市川拓司のレビュー一覧
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市川さん作品は『今、会いにいきます』依頼で2作目ですが、本作も予想を一つ裏切られて良かったです、まさかタイトルを伝える方が…とは。
でもイイかも、少し幸せない気分にはなれましたーーPosted by ブクログ -
6つの物語からなる短編小説
男女の儚げない心情を詩的な言葉で情景豊かに描かれた、研ぎ澄まされた純愛小説のよう。
だれかを好きになって、愛して、自分の中に芽生えた感情が、物語の中にも存在していて既視感を覚える。Posted by ブクログ -
・読み終えての感想
大切な人との時間を大切に過ごしたい
後半になるほどスラスラ読める
・面白かった場面
お父さんのキャラ
・好きなセリフ
ある例えをする時の「砂漠の住人が傘を持たないのと同じさ」
・オススメ人
泣きたい人、恋愛ファンタジーが好きな人Posted by ブクログ -
恋愛物語かと思いきや、SF要素もあり、家族愛やもっと広い愛について描いた小説だった。ロマンチストにはいいかも。現実主義者的には少し甘さ強め。Posted by ブクログ
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とてもきれいなお話。
雨降りの少し曇ったガラス越しに物語を見ているよう。
泥臭い感じのお話が好きな私には物足りないが、
キレイなお話をこの人には、もってこい。Posted by ブクログ -
p46「血の通った女性で言えば」
p89「いいじゃない、自分の年齢なんて自分で決めればいいんだから」
p111「ええ、美しいひとです。でもそれは額に入れて鑑賞する美しさではありません。はき慣れたスニーカーとTシャツとデニムパンツが似合う美しさです。」
p238「33回目のキスは忘れても、1度目のキス...続きを読むPosted by ブクログ -
「いま会いにゆきます」の作家である著者が自らの半生を語る。発達障害を抱えていたがゆえに、本人はくそ真面目だが、周囲から浮いてしまい、超問題児とされていた学校時代。マザコンであり影響が強かった躁鬱を抱えていた母との関係。高校時代に知り合って結婚した妻との現在の非常に対話の多い現在。小説がヒットするまで...続きを読むPosted by ブクログ