市川拓司のレビュー一覧

  • 弘海 息子が海に還る朝

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    家族の綺麗で純粋な愛が描かれている作品です。

    文章もとてもピュアな感じで、心にスッと入ってくるものがあります。
    こういった作品は、読後感がスッキリして、清々しい気持ちになるので大好きです。

    個人的には、この後のストーリーがどうなるのか気になり、最後の方の話をもう少しボリュームアップしてほしかったな、と思いました。しかし、そこは読者の想像に任せる、ということなのかもしれませんね。

    全体を通して、とても心温まる物語でした。
    ぜひ、本の中のBGMを聴きながら読んでみて下さい。

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    2014年04月02日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    何度も読んだ。
    透き通った気持ちになるお話。
    そしてせつない。
    映画は映画、小説は小説。こちらのほうが登場人物に深みがあって好き。

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    2014年01月01日
  • 世界中が雨だったら

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    ネタバレ

    市川さんの短編小説。

    まぁ、いわゆる市川調な感じの小説ではなかったけど、でもそれが反って新鮮だったよ~。

    義父を殺してしまった少女と、その少女に恋におちた少年の話『琥珀の中に』

    苛められてた少年が意を決して、苛めた級友に殺される処置をとる話『世界中が雨だったら』

    二人の女性を殺めてしまった男が死体を乗せて車で遠出をする話『循環不安』


    どれも、市川さんのお得意の『愛』というテーマにはちょっと程遠い『死』と『生』をメインにした3つの短編になってます。
    3つの中でどれが一番いい。
    とは決められない。。。どれも同じくらいダークで、同じくらい重厚な感じの話になってる。。。
    ちょっとミステリっ

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    2015年02月06日
  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』や『そのときは彼によろしく』とは一味違った物語。
    愛と死は深く関係するもので、人を大きく変えてしまう。
    読んでいてすごく恐かった。
    けれど、いろんな意味で考えさせられました。

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    2011年11月10日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    家族の物語。お互いがお互いを思ってるやさしさが随所にあって、離れ離れになる寂しさもありつつ全体はあったかい雰囲気。市川拓司はとにかく文章がやさしい。好きです。

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    2011年11月01日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    成長が止まってしまっている女の子と、軟膏の臭いを気にしてか、あまり人との付き合いをしない男の子の恋愛小説。

    情景描写が綺麗。その場にいるような気分になります。
    未来がなくても、恋をせずにはいられない。
    これも一つの生き方。

    この人の作品は、よく、ファンタジー色の病気がでてくるのですね。

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    2019年01月16日
  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』や『恋愛寫眞』などの
    市川さんの切なくて美しい恋愛が好きな人にとっては衝撃的で受け入れがたいかもしれない。

    この本で描かれている3つの話は、あまりにも暗くて重い。
    切ない、というよりも、悲しすぎる。
    どの話も『死』がテーマになっていて、非常にダークだ。
    好きになれない人は多いと思う。

    でも私は、綺麗で切なくて優しい物語だけを描く作家さんより、人間の狂気的で醜い部分も描ける作家さんの方が良い。

    人間誰でも心の中に醜い部分を持っている。
    そういう所は見ないふりして綺麗な愛だけでも良いのに、市川さんはそれも描く。

    こういう方だからこそ、市川さんの小説はあんなに心に響く

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    2010年09月13日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    小学生の弘海が体の異変で水に居ることを好むようになり、親子、兄弟の別れが来る。その時の切なさが・・・。全体的に優しさがあって面白かった。

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    2010年01月09日
  • 世界中が雨だったら

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    市川さんが好きで手に取った本のひとつ。『そのときは彼によろしく』の、温かくも切ない雰囲気かと思えばそうでもなく。想像もしない割とダークな話。読み直したい本のひとつ。

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    2010年01月06日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    自分があるべき場所に還る時、
    死ぬほどの苦悩や悲しみを超えて
    死ぬほどの幸福が待っている。
    そんなかんじ。でもやっぱ悲しい。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    060222

