宮本武蔵(4)
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宮本武蔵(4)

809円 (税込)
404円 (税込) 12月25日まで

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いまや、武蔵は吉岡一門の敵である。清十郎の弟・伝七郎が武蔵に叩きつけた果し状! 雪の舞い、血の散る蓮華王院。つづいて吉岡一門あげての第二の遺恨試合。一乗寺下り松に、吉岡門下の精鋭七十余人が、どっと武蔵を襲う。--「一回一回の原稿が出来上がるまでは、主人の気迫が反映して、私どもまで緊張につつまれる毎日」だったと、文子夫人は当時の著者を回想している。

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宮本武蔵 のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 宮本武蔵(1)
    値引き
    768円 (税込)
    385円 (税込) 12月25日まで
    野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。
  • 宮本武蔵(2)
    値引き
    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    沢庵の温かい計らいで、武蔵は剣の修行に専念することを得た。可憐なお通を突き放してまで、彼が求めた剣の道とは? だが、京畿に剣名高い吉岡一門の腐敗ぶり。大和の宝蔵院で味わった敗北感、剣の王城を自負する柳生の庄で身に沁みた挫折感。武蔵の行く手は厳しさを増す。一方、又八は堕ちるところまで堕ちて、偶然手に入れた印可目録から、佐々木小次郎を名乗ったりする。
  • 宮本武蔵(3)
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    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    吉岡清十郎と雌雄を決す! 武蔵の年来の宿望は、ここに実現の運びとなった。時、慶長十年正月九日。場所は京都・蓮台寺野。もし武蔵が勝てば、その名声は京畿を圧するだろう。--武蔵は思いのまま戦い、勝利をおさめたが、彼の得たものは、心の虚しさでしかなかった。一方、蜂の巣を突いたような吉岡一門から、一門きっての暴れん坊、吉岡伝七郎が鎌首をもたげてきた。
  • 宮本武蔵(4)
    値引き
    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    いまや、武蔵は吉岡一門の敵である。清十郎の弟・伝七郎が武蔵に叩きつけた果し状! 雪の舞い、血の散る蓮華王院。つづいて吉岡一門あげての第二の遺恨試合。一乗寺下り松に、吉岡門下の精鋭七十余人が、どっと武蔵を襲う。--「一回一回の原稿が出来上がるまでは、主人の気迫が反映して、私どもまで緊張につつまれる毎日」だったと、文子夫人は当時の著者を回想している。
  • 宮本武蔵(5)
    値引き
    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    吉岡一門との決闘を切り抜け、武蔵は多大の自信とそれ以上の自省を与えられた。そしてまた、大勝負の後に訪れたゆくりなき邂逅。それはお通であり、又八であり、お杉婆であり、宿命の人・小次郎であった。その人々が、今後の武蔵の運命を微妙に織りなしてゆく。山ならば三合目を過ぎて、いま武蔵の行く木曽路、遥かな剣聖を思い、お通を案じる道中は、四合目の急坂にかかる。
  • 宮本武蔵(6)
    値引き
    814円 (税込)
    407円 (税込) 12月25日まで
    長い遍歴をともに重ねてきた城太郎は、木曽路でぷっつり消息を絶ち、武蔵は、下総の法典ケ原で未墾の荒野に挑む。恃むべき剣を捨て、鍬を持った武蔵。これこそ一乗寺以後の武蔵の変身である。相手は不毛の大地であり、無情の風雨であり、自然の暴威であった。--その頃、小次郎は江戸に在って小幡一門と血と血で争い、武蔵の“美しい落し物”も、江戸の巷に身を寄せていた。
  • 宮本武蔵(7)
    値引き
    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    わが国の新聞小説で「宮本武蔵」ほど反響をよんだ小説はないであろう。その一回一回に日本中が一喜一憂し、読者は武蔵とともに剣を振い、お通とともに泣いた。そしていまひとつ気になる存在--小次郎の剣に磨きがかかればかかるほど、読者は焦躁する。その小次郎は、いち早く細川家に仕官するという。宿命の敵、武蔵と小次郎の対決のときは、唸りをうって刻まれてゆく。
  • 宮本武蔵(8)
    値引き
    809円 (税込)
    404円 (税込) 12月25日まで
    当初、二百回ぐらいの約束で、新聞連載が開始されたが、作者の意気込み、読者・新聞社の熱望で、千余回の大作に発展した。一度スタートした構成を途中から変えることは至難だが、さすがは新聞小説の名手。ただし構成は幾変転しようと、巌流島の対決で終局を飾ることは、不動の構成であった。作者が結びの筆をおいたとき、十二貫の痩身は、十貫台に--。文字通り、鏤骨の名作。

