【感想・ネタバレ】いま、会いにゆきますのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月28日

すごい。やっぱり市川さんすごいなぁ。
最後、怒涛のクライマックスで感情揺すぶられて、
目頭が熱くて喉の奥が苦しくて
だけど先を追いたくて、必死に食らいついて
物語の終わりの合図とも言える小説の題名、
「いま、会いにゆきます」の文字が
目に入った瞬間、あぁ、終わった…って、
諸々の感情から解放されて
...続きを読む0.5秒しないうちに滲んで見えなくなっちゃった。
この作品で描かれていることは
ただ、愛してるってことだけ、
それだけをこんなに切なく美しく
膨らませられるのって素晴らしいことだよなぁ。

市川さんの作品を読むのは5作目で
なんとなく会話の掛け合いの特徴とか掴めてきて、
そういうの見つけるたびに
あ、今お馴染みの言葉出たけど、
今とさっきじゃ
全然違う感情表現として使われてるな、
とか考えるのが楽しくて読み応えあった!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月26日

中学生の時に読んだけど
綺麗な表現たちだったのがやけに印象に残ってる。
映画も見た。世界観がよく表現されてる。
どちらも好きだ。

綺麗な日本語に触れられてよかった、、。
瑞々しいような気持ちになった。

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Posted by ブクログ 2023年09月05日

家族の愛、妻、夫、息子、娘
それぞれの想いや、葛藤について考えさせられる。
感情表現について、考えされる一冊。

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Posted by ブクログ 2023年08月18日

かなり昔に映画を観た作品で、感動した記憶がぼんやりありました。

小説を読んで感じたのは、優しい世界だなという印象で、読後感もよかったです。

生きづらさを抱えるけど、誰よりも優しい主人公と、そんな主人公を直向きに愛する妻、そして素直で健気な息子が紡ぐ、ハートフルな作品でした。

こんな風に誰かを深...続きを読むく愛すること、そして愛されることは幸せなことだなと感じました。

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Posted by ブクログ 2023年08月11日

夏のうちに読めて良かった!
梅雨寸前頃〜梅雨明けまでに読めたら、情景をもっと肌で感じるように読めただろうな。

来年はそうしよう。

そしてノンブル先生とプーのようなご近所さんが欲しかった!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月24日

読み始めたきっかけは、浅沼晋太郎さんが出演する舞台の原作小説だったからだった。
暗い話かなと思って読み始めたが、温かい家族愛の話で、とても感動した。巧のアーカイブ星という考え方にはなる程と思えた。これから大切な人がなくなってしまったときは、アーカイブ星に行ったんだなと思うことにした。エピローグで、佑...続きを読む司が、#5のドアに向かって、ママ? ママ?と呼びかけるのが、複雑な気持ちになった。澪の手紙を読んだシーンまでは明るい気持ちで読み進むことができたが、エピローグで一気に心をえぐられた。これを舞台で見たら確実に泣いてしまう自信がある。それくらい、衝撃的だった。このお話がどのような形で舞台化されるのか気になる。

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Posted by ブクログ 2023年03月10日

さいっこうに心温まる物語だったなあ
ずっと読んでいたい気持ち!
次も市川拓司さんの「そのときは彼によろしく」読むけど、読む前から読み終わっちゃうのが寂しいなあ

市川拓司さんの小説は本当に悪者が出てこなくて、「世界が少しでも幸せになったらいいのに」みたいな作者の思いが滲み出ていました^_^
現実色々...続きを読むあるけど、人のあっったかーーーーいところだけ素直に感じられる世界に浸れて幸せでした^_^

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Posted by ブクログ 2023年01月29日

好きなので、何度か読んでいる本。
登場人物が魅力的で、浮かんでくる情景も美しい。
これくらいベタベタに、愛が伝わってくるお話が好きです。
セリフも素敵だし、絵本のような、とても綺麗な作品だと思います。

切ないけれど、優しい気持ちになれる。

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

思わず単行本とは別に買ってしまった。
それほどに心動かされた作品。
たっくんのように在りたいと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月22日

自分が巧と結婚したら、佑司という子供を授かって死んでしまう未来が分かっているにもかかわらず、巧と結婚することを選んだ。このことを知るきっかけになった手紙に書かれていた「いま、会いにゆきます」に感動した。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

やっと読めたーずっーと読みたかった
確か実写化されてて、それをワンシーンだけ観た記憶があったけど、原作読んで『満たされる』気持ちを考えさせられる思いですね………

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

結婚したらもう一度読み返したい!
そして全ての素敵な夫婦に読んで欲しい!