    市川さんの他の小説とは違う感じだった。
    「世界中が雨だったら」が一番考えさせられた。
    弟がいるからかな。

    子育てって難しい。
    こどもとはいえ
    自分のお腹を痛めた子だとはいえ
    やっぱり別の人格なわけで
    気持ちを察することは難しいけど
    絶対に必要なこと。

    わかることはなくっても
    想像することは出来るはず。

    そして兄弟で比較するっていうのはよろしくないことですね。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    『いま、会いにゆきます』の所為で完全に純粋な物語だと思って読み始めましたが、ダークな話で驚きました。歪んでるとか狂ってるって言葉がしっくりきますが、だからこそ深みがあって面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    暗くて重い話が3つ。
    今までと違う感じでレビューも人それぞれだけど、私はすき。
    個人的に思い入れがある本*:;:*(◆UωU)ゞ*:;:*

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    2009年10月04日
  • 世界中が雨だったら

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    市川拓司はこういう作風でも文章が書けるんですね。
    登場人物や描写の仕方は市川拓司らしいんですけど。

     耐えられないのなら
     逃げ出せばいいのよ。恥ずかしいことではないわ

     多くを望まなければ、生きていくことは、
     そんなに難しいことじゃないのに

    こういうセリフはいかにも市川拓司という印象を受けました。
    他の作品に出てくる登場人物もこんな感じだったので。

    やっぱり純愛のイメージが先行しすぎたのかな。
    人間の弱さと狂気を並行して書いていることに驚きました。

    読み進めれば読み進めるほど。
    悲しみが増幅されて重くのしかかってきます。

    号泣してしまうような悲しみではな

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    2009年10月07日
  • 弘海 息子が海に還る朝

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    少々ファンタジスティック過ぎる感が否めないが、悪くない。題名からも、冒頭の文章からも息子である弘海がどこかへ行ってしまうことはわかる。それが天国なのか、はたまた全く違う場所なのか。読者はそんなことを思い描きながら読み進めるのではないだろうか。もしかしたら私の想像は当たっているかもしれないし、間違っているかもしれない、なんて。私もそうだった。しかし、最後には納得。もちろん、それがあり得ない話だとしても。最後は思わず涙が出てしまった。どうしても心温められずにはおれない市川ワールドが広がる。

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    2009年10月04日
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで

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    文庫本で、『いま、会いにゆきます』の著者の市川さんのエッセイ。自閉症と多動性障害をお持ちだそうですが、病気についてよりも、いかに乗り越えてきたかの話なので、作品に触れてから読むと共感するでしょう。

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    2026年04月01日
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで

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    ネタバレ

    純粋な人なんですね。
    発達障害の影響からか遠出が困難だったが、徐々に小説の映画化をきっかけに外の世界との繋がりが出てきていた。発達障害はむしろ個性なんだなと思いました。苦労されていることもありますが純粋が故にあの作品が生まれたのだなと納得しました。

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    2025年12月27日
  • こんなにも優しい、世界の終わりかた

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    ある日、世界に青い光が降り注ぐ。光があたった場所は物、人、すべてが硬化され永遠に時が止まる。それは死なのか、はたまた固まったままの永遠の生なのか。終末を前にしても不足する食料の争いは起こらないし、悪者は出てこない。残された時間があとわずかだと悟った人々は、愛する人に会いに行くため、ひた走る。この物語には愛しかない。愛しかないから薄っぺらくも感じられる。そこまでして作者は愛だけの物語を描きたかったのだろうと思う。

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    2025年12月26日
  • 恋愛寫眞 もうひとつの物語

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    皮膚病のせいで胃臭を放つ臭いを気にしている誠人は、鼻をすする恐ろしく華奢な静流と出会う。不器用な二人は、友達となり、静流は誠人に恋をする。
    自然の中で、お互いを尊重し合いながら、恋をしていく二人が美しい。

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    2025年12月01日
  • 本からはじまる物語

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    好きな恩田陸さんが入っていたので思わず読んでみた。短いながらほっこりする感じのものが多くてよかった。

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    2025年11月13日