市川拓司のレビュー一覧

  • ねえ、委員長

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    一つ目を読み終えて宙ぶらりんな結末に落胆、続いて別の主人公の話を読み進めてさらに三つ目に突入して終わりの想像ができてしまった。でも「ねえ、委員長」の終盤からぼろぼろ泣いてしまった。繭子が鹿山くんの作品をべた褒めし、その揺るがない想いに(ああ、鹿山くんのことがこんなにも好きで好きで文章にも惚れ込んでいるのかな)なんて考えたら切なくなった。でも大人になって他に認めてくれる人が見つかって。読みながら(いやそれあり得ない!その間どうやって生きてたの!)とか冷静な思考が邪魔をしつつも、すごく優しい世界に浸れた

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    2024年10月02日
  • こどものころにみた夢

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    評価が低いのは、帯の文言がまったくの羊頭狗肉だったからです。「5分で読めて、暖かい気持ちに」って。全然暖かい気持ちになんかなりませんよ。作家陣も抗議していいんじゃないか。まあそこを期待して購入した訳じゃないんだけど。

    内容はよかったです。不条理さ、うっすらと漂う気持ち悪さ(あるいは気持ちよさ)、尻切れとんぼの読後感、などなどいかにも夢の話だという気がして、一編読んだあとよく眠れる気がしました。お話と自分の夢の境目が曖昧になるようで。

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    2024年02月27日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    世界が終わるという状況だからこそ、僕は自分本位に、愛を貫くことができたのかなと思いました。ファンタジー要素が強すぎる面もありましたが、人を愛することの素晴らしさを感じることができました。

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    2024年02月27日
  • いま、会いにゆきます

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    基本ブルーな内容で、静かに進んでいくんだけど、表現の端々にクスッと笑えるユーモアが散りばめられていて、重くならずスラスラ読めた。
    主人公と息子と亡き妻が暮らした日々を暖かく見守ることができる。
    どうしようもない理由で失恋した人、大切な人を失わなければならなかった人はものすごく共感できるのではないだろうか。
    「ただ愛する人の隣にいることこそが、最大の幸せである」
    人生はどうしようもないこともあるし、生きづらさや別離のつらさを抱えることもあるだろう。それでも、愛する人の存在がどれほど救ってくれるだろうか。

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    2024年02月25日
  • いま、会いにゆきます

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    やっぱり子どもはママが大好き。
    亡くなったのがパパだったら同じ話にはなっていないと思う。
    母親は偉大だ。父親頑張れ。

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    2023年12月26日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    ネタバレ

    吉沢優
    雪乃に会うため旅をする。

    白河雪乃
    吉沢と十四歳のときに出会う。

    吉沢拓郎
    吉沢の父。時計修理職人。

    吉沢由美子
    吉沢の母。美人なだけでなく勉強もできたし、運動も得意だった。

    瑞木
    吉沢が川で流された時に助けた。吉沢の五つ年上。もと恋人の絵里子に会いに行く。

    洋幸
    吉沢が通っていた絵画教室で仲がよかった友だち。

    オノセイジ
    雪乃の婚約者みたいなもの。

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    2023年09月19日
  • いま、会いにゆきます

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    ネタバレ

    秋穂巧(あいおたくみ)
    司法書士事務所で働いている。29歳のシングルファザー。脳内で化学物質が異常分泌される。妻との思い出を小説に書こうとする。

    秋穂佑司(あいおゆうじ)
    巧の息子。髪はダージリンティーみたいな色をしている。
    母が死んでから耳が遠くなった。

    秋穂澪(あいおみお)
    巧の妻、佑司の母。27歳で病死する。『またこの雨の季節になったら、二人がどんなふうに暮らしていふのか、きっと確かめに戻ってくるから』と言っていた。
    生前に語った自分の言葉どおり、1年後の雨の季節に廃工場へ帰ってくる。

    所長
    巧の勤める司法書士事務所の所長。巧の入所当時から老人。

    永瀬
    巧の勤める司法書士事務所で

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    2023年09月14日
  • 私小説

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    市川拓司さんといえば『いま、会いにゆきます』がベストセラーとなり映画化にもなっている。
    美しい恋愛小説を書くという印象がとても強い。

    市川拓司さんが発達障がいであることを知ったのは小説よりも先にドラマで見たからである。
    市川さん役を瀬戸康史さんが、奥さんを上野樹里さんで『私小説 発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由』で放送されていた。
    大変な思いをされていることにとても驚いた。
    だが、これも夫婦の純愛を感じた。
    高校のときから40年間ずっとひとりの女性に恋しているのが奥さんなのだから。

    小説があとになったけれどより詳しく書かれてあった。
    植物を愛し、小説を書くことが好きで奥さんのことを

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    2023年09月02日
  • いま、会いにゆきます

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    なんでこんなにも気持ち悪い文章なんだろう。なんでこんな喋り方するんだろう。ストーリーはすごくいいのになぁ。

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    2023年09月02日
  • いま、会いにゆきます

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    ネタバレ

    ノンブル先生の言葉が印象に残った。
    「我々は生きていくよ。どれだけ別れを繰り返しても、どれだけ遠い場所に流されても、それでもね」
    思いやりに溢れた優しい嘘が溢れていたな。

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    2023年08月31日
  • こどものころにみた夢

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    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

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    2023年08月02日
  • ぼくらは夜にしか会わなかった

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    ネタバレ

    6篇からなる短編集。

    1篇目、2篇目、3篇目と読んだところで これは連作短編?かと思い登場人物を確認したが まったく別の人物なのがわかり 考えたら舞台となる場所が同じではないかということに気付いた。

    そいういうことが分かりにくいくらい物語がベールに包まれている感じや、SF的な要素も入っているLove Storyになっている。
    ほぼほぼ、SF恋愛短編集。

    全部が全部 納得できなかったのでこの評価にしただけで、好みでないものがなければ ☆4でした。

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    2023年07月29日
  • こどものころにみた夢

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    【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿

    夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。

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    2023年07月20日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    世界が終わるって聞いたらみんな明日から何をするのだろう。

    出来なかったことをやるのか、好きだった人に会いに行って自分の気持ちを伝えるのか、住み慣れた地で余生を過ごすのか。

    この世は終わらないと言う前提で生きていることに対する警鐘なのかもしれません。

    コロナや戦争など、いつ何が起こっても不思議ではない時代がまた始まっています。

    今日から何を思って生きていくのかを考えさせられる一冊です。

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    2023年06月11日
  • こどものころにみた夢

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    「こどものころにみた夢」をテーマにしたショートショート・アンソロジー。色々な作家さんの作品を楽しめます。夢の不思議さや、ならではの不条理を受け入れてる感じが好き。現実なのか、まだ夢の中なのか、分からないような書き味のものも。
    個人的には西加奈子さん、長野まゆみさんの作品が好きでした。

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    2023年05月31日
  • 本からはじまる物語

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    18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

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    2023年05月08日
  • いま、会いにゆきます

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    評価たかいが、自分はあまり面白くないな、と思いながら読んでいた。中盤までは特に盛り上がりもなく、淡々と父子の日常と、それに対する思いが主人公の父目線で描かれていく。
    中盤から、最後に至るところで、タイトルの意味がわかり、読後としてはあたたかい気持ちになれる。
    いまあるなんでもない日常が、最高に幸せなのかもと思える作品。

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    2023年03月26日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

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    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • 本からはじまる物語

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    本に纏わるアンソロジー。
    お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。

    梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。

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    2022年12月25日