市川拓司のレビュー一覧

  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』や『そのときは彼によろしく』とは一味違った物語。
    愛と死は深く関係するもので、人を大きく変えてしまう。
    読んでいてすごく恐かった。
    けれど、いろんな意味で考えさせられました。

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    2011年11月10日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    家族の物語。お互いがお互いを思ってるやさしさが随所にあって、離れ離れになる寂しさもありつつ全体はあったかい雰囲気。市川拓司はとにかく文章がやさしい。好きです。

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    2011年11月01日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    成長が止まってしまっている女の子と、軟膏の臭いを気にしてか、あまり人との付き合いをしない男の子の恋愛小説。

    情景描写が綺麗。その場にいるような気分になります。
    未来がなくても、恋をせずにはいられない。
    これも一つの生き方。

    この人の作品は、よく、ファンタジー色の病気がでてくるのですね。

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    2019年01月16日
  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』や『恋愛寫眞』などの
    市川さんの切なくて美しい恋愛が好きな人にとっては衝撃的で受け入れがたいかもしれない。

    この本で描かれている3つの話は、あまりにも暗くて重い。
    切ない、というよりも、悲しすぎる。
    どの話も『死』がテーマになっていて、非常にダークだ。
    好きになれない人は多いと思う。

    でも私は、綺麗で切なくて優しい物語だけを描く作家さんより、人間の狂気的で醜い部分も描ける作家さんの方が良い。

    人間誰でも心の中に醜い部分を持っている。
    そういう所は見ないふりして綺麗な愛だけでも良いのに、市川さんはそれも描く。

    こういう方だからこそ、市川さんの小説はあんなに心に響く

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    2010年09月13日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    小学生の弘海が体の異変で水に居ることを好むようになり、親子、兄弟の別れが来る。その時の切なさが・・・。全体的に優しさがあって面白かった。

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    2010年01月09日
  • 世界中が雨だったら

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    市川さんが好きで手に取った本のひとつ。『そのときは彼によろしく』の、温かくも切ない雰囲気かと思えばそうでもなく。想像もしない割とダークな話。読み直したい本のひとつ。

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    2010年01月06日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    自分があるべき場所に還る時、
    死ぬほどの苦悩や悲しみを超えて
    死ぬほどの幸福が待っている。
    そんなかんじ。でもやっぱ悲しい。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    060222

    市川さんの他の小説とは違う感じだった。
    「世界中が雨だったら」が一番考えさせられた。
    弟がいるからかな。

    子育てって難しい。
    こどもとはいえ
    自分のお腹を痛めた子だとはいえ
    やっぱり別の人格なわけで
    気持ちを察することは難しいけど
    絶対に必要なこと。

    わかることはなくっても
    想像することは出来るはず。

    そして兄弟で比較するっていうのはよろしくないことですね。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』の所為で完全に純粋な物語だと思って読み始めましたが、ダークな話で驚きました。歪んでるとか狂ってるって言葉がしっくりきますが、だからこそ深みがあって面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    暗くて重い話が3つ。
    今までと違う感じでレビューも人それぞれだけど、私はすき。
    個人的に思い入れがある本*:;:*(◆UωU)ゞ*:;:*

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    市川拓司はこういう作風でも文章が書けるんですね。
    登場人物や描写の仕方は市川拓司らしいんですけど。

     耐えられないのなら
     逃げ出せばいいのよ。恥ずかしいことではないわ

     多くを望まなければ、生きていくことは、
     そんなに難しいことじゃないのに

    こういうセリフはいかにも市川拓司という印象を受けました。
    他の作品に出てくる登場人物もこんな感じだったので。

    やっぱり純愛のイメージが先行しすぎたのかな。
    人間の弱さと狂気を並行して書いていることに驚きました。

    読み進めれば読み進めるほど。
    悲しみが増幅されて重くのしかかってきます。

    号泣してしまうような悲しみではな

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    2009年10月07日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    少々ファンタジスティック過ぎる感が否めないが、悪くない。題名からも、冒頭の文章からも息子である弘海がどこかへ行ってしまうことはわかる。それが天国なのか、はたまた全く違う場所なのか。読者はそんなことを思い描きながら読み進めるのではないだろうか。もしかしたら私の想像は当たっているかもしれないし、間違っているかもしれない、なんて。私もそうだった。しかし、最後には納得。もちろん、それがあり得ない話だとしても。最後は思わず涙が出てしまった。どうしても心温められずにはおれない市川ワールドが広がる。

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    2009年10月04日
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで

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    ネタバレ

    純粋な人なんですね。
    発達障害の影響からか遠出が困難だったが、徐々に小説の映画化をきっかけに外の世界との繋がりが出てきていた。発達障害はむしろ個性なんだなと思いました。苦労されていることもありますが純粋が故にあの作品が生まれたのだなと納得しました。

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    2025年12月27日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    ある日、世界に青い光が降り注ぐ。光があたった場所は物、人、すべてが硬化され永遠に時が止まる。それは死なのか、はたまた固まったままの永遠の生なのか。終末を前にしても不足する食料の争いは起こらないし、悪者は出てこない。残された時間があとわずかだと悟った人々は、愛する人に会いに行くため、ひた走る。この物語には愛しかない。愛しかないから薄っぺらくも感じられる。そこまでして作者は愛だけの物語を描きたかったのだろうと思う。

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    2025年12月26日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    皮膚病のせいで胃臭を放つ臭いを気にしている誠人は、鼻をすする恐ろしく華奢な静流と出会う。不器用な二人は、友達となり、静流は誠人に恋をする。
    自然の中で、お互いを尊重し合いながら、恋をしていく二人が美しい。

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    2025年12月01日
  • 本からはじまる物語

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    好きな恩田陸さんが入っていたので思わず読んでみた。短いながらほっこりする感じのものが多くてよかった。

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    2025年11月13日
  • 本からはじまる物語

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    作品紹介・あらすじ

    1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。

    森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
    青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。

    *****

    本にまつわるショートショート18編を集めた短編集。
    僕は梨木果歩さんの作品目当てで購入。
    ホロリとさ

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    2025年10月05日
  • ぼくらは夜にしか会わなかった

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    6つのお話からなる短編小説。
    植物園や天文台など、どのお話にも登場するので、パラレルワールドのような?世界線で、物語が紡がれている印象でした。
    特に、夜の燕の最後に涙…すれ違いを繰り返して、やっと一緒になったかと思っていたけど…

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    2025年02月26日
  • いま、会いにゆきます

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    雨の情景のイメージか長く残る。
    死別の話だけどそこまで悲しさはない。
    泣けるし、爽やかだし、穏やかな気分になれる。

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    2024年11月11日
  • そのときは彼によろしく

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    水草ショップを営む青年のお店にやってきた美女、そして中学生の頃の友人たちとの思い出のお話

    一言で言い表すなら、「わかりやすく書いてくれた村上春樹」という印象
    ちょっと気取ったセリフを交わす男女に、ちょっと不思議な出来事、
    なのにちゃんとオチまで描かれていて読者サービス的なものを感じるのでそう思うのかも

    以下、公式のあらすじ
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    とある地方都市で小さな水草ショップを営むぼくのもとに、ある夜ひとりの美しい女性が現れる。店のドアに貼ってあった求人チラシを手にして……“アルバイト募集 年齢性別不問。水辺の生き物を愛する方ならどなたでも”。この出会いが、奇跡の始

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    2024年11月07日