吉川英治のレビュー一覧

  • 私本太平記(七)

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    桜井の宿での、楠木正成・正行親子の別れが、なんか力が込められて書かれているなと思う。ちょっと泣けた。こういう親父って憧れるな。

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    2009年10月04日
  • 私本太平記(五)

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    吉川英治は、滅び行く人々の悲劇を描くのがものすごいうまいと感じさせられていた。北条氏の滅びる第5巻は、圧巻だと思う。これまでの天皇方の苦悩をうまく表現してきただけに、北条氏の滅亡はさらなる悲劇を感じさせられるのかも。北条仲時、赤橋守時、北条高時、それぞれの最期が印象的に描かれている。

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    2009年10月04日
  • 私本太平記(六)

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    私本太平記5巻の紹介で、吉川英治は滅び行く人々の悲劇を描くのがものすごいうまいと書いたが、この6巻でも、印象的に散っていく人がいる。後醍醐天皇の息子で、天皇家にしては珍しい剛の者、大塔の宮護良親王。担ぎ上げられるだけ担ぎ上げられ、落日のさなか誰も助ける者がいない悲劇。人に恵まれればもっと活躍しただろうなと思う。

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    2009年10月04日
  • 新・水滸伝(一)

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    中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた108の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説『水滸伝』の発端

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    2009年10月04日
  • 三国志(七) 望蜀の巻(新潮文庫)

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    208年終わり赤壁の続きから、211年劉備の入蜀、212年劉備夫人の呉への逃げ出しまで。
    周瑜の描き方が酷い。これではピエロ。にも関わらず諸葛亮の最後の礼儀は最低限の尊敬か。
    孫権妹の婚儀のドタバタも酷い。ただしこの話は実際にも酷い部分があるのである程度は仕方がないかも。
    張松が荊州に寄ると劉備らが出迎える。どうして知ったのか、意味不明である。

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    2026年05月21日
  • 三国志(十) 五丈原の巻(新潮文庫)

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    諸葛亮1人に背負わせすぎたので蜀は滅んだのではないかと思ってしまう。そして三国志を終わらせたのは劉備でも曹操でも孫権でもなく司馬懿一族というのがなんともやるせない。

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    2026年05月06日
  • 三国志(六) 赤壁の巻(新潮文庫)

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    劉備、諸葛亮の出会いの残り部分から長坂を経て、本巻の2/3は赤壁。それでも終わらない。あと少しなのに、なぜこう言う区切り方をするのか。次回に期待、と言うわけではないのに。
    そして赤壁について詳しく語るのはいいのだが、諸葛亮活躍しすぎ。史実とあまりに違いすぎ。二喬の話を持ち出して、周瑜を怒らせる。ひどい。それでも巻末の渡辺氏の解説によれば、周瑜の書き方について、三国志演義に比べればだいぶ持ち上げるようにしたらしい。冗談じゃない。演義はこれより酷い書き方をしているのか。読むに耐えない本だろう。

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    2026年04月26日
  • 三国志(五) 孔明の巻(新潮文庫)

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    200年、関羽の脱出、官渡の戦いから、208年、劉備の諸葛亮三顧の礼までを描く。
    諸葛亮が襄陽へ流れ着くまでを一族全体を含めて丁寧に描く。これは初めて読んだような。
    どうにも位置関係がおかしい部分がある。本巻では、徐庶が許都へ赴く途中、すぐだからと隆中へ寄る。

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    2026年04月07日
  • 三国志(四) 臣道の巻(新潮文庫)

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    呂布の討伐から、官渡の戦い前哨戦まで。
    官渡の戦いは、曹操にとって重要かつそのまま戦えば必敗、兵力差で圧倒的に負けている戦いであったはずだが、相変わらず軽い。兵力も曹操側が10万?
    関羽の気持ちの描写は丁寧。ここに吉川の気持ちがあるのか。

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    2026年03月25日
  • 三国志(三) 草莽の巻(新潮文庫)

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    195年、献帝の長安脱出から、198年曹操の呂布討伐途中までを描く。
    呂布と劉備が、徐州と小沛を行ったり来たり。漫画。呂布の描き方がひどい。ここまで馬鹿か。まさにピエロ。
    途中、孫策が瞬く間に江東で勢力を築くまでを丁寧に描く。あまり読むことのない話で、これは嬉しい。

