吉川英治のレビュー一覧

  • 新書太閤記(十)

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    信長の死後一年、めまぐるしい情勢の変化だった。しかし、賎ケ岳の一戦をもって、信長の衣鉢はすべて、秀吉に継承されたといっていい。ただ一人、秀吉には強敵が残った。海道一の弓取り家康である。その家康も名器“初花”を秀吉に献じて戦勝を祝した。だが、秀吉の天下経営に不満を抱く信長の次子・信雄は、家康と結び、秀吉に真っ向から敵対する。かくて小牧山に戦端が開かれる。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(九)

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    天下統一にまっしぐらに進んでいた信長の死。しかも嗣子の信忠もろともの死であっただけに、後継者問題は織田家の内外を通じて、頭の痛いことであった。清洲会議の決定も、次第に宇に浮いてゆく。いち早く光秀を誅殺し、家中第一の発言権を確保した秀吉、一歩遅れたりといえど、宿老として重きをなす勝家。激化する二人の対立に、信長の子・信雄、信孝の思惑がからんで賎ケ嶽合戦へと進む。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(八)

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    信長凶刃に斃るの報を、織田の諸将はどう受けとったのか。秀吉は備中・高松城を水攻めに計った矢先。もし毛利方に信長の死が洩れたなら、情勢はどう変っていくか。まさに薄氷をふむ思いで、秀吉はこの3日間を過した。だが、彼の心気は生涯の内で最も充実したときであったろう。主君の弔合戦に姫路城を進発した秀吉の眉間は明るく、思惑はずれの天下に失望した光秀とは好対照をなしていた。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(七)

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    天正10年春、信長は得意の絶頂にあった。東方の脅威だった武田氏はわが蹂躪に沈み、天下統一の道は西国を残すのみとなった。その西国も、秀吉が高松城を包囲し、着々戦果を上げていたが、救援毛利勢の動き如何では、覇業に頓座をきたすとも見えた。かくて信長出陣。だが出陣にも似ぬ軽装は、信長一期の不覚といえよう。運明の本能寺!鞭を揚げて東を指したのは、逆臣光秀であった。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(六)

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    信長の天下統一の最後の難敵が、中国の毛利一族であった。この征討にあたるのが秀吉である。しかし、連戦連勝を重ねた金瓢も、今度はどうしたものか生気がない。一城を奪えば、また奪回され、戦線は膠着。信長の苛立ち、秀吉の苦慮。そして秀吉が股肱とも頼む、竹中半兵衛、黒田官兵衛の身にも異変は起きた。一方、衰運急な武田氏は春の淡雪と共に消え、戦国地図は大いに変ろうとしている。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(五)

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    家康と信長の援軍が三方ケ原で完敗を喫してから僅か三年、信長・家康の連合軍は、宿敵武田軍に潰滅的な打撃を加えた。世にいう長篠の合戦である。武田の騎馬軍団を織田の鉄砲軍団が完膚なきまでに叩きのめした一戦であり、素早く実戦に鉄砲威力を採り入れた信長の炯眼が光っていた。また、三河武士の名をあげたものに、鳥居強右衛門の懦夫をも起たす鬼神の働きがあり、家康も面目を施す。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(四)

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    出る杭は打たれる。―永禄の終りから元亀の初めにかけての信長が、まさにその状態に置かれていた。東北には武田・上杉の古豪が若輩何するものぞと眼を光らし、西北には浅井・朝倉が虎視眈々と隙をうかがっている。折も折、西上を打診しつづけていた信玄は、信長の盟友徳川家康を襲った。浜松城北方の台地・三方ケ原に徳川軍をおびき出し、これを粉砕した。家康、生涯唯一の完敗であった。

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    2009年10月04日
  • 新書太閤記(三)

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    桶狭間の大勝は、尾張に信長あり、と武名を喧伝はされたが、天下統一への道は第一歩を踏み出したにすぎない。信長の次なる目標は、美濃の攻略である。その拠点ともなるべき洲股―尾濃の国境に天険を誇る要害の地に、織田軍団の足場をつくりたい。これが信長の渇望であった。だが言うは易く、工事は至難。重臣、みな反対である。時に藤吉郎ひとり、賛成論をブッた。当然、大命は藤吉郎に。

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    2009年10月04日
  • 新・平家物語(一)

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    三国志が面白かったので、全巻購入しましたが、なかなかノレずに1巻で足踏みしています。平家物語の人物に興味がわかないのかな?

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    2009年10月04日
  • 源頼朝(二)

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    大河ドラマ義経に影響されて読みました。 この頼朝が侍の世を創り南北朝をへて徳川慶喜までか・・ 歴史は深いなぁ

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    2009年10月04日
  • 宮本武蔵(4)

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    「あまりにも、覚悟し切ってしまった、その死に対して、彼の知性はもう間に合いもしない−−死の意義、死の苦痛、死後の先などと、百歳まで生きてみても、解決しそうにないそんな問題に、今さら、焦燥する愚をやめてしまったのかも知れない。」(4巻p.287)
    雲の抱くおおきな万象の上から見れば、一匹の蝶の死も一個の人間の死も、なんらの変わりもないほどのものでしかない。けれど人類の持つ天地から観れば、一個の死は、人類全体の生に関わってゆくのだ。人類の永遠な生に対して、よい暗示か、悪い暗示かを地上に描いてゆくことになる。
    (よく死のう!)と武蔵はここまで来た。
    (いかによく死ぬか?)に彼の最大の最後の目的はある

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    2020年08月18日
  • 新・水滸伝

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    購入済み

    絶筆品です

    水滸伝の話として最後まで読みたいと考えているなら、
    他の版の購入をお勧めします。
    吉川英治の流麗にしてメリハリの効いた文章はお楽しみいただけるのは間違い無いですけどね。
    最後まで行ければ三国志と並ぶ佳作になったであろうに残念です。
    まあ、お好みで。

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    2025年01月22日
  • 吉川英治 電子全集16

    000

    購入済み

    絶筆品です

    途中で絶筆してます。
    最後まで読めないのでちゃんと読みたいのであれば、
    他の版を購入しましょう。
    まあ、お好みで。

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    2025年01月17日
  • 新・水滸伝 第一巻

    000

    これは未完です

    吉川さんの作品なのでサクサク読めますが、未完です。
    水滸伝を完読したい場合は、他の作品を読むことをお勧めします。
    ある意味吉川さんのファン向けの作品かも。
    お好みで。

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    2024年03月05日
  • 宮本武蔵全八冊合本版

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    冗長

    武蔵以外のお杉婆の話だとか、本筋以外のストーリーが長い、冗長。
    正直、飛ばしながら読んだ。
    また、文章も今時の文章ではないので読みにくいし、頭にスッと入ってこない時もある。

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    2019年11月17日
  • マンガ 三国志Ⅰ 劉備と諸葛孔明

    この帯さえなければ

    読みたいと思うのだが、このクソのような帯がある限り手にすることはないだろう。この帯を外したバージョンを配信してくれないだろうか。

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    2020年12月09日