吉川英治のレビュー一覧

  • 上杉謙信

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    謙信の一生ではなく、川中島の戦い前後を中心に描かれている。戦というものについての謙信の考え、また「敵に塩を送る」エピソードなどが彼の人柄を表していて、まさに「義の人」という感じを持った。

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    2023年06月19日
  • 鳴門秘帖(三)

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    ちょい話が粗いかなぁという感ありです。
    でも日本の娯楽の王道にあることは分かりました。最早その道は廃れてしまったのかも。。。とは思わなくないですけれども。

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    2023年05月28日
  • 上杉謙信

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    ネタバレ

    R5.4.27~8.23

    (きっかけ)
    青空文庫

    (感想)
    第二回川中島の戦いがメインの小説。
    まあまあ。
    「真田三代」と同時に読んでいたのでところどころごっちゃになってしまった・・・。
    悪くはないが、ちょっと物足りない。

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    2023年08月23日
  • 随筆宮本武蔵 随筆私本太平記

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    太平記、宮本武蔵の調査書
    私本太平記、宮本武蔵の本編は再販されているけれども、この随筆はなかなか再販されにくいのではと思う。中古でも見つけた即買いです。

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    2023年03月28日
  • 随筆 新平家

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    長い、平家物語を読み終えたら、ゆっくりこれを読んでみるといいです。
    じっくり、大事に大事に書いていたんだなぁ、と感慨深くなります。

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    2023年03月03日
  • 新・平家物語(十三)

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    屋島の合戦から彦島に逃がれる平家のお話。いよいよ最終局面に、突入。物語も終わりに近づく。
    印象的な、シーンは屋島での扇を射る那須与一。自分の命を賭けて矢を放つ描写はかなりのページではくりょくがある。

    その長門で奮戦する平知盛と屋島からやってくる、兄貴に当たる平宗盛がしっくりいかない。いずれにせよ、滅亡を予見する知盛、なんとか平家を残そうと画策する平時忠親子。平家内での思惑が錯綜します。

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    2023年01月09日
  • 三国志(十) 五丈原の巻(新潮文庫)

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    最終巻。蜀の諸葛亮孔明と魏の司馬懿仲達による火花散る軍師対決が繰り返されるも、天命には逆らえず、孔明は没し、よって三国志の幕は閉じる。
    終盤、魏もこれといった武将は現れず、蜀も趙雲は歳をとり、存在感があったのは姜維ぐらい。
    劉備と孔明が目指した漢復興は潰え、また次の時代の物語となっていく。孔明の死去=事実上の三国志の終焉と言って過言ではないでしょう。
    関羽・張飛をはじめ、たくさんの武将や軍師に出会えることができました。
    本当に有意義な読書時間を過ごせました。

    一度途中で挫折し、再び約2年をかけて読み終えています。充足感はあるものの、やはり少し寂しいですね。
    他にも北方三国志や宮城谷三国志など

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    2022年12月03日
  • 三国志(二) 群星の巻(新潮文庫)

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    曹操の冷酷なようなぶっ飛んでるような憎めないような、そんな複雑な魅力が良い。劉備が今のところ良い人すぎて面白みに欠ける(かつ作中でなかなか評価されない)ので、少年漫画やったら曹操パートの方が人気かもなとか思った。
    人民からしたらたまったもんじゃない戦乱の世やけど、外から見てる分にはそのどうしようもなさが面白い。大言を吐いたのにあっさり死んでしまったり、人民のためと言った側から人を軽んじたり、そういう人間の矮小さとか俗っぽさを突き放して描いているのが良いなあ。

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    2023年03月31日
  • 三国志(一) 桃園の巻(新潮文庫)

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    初めて手を出す歴史小説が三国志なの、私大丈夫やろか。
    見慣れない単語が多くあったけど、そこでつまずくと後がつかえてくるので止まらず読み進めた。それに雰囲気でするする読めるというか、展開の緩急の付け方がうまくて引っ張られる。
    いわゆるナレーションベースというかざっくり展開を飛ばす場合もあれば、風景から表情からじっくり描く場合もあり、長い歴史とそれを彩る人の生を感じた。

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    2023年07月26日
  • 三国志(九) 出師の巻(新潮文庫)

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    魏呉蜀が文字通り天下を三分し、それぞれが国力をつけていく中、関羽・張飛・劉備の桃園の三兄弟や乱世の奸雄曹操が立て続けに没する。呉の孫権はあっても、すでに周瑜は亡く、面子がやや寂しい。
    孔明の南征も、結果的には雑魚相手の横綱相撲だし。
    次は最終巻!孔明と司馬懿仲達の戦いの行方に期待します。

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    2022年11月08日
  • 三国志(八) 図南の巻(新潮文庫)

