市川拓司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この人の本は初めて読む。
「今会いに行きます」の著者ということだけ知っていた。
きれいな雰囲気のストーリーで画像にしたらきれいなんだろう、読みながら画像が頭の中に浮かんでくる。
映画化されていて、帯が宮崎あおいの写真だった。
こんな雰囲気の映画がはやっていた頃、上野樹里と市川隼人の映画を見た。
その映画を見たにはだいぶ前なのだけれど、記憶力も乏しいのでタイトルは忘れてしまったが。
私の頭の中では宮崎あおいよ市川隼人主演での画像が浮かんできていたのだけれど本当の映画は玉木宏なのでした。
ちょっと切ないきれいな雰囲気の映画の脚本のようなストーリーを得意とする作家なのかなと思った。 -
Posted by ブクログ
どの話も登場人物が、「みんな同じ」が得意な日本人的社会からは逸脱していて枠に収まらずに、集団から浮いている。
若さって躊躇がない。その人の本質を見ようとしない浅はかさが痛い。でも確かにある習性を垣間見て、「あ”ーーーー」とうなだれてしまった。
そんな環境に置かれた拗れに拗れた、若い恋たち。みんなそれぞれに不器用で、でも自分たちを自分たちたらしめる為に一生懸命だった。どの話も、学生の頃の恋を回想して、大人になった今「これから何か始まる予感」を孕んだ希望で締めくくられていた。まだ終わってない、これからスタート、これから続いてく、そんな風に主人公達が前に前に進んで行く感じが良かった。