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    2026年02月10日
  • 三国志(二) 群星の巻(新潮文庫)

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    189年反董卓連合の結成から、195年濮陽の戦い、長安内部の争いまで。
    いきなり曹操が全国に声をかけ、何十万人も集める。流石にリーダーは袁紹になるが、曹操が全体の参謀に。ありえないだろう。そんな位も低く、35歳程度の若さで。
    そしてこの巻の中心は董卓、呂布、貂蝉の争い。延々と詳細を記す。しかも貂蝉がそれほど意味ある仕事をせず、そして死ぬ。なんだかなあ。

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    2026年01月31日
  • 三国志(一) 桃園の巻(新潮文庫)

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    181年ごろ(作者の勘違いらしいが)、劉備の放浪から、189年、董卓の洛陽での暴虐までを描く。
    しかし、吉川三国志とはここまで軽い話だったのか。ほとんど漫画である。例えば最後のエピソード、曹操が単独で董卓を殺そうとする。気が付かれて剣を捨て、逃げる。呆れる。
    劉備ら三人の盟約で始まるかと思っていたが、巻の半分ほどでやっと。導入が長すぎ。
    途中で唐突に李白の長干行。気が付かない人も多いのでは。まったく???

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    2026年01月28日
  • 三国志(一) 桃園の巻(新潮文庫)

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    言葉の言い回しが難しいところもあったけど、文字が大きくて、所々注もあったから何とか読めた。
    ここから面白くなりそうだから、次も頑張って読みたい。

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    2025年11月02日
  • マンガ 三国志Ⅱ  赤壁の戦いと三国の攻防

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    諸葛亮がずっといいやつだった。
    かなり展開が早くて、知識として取り入れるには最高だったけれど、お話としてはもっとゆっくり読みたかったので、また違うバージョンの三国志を探そうと思った。

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    2025年08月31日
  • 三国志(八)

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    あぁー、遂に読み終わった。最後まで読んでみて、吉川英治の三国志は、本当に劉備〜孔明へと続いた壮大な戦記であったとつくづく思った。孔明の聡明さ、人としての生真面目さ、知謀家が物語後半の随所に見られて、面白かった。孔明が。亡くなる間際から孔明死後の、吉川英治の解説は、物語を十分に引き立たせてくれた。

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    2025年05月11日
  • 三国志(五)

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    赤壁の戦いのスケールの大きさに圧巻。智力と謀略の限りを尽くし、騙し、騙される様は、現代の中国はじめ、大国の侵略のやり方に似ている感があった。

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    2025年04月20日
  • 平の将門

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    正直こんな歴史小説、初めて読んだ感あり。
    主人公に志は感じられず、当方のような凡民みたく、儘ならぬ人生に苦闘する。
    作家も遠回しに的に書いてましたが、任侠ものそのもの。何かを見出す史上の人物ではないかも。
    でもだからこそ今でも庶民の中に名が知れているのかもなぁ。純友なんか無名に近いことも鑑みると尚更思えます。

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    2025年04月19日
  • 三国志(四)

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    いよいよ、諸葛孔明登場で、中盤から盛り上がりを見せてきた。曹操の無慈悲なまでのリーダーシップは凄い。劉備玄徳の仁と言えば聞こえは良いが、リスクを取らない優柔不断さが、もやもやする。

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    2025年04月05日
  • 三国志(八)

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    中学時代の同級生が読んでいて、三国無双とかゲームもやっていて、歴史上の人物に興味を持って読み始めた本。

    劉備亡き後、孔明が中心。司馬仲達、公明の智略戦。策士、策に溺れす。
    1人のカリスマが歴史を作ることはできるが、1人のカリスマだけでは長く世を束ねることはできない!

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    2025年03月28日
  • 三国志(七)

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    中学時代の同級生が読んでいて、三国無双とかゲームもやっていて、歴史上の人物に興味を持って読み始めた本。

    三国時代も終盤に差し掛かり、主力武将が終焉を迎えていく。関羽、曹操、劉備、、、

    それでも三国志はまだ終わらない。。
    最後まで歴史を味わいたい!

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    2025年03月28日