人生ではなかったことがよくわかった。これだけ自尊心が強い発達障害の人(どころか普通の人も…?)なかなかい...続きを読む
  • そのときは彼によろしく
    「『かくのごとき夢あれかし』って。」…「ねえ、それって、とてもすてきな夢だと思わない?すべてのひとたちがみんなそこで繋がっているのよ」
    ~本文より抜粋~

    繋がっているっていいですよね。
    繋がっていたい人と繋がっているって感じられるとなおいい。

    優しい気持ちにさせてくれる本

    そして、ホ...続きを読む
  • 永遠に解けないパズル
    ほとんど喋ったことのない同級生の女子から、自伝を書いてくれと頼まれる。
    スクールカースト上位の彼女の依頼はとんでもないと思いつつも報酬に惹かれて引受けることに。

    こんな結末、誰が想像できようか!
  • そのときは彼によろしく
    幼馴染の3人の恋愛、青春ストーリー
    ゆっくりと進む感じがまたよかった!
    さとし、かれん、ゆうじの友情に憧れる
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた
    ピュアなピュアな純愛小説。

    設定はとりあえずSF的である。
    地上に青い光が降りそそぎ、ありとあらゆる物は動きを止めてしまう。
    主人公はその光を浴びる前に、離れ離れになっている女性に会いに行く物語。

    中学生の時の出会いから始まり、引越しで離れ離れになり、一時の再開があり、そしてまた別れ、この世界の...続きを読む
  • 壊れた自転車でぼくはゆく
    人に対してここまで優しくなれるものなのだろうかと思うほど優しさに満ちあふれた話。 固くなりかけていた心が読みながら柔らかくなっていくような気がした。 いつもこんな感覚でいたいものだ。
  • ぼくらは夜にしか会わなかった
    ある種の、生きづらさを抱えてそれぞれ互いに行き着いたカップルたちの、再生だったり、終焉だったり、希望だったりを綴っている。
    短編集でひとつひとつ独立した話だけれど、すべてが綺麗で神秘的な物語。
    周囲に同調しにくい、過剰で、敏感な、隠れているけれど一定数必ず存在している、小さな仲間のような人たち。
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた
    私の中ではかなりのヒット。
    手元に置いておきたい一冊。

    世界が終わる日に、私は誰と一緒に居たいと思うのか。
  • いま、会いにゆきます
    帰る日、6週間過ごした澪自信の存在や記憶が無いことになってしまうのかと思っていたら、
    これまでの結婚生活は、その6週間もあった上での澪だったって分かったら、良かった…って何だか余計に切なくなりました。

    ずっと一緒にいようってお互いがどんなに願っても、澪は若いうちに旅立ってしまった。
    それで...続きを読む
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    特別支援教育の雑誌に紹介されていたので、ネット注文。「障害だからできたこと」という、タイトルがとても気に入ったので。

    読み始めると止まらない。とにかくすごいエピソードの数々。まさに事実は小説より奇なり。しかしそんな中にも、自分にも似たようなことがあると、共感することもできる。

    後半は少し難しい話...続きを読む
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    発達障害の場合の『普通』と『障害』の境界がどこにあるかを考えたとき、
    どんなにADHDやADに症状があてはまったとしても
    普通に学校や社会で適応して生きて行くことができれば、厳密には診断基準に該当しないのだそうだ。
    なんだ・・・そうだったのか。
    それだったら、学校や社会が発達障害に対する理解を深めて...続きを読む
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語
    少し風変わりな女の子静流
    タイプかも
    前歯がない間抜けな笑顔でもかわいい顔しか想像できない
    28/12/26
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    残念ながら著者の本やドラマは見たことがない。ただADHD+ADの方の気持ちや考え方はよく分かる本である。加えて著者は複雑性PTSDは重なっている可能性もある。そのような多重な障害(偏りや困難)を抱えた著者がどのように生きてきて今の状況があるのか、淡々と書かれているが、偏りのない人には想像しにくいこと...続きを読む
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた
    いいな、この二人。羨ましいな、この二人。出逢った時から惹かれあっていて、時間かかったけど最後結ばれる。それまでずっと信じあっていた。お互い言葉にはしていなかったけど。素敵な恋の話。地球が終わりそうな状況の中なのだけれど。あの夕焼けが意味することは何なのかな…
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    なるほど、著者は発達障害だったのか。今までの作品がいい意味でワンパターンだったことが納得できました。ご本人の過去についてはさらっと書かれていますが、これがなかなか凄絶。支える奥様の苦労も偲ばれます。これからもがんばっていただきたいです。
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    市川拓司さんの小説はまだ一度も読んだことがないのだが、このエッセイを読んで、彼がとても魅力的な方だと言うことがわかった。タイトルに「発達障害」の言葉はあるがそれとは関係なく、ストーリーテラーとして先天的なもの後天的なものの両方でいくつもの引き出しを持っておられるところがスゴイと思った。夢の記述など共...続きを読む
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    最近どこかの雑誌で、発達障害関連の連載をかかれていた
    ような覚えがありますが。。。
    もともと、発達障害であることを公表されていましたが
    最近、関連の話を多くされているように思います。
    『弘海』を最初に読んだときは、まだ息子が小さかった時、
    たぶん障害の告知を受けたくらいだったと思います。
    非常にイン...続きを読む
  • ぼくが発達障害だからできたこと
    まずは、気になる項目からと読み始めた。読めば読むほど、早く発達障害の診断を受けたいと思うようになっていた自分に気づく!