ぼくが発達障害だからできたこと

ぼくが発達障害だからできたこと

ビジネス・実用
858円 (税込)

4pt

何をやってもうまくいかなかったぼくが、なぜ世界でベストセラーになるような小説を書けたのか? 自らの傾いた個性を「障害」と認めたことで、すべてを前向きにとらえられた! 優し過ぎて、この社会と関わることに疲れてしまった貴方へ。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「だから君たちも僕のようにがんばれ」という旨の記述が、これっぽっちも出てこないのがいい。生きづらくて苦しんでいる者にとって、そういう上から目線が一番の地雷だということを、著者はちゃんと分かっているんだろう。

    0
    2018年01月08日

    Posted by ブクログ

    市川さんの「偏り」っぷりは半端ではないですが、語り口に悲壮感はなく、むしろちょっと誇らしげ? あくまで客観的、ユーモラスな調子なので読んでいて清々しい。共感覚やトランス体質のエピソードは、そんな世界もあるのか! と驚かされます。

    発達障害でない人のことを「定型発達者」というのですね、初耳でした。この呼び方と(定型ってなんとも)、たぶんそうである自分に、一抹の切なさを覚えてしまう......? それくらい、市川さんのほとばしるポジティブは打撃力大。
    発達障害の人も定型の人も、だれが読んでも元気をもらえます。

    0
    2017年04月02日

    Posted by ブクログ

    ■AD(アスペルガー障害)の最も基本的な症状はいわゆる「自閉」であり次のうち少なくとも二つにより示される。最も基本的な僧正である「対人的相互作用の質的障害」は知的障害を合併する自閉症とは異なり別しにくく,かつ具体的に鑑別しにくいもので,自身も自分で気づいていないし親や教師にも分かりにくい。
    ・目と目で見つめ合う,顔の表情,体の姿勢,身振りなど対人的相互反応を調節する多彩な非言語的行動の使用の著名な障害
    ・発達の水準に相応した仲間関係を作ることの失敗
    ・楽しみ,興味,成し遂げたものを他人と共有することを自発的に求めることの欠如
    ・対人的又は情緒的相互性の欠如
    ■ADの基本的な症状として「行動,興味の限定された反復的で常同的な様式」とされ,かつて「脅迫的同一性保持行動」や「こだわり(強迫的)行動」とされたものがある。これは次の少なくとも一つにより明らかとなる。
    ・その強度,又は対象において異常なほど,常同的で限定された方の一つ又はそれ以上の興味だけに熱中すること
    ・特定の機能的でない習慣や儀式に頑なに拘るのが明らかである
    ・常同的で反復的な衒奇的運動
    ・物体の一部に持続的に熱中する
    ■ADの人は「人間」ではなく「機械(器械)的なもの」や「自然(動植物)」に熱中することが多い。
    ■種全体の絶滅を免れるためには「生物的多様性」が不可欠。

    0
    2016年11月03日

    Posted by ブクログ

    多様性こそ大事。当たり前のことだと理屈では分かっていても、えてして忘れてしまいがちな事実。
    本書の中で、筆者特有の語り口で何度も綴られます。

    自分や取り巻くものたちを考えるとき、何故?と否定的な感情を抱くことがないわけじゃないですが、全て引っくるめてそれでいいんだ、と包み込み、肯定されたような、そんな読後感でした。

    多様性、マイノリティ、たいせつに守っていきたいと思います。

    0
    2016年10月02日

    Posted by ブクログ

    中高生の頃、大好きで読み漁った作家さん。愛があるけど切ない世界観が好きで。発達障害だったのか。
    人間の種類をサルで分けるの分かりやすかった。私はテナガザルではないと思ったけど。。
    さすがに一筋縄の人生ではなかったことがよくわかった。これだけ自尊心が強い発達障害の人(どころか普通の人も…?)なかなかいないのでは??
    やはり親に特性を否定されることがなかったというのが大きい気がする。それ以外にも色々あって、機能不全家庭ではあっただろうけど。

    市川さんの小説が、同じように高度に発達し必要以上にカテゴライズし常に忙しい社会に馴染めずに毎日苦しくても生きている人の居場所になっているというのは本当にそうだと思った。わたしもその1人。考え方とか共感しっぱなしだった…!

    エネルギー(活力)の出し惜しみはしない。腰が重くなり、奉仕されたがるようになるから。

    0
    2019年12月14日

    Posted by ブクログ

    特別支援教育の雑誌に紹介されていたので、ネット注文。「障害だからできたこと」という、タイトルがとても気に入ったので。

    読み始めると止まらない。とにかくすごいエピソードの数々。まさに事実は小説より奇なり。しかしそんな中にも、自分にも似たようなことがあると、共感することもできる。

    後半は少し難しい話もあって、ペースダウン。でも、発達障害の専門家による解説もあって、特別支援教育や発達障害について勉強したい人にとっては、とてもお勧めの本です。

    0
    2017年04月22日

    Posted by ブクログ

    発達障害の場合の『普通』と『障害』の境界がどこにあるかを考えたとき、
    どんなにADHDやADに症状があてはまったとしても
    普通に学校や社会で適応して生きて行くことができれば、厳密には診断基準に該当しないのだそうだ。
    なんだ・・・そうだったのか。
    それだったら、学校や社会が発達障害に対する理解を深めて受け入れていけばいいことじゃないか。
    ただでさえ生きづらさを感じている人たちを
    更に追い詰めるような世の中じゃ駄目だよね。
    (何しろ、一般人口の10%以上も発達障害の症状を持つ人たちがいるらしい!)
    そんなにたくさんの人がいるなら、もうそれは個性ではないのか?!?

    市川拓司が語る自分自身の障害は
    壮絶なまでの困難さであるけれども
    それを真っすぐに受け止め誇りにすら感じている姿は
    発達障害を持つ人には共感を、その親には安堵を、発達障害をよく知らない人には
    好ましい興味を抱かせるのではないかと思います。
    素敵な本でした。

    0
    2016年12月27日

    Posted by ブクログ

    残念ながら著者の本やドラマは見たことがない。ただADHD+ADの方の気持ちや考え方はよく分かる本である。加えて著者は複雑性PTSDは重なっている可能性もある。そのような多重な障害(偏りや困難)を抱えた著者がどのように生きてきて今の状況があるのか、淡々と書かれているが、偏りのない人には想像しにくいことかもしれない。著者の楽観性や自尊心がなせる技かもしれない。当事者と出会うことが多い者としては学ばされることが多い本であった。

    0
    2016年09月28日

    Posted by ブクログ

    なるほど、著者は発達障害だったのか。今までの作品がいい意味でワンパターンだったことが納得できました。ご本人の過去についてはさらっと書かれていますが、これがなかなか凄絶。支える奥様の苦労も偲ばれます。これからもがんばっていただきたいです。

    0
    2016年08月18日

    Posted by ブクログ

    市川拓司さんの小説はまだ一度も読んだことがないのだが、このエッセイを読んで、彼がとても魅力的な方だと言うことがわかった。タイトルに「発達障害」の言葉はあるがそれとは関係なく、ストーリーテラーとして先天的なもの後天的なものの両方でいくつもの引き出しを持っておられるところがスゴイと思った。夢の記述など共感と興味をそそられる部分も多く、今後ぜひ小説を読んでみたいと思った。

    0
    2016年07月29日

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