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宮本武蔵(4) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ストイックなだけでは、駄目であると学んだ武蔵。
    張り詰めているだけでは、ピンと張った糸は必ずいつかは、切れてしまう。
    そうならない為にも、どこかで弛ませないとならない。
    飴と鞭は、使いようである。

    0
    2019年01月08日

    Posted by ブクログ

    待っていましたの第四巻。

    三巻と同様、本阿弥光悦に誘われ、
    美しい世界でしばしの休暇を味わった後、
    宿敵吉岡一門との死闘に臨む武蔵。
    いよいよ宮本武蔵と言えば!のアレが登場する!

    そしてついに読者も待ち望んでいたであろう、
    すれ違いを続けてきたお通との再開。
    強さを追い求めてきた武蔵だったが、

    0
    2015年10月05日

    Posted by ブクログ

    今の所、この4巻が一番好き。はらはら、どきどき、ほんわか、色々な気持ちを味わえた。
    そして少し泣いた。
    2014/8/17

    0
    2014年08月17日

    Posted by ブクログ

    修羅場に二刀流の動。
    茶の作法のようなおもてなしの静。
    人間味を感じる描写。
    直ぐに次が読みたくなる。

    0
    2014年04月01日

    Posted by ブクログ

    「そこで吉野が説明していうには、この扇屋の囲いの中にある牡丹畑は、扇屋の建つよりもずっと以前からあるもので、百年以上も経った牡丹の古株がたくさんある。その古株から新しい花を咲かせるには、毎年、冬にかかるころ、虫のついた古株をきって、新芽の育つように剪定してやる。――薪はその時に出来るのであるが、もち

    0
    2013年06月26日

    Posted by ブクログ

    何か特に四巻面白かった。
    前巻で撃破した吉岡清十郎の弟、伝七郎をも、まさかのキャバクラついでに撃破。何故か京都の寒い冬を思い出しました。
    光悦親子が象徴する安穏さとスゲー寒い冬の対比。冷たいようで優しい京都が思い出されるのは何故。
    吉岡一門との戦争の一方で人と交わるに血生臭い獣は要らぬと暗喩する。野

    0
    2012年08月09日

    Posted by ブクログ

    吉野太夫が武蔵に話した琵琶の話(p176-77)がよかった。琵琶の中にある一本の横木、骨でもあり、臓でもあり、心でもある横木は、ただ剛直なのではなく、実はわざと抑揚の波が刻みつけられていたり、弛みがあったりする。人間もこれと同じで、美しい音色を奏でようと思えば、ただ張り詰めているのではダメで、少しの

    0
    2012年01月23日

    Posted by ブクログ

    宮本武蔵という題名ながら、
    当然、武蔵一人、を延々と描いているわけではない。


    又八、お通、城太郎、朱美、小次郎、、、
    三国志の千人とはいかないまでも、多くの人間達が絡み合う。


    関ヶ原の戦いの落ち武者、武蔵が、最も敵としたのは恋心か。
    神では無い、人間武蔵の戦いは尽きない。


    本巻では、「死

    0
    2011年01月15日

    Posted by ブクログ

    伝七郎との立ち合い

    お通との再会

    吉岡一門との死闘

    が描かれています。

    だんだんと武蔵の人生観や、剣の道に生きるものとしての心構えが形成されていきます。求道者として成長していくのが楽しみです。

    お通との再会で、武蔵は自分の心情を吐露します。その姿は宮本武蔵として何か神格化された存在ではなく

    0
    2010年10月21日

    Posted by ブクログ

    一乗寺下り松での武蔵。最高。その武士たる決意を如実に書かれてる吉川さんの腕に脱帽。心討たれる。しかと読むべき巻。

    0
    2009年10月04日

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