今まで親子愛に触れる小説は読んだけど、夫婦愛に触れる小説は読んだことが無かったかも!

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「おはよう」とか「おやすみ」とか「美味しいね」とか「大丈夫?」...続きを読むとか「ちゃんと眠れた?」とか「こっちに来て」とか、そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。
それが夫婦なんだと、僕は思った。


すぐにでも家に飛んで帰って、彼女の顔を見たいという気持ちをなだめすかしながら、何とかぼくはその日の仕事をやり終えたのだった。

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Posted by ブクログ 2021年05月21日

雨の季節になると毎年読み返す、大好きな1冊です。

こんなにも不器用な愛がいとおしい。
涙なしには読めません!

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

某歌舞伎俳優と某人気女優を結婚に導いた(?)、有名な映画の原作。
主題歌も売れに売れた。

物語のあらすじは
若くして奥さん(澪)を亡くし、6歳の息子と2人暮らしになった主人公。
しかし亡くなる前に澪は「雨の降る季節になったら、様子を見に来る」と言っていた。
そして雨の降るある日、彼女は本当に目の前...続きを読むに現れた…。
というもの。
そこには確かにSFというかファンタジーの香りが満載で、
現実的ではない。
しかし、この物語のメインテーマを考えたとき、
リアルであるかどうかは全く関係が無いのである。

(ネタバレ)
最終的に、主人公は2度も澪を失うと言う非常につらい状況に置かれる。
彼自身、普通の人達よりも精神が過敏(病気のせいである)である為に
尋常じゃない喪失感であるはず。
余りにも悲しい。
しかし、それでも2回同じ相手に対して恋をし、
愛情を確かめ合えたのはやはり幸せだったのであろう。
2人の気持ちが純粋で、切なくなる。

という事で満点。泣いたし。


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購入済み

泣き

2018年02月26日

映画以上に感動

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Posted by ブクログ 2023年04月10日

死後の世界、ピュアにこうであると愛しいですね。
ただ、歳を取ると、ストーリーの変化球についていけない 涙
いま、ネタバレに会いにゆきます

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もっとなにか刺激がほしい

2023年02月10日

亡くなった妻との再来、出会いから振り返る様子、また幼い子供と母親どのやりとり等、心が暖かくなるストーリーであるが、ハッとするような展開がほしい。

#ほのぼの #泣ける #切ない

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Posted by ブクログ 2022年06月18日

ずっと昔ドラマをやっていたことは覚えていて、でも内容は知らなかったのでドラマを見る前に原作を読んでみた。

ゆうじとたっくんの2人の会話がとてもかわいい。別れを経験した2人の悲しい話じゃなくて、1日1日を大切に過ごしたくなる温かい家族の話だった。
梅雨なったら思い出す物語です。

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Posted by ブクログ 2022年04月28日

物語の中盤までは、巧を中心に淡々と進んでいく。中盤以降は一気に物語が動きつつも、丁寧に3人のやり取りが描かれていて情景描写がしやすかった。ラストもしっくり来る終わり方で感動した。また映画も見てみたい。

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Posted by ブクログ 2022年02月10日

何かのきっかけで、連絡できたことによる、その後の人生と、連絡する勇気やきっかけを掴めないまま時間が過ぎて永遠に平行線に終ること、本作はファンタジー的な要素ながら考えさせられる作品でした。

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Posted by ブクログ 2021年10月10日

映画をむかし観たような記憶があったわけだけど、いまさらながら原作も読んでみた。面白かった。
だだ、「セカチュー」しかり、映画に比べると原作は正直色気がないというか、エンタメ色が若干よわいというか、それなりに感動するけどちょっと物足りない印象だったなあ。

梅雨の時期だけ亡き妻がかえってくる。よくよく...続きを読む考えると結構怖い。というか、なんで梅雨の時期なんだっけ?なんか梅雨じゃないといけないエピソードがあった?僕が適当に読み飛ばしているだけなんだろうか

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Posted by ブクログ 2021年04月19日

いつもの週末、散歩に出かけた町はずれの森で、父と子二人に訪れた奇跡。
再び巡ってきた雨の季節。
市川拓司作品は初めて読みました。
感動の恋愛小説です。

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ネタバレ購入済み

2017年05月11日

帰る日、6週間過ごした澪自信の存在や記憶が無いことになってしまうのかと思っていたら、
これまでの結婚生活は、その6週間もあった上での澪だったって分かったら、良かった…って何だか余計に切なくなりました。