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    曹操は魏王に、劉備は蜀を制し漢中王となり、孫権率いる呉を含む三国が伯仲する時代へ。やっぱり孔明は天才のままで、黄忠を含む五虎大将軍の活躍と曹操の奸雄っぷりが描かれる。目立たないけど、鳳雛こと龐統もサクッと退場。
    年寄りと揶揄され、地団駄踏んで「わしゃまだやれる」とワガママ?だけども結果を出す黄忠、それを裏方でサポートする趙雲、ただの力自慢ではなく戦上手の張飛、諭されたらコロッと寝返ってしまう馬超、そして何とも小難しいおっさん臭が漂わせながらやっぱり強い関羽。なんだかんだで統率もとれキーパーソンが明確な蜀がわかりやすく強い、と感じられる。
    戦闘シーンがややワンパターン化してきてるのは長編として仕

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    2022年09月19日
  • マンガ 三国志Ⅰ 劉備と諸葛孔明

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    劉備、曹操、孫権の戦いになるまでの過程が結構ごちゃごちゃしているので、漫画でアウトラインを掴むことができるのは嬉しい。
    正史と三国志演義では描き方が違うらしい。
    吉川英治の三国志が原作。
    史実とは違うところもあるので、脚注が参考になってよい。
    本で読むとしたら吉川英治以外の作品に挑戦するのがいいかも。

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    2022年08月28日
  • 新・平家物語(十二)

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    一ノ谷合戦より約一年後の話。
    合戦後、鎌倉へその身を投獄された重衡は最後には興福寺の僧兵に引き渡され処刑されてしまう。そんな事を梅雨知らない平家一門は屋島で、力を蓄えている。話はほとんど義経を中心に進んでいくが、深まる頼朝との溝、景時との確執。西国に進軍している源範頼は決して戦上手ではなく、知盛相手に苦戦している。

    ページのほとんどが和歌山、田辺の湛増に割かれている。後半よりいよいよ、嵐の中、勝浦に上陸した、義経の進軍が屋島に向けて始まる。

    これだけ見ると英雄的行動であるが、もはや、梶原景時視点だと軍旗を乱す武将の一人にしか見えないだろう…。

    こういった中、平時忠は和平工作を持ちかけるが

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    2022年08月21日
  • 三国志(七) 望蜀の巻(新潮文庫)

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    ついに赤壁の戦いは切って落とされ、周瑜率いる呉軍の大勝利に終わる。ただ、その後は孔明が無双状態になってしまい、周瑜がかませ犬的なポジションになるのがやや可哀想。馬超も活躍するも奸雄曹操の壁は厚かった。
    黄忠も登場し、五虎大将軍が出揃う(厳密には馬超はまだ仲間になってない)ので、思わずニヤリ。
    劉備側では、圧倒的に趙雲がこまめに活躍している。最近登場が少ない割に、ある意味この物語の中で一番人間味のある言動をする張飛がいい。もちろん、あっさり人を殺すのはよくないけど。

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    2022年08月21日
  • 三国志(三) 草莽の巻(新潮文庫)

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    乱世の中で飛び交う智略謀略に躍らされる呂布。
    一方、父親として、娘を見守り、将来を案じる呂布。
    血生臭い戦闘の中で表れる彼の人間臭さに、彼を応援したくなる気持ちをおぼえた。

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    2022年07月29日
  • 源頼朝(二)

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    この中途半端とも言えなくもない時間軸での打ち切りはどういう意図だったんでしょう?
    解説のとおり来るべき『新平家物語』への布石的意味合いでもあるんでしょうか?何となくですが、実のところあまり頼朝について作家の関心は大きくなかったのでは?と感じます。表題とストーリーラインが大きくずれてるし、何より頼朝という存在をあまり評価してなかったのかな?と思わなくは無く。
    ところで発表・出版先との関係ってやっぱり昔からあるんですなぁ、むしろその部分の掘り下げ解説が欲しいと思った次第で。

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    2022年07月25日
  • 源頼朝(一)

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    読んだことあるかなぁ、記憶にない。
    大河ドラマ繋がりでやって来ましたが、まさに王道。
    頼朝、義経、清盛等、典型描写ですが、気にならない。
    そう考えると今の大河含めて、王道を行く歴史小説って最近あまりお目にかからないかも。現代野球じゃないけど、ほとんど手元で動いてます。
    悠久とも言うべき文体と言い、こういった先達があっての今かなと感じまする。

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    2022年07月23日
  • マンガ 三国志Ⅱ  赤壁の戦いと三国の攻防

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    諸葛孔明が出てきてからは、三国に分かれ敵味方がハッキリして分かりやすくて面白かった。冷静で自分を過信せず人を見る目がある人間が勝つ。

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    2022年07月21日
  • 三国志(一) 桃園の巻(新潮文庫)

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    ほんの序盤、ズッ友3兄弟の馴れ初めや、世界観の設定紹介程度。呂布や曹操が絡み始めたところ。
    先はまだまだ長いから…じっくり読む。
    三国志はどの作家もそれぞれに好きだけど、KOEIが入り口の私には吉川三国志が一番楽しい!

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    2022年05月19日
  • 新・水滸伝(四)

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    吉川英治さんの遺稿。

    梁山泊に集まった108人 全員集合!!!
    107人話あるのに…1人だけ無しって。

    ここから話がまた面白くなるぞー!
    と期待したところで終わり…

    切なすぎです。
    完結まで読みたかった。
    ほんまに残念です。

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    2022年05月15日