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野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。
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匿名
新旧の序文を読むと、連載中もその後も、いかに作者が世間の反響、人々への影響を意識し、責任と重圧を感じていたかがうかがえますが、それも納得です。 映画などでも有名な、関ヶ原の戦の跡からはじまるストーリーに引き込まれ、作者独特の詩情豊かな文体も相俟ってどんどん先を読み進めたくなります。
#アツい #切ない #ドキドキハラハラ
Posted by ブクログ
宮本武蔵(1~8) 著:吉川英治 物語は天下分け目の大合戦「関ケ原の戦い」から始まる。 悪鬼である新免武蔵とその幼馴染本位伝又八はその負け戦から必死に這い上がろうとする。 天下無双を目指し、共に歩を歩む二人、そして違えてそしてまた交差して、武蔵を中心とした大きなうねりが記されている。 本格的...続きを読むに初めて読んだ時代小説。読みにくさは感じず、血沸き肉躍る感覚がストレート伝わる表現力の高さに冒頭は圧倒された。戦いの描写のみならず、心の内面と成長を描く英雄者という括りには収まらず、当時の日本国の暮らしぶりや文化や息遣いまで触れることが出来る。 多くの著名人が愛読書として挙げる本書。ある人曰く「5回読んで初めて分かり始める。」 深い言葉ではあるものの読んだ今ならその意味はわかる。 5回連続読むものではなく、人生の局面で教えを乞うような触れ方が良いのかもしれない。 大和魂の塊のような武蔵の生き様に誰しもが惹かれ、憧れ、真似していくのは時代が変わっても残り続けるのかもしれない。
これで3回目?と言っても武蔵ファンで何度も通読されている方も多いが、1巻が3回目で未だ9巻まで通読したことが無い。 とてつもなく面白く読め、剣の道を究めんとする武蔵の懊悩が深いところは成長物語として良いし、沢庵や吉岡をはじめとする登場人物も陰影が深くて興味深い。 しかし、お通やお杉を始めとする女性...続きを読むキャラの造形がいくら武家の時代(そして書かれたのが戦前)とはいえ、あまりにも魅力が無いのが残念。これは好みだろうが…。
漫画の原作となった吉川英治渾身の一冊。宮本武蔵の青年期から巌流島の決闘までが詳細に丁寧に描かれている。又八、お杉婆、お通、沢庵和尚などとの交わりや別れ、槍の宝蔵院、吉岡一門、宍戸梅軒、祇園藤次などとの戦いも凄まじいの一言。長い小説の中では、武蔵の成長が随所に感じられるセリフが登場するが、5巻の以下の...続きを読むシーンは特に印象に残った。 『ああ富士山か』(中略)『人間の小ささ!』武蔵はうたれたのである。(中略)ばか、なぜ人間が小さい。人間に目に映って初めて自然は偉大なのである。人間の心を通じ得て、初めて神の存在はあるのだ。 伊勢神宮を訪れてありがたさに涙が出るのも人間の心のなせる技、心を磨くことが肝心なのだ。
子難しくなくて解りやすいので、どんどん読めます。 獣のような武蔵(たけぞう)から、三年後には宮本武蔵に改め、知性や礼儀を身につけた武蔵は結構色っぽくも映ります。 現実には無い表現もすこーしあって、それが比喩であれど「燃える」武蔵を表現するにはぴったりだったりもします。 とある漫画で宮本武蔵が気になっ...続きを読むたので、オトナ買いしましたが、手に取って良かったです。
驚愕、これが本当に70年くらい前に書かれた本なのか。心情や情景描写が鮮やかで引きこまれる。 吉岡道場の落ちぶれ具合は先にあるマンガで見ていた内容と異なり意外。
これも高校時代に挫折した本です。いろいろ挫折してます; 1巻目はまだ物語的な感じが強いです。 「人間の差は、年にはよらないものである。質でありまた質の研きによる。平常の修養鍛錬がものをいうことになると、王者と貧者とでも、この違いはどうにもならない。」 「『たとえば、おぬしの勇気もそうだ、...続きを読む今日までの振舞は、無智から来ている生命知らずの蛮勇だ、人間の勇気ではない、武士の強さとはそんなものじゃないのだ。怖いものの怖さをよく知っているのが人間の勇気であり、生命は、惜しみいたわって珠とも抱き、そして、真の死所を得ることが、真の人間というものじゃ。…惜しいと、わしがいうたのはそのことだ。おぬしには生れながらの腕力と剛気はあるが、学問がない、武道の悪いところだけを学んで、智徳を磨こうとしなかった。文武二道というが、二道とはふた道と読むのではない。二つを備えて、一つの道だよ。――わかるか、武蔵』」
社会人になった後ですが、「バガボンド」という漫画を読み、 原作となる本書を読みました。 結果、漫画とは違うストーリーで、楽しめる内容でした。 人の一生というものを考えさせられる作品で、 最初に読んだのが20代、次に読んだのが30台前半でしたが、 その場その場の出来事のとらえ方がその年代で大分変わっ...続きを読むたな。 と感じたのをよく覚えています。 自分自身の人生の重みが変わったのが影響しているのか? 今後、何度か読み返すことがあると思いますが、 また、何か得られるものがあると思うと、今から楽しみです。
安藤忠雄 仕事をつくるからのリファレンス。漫画バガボンドの原作です。やっぱり人が語り継ぐ名著には独特の「気」があるもんだと。 第一巻では関ヶ原で拾った命の行き場を求めて、武蔵と又八を囲む人生が交差します。 旅の始まりを予感させる、オーケストラでいえば各楽器が思い思いにチューニングしている混沌の状態...続きを読むです。
現代(当時)の若者へのメッセージを込めたと本書のはじめで著者が述べている。 ”怒らないことを美徳だと考えられているが、怒りから発せられるエネルギーを重んじなければならない”、だとか、”恥の文化によって自治が守られていた”だとか、そういう部分がメッセージなのだろうか。 後者の言葉は特に印象的だった。...続きを読む 武蔵は関ヶ原の戦に破れ、友人と別れても義務感に駆られて故郷に帰る。友人を巻き添えにしてしまった責任感がある。物語には、武蔵の他にも名誉のために苦しむ人々が登場する。「恥を知れ」という言葉があるけれど、日本人の中には名誉や恥を重んじる血が流れている。 ところで、武蔵の姉が幽閉されてから一度も登場していないが、どうしているのだろう…。
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