ずっと一緒にいようってお互いがどんなに願っても、澪は若いうちに旅立ってしまった。
それで...続きを読むも、あなたの隣で良かった、幸福だったって一生懸命伝えようとする二人に何度も涙をこらえました。(電車の中でした 笑)

でも、そんなに「好き、愛してる」なんて大胆に言えるのはお互いが大切な人を失ってしまったからこそなんですよね。

設定は非現実的ですが、先に旅立たれ残された人の多くが望むであろう展開で、その心情の過程に多くを学びました。

映画は見てませんが、この原作を読むだけで十分だと感じます。
以前に他作品で、後に映画を見て、内容が残念だったために原作のイメージもが上書きされてしまったので。

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

基本ブルーな内容で、静かに進んでいくんだけど、表現の端々にクスッと笑えるユーモアが散りばめられていて、重くならずスラスラ読めた。
主人公と息子と亡き妻が暮らした日々を暖かく見守ることができる。
どうしようもない理由で失恋した人、大切な人を失わなければならなかった人はものすごく共感できるのではないだろ...続きを読むうか。
「ただ愛する人の隣にいることこそが、最大の幸せである」
人生はどうしようもないこともあるし、生きづらさや別離のつらさを抱えることもあるだろう。それでも、愛する人の存在がどれほど救ってくれるだろうか。

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

やっぱり子どもはママが大好き。
亡くなったのがパパだったら同じ話にはなっていないと思う。
母親は偉大だ。父親頑張れ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月14日

秋穂巧(あいおたくみ)
司法書士事務所で働いている。29歳のシングルファザー。脳内で化学物質が異常分泌される。妻との思い出を小説に書こうとする。

秋穂佑司(あいおゆうじ)
巧の息子。髪はダージリンティーみたいな色をしている。
母が死んでから耳が遠くなった。

秋穂澪(あいおみお)
巧の妻、佑司の母...続きを読む。27歳で病死する。『またこの雨の季節になったら、二人がどんなふうに暮らしていふのか、きっと確かめに戻ってくるから』と言っていた。
生前に語った自分の言葉どおり、1年後の雨の季節に廃工場へ帰ってくる。

所長
巧の勤める司法書士事務所の所長。巧の入所当時から老人。

永瀬
巧の勤める司法書士事務所で働く女性。巧の仕事をフォローしてくれる。

ノンブル先生
若い頃、小学校の教諭をしていた。17番公園で会話する一人暮らしの老人。

アレックス
ノンブル先生の飼い犬。佑司は「プー」と命名している。前の飼い主が、手術で声を取り去ってしまった。

ベンチの青年
17番公園のベンチで生活実用辞典を読んでいる。町内会長の息子。

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Posted by ブクログ 2023年09月02日

なんでこんなにも気持ち悪い文章なんだろう。なんでこんな喋り方するんだろう。ストーリーはすごくいいのになぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月31日

ノンブル先生の言葉が印象に残った。
「我々は生きていくよ。どれだけ別れを繰り返しても、どれだけ遠い場所に流されても、それでもね」
思いやりに溢れた優しい嘘が溢れていたな。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

評価たかいが、自分はあまり面白くないな、と思いながら読んでいた。中盤までは特に盛り上がりもなく、淡々と父子の日常と、それに対する思いが主人公の父目線で描かれていく。
中盤から、最後に至るところで、タイトルの意味がわかり、読後としてはあたたかい気持ちになれる。
いまあるなんでもない日常が、最高に幸せな...続きを読むのかもと思える作品。

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Posted by ブクログ 2022年04月24日

主人公の不器用さが自分とリンクする部分があって読むのが少しきつかった。
登場人物が少なかったので世界観がまとまって読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

細かくいうと3.8。最後、少し伏線が回収されて、そこが面白かった。博士の愛した数式と少し同じ雰囲気を感じた。

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Posted by ブクログ 2021年11月29日

とてもきれいなお話。
雨降りの少し曇ったガラス越しに物語を見ているよう。

泥臭い感じのお話が好きな私には物足りないが、
キレイなお話をこの人には、もってこい。

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Posted by ブクログ 2020年12月22日

◯全く本を読む気がせず、生きている心地もしない中、ロマンチックさが足りないと言われて、友人に勧められた本。
◯映画にもなったという、ひとえに絵本のようなお話。語り口も柔らかく、誰にでも読みやすくしているのかなと思う。
◯自分のように捻くれた人間では、素直に良いところ見出せないまま、文章の同じところを...続きを読む何度も何度も読み直してしまった。勧めてくれた人や本に申し訳ないと思